REVIEW


モバイルオーディオプレーヤーを試してみた


■DDIのポイントサービス
 DDIPocketのPHSを使い始めてからはや2年。毎年利用額などに応じてもらえるポイントも結構貯まってきたので、なにかに交換できないかと公式ページをのぞいてみました。ポイントは5000も有るんですが、交換できるものは進研ゼミを彷彿とさせるようなものばかり(笑 で、イマイチ食指が伸びません。

 パソコンから調べられる景品はそんなもんばっかりなんですが、実はPHSから見られるH"LINK版のページは期間限定の特別な景品を扱っていたのです。その時の注目株は「サウンドマーケット関連」の景品です。ちなみにサウンドマーケットというのはPHSで音楽配信をしちゃおうという先進的サービスなんですが、対応したプレーヤーなどを買わなくては利用できないので敷居が高くどうも普及しそうに無いサービスです。「サウンドマーケット関連」のコーナーではシリコンオーディオプレーヤーが格安のポイントでもらえるわけです。

 どのぐらい格安かといえば、市価4800円のPHS端末が6000ポイントなのに、市価24800円もするプレーヤーが3000ポイント。まさに投げ売り状態。まぁ音楽配信サービスを使ってもらえば、そこで収入が得られるので良いのかもしれないですけど。ってわけで早速PHSから直接注文してみました。12月24日の夜に注文したところ、25日申込扱いで27日の夜に届きました。意外と早い。

■使ってみよう
 期待はしてないんですが、とりあえずスペックから。東芝モバイルオーディオプレーヤーMEA212ASは再生形式AAC&MP3、内蔵メモリ32M、外部拡張メモリとしてSDメモリカードを採用、単4電池で連続4時間の再生が可能なプレーヤーです。このスペックって額面通り受け取っても、多分に問題が有ります。32Mしかメモリが無くて4時間しか聞けなくて24800円もするなんて豪快に市場での競争力を無視してる気がしますが…。普通この手の性能なら1万円弱が相場でしょう。

 気をとり直して、使ってみましょう。箱を開けると小さい本体とイヤホン、USBケーブル、feelH"接続ケーブル、電池、CD-ROMと紙が何枚か入ってます。PCにつないで使うには「オーディオマネージャー」をインストールして、デバイスドライバをインストールする必要が有ります。再起動すること3回。やっと接続に成功。

 で、やっと曲を転送するんですが、面倒なのは「オーディオマネージャー」に手持ちのMP3等の曲を“登録”しなくてはいけないのです。内部的にはどうも著作権を激しく意識した使いまわしの聞かない別形式に変換して登録する構造になっておるようです。変換されたデータは「オーディオマネージャー」でしか再生できません。もちろん元のMP3に戻
すことも不可能。

 ということはこのオーディオプレーヤーはMP3形式の再生には対応していない、といえますね。ある意味。さらに著作権を激しく意識された結果、モバイルオーディオプレーヤーへの転送は3回までという制限までつけてくれます。元が例え自分の声を録音したMP3であってもです。さらに驚きなのは内蔵メモリの有効容量が27Mだ!(不良品じゃなくて説明書に注意書きがあった) これって32Mって言って売って良いのか? サギじゃないのか? とか思いません? だって24800円だよ?

 話のタネのためにサウンドマーケットを使って見ようかと思ったんですが、案の定曲のラインナップが貧弱過ぎて欲しい曲が有りません。サウンドマーケットに登録されている曲は全部で2000曲近くあったはずなんですが、この東芝のプレーヤーに対応しているのはきもち半分程度です。多くの曲が対応しているのはサンヨーのプレーヤーの方なんです。
ますます使えませんネ。ちなみにオレが欲しいと思ったのはアウトランのマジカルサウンドシャワーとか、ゲキテイとかなんですけどね。サンヨー系のみの対応。

■最後の救い
 さすがにただで手に入れたとはいえ、これなら万世の食事券の方が良かったんでは…と思いかけたんですが、こいつの唯一の利点を発見することに成功しました。拡張メモリにSDを採用しているためにSDメモリカードリーダーとして流用できるんです。単4電池は必要ですけど、読み書き時には電池は消費しない模様。オレ的にはこの機能だけで元をとった気分です。パソコンで作った着メロや壁紙などがただでPHSに送れますからね。

 ちなみにSofmapで売ると9000円程で買い取ってもらえるらしいです。これだけを目当てに交換するのもありかもしれないですね。

参考
ZDNet Mobile DDIポケット,SDカード向け音楽配信サービスを4月開始


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