寺社遍歴

第19回 関東総社と呼ばれるお稲荷さん:王子稲荷神社
   (東京都北区) 
(2009年1月6日)

 江戸時代の観光地を訪ねて東京都北区王子へ。JR京浜東北線王子駅北口を北方向に進むと左側に「王子稲荷神社」。関東総社と呼ばれるほどの格式をもったお稲荷さんで、江戸市民の厚い信仰を受け、現在の社殿は約200年前に造営された由。道路わきに立派な門とその奥に階段があるのだが、前庭が幼稚園庭になっているので、神社にお参りの人は左側の稲荷坂をあがれとある。
 神社経営だけでは生きていけづ境内活用の副業なのか、それとも稲荷信仰を理想の幼児教育に生かす故かはわからないが、折角の門構えと階段参道が勿体無いような気持ち。
 写真:本門から見た社殿(左が幼稚園の建物 上部は社務所)

 急坂で車が来ると少々怖い坂をあがると右側に入り口が。それ程広くない境内に華麗な拝殿。小さい字で「拝殿で祭事をしていないときは上がって天井絵をご覧下さい」とある。国認定重要美術品の”額面著色鬼女図”は残念ながら時期的に見ることが出来なかったが、この天井画は何時頃のものか不明だが綺麗(絵自体は新しいのかな)。社殿の軒下の彫刻も面白い。 写真は、社殿の天井絵と社殿の軒下の彫刻

  

  帰りに近くの「名主の滝公園」へ。王子村の名主さんが庭に滝を作り近隣の人に開放していたのを区が譲り受けて公園にしたらしいのだが、狭いながらも水の流れを有効活用した面白い公園。問題は園内の通路が木陰で狭い点。通の訪れる公園でしょうか。

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