千 枝 子 
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         からの

      「全世界へ発信する伊藤さんのメッセージ

 EECは東日本大震災教育支援プロジェクトを立ち上げ、岩手県釜石市立唐丹(とうに)小中学校の教育支援を20114月から20123月まで行いました。このプロジェクトの目的を果たせたのも日本全国、世界各国の支援者の支え無くしては不可能な事でした。心から感謝申し上げます。

援者のお一人に伊藤(いとう)(こう)(すけ)さんという方がいらっしゃいます。この方は2009329日に21歳の若さで昇天されましたが、ご両親のご好意で著書『個独のブログ』をEECに送ってくださいました。 

著書中の「ミッションステートメント」のメッセージに唐丹の子どもたちは勿論、日本全国、世界各国の若人に触れてもらいたいと思いました。そして、彼にEEC終身支援者になっていただくと共に「ミッションステートメント」を世界に向け発信します。彼のメッセージに触れると「なにもせずジッと考えてばかりでなく、何か行動を起こさなければ…」と強い気持ちが沸く、不思議な力を感じます。 

の世に生を受け、社会構成の一員として人々の力になって生きる努力を続けるなら、混沌とした日本社会を、あるいは世界をも変える力が生まれると信じるからです。

EEC東日本大震災教育支援プロジェクト

        ミッションステートメント Kousuke

             Mission  Statement ※1

  私の使命は、知性と勇気によって世界をプラスの方向へ変革することである。

   「人を憎まず、常に誠実たれ。」

  主体性を発揮する

「ただ世界から反応を求めるのではなく、自分から動け。

自分の影響外の事象でも、どう反応するかは自らの責任である。変えられることを変えるのが勇気。

変えられないことを受け入れるのも勇気。」

    目的を持って始める

「夢見て耕せ。マネジメントは物              

事を正しく行うことであり、リーダー

シップは正しいことをすることである。

目的のための努力を惜しむな。

無駄にした時は二度と帰ってこない。」


【生前の伊藤康祐さん(左)お父様と一緒に】

重要事項を優先する

「緊急でなくとも重要なことに力を費やせ。」

WinWinを考える

「最良の結果は、他人が負けることではない。

他人の犠牲で自分のみが勝利することでもない。」

★理解してから理解される

「理解し、信頼されなければ、他人の理解を期待するな。

行動は時として言葉より多くを語る。」

解説: ※1Mission Statement」について
 著者が生前、「小手先のテクニックではなく、自身の人格を磨くことで成功したい」という意志を持って作ったもの。
 『7つの習慣』(ステイーブン・R・コヴィー・著、キングヘアー出版1996年)の影響と思われる。20093月の著者の死後、パソコンのデスクトップに保存されていたテキストを両親が見つけた。

伊藤康祐(いとうこうすけ)経歴

 19871127日、愛知県岩倉市生まれ。

 学歴:愛知県立明和高校卒業。名古屋大学法学部入学。

 2009329日、21歳の若さにして突然の死を迎えた。国際弁護士になるという夢を抱きながら学業に励み、法律や英語などに関する論考の数々をブログ「一法律学徒の手記」「一法律学徒の英語と読書な日々」などに残す。

   著書:『個独のブログ』

発行者: 星山佳須也

発行所:株式会社三五館(〒1600002東京都新宿区坂町21Tel 0332260035

Kousukeのページ」開設:http://www.ksl.co.jp/kousuke/