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第43回 合理化(?)の寺
坂東32番札所清水寺(清水観音)(千葉県いすみ市)
(2009年4月12日))
笠森寺から車で50分弱で32番札所音羽山清水寺。開基には、8世紀末に伝教大師最澄・滋覚大師・坂上田村麻呂が絡んでいるようだ。ここにも京都(西国)と東国の争い・鎮圧と関係があるようだ。
一般道脇に大型車駐車場があるが、そこを通り過ぎて急な坂を上がって行くと、仁王門の前の駐車場にたどり着いた。仁王門をくぐると立派な四天門。阿吽と四天王の上下関係が理解できる順番。

四天門をくぐると、左に水堂と11面観音堂、右には閻魔堂、百体観音(西国・坂東・秩父札所100ヶ所のご本尊を祀る)、何故か赤穂47士像が目に入る。水屋は手洗い場に隣接した小振りな床を張った建物だがはじめてみる形だ。どういう意味があるのだろうか。

更に、夏でもかれることのない霊水の千尋の池と鐘楼を右に、正面に本堂。本堂には立派な彫刻と、堂内は良く見る巡礼地。

帰りがけに誰もいないのに鐘が鳴り始めた。鐘楼に近づいてみると、鐘楼にしては珍しい綺麗な天井板の下に、タイマー設置の自動鐘つき機(?)が仕掛けられていた。この寺は一日に昼と夕方の二回鳴らすいうことがHPに書かれていた。自動で鳴るようになっていれば、忘れる(失礼)心配はもないし人がついていなくても良い。更に他の神社などでも見かけた記憶があるが、おみくじ貼る器具が設置されていた。おみくじをあっちこっちの枝に巻かれると後で掃除が大変なので張る位置を指定し且つ剥がし易いようなものを利用していた。世の中何でも合理化の時代、時代にマッチしているとは思うのだが、このような伝統的な場所では、なんとなく寂しい気がした。
