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2016/11/24
応募者全員と面接する会社おすすめ?

転職サイト検索条件の「急募!内定まで2週間」っておすすめ企業?ブラック企業?


転職サイトのこだわり検索や詳細検索で見かける「急募」や「内定まで2週間」というキーワード。現在離職中の人にとっては、とても魅力的ですよね。でもちょっと待って!その求人、本当に大丈夫ですか?そう聞かれると戸惑う人もいるのでは?今回は、元転職サイト関係者であり、企業での人事の経験もある筆者が、裏話を交え解説いたします!

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応募から採用までの選考内容を比較

まずは簡単に、応募から内定までの間に、企業の人事担当者が何をしているか、見ていきましょう。

(1)応募

転職サイト、郵送、電話、メールなどで対応していきます。多い時は、1日に十数件対応することもあるようです。

 

(2)書類選考

関係部署に職務経歴書などの書類を提出し、書類選考を依頼します。人事部門でも同時に書類選考を行います。

 

(3)書類選考結果の通知~面接日時の調整

書類選考通過者には、転職サイトのメッセージなどを利用し、面接日時の調整を行います。応募者と面接官の日程調整が必要となります。また、惜しくも不合格の人には、応募書類があれば返却し、不合格の通知文を郵送、またはメッセージ配信します。

 

(4)面接・筆記試験

面接場所と面接官のセッティングをし、実際に面接します。筆記試験がある場合は、その準備と採点も行います。関係部署と話し合い、面接合否を決めます。二次面接がある場合は、その日時調整などを再度行います。不合格者には、応募書類を返却し、不合格通知文を郵送、または配信します。

 

(5)社長や役員による決裁

面接を通過した人を採用してもよいか、いつ入社してもらうかなど、社長や役員に承諾をもらいます。いわゆる「稟議(りんぎ)」です。

 

(6)内定

転職サイトのメッセージや電話にて、内定の通知を行います。入社の意思確認、入社日の調整や入社書類の手配も行います。

 

以上が、大まかな流れです。かかる期間は、企業規模、人事部門があるかどうか、応募者数などにより変わってきますが、1週間の企業もあれば、1ヶ月以上かかる企業もあります。

 

例えば従業員100名以下で、支店のない地場企業であれば内定まで2週間は十分「可能」でしょう。とは言え、これだけの業務を2週間で行うのは、正直かなりきついスケジュール。

 

独立した人事部門がない企業であれば、通常業務と並行して行う必要があるのでなおさらです。あわせて、面接官が外回りの多い営業などの職種や、出張の多い役職などの場合、面接日時の調整は難航しがちです。

 

また支店や支社など、拠点が複数ある企業の場合、本社とのやりとりも発生するため、2週間で内定までというのは、厳しいところが多いでしょう。そのため、比較的規模が小さめで、人事担当者や面接官の調整がしやすく、最終決裁(稟議)の早い企業でないと、2週間で内定まで行うのは難しいと言わざるを得ません。

 

応募から2週間?面接から2週間?

さて、ここで気になるのが、どこから2週間なのか?という部分です。転職サイトにより違いはあるようですが、はっきりと明言してないところがほとんど。丁寧な求人広告でさえ、「面接から内定まで大体2週間くらいを予定しています」といった、ぼかした表現にとどめているところが多いようです。また、求人広告の掲載は1週間~2週間サイクル。応募からなのか、面接からなのかで、かなりの差が出てくるでしょう。

 

転職サイト側としては、企業がきちんと応募者に対応してくれるのか不安ですし、クレームやトラブルも気になるところ。とは言え、アドバイスは出来ても、面接や応募者とのやりとりなど、企業の採用活動に介入することまでは出来ません。つまり、2週間で内定に至れるかどうか、確証はないのです。あくまで企業の自己申告に委ねるしかありません。そんな中、このキーワードをおすすめするのは、転職サイト側としても勇気のいることかもしれません。

 

誰でも採用しているのでは?

こんな短い期間で内定を出すってことは、全員採用しているのでは?と思われる人もいるでしょう。しかしながら、企業への取材を重ねる中で、このキーワードを選択できるのは、採用基準がしっかりしている企業や、制度が整っている会社、もしくは本気度が高い企業も多いように思います。

 

誰でも採用しているどころか、逆に採用基準が高い企業すらあるでしょう。書類選考基準や面接で重視すべき点がはっきりしている、また欲しい人材像が社内できちんと共有できているからこそ、スピーディーな採用活動が進められます。

 

加えて前述の通り、人事担当者が通常業務に追われている場合や、採用活動の優先度が低い場合、2週間で内定まで行うのは、非常に難しいでしょう。採用活動が第一優先!くらいでないと厳しいスケジュールなのです。もちろん、本当に急募の企業が多いのも事実。と言っても、転職サイトに掲載されているものは、常に載っている企業を除き、ほとんどが急募の企業です。

 

ブラックに近い求人もある!?

これまで、みなさんの不安を払拭する方向でお話してきましたが、気をつけたい求人広告があるのも否めません。まさに、誰でも採用している企業です。それがイコール「ブラック企業」とは言い切れませんが、誰でも採用する企業は、やはりちょっと不安ですよね。そういった企業を避けるために、おすすめの見分け方をいくつかご紹介します。

 

まず一つ目は、「募集人数」です。従業員数に対し募集人数が多いなどのケースになります。何か違和感がある場合は、背景をしっかり確認しましょう。

 

二つ目は、「常に急募」の企業です。いつ見ても掲載されている企業や、複数の転職サイトに掲載されている企業のうち、常に「急募」を掲げている企業は、注意した方がいいかもしれません。

 

三つ目は、「急成長や大募集の背景が曖昧」な企業です。「急成長のため大幅増員」などの文言をよく見かけますが、なぜ急成長したのか、具体的に分からない場合は、企業のサイトを確認したり、同業他社と比較してみたりすることをおすすめします。

 

その他にも、仕事内容や応募の流れなど、総合的に見て違和感がないか、しっかりと確認しておきましょう。

 

この検索条件には頼らない方がおすすめ?

企業にとって、応募から内定までを2週間で行うことは、決して無理なことではありません。ただし、非常に厳しいスケジュールであるのも事実。通常はスピーディーに採用活動を進めている企業であっても、ほんの少しの不安要素があれば、このキーワードを選択しないかもしれません。

 

しかしながら、転職サイトに載っているほとんどの企業は「急募」なのです。このキーワードに頼ったばっかりに、出会えない求人広告もたくさんあるように思います。これから長く勤めるであろう転職先。可能性を広げるためにも、あまりこのキーワードに頼りすぎず、いろんな検索方法を試してみること、それらを十分に比較することをおすすめしたいです。

 

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[管理人コメント]
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