平成10年9月22日(火)〜

ぼくが王様だよ
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 お題だけのリクエストだったためか、もう翌日にはお返事がありました。


なのはな様 平成10年3月28日 発言No.87

はにゃにゃにゃ〜〜〜☆



 まさに「イキアタリバッタリ」。
 つまり、即興性ということです。「出たとこ勝負」でもいいでしょうか。
 上記なのはなさんの出題の翌日、私も、すばやく応じました。
 何日も待たせたくない、という気持ちももちろんだったのですが、すぐ生まれてきてしまったので、ほぼ苦労無しです。
 私の前回の4行小説『蛍光灯』は、(大作でしたけれど)、2月27日(発言No.51)の作でした。ほぼ一ヶ月ぶりです。


お題 なのはな様 平成10年3月28日 発言No.87
作成 平成10年3月29日 発言No.90




『風の城』

「ぼっちゃま〜 和夫様〜 ああん、どこいったのかしら」
カオリがあんなに小さい。ふふ、ミイが屋根から見てる。
少し揺れるけど、手のひらに血がにじんでるけど、
とうとう登ったんだ。飛んでるみたいだ。ぼくが、この国の王様だよ。











ちは〜

まずは、なのはなさん風に。いかがでしょ?
はじめは全くだめでしたが、ひと眠りしたあと、覚めるかさめないとき浮かんで、これだ、ってPCをON! メモしました。
幼すぎるかな (^^)?

さて、お次は、和香様式。結の行への織り込みをご賞味下さい。





お題 なのはな様 平成10年3月28日 発言No.87
作成 平成10年3月29日 発言No.90




『風の城』

もしもし・・・ どなたです・・・
和夫さん。お願い、困ってるの。眠れないの。
どうしたんです、奥さん。またつまんないことじゃないでしょうね。
うちのカオリちゃんに悪い虫がついてるの。あんな由緒正しい子に雑種が。
ふ〜う。 そうですねえ・・・
空咳をするのがいいですね。後ろで。











う〜む。
久しぶりにやったら、やっぱり楽しい (^o^)

次も、私に答えさせて。
よんろすくおねげえすますだあ、はあ、・・・
(↑ この行はフィクションです。特定の地方または文化を、ごにょごにょ・・・)

ではまた〜

(平成10年3月29日 発言No.90 全文)


 一つのお題から二つの4行小説。これについてはもう珍しくありません。
 とはいえ、今回の出来は、う・・・・・ん、我ながら、レベル高い、と思います。

『風の城』 なのはなさん風
 なのはなさん風、つまり、結の行への織り込みは無いということです。が、それだけではなく、彼女の人柄などそれまでに感じ取っていた私なりの「なのはなさん」をなかば演じるようにして、創ってみたというわけです。
 文体模写、ということでしょうか。でも、今読んでみると、「なのはなさん」ではありませんね、やはり。でも、和香そのものでもない。
 お題「風の城」を、これほどまで、すがすがしく、誇らしく、掲示することは、他のお話ではちょっと無理なのではないでしょうか。
 ふだんの私には、とてもつくれません。思い出の一作となりました。

『風の城』 和香様式
 これは従来通りの、定型となります。
 これも、奥深い。
 なのはなさん風では、お手伝いさんがカオリで、猫はミイでした。和香様式では、カオリは猫? という具合に、移ろってきます。
 そして、純真な和夫少年は、どうやら、有閑マダムのお相手をするまでに成長してしまったよう。
 ・・・などなど、すぐ上にある同題のお話と妙なぐあいに連関しながら、しかし、これだけでも十分、4行小説として自立している。
 狂おしく鳴き交わす猫の恋人たち。奥さんが電話をしたのはきっと、ほてって、我慢できなくて、でしょうね。
 終わりの二行の、呼吸が、なんとも言えないほど、気に入っています。


なのはな様 平成10年4月7日 発言No.95

和香さん、ケイトさん、小熊ライフさんへ



ちは〜

私風、見事掴んでますよ。びっくりです。

お誉めいただき、ひとあんしんです。

では、行きます。和香様式。





お題 なのはな様 平成10年4月7日 発言No.95
作成 平成10年4月8日 発言No.98




『桜道』

連続婦女暴行魔、許すまじ!
「おすっ」「はいっ」「は〜い」
おとり捜査をやる。
「げぇ」「えと、本官は、その」「・・・」
・・・冗談じゃねえぞう・・・本官だって都大会準決・・・
ごそごそ ぱたぱた
・・・胸毛はどうすんだよー・・・ひええ・・・
「ねぇ、どう〜」「見て見て、あたしをみて」「・・・うふふ」
さむいな。ま、暗いから見間違えるだろ。












(*^_^*)

次は、もうすこしきれいに咲かせるつもりですから、お題くださいませ!

もし、なのはなさんが創ってみたいというのでしたら、

『廃墟』

なんてのはいかがでしょう?


もちろん、・・・わたしもためしに・・・という方がいましたら、遠慮なく、どうぞ!

では〜

(平成10年4月8日 発言No.98 全文)


『桜道』
 う・・・・・ん、これはちょっと。
 三人目の刑事さんが、あやしいようなかわいいような感じして、面白いです。
 しかし、駄作とまでは言いませんが、ボツにして別の織り込みを考えた方がよかったのでは、という出来でした。
 いかがでしょう。
 こういうコミカルなの、お好きですか?



平成10年4月13日 発言No.100

祝 100









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