長野県上伊那郡高遠町・入笠山1955mに行ってきました。 7/8(土)昼。雨模様の横浜を出発。天気予報では北陸方面は大雨注意報。 私の予想は、「今夜どしゃぶり、明日は曇りでしょう」。生命の危険さえなければ、 雨もまた楽しい。 諏訪南ICを降りて20号を少し戻り、富士見峠交差点から林道を登って行く。 頂上付近まで舗装が続き、道幅も十分有る。未舗装砂利道は最後の数百mだけ。 折角ですから雨のぬかるみをウロウロしました。 登山口の紅葉軒(1700m付近)でキャンプを申し込む。 MTBグループが数人山小屋にいるだけでキャンパーは皆無。好きな所をどうぞとの事 で、入念チェック。車が入れる所は、水はけが悪い・傾斜があるなど良くないので、 10mほど荷物を運ぶ必要のある「すずらん畑」横の牧草地に決め申し込むと 「こんな日ですから車乗り入れOK」とのことでで1等地を確保。 雨は中降りですが、横風が強く嫌な感じだ。テントはすばやく張ったが、いつもの タープをステーを2本に強化して張るのに時間が掛かり、靴の中までグショグショに なった。(今回の唯一の失敗!)ウイングタープの良さが身にしみて解った。 落ちついた所でビールで乾杯!。夕食は炭焼きヒレステーキとフランスパン。 プラス持ちネタの磯部巻きとコーヒ。 雨なのに7時過ぎてもまだ明るい。430FMをワッチするが聞こえない。 諦めて早めに寝る事にし、安物タープがバタバタうるさいと眠れないので丸めて テーブルの下に押し込みテントに潜り込む。銀マット1枚でも牧草地ですから、 寝心地満点。 ドームテントは少々の雨や風には心配のないので、明日に備えて9時消灯。 7/9(日) 外の明るさとカッコーの鳴き声で目が覚めたのが6時。よく眠れた。 あとで山小屋の兄さんに聞くと夜中はどしゃぶりだった様子。 外に出ると、風はなく霧雨程度。再びタープを起こして朝食。 メニューはパックご飯・レトルトカレー・餅とコーヒー。(毎回このパターン) 頂上で雨になると落ち着いて無線業務が出来ないので、テントをもって登ることに して、その他のお道具一式は車に詰め込んで、7時半に登山開始。 20分で頂上のコースだが、いきなり急坂で10分後に息切れで小休止。 お花畑立入禁止の標識があるがまだ早いのか、あまり咲いていない。 小型のあやめが印象的。うぐいすが鳴いている。 頂上には当然だれもいないので、すばやくアンテナとテントを設営。 風が強いのでテントは4隅からロープを張り岩に固定。 頂上から眺めはすばらしく、360度展望で富士山・白馬・乗鞍。 正面に八が岳が見える。お手軽登山でこの眺めは申し訳ない。 これは飛ぶぞーと、さっそく430メインをワッチするが全く聞こえない。 八木を回しても何も聞こえない。皮算行では0はもちろん1・2・7・9と QSO出来る予定だったのに・・・ あちこち回して、乗鞍移動局からスタート。山ハムのOMともQSO出来たので とりあえず満足(このOMは1時間後に別の山頂からCQを出していた)。 JARLの支部大会のせいで、モービルは多いが、その分固定局がいない。 昨日からの雨で、山頂移動も少ない。 JAゼロRLの記念局もCQを出しているが呼ばれていない。 外に居ると、10分位で冷えきってしまう。テントを持って来たのは大正解。 天気が回復して来たせいか、雲が出て来て遠くの山は見えなくなった。 テントの中で横になってメインをワッチ。ぽつぽつ聞こえる局を呼んでいく。 テントの回りが騒がしくなってきた。数10人の団体がやってきて、写真を撮って すぐ降りて行く。(アンテナとテントが写っています。ごめんなさい) 昼食はカップ麺。うまい??。再度CQを出してがんばって見るか、よくないー。 山頂コーヒを飲んだところで、早めに下山を決断。(雷が恐くなってきた) 10分で下山。残った水で顔を洗って帰路に付く。 帰りは小淵沢から入り1時間前に車山にいた局とSAでアイボール。 大月付近渋滞との情報があったが、道志を抜ける元気がないのでそのまま身をまかせ 別の局とQSOしながら相模湖ICで出て、相模川沿い・高田橋経由で無事帰宅。