「ゆか張り大工」奮戦記 その1 95.12


ひょんなことから(決まり文句)、今はやりのフローリング作業を一家総出でやるはめ

になりました.



いろいろご指導 頂いたみなさんに感謝します。



我が家ももう築15年近くなりカーペットも薄汚れて来ています。昨年から子供が

進学したら子供部屋をフローリング化しようと計画していました。



取りあえず、カーペットの上に引くウッドカーペーットで誤魔化すつもりで調べて

みましたが、値段(6帖で2ー3万)の割に安っぽく、早々に諦めました。



そんな折り、ドイト青葉台でフローリングの店頭講習を夫婦で見た所、何とか自力で

出来そうな気に成りました。



まず6帖洋間(10m2程度)の子供部屋をターゲットにします。

広告では6帖で材料約3万と書いて有りますが、これは普通の床材でマンションでは

使えません。マンションで使用出来るのは裏にウレタンなどの防音材の張った防音認定

品ですがドイトなどのでは店頭ではあまり見かけません。



ここから今回のミッションが始まりました。



まず相模原の大正堂ハウジングのショールームで各メーカーのフローリング材の

カタログとサンプルを調査しました。メーカーは松下電工・ダイケンあたりが良さそう

です。色はオーク、防音レベルはL45かL50に決めました。

またここで、つなぎめが目立たない材料がある事を知りました。(ちょっと割高)



次に材料の購入です。

ドイトはほとんど値引がないのでやめ、我が家のすぐ近くの卸し売りセンターの材木屋

が最近始めたディスカウント店で取り寄せて貰う事にしました。

「Free Port」さんには大変お世話になりました。



まず、3社のカタログ(約10kg)を借りて来てじっくり検討した結果、松下電工

のウッディスーパー45D ミディアムオーク(防音レベルL45・定価 1ケース12

枚入り(3.05m2) ¥38000)に決め図面を描いて、必要枚数を計算して、

3ケースと専用ウレタン接着剤 (定価¥18500)を発注しました。7掛にして

頂き合計¥92400です。



その他 胴付きノコ(これは必需品)や木工ボンド(合わせ目:さねに塗ります)、

フロア釘(結局使用せず)、仮釘を用意しました。



工事前日、カーペットをすべてはがし、カーペットの下のフェルトを張っていた接着剤

を下地の合板からきれい取り除きました。(これは子供の仕事)



基準線を引き、沈み防止に5mm厚の際根太(きわこんた)を張っていきます。

床材を良く考えて直角にカットして右上をスタートに張ってゆきます。(私の仕事)



1列ごとにウレタンボンドを伸ばして塗り(奥さんと子供の仕事)位置決めをしながら

固定して行きます。左端は余裕1mmで直角にカットして叩き込みます。



隅は浮かないように仮釘を目立たないように打ち仮止めします。



1列ごとに休憩して、最後の1列になったのは17時すぎです。もう腰がガタガタ。

最後の1列は縦にカットする必要が有り、暖房機の飛び出しも有り苦労しましたが

少しずつカットして押し込みました。



このあと、家族そろって 自己満足の夜になりました。



翌日のワックスがけで完成しました。





その1ヶ月後 ボンドが残ってもったいないので、もう1つの子供部屋と玄関の工事に

着手しました。(床材4ケースを追加発注しました)



奥さんはリビング(11帖)もやりたそうですが・・・・・




  



    忙しくて 写真を撮る暇がありませんでした !!


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(C)tadashi nakajima