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第49回 鬼子母神を訪ねて(下総中山法華経寺)
2010年1月22日(金)
前回訪問した雑司が谷の鬼子母神で江戸三大鬼子母神があることを知った。一つは、千葉県の中山競馬場の傍にあるらしい。江戸川を渡った千葉県が、何故”江戸”なのか不思議。三大と呼ぶほどの鬼子母神が、江戸市内に見当たらないため窮余の策に思えるが、兎に角用事で出かけた序に訪れた。場所はJR総武線の下総中山駅の近くで、寺の名は、法華経寺。鬼子母神というよりの日蓮の関係で有名な古刹らしい。
下総中山駅から、商店街の緩やかな坂を上がると正面に仁王門(赤門)が見えてくる。途中黒門があると思っていたが見当たらなかった。帰ってから色々考えてみると途中道路傍に工事をしている場所があったが、景観整備の目的で一時的(?)取り壊されているようだ。法華経寺のHPにはこの辺の事情は書かれていないようだが。

仁王門では、子供の泣き声。良く見ると、木製の乳母車に立ち席で詰め込まれた散歩途中の保育園児の集団。何かを要求しているようで賑やか。鬼子母神には子供の泣き声はなんとなくあっている気がする。少しくだりの参道の両側には法華経寺の関係するお寺(?)が並んでいる。小さな橋を渡ると境内なのか正面に五重塔、左手に祖師堂。

目的の鬼子母神堂はさらに奥。右手の方丈門をくぐると立派な本院・大客殿の建物。この奥が、鬼子母神堂。中に掲げられた額には鬼子母神(ここも鬼の字の第一画の点が無い)の母と神の間に尊か学のような字が書かれていた。

日蓮にまつわる古文書は少々場違いと思われるような凝った景観をした建物「聖教殿」に納められているらしい。その他、境内には神社(宇賀徳正神)や法華堂・四足門など興味深いものが多い。龍王池には、古代蓮など各種植えられ(寄進され)ており、蓮の花の咲く頃もう一度来て見たいものだ。
この寺で見つけた不釣合い2件。一つは、ロングブーツでファッションモデルのように肩を揺らして、境内を歩き回り談笑していた二人連れのお嬢さん。 も一つは、あっちこっちで見かけた猫。猫も参拝客には慣れた様子で人懐っこいし野良猫にしては綺麗。ネズミ退治のためと話している声も聞こえたが。果たして如何?

これで、江戸三大鬼子母神の二つに訪れた。残りは、有名な「恐れ入谷の鬼子母神」。