Z33 スペシャルオーダー

オペラ・オリジナル サブフレーム補強&特注ロールバー
フェアレディZ

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Z33のワンオフロールバーの作業です。写真は、メインフープを曲げている所です。初めにセンターを曲げます。次に左右を曲げて行きますがパイプが潰れないように気を使いながら少しづつ曲げて行きます。

メインフープが曲げ終わりました。曲げ終わったらこれで大丈夫か?良く確認して中に詰めてある砂を抜きます。砂を抜いたら長めに作ったメインフープを調度良い長さにカットします。
曲げるために焼いて酸化した皮膜を綺麗に磨いて車に仮付けする。メインフープからリアのスプリングが付くサイドメンバーに今回は、クロスにパイプを入れる事にしました。パイプを入れる場所に糸を張ってパイプを糸のラインに合わせてカットして行きます。
リアの斜行バーがクロスする部分です。パイプとパイプが合う部分は、隙間が出来ないように切り合わせないと溶接した時に歪んで引っ張ってしまいます。大事な部分です。
メインフープとの繋ぎ目もピッタリ合うように切り合わせます。ロールバーとボディの隙間が大きいのは、内張りを付ける為のクリアランスです。ロールバー形状を決めるのに何回も内張りを付けたり外したりして確認しながら考えました。
各パイプの交わる部分をガゼットで補強して強度を上げます。ボディとロールバーの隙間が少ない場所は、溶接機のトーチが入らず溶接出来ないのでガゼットの形状、溶接方法工夫して作りました。
メインフープもボディと一体化して強度を上げる為にボックス型ブラケットでBピラーと繋ぎます。
メインフープとサイドメンバー、センタートンネルをパイプで繋いで強度アップを狙ってます。メインフープが付くフロアー部分もボックス形状にしてステップとクロスメンバーの角を補強するガゼットをかねた形状にしてあります。
サイドバーを上から見た写真です。内張りを付ける為にメインフープが内側に入っているのでメインフープとサイドバーの繋ぎ目からドアの方に曲げて乗車スペースを確保しました。
メインフープから前側のロールバーは、ストリートでは普段ヘルメットを被っていないので頭の近くにパイプがあると危険なのと視界が悪くなる、内張りが付かなくなる等の理由からAピラー、ルーフフロントとサイド部の裏骨を2重貼りする事にした。これで内張りも付いて剛性UP!しかも安全だ。
ロールバーが完成して艶消し黒でペイントロールバー以外に塗装が付かない様にマスキングするのが結構大変でした。
リアトランク部、ご覧の様に内張り、フロアマットがちゃんと付きました。
ドア内張りサイドバーに内張りが当たってしまう為にロールバーがあたる部分だけをカット。競技車だったらこのままで問題無いのだが今回は、ストリートカーなので加工が必要だ。
これが切り取った部分をロールバーの形に合わせてプラスチックのパイプをカットして内張りの裏から貼り付けて仕上げて塗装しました。
純正みたいで良いでしょう!
http://yasukichi.net

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