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第28回 熊本城築城の参考になった寺:仏国寺
(韓国慶州市) (2009年2月9日)
石窟庵から下ったところに有るのが仏国寺(ここも世界遺産)。8世紀の中頃に建立された寺院だが、16世紀末豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄の役)で加藤清正により焼打ちにあった。今の建物は、その後17世紀の中頃から再建されたもの。寺の詳細はhttp://www.pusannavi.com/miru/miru.php?id=1081に詳しい。
小振りな正門をとりぬけると次の門は天王門。日本の寺門では阿・吽の像で守られているが、韓国では、より位の高い四天王である。四天王は餓鬼を足で抑えている像。

更に奥に進むと紫霞門が見えてくる。ここから先の伽藍は、石組みで保護された盛土の上に造られている。この石組みのせいか仏国寺は”石の文化”といわれるとはガイドの言。石組みの工夫は紫霞門に通じる橋(階段)を見れば理解できる。下の階段(青雲橋)の石組みと、上の階段(白雲橋)の石組みの様子が異なる。加藤清正は、ここで石組みを学び、あの熊本築城の参考にしたとの事。
他に興味をひいたのは塀。まるで石垣のように石が埋め込まれた塀。日本では見られないと思うが、見栄えと強さを兼ねているようだ。

最盛期には60以上の建物があった由。ツアのため、ほんの入り口を垣間見たに過ぎないが壮大な寺であったことは想像できる。