2017/3/23
おすすめの書類選考突破法

転職ノウハウ比較!転職エージェントがおすすめする職務経歴書の書き方


転職エージェントの、転職者への大きなサポートの1つが、応募書類の添削です。この作業でつくづく感じていたことが、大半の応募書類(履歴書・職務経歴書)が、大した差がない。よって、大半の応募書類が「通る書類」ではなく、「落ちる書類」になっているという現実でした。どうすれば、「通る書類」になるでしょうか?元転職エージェントが秘訣をお教えします。

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応募書類(職務経歴書)は何のために作るのか?

まず、はっきりさせておかなくてはならないことがあります。応募書類を作成する目的です。大半の方は、自分のキャリアや職務能力を明らかにするため、とお答えになるでしょうが、それでは十分ではありません。

 

通常、転職エージェントから紹介された応募書類は、人事関係者がふるいにかけています。一般的に、1つの求人件数に20人〜30人程度の候補者が集められますのが、企業の採用担当者は、多忙な他の業務の合間に、それらの書類をチェックしているのです。

 

当然のことながら、5枚も10枚も書いた書類は全部目を通してくれません。履歴書は30秒も見ていないと思います。要は、1分〜2分の間で、「目に止まる」書類でなければならないのです。

 

つまり、単純に字で埋め尽くされた自己紹介書では十分ではありません。あなたという人材を売り込む「提案書」になっていなければならないのです。提案書として一番編集の必要があるのは、フォーマットがほぼ固まっている履歴書ではなく職務経歴書です。最初の1ページだけで、提案書としての内容がしっかり固まっている必要があります。

 

なお、これに関連する書類として、志望動機書を書く場合もあります。面接への添付資料・参考資料として、志望の熱意を見せることに有効ではありますが、最初の書類選考突破の決定打になるのは、やはり職務経歴書になります。

 

職務経歴書を作成する鉄板パターン

その職務経歴書の書き方のパターンは、大まかな戦略があります。基本は、3枚程度にまとめることを目指します。

 

<記載パターン>

1ページ目

今までの略歴・職務内容のサマリー、PRポイントなど

 

2ページ目

自分の職歴・職務能力の詳細

 

3ページ目

保有している資格や詳しい自己PRなど。

 

前にも述べたように、1ページ目で、ここだけで大まかな内容が分かるように、ご自身のキャリアのサマリー、PRポイントなどをまとめます。ここで重要な点は、「見てもらいたいポイントを前に持ってくる」こと。

 

2ページ目の職歴や職務能力の詳細の書き方には、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは年表型で記載する方法で、少ない社歴で着実に実績を積み上げてきたことを強調したい場合に有効です。もう1つは、経験した職種を中心に、図表形式でまとめる方法で、経験した仕事の幅広さや、それぞれの仕事で出した実績等を強調する場合に有効です。

 

3ページ目は、保有資格や詳しい自己PRポイントなど、主に面接での補助資料として使えるものを集めます。面接でみてもらえれば十分で、1分〜2分で自分を提案することに、優先度が高くはないものが中心です。

 

職務経歴書をブラッシュアップするコツ

これらの鉄板パターンに加えて、職務経歴書をさらにブラッシュアップする方法があります。1つは、1ページ目の略歴や職務内容のサマリーを求人票の求める人材像、能力等と一致させて内容を変えることです。内容を変える、といってもウソを書くわけではなく、強調する部分を変えるということです。

 

もう1つは、わかりやすさを意識することです。例えば、職務経歴のページを、上部に概略、その下に詳細といった具合に書けば、詳しい職歴でも、一度で頭に入りやすくなります。新聞記事のリード文と詳しい記事内容の関係に近いといえるでしょう。また、見出し等も書かれている内容が把握できるキーワードにするなどの工夫が必要です。

 

応募書類作成の注意点

さて、応募書類を作成するうえでご注意いただきたい点が2点あります。第一に、一般的なビジネス文書の体裁を守って欲しい、ということです。基本的にワードで作成し、見出しやページ番号の振り方も、一般的なビジネス文書の例にならってください。

 

提案書だからといってパワーポイントで要点をまとめたものなどを別途作成する必要はありません。「ちゃんとしたビジネス文書が作れる人だ」と評価されることが、応募書類突破の最低ラインだと心得ていただければ十分です。

 

第二に、工夫が必要だからといって、凝ったフォントやレイアウトを使わないでください。現在の人材紹介ビジネスでは、基本的に応募書類などを紹介先に送る場合もデータでやり取りします。このような「工夫」をされても、紹介先企業でofficeのバージョンが非対応だった場合、レイアウトがガタガタになり、フォントが文字化けします。

 

このような工夫をされてしまうと、かえって、紹介先から転職エージェントに対し、「ちょっと変わった人を紹介されていませんか?」との問い合わせが入り、キャリアコンサルタントが難儀するものです。

 

最後に

転職エージェントとしてよくアドバイスしていたのは、「応募書類は、落ち着いた環境で、休日1日を費やして、今までの職歴を十分棚卸したうえで、よく推敲して書いてください」ということでした。

 

応募書類は、ちょっとした内容と書き方の工夫次第で、書類選考の突破率が大きく変わり、あなたのキャリアチェンジのチャンスを大きく広げるものです。また、つまらない誤字脱字で落とされるなど、もったいない失敗もたくさん見てきました。かけがえのないあなたという人材を売り込むための、第一印象が決まってしまうツールです。大事に取り組んで欲しいと思います。


転職エージェントのサービス比較は転職エージェントのおすすめ比較表-20代・30代の評判より。