TOP
花と生き物
いろいろ
(ちょっと)ええ話
BBS
リンク
プロフィール
マツバウンラン愛好会
(ちょっと)
ええ話
2008年 春〜
2002年〜2003年
index
2004年〜2007年
index
20年ほど前から、徳島新聞夕刊「ちょっとええ話」欄に、 「時の過ぎゆくママ」というペンネームで投稿しています。
ときどきは、週刊朝日にも投稿していました。
そこで、徳島新聞社さん、朝日新聞社さんのお許しを得て、
これまで徳島新聞や週刊朝日に掲載された自分の文を、掲載年に関係なく、
ときには一部を今に置き換えたりしながら、季節にあわせて、書き込んでいくことにしました。
No.65 (2011.5・14更新)
マツバウンラン
2003年12月、ホームページの中に、 大好きなマツバウンランを撮る愛好会をつくりました。
関西から西にしか咲かないと言われていた北アメリカ原産の帰化植物。
温暖化のせいか、あるいは花の姿からは想像できないほどの たくましさのせいか、
年々北上して全国各地の会員さんたちから 咲いていたという画像が届いています。
2005年5月には、ついに福島県富岡町の方から、
マツバウンランの写真が届き、驚くとともに大喜びしました。
群生したマツバウンランの横で、人待ち顔の公園のベンチ。
ここに座って一日中本を読んでいたいと思いました。
今回の東日本大震災で、祈るような気持ちでいたところ、
撮影した会員さんからの無事避難しているという知らせにひと安心。
その後の原発事故のニュースを見るたびに、
どうされているかと心が痛みます。
徳島では今年もマツバウンランが咲き始めました。 1988年に初めてこの花を見たときから写したかった
「春霞のなかでサラサラと揺れている」… そんな雰囲気の写真がやっと撮れました。
No.64 (2010.4・29更新)
彩雲
写真のクラブに入ったころ、今は亡きS先生に「あなたの写真は、
ムチャクチャなんですよ。でもね、そこが良いんです。」と変なほめ方をされて舞い上がり、
以来、変な被写体に心を引かれては撮ってきました。
今は、作品展に向けて、階段をテーマにいろいろ撮っています。
昨日、青空を入れた階段を撮影しようと、わざわざ出掛け、いざ、空を見上げてびっくり。
虹色の帯が横に長く延びていました。
以前新聞で読んだ、なんとかいう現象です。これを入れて撮ろうと思ったら、
もう興奮状態。パチリパチリ撮りながら、通りがかりの人に、「あの空…」と指を指すと、
みんな「うわー」と声を上げ、中には携帯で写真を撮ってる人もいます。
お目当ての階段の横に、虹が入るアングルを探し、建物の周りをグルグル回り、
久しぶりにわれを忘れて撮影しました。
写真を始めたころは、いつも、こんなふうに夢中で撮っていたなあと思い、
写真の神様が原点に返れと教えてくれたように感じました。
この虹、夕方のニュースを見ていると、「彩雲」という現象だと紹介されていました。
No.63 (2010.4・3更新)
ただいま練習中
日の出と共に、目覚めも早くなり、このところ、起床前にベッドの中で本を読んで います。
先日、小鳥の声が聞こえ、何の鳥だろうと耳を澄ますと、「フェヒョ」と聞こえます。
あら、と思う間もなく、今度は「フォフェヒョ」と聞こえるのです。
ウグイスのようだけど、鳴き声の練習中かな?
「野鳥の森」がある気延山に近いこともあって、庭に鳥が遊びに来ることも度々あります。
しかし緑色の鳥をウグイスか、と見ると、たいていメジロです。
珍しくウグイスが来てるのかなと、そっとカーテンを開けてみましたが、姿は見えません。
それ以来、気を付けていると、毎朝、聞こえてきます。
それも日を追うごとに、少しずつ声が大きくなり、うまくなっているような気がします。
でも、まだ「ホー」はなく、「ホケキョ」だけです。
今朝、そっと玄関を開けて外に出てみると斜め隣の庭にこんもりと繁っている木の中か ら聞こえました。
早く一人前の「ホー・ホケキョッ」になりますようにと念じつつ、郵便受けの朝刊を取り、家に入りました。
No.62 (2010.2・27更新)
あやとり
先日、久しぶりに孫たちが遊びに来ました。
この春、1年生になる下の孫は、彼女の大好きなピンクの色をした毛糸のひもを手にしています。
最近あやとりを覚えたとか。「誰に習ったん?」と尋ねると「ママ」。
いいなぁと見ていると「ばあばぁ〜」と言いながら、ちょこちょこっと手を動かし、
パッとチョウチョの形になりました。
私が感激していると、横にいた息子が、「これはボクが教えた。唯一知っとるあやとり」と言い、
「お母さんに習った」と言うのです。
えー?私はすっかり忘れています。教えたことも、いえ、それ以前に、
チョウチョを自分が知っていたということも、です。そこで毛糸を借りて思い出そうとしましたが、駄目でした。
孫たちが帰ってしばらくして、ピンクの毛糸がないと電話があり、探すと机の下に隠れていました。
その夜、ピンクの毛糸を指に掛けてみると、どうでしょう!
頭の中では覚えてないのに指が覚えていたのです。指が勝手に動いて、ハシゴもチョウチョもできました。
No.61 (2010.1・24更新)
趣味
いろんな趣味を持っているけれど、今年から、もう一つ増やそうかと思っています。
実は子供のころから、片づけや掃除が苦手で、何でも使ったら使いっぱなし。
おまけに仕舞って見えなくなったら、すっかり忘れてしまうので、見えるところに置いておく。
だから家の中が片づきません。私の辞書に片づけという言葉はない、なんちゃって…。
そうそう、昔読んだアリとキリギリスの話、私はキリギリスかも…。
いつも歌って遊んでいます。
♪ そうよ私はキリギリスの女ぁ〜♪
あ、ちょっと違いますね。
そんな私も、さすがに年末には、ちょこちょこと家の中の片づけをしました。
片づいた部屋は気持ちいいし使いやすい。そして、ふと思ったんです。
私、趣味となると、何をおいても最優先にして一生懸命になります。それなら…そうだ!
「掃除と片づけ」を趣味にしたらいいんだ。義務と思ったらそれだけで嫌になりますが、
趣味なら楽しくできるはず…。これを機会に…。でも…今までの趣味も捨てがたい…。
こんなことを思っているうちに、また年末が来てしまうかも…。
一年の過ぎるのが年々早くなってますから。
No.60 (2008.10・25更新)
同窓会
5年ごとに開かれている中学校の同窓会に、10年ぶりに出席しました。
受け付けを済ませ、受け取った出席者名簿に、卒業以来会ったことのない
コーくんの名前を見つけ大喜び。探しましたが、分かりません。
コーくんとは、小学校から一緒で、低学年のころ、よく遊んだ仲です。
小学校では、毎日、日記を書いて先生に提出していました。
昔、一年生のときの日記が出てきて読んでみると
「きょうは コーくんとあそびました」
「きょうは コーくんがおそうじをさぼってかえりました」
「きょうは コーくんが…」 「きょうはコーくんと…」と、
毎日、コーくんのことばかり書いてあり、我ながら呆れたことがあります。
コーくんは、まん丸の目をして睫毛が長くカールしていて、
工作で使う竹ひごを乗せることができました。私も長いほうでしたが、
乗せても落ちる私は、コーくんを尊敬してやまなかったものです。
さて、会場の席順を決めるくじ引き。番号札は私のラッキーナンバー3でした。
機嫌よく3番テーブルに行くと、なんと、そこにコーくんが…。
50年ぶりの再会で、積もる話に花が咲きました。
No.59 (2008.10・4更新)
取って、取って
今年も県展に出品しました。
生まれて初めて出品したときの審査会では、自分の作品の前で審査員の先生が立ち止まりました。
じっと見ている背中に向かって「取って。取って、取ってぇ」と、念力を送ったところ、
先生の手がサッと私の作品を取り、入選しました。
それ以来、毎年、「取って。取って、取ってぇ」と念力を送っています。
もちろん念力の通じない先生もいらっしゃって、落選の年もありました。
そんなときは、審査員の方と気が合わなかったとあきらめ、来年に向かって心機一転頑張ることにしています。
今年は、自信満々で提出し、いつものように念力を送っていたところ、係の方が
「昨年までは、入選作品を取っていましたが、今年は、落選作品を取り除いていき、机に残ったのが入選です」。
え? えええ? うっそー。
ああ、念力は効きました。先生が私の作品を手に取って…。見事落選でした。
また、来年頑張ります。
No.58 (2008.4・20更新)
一人旅
島根県の観光地・津和野に安野光雅さんの美術館ができて七年になります。
安野さんの誕生日が開館記念日で、毎年、その日にゲストを招き、講演やトークショウが開かれていて、
今年のゲストは、はかま満緒さんでした。
夫は仕事の都合で行けそうもないけれど、今年こそ、「一人でも行きたい」と言ったら、 「行って来い」という返事。
「足を伸ばして九州の叔母さんの顔も見てきたら」との言葉に大喜び。
四国を出ての一人旅は初めて。いえ、昔一度だけ日帰りで船に乗って大阪のデパートへ…。
あれも安野さんの原画展でした。あのときは船を下りたらそこが会場のデパートで、
見た後、帰れなくなったらと不安で、船の時間までデパートをウロウロしていました。
でも、あのときより、老人力もついて立派なおばはんになっています。
泊まったペンションは古い建物だったけれどオーナーのご夫妻がすてきで、よかったし、
安野美術館はゆったりと広く、プラネタリウムもあり、安野さんの心地よい声の説明も あって心癒されました。
サイン会では安野さんとお話もでき、九州では叔母、従姉妹と語らい、
気分よく帰ってきたら、夫が駅まで迎えに来てくれていて、思わずにっこり。
満足、満足の三泊四日一人旅でした。