大滝山   奥深き優和なる山容
        
2004.04.04/複数

徳富ダム建設地〜徳富川沿い〜583〜636〜815〜東尾根〜山頂  


 大滝山は、暑寒別岳南峰に位置する1000m級の山で、この頂きに至るルートは遠距離であり難しかったが、今回「地図がガイドの山歩き」チームさん計画に同行の機会を得て、待望の山頂を踏む事ができ感謝でした。
 前日夕、「地図がガイドの山歩き」チームさん・Ko氏と四番川食堂で合流し、幌加から徳富川沿いの5.5Km地点に堅固なゲートがある。
 翌早朝、更に3Km程車両で奥に進むと「徳富ダム」建設地があり登山口(
GPSトラックの開始点)となる。
 山間部の2m以上の積雪層に驚きながら、徳富川左岸へと工作橋を渡ると、新雪の広い地隙が広がり、徳富岳への尾根筋と大滝山周辺の山容を遠望する。
 昨夕からの降雪天候にも一部青空が広がる中、徳富川左岸沿いにラッセルを交代する時間が続くが、高度はあまり上がらない。
 C380から大滝山南東尾根より一本東寄りの尾根に取り付き、疎林斜面から583Pに上がると山頂までは緩勾配の斜面が続く。
 疎林の広尾根から振り返ると徳富岳を望み、また開豁した南東尾根続きに目標の大滝山がこんもりと山容を見せる。
 1003P南西から山腹を切り、大滝山西尾根に変わると南暑寒岳・暑寒別岳等が望め、程なく台地感の山頂である。
 この頂きは、林道情報がなければ奥深い遠き山であり、同行に感謝しつつ、山頂より鋭峰の尾白利加岳・知来岳の魅力ある山容を眺める。
 下山は、重たい雪面に一気に下降して、徳富川沿いの陽気に春本番と実感しつつ、次の目標「徳富岳」へと登りルートを引き返す。
備考:徳富ダムは、洪水を調節すると共に樺戸地区のかんがい用水・新十津川町等への水道用水の供給の為に1987年に着手/2010年に竣工とある。

徳富ダム建設地
登り 2時間10分

下り
徳富岳登頂で略

尾根取付
2時間15分
山  頂

1 山頂部
2 東尾根から山頂部
3 山頂から南暑寒岳
4 山頂から尾白利加岳

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