

H16年4月15日(63日)(体温38度)
今日で、寝袋生活も丁度1週間になったけれど、1番眠れない夜だった。夜の間もモモは、私の寝袋の中にもぐりこみ一緒に寝ている。普段は寝る時は、モモは、ゲージの中なので、モモの不安な様子が伝わりそれだけで、涙が出てくる。モモのお腹の中では、赤ちゃんが元気に動いているのがわかる。それだけは,救いだった。
朝から、モモは体温が高い!ホリホリもしないし・・・何度も何度も体温を測ってしまう。そうやっていると病院から電話を頂き今の状態を説明すると「赤ちゃんとモモちゃんの様子を確認したいので、またこちらに来て下さい」とのこと長男が学校から帰ってくると一緒に病院へ行く。待合い室でもモモを抱きながら,不安な気持ち一杯だった。レントゲンとエコーの結果「赤ちゃんの骨質は、しっかりしているし心拍も大丈夫なんだけど、モモの体力が落ちてしまっているので、帝王切開します。」とのこと、日頃なかなか自分の気持ちを人に伝えるのが苦手な長男が「モモのお腹は、切ってほしくない!」と先生に訴えている。彼の気持ちが痛いほどわかりまた涙がでてきた。先生の方からすごくやさしく「モモちゃん一生懸命今頑張って赤ちゃん元気に育ててるんだけど、これ以上待ってるとモモちゃんもお腹の赤ちゃんも弱ってくるから、お腹を切ってだしてあげよう!」といわれ長男も了承してくれた。今すぐ手術にんるので、承諾書にサインしてくださいと言われモモを先生に託して受付に行く。麻酔の承諾書だったのだけれど、文章を読んでいるようで読んでいないし、サインをする手も震えて上手く書けなかった。しばらくして看護婦さんから今日そのまま連れて帰ってもらうので、連れて帰るときのタオルと赤ちゃんの為のカイロを持って来て下さいと言われたので、急いでとりに帰る。そうしていると病院から携帯に電話が入り手術無事終わりました!モモちゃんも赤ちゃん5匹も全員無事ですよ!赤ちゃんは思ったより大きかったですよ!」と嬉しい知らせが入り長男と思わず握手した。長男にもやっと笑顔が出た。病院に着いてもすぐには会えないので病院の横の喫茶店で待っていたのでその時にマシュママに電話を入れた。マシュママも喜んでくれていた。それとずっと私とモモの支えになってくれていた、カルアママとチョッチママにも電話をした。カルアママには次男を預かってもらっていたので,次男にも嬉しい知らせを聞かせることができた。
そうしているうちにモモ&赤ちゃんを連れて帰る時間になったので、病院にむかう。病院で名前を呼ばれ急いで中に入ると、そこには、さっきまでのモモと全く違うブルブル震えるとっても小さいモモがいた。モモを見るなり涙があふれてきてしょうがない。モモ〜モモが今にも壊れてしまいそう。骨と皮だけで、立つことも出来なくなっている。すぐにだっこしたけれど、軽すぎて切ない。
モモは、子宮がねじれてしまっていたそうでそれで産めなかったし、5匹の赤ちゃんに全部栄養が入って赤ちゃんは、5匹とも200g超えていて元気だそうだ!「モモがあまりにも衰弱してしまっているので、初乳が全くでない!それが今の1番の問題です。」
といわれた。「モモちゃんにはなるべく栄養をつけてもらって母乳が出るようにしてあげてください。母乳が出ない間大変だけど、2時間おきにミルクをあげてください。」と説明を受ける。私がしっかりしないと!と思いながらも涙があふれてきてしょうがない!
先生もこんな私を見てとってもやさしく「大変だったね!毎日病院通ってご苦労様!これからも一緒にがんばりましょう!わからないことや不安なことは、いつでも電話下さい」と励ましていただいた。すごくありがたかったし、モモ&5匹の赤ちゃんは、先生の的確な判断で助けて頂いたことに感謝の気持ちいっぱいで自宅に帰った。
自宅に帰っても何がなんだかわからずにモモをだっこしていると、カルアママとチョッチママが来てくれて赤ちゃんの授乳を手伝ってくれている。ふっとわれに返ってモモに少しお水を飲ませたら飲んでくれたので、カスピ海ヨーグルトをあげたらこれも食べてくれた。でも赤ちゃんのことは怖がって逃げてしまう。