徳富岳 優和な山容
2004.04.04/複数大滝山下山後登頂「徳富川沿い(339)〜708〜914〜山頂〜513〜徳富ダム建設地」
徳富岳(とっぷだけ)は、増毛山地の東方に位置する山である。
この山に関する登山情報は見あたらず、今回「地図がガイドの山歩き」さんチームと徳富岳より北に聳える「大滝山」下山後、この山を目指す事となり山頂を踏む事ができた。
登山口から取付点までは「大滝山」を参照していただきたい。
奥深き大滝山を下山して、標高差600m弱の登りへと徳富川左岸から南西尾根の取付点へと向かう。
339から枝沢に入り、C400付近から尾根筋に取り付き、疎林尾根に黙々と高度上げが続く。
708Pを越え頂上と見間違える914Pを正面に眺めて、飛行機の翼の上を歩くような尾根筋を辿ると凹地越しに徳富岳が丸みのある山容を見せる…遠い!!
振り返ると翼のような尾根越しに、尖りの黄金山・眼下には登山口である徳富ダム建設地(徳富ダムは、洪水を調節すると共に樺戸地区のかんがい用水・新十津川町等への水道用水の供給の為に1987年に着手/2010年に竣工とある)が広がる。
コルから丸みある山容の緩斜面を短時間に登りつめると、特徴のない小広い山頂であり、GPSで頂上部と確認する。
頂からは、空母のような群馬岳等が広がり、本日2山目の空間を味わう。
下山は、流石に疲労感が濃いと諦め胸中でコルから登り返すと滑降タイムであり、眼下の徳富川沿い地隙へと複雑に入り組んだ沢地形を避けて、広尾根を辿り高度を下げるが、C600の崖とも言える斜面に緊張しながら何とか下降し、明るい徳富川沿い地形に出て下山する。
今回の山は、大滝山も含めて近い将来には本格的なダム工事も始まり、一層遠き山又は管理道路が延び、容易なる山となるかは妙味ある。
「地図がガイドの山歩き」さんの山行記(工事中)へ
339 登り
2時間下り
1時間25分山頂