寺社遍歴

第20回 江戸市民の遠足の神社:王子神社
    (東京都北区)   
(2009年1月6日)

 王子駅近くで、有名なのは桜の飛鳥山公園。ここは学生時代(40年程前)に都電に乗って来た記憶がある。その都電は今は無く、残っているのは早稲田からの都電荒川線。
  王子神社は、飛鳥山公園の道路と音無親水公園を挟んだ北側の岡の上。王子神社という名の神社は全国にあるそうだが、ここは、14世紀に熊野(権現)より勧請(初めて知った言葉だが読みと意味は、<かんじょう:(1)神仏の来臨を請うこと。(2)神仏の分霊を他の場所に移しまつること>とある)。そのため別名王子権現。王子の地名はこの神社名からきているとのこと。拝殿にむかって右に東京都指定天然記念物の大銀杏、左には理容業界の神様である関神社と毛塚。
 古典芸能として「王子田楽」が8月に奉納されるとある。江戸時代には、将軍家祈願所となり代々の将軍の崇拝を受け、王子権現の名で江戸名所の一つであった。本郷三丁目あたりが江戸のはずれであった(”本郷もかねやすまでは江戸のうち ”といわれたかねやすは本郷三丁目)のなら本郷からは約6km。であれば、江戸市民遠足の場所でしょうか。写真は、入り口と「関神社と毛塚」

 

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