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第44回 キラキラした朱色の新築五重塔
坂東27番札所円福寺(飯沼観音)(千葉県銚子市)
(2009年4月12日))
銚子市内の中心街に、鮮やかな朱色の目立つ仁王門が円福寺。寺の縁起は、八世紀に漁師が網ですくい上げた十一面観音を九世紀初頭にこの地を訪れた弘法大師空海により開眼されたそうだ。境内には、出来たばかりの新築の五重塔。以前テレビで建築中の模様を見かけたので、落成したら一度見たいと思っていた。だが余りの色の濃さに唖然。

修復中の本堂の前には、小振りの大仏様が安置され、ここは、当に近隣の人の憩いの地の感。
後で知ったのだが、大師堂などは約200m離れた海側に在るらしいのだが調査不足で見に行かなかったのは残念なことをした。五重塔。確かにこれから100年、1000年と歴史を重ねて、その重厚さを増していくことになる突端であるが故、このくらいの色合いにしないととは思うのだが。考えてみると、昔の人は寺社のこのような建物が、今で言えば超モダンな近代的な建物(六本木ヒルズのような)と同じ感覚で見ていたのであろう。今の我々は、寺社=古いものという感覚で見るため、ケバケバしさを感じることとなるのか。