
連携・組織のパラサイト
Parasaite(寄生動植物、居候)なる言葉がある。よく見ると、どの組織にもパラサイトなるものは存在するようだ。パラサイトにも組織に取って良いものと悪いものがあるようだ。良いものとは、一見組織の為になることを提案しやっているようには見えるが、内情は個人の趣味や道楽的なものを、組織を通じて実現しようとするものであり、若しかすると当りがあり、組織に取って役立つ可能性がある。悪玉のパラサイトは、組織に取って何の効果も示さないが如何にも組織に役立つように見せかけて、自分のエゴを実現しようとするものである。産学官連携でもしかり。自分の経常研究の一部を産学官連携と言う名のもとに競争的資金に応募調達し、最悪の場合には地域の中小企業に資金提供をさせている例が見られる。このとき、この連携からの出口は産業活性と言うよりは、大学の研究への貢献であり、表向きは製品化ということを言うが見通しのあるものではないことが多い。 何故パラサイトが存在するか? 話は簡単で、パラサイトになるためには耳障りの良い”正論(?)”で話を持って来、且つ立場を利用する(所謂偉い人等)ことが多いので、それを見破るのが非常に困難であるし、見破ったとしても”正論”を論破する別の論理が見つからないためである。