エンジンの美化に欠かせないのが 「耐熱塗料」 でございます。
で、特にバイクの場合、キャブのメンテやらなんやらでガソリンダラダラっていうことが多いんで、
塗料が油脂にどの程度の耐性を持ってるかが、か〜なり気になってたわけです。
ホームセンターなんかに行くと、何種類かのそれが並んでるけど、いったいどれがいいのか!?
悩みを解消するには、実際に試すのが一番!

最初の対決、
SOFT99耐熱ペイント(シルバー)vs HONDA ACCESS耐熱ペイント(半ツヤ黒)
半々に塗って実験。
テストに使った丸いものは、ゴリラ用エンジンのヘッド左サイドカバー。
焼きは、お魚グリルで実施。
電気グリルなので火力の微調整ができません。(強・中・弱の3段階しかない!)
焼けすぎて燃えると困るので、一応弱火3分間でやめときました。
4〜5分の冷却時間をおいて、ガソリンにどぶ浸け。
すると!  浸した直後からSOFT99がシュワシュワ溶けだした!
ストーブ・マフラーの塗装ならともかく、エンジンには不向きであることが判明。
ガソリンの中でラメが踊る様は、結構キレイだったりする。
それに対してHONDA ACCESS は何の変化もなし。
さすが!
しかし、ウエスで擦ってみると・・・
ありゃりゃ、両方ともあっさり取れちゃった。
改めてホンダ純正品の注意書きを読むと・・・
「150℃で15分以上加熱乾燥させろ。でないと溶けるよ」 とあるではありませんか。
ちなみにSOFT99は 「よく乾燥させろ」 としか書いてない。
SOFT99の、あの溶け方からして、もっと乾燥させてもダメなのは明白。
そこで次は、HONDA ACCESS vs Holt カーペイント(シルバー) に変更。
Holt の塗料はウレタン系なので、ある程度の耐油性を持っているはず。
問題は温度だけど、そこは容赦なく15分間の焼きを入れることとした。
但し、火力微調整不能のため、温度は150℃をラクに越えると思う。
ダイジョブかな・・・
焼き入れ後、5〜6分の冷却時間をおいて、ワリバシで擦ってみる。
う〜ん、素晴らしい。
どっちもガッチリ食いついて剥がれない。
ただ、Holt は本来、一週間以上の乾燥が必要。
この程度の乾燥時間で、果たしてどこまで持つか・・・
テストピースをガソリンどぶ浸け。
3分以上待っても何の変化もなし。
ムム!期待できそう。
ウエスでグリグリ摩擦。
!!
素晴らしい!
HONDA ACCESS は全く剥がれない!
Holt の方が、塗膜のフチが極少量取れたかな?
でも、これならジェネレーターカバーとか、腰下には十分使えそう。
ダメ押しに、さらに3分以上浸け置き。
強く擦ると、Holt は、さすがに剥がれてきた。
しかし現実問題として、6分以上もヒタヒタとガソリンに浸かることって無いはず。
HONDA ACCESSは、これでも全く問題なし。
さすが純正リペアグッズ!
結論
HONDA ACCESS の耐油性は素晴らしい。 エンジン塗装にはこれ! ただ、専門店にしか売ってない・・・
SOFT99は、Holt よりも塗料の吐出が安定しているので、油脂と無関係な場所に使うのに良いでしょう。
Holt はオールマイティーな性能を発揮してくれました。但し、長時間高温にサラされたときの変色が心配。
又、完全硬化にかなりの時間が必要なのも気になるところなので、注意が必要。 お手軽度ではNo.1か!?
以前、フレームに厚手に塗ったときは、本当にナカナカ完全硬化しなかった・・・