登和里山     近傍に同読み山
        
2005.03.05/単独

登和里沢(302)〜西尾根〜山頂(往復) 


   登和里山(とわりやま)は、道北の下川町と朝日町間に位置して近傍には岩尾内湖がある800m級の山である。
 奇遇にも同一稜線を2Km弱程、北上すると「砥割山/昨年12月登頂」標高797mがあり、同読みと思われ興味深く、2山目を今回計画する。
 登山口へと朝日町を抜けて岩尾内湖方面に向かい、下川町側へと道道を左折すると程なく、道路脇を除雪して駐車(登山口)する。
 302から登和里沢を渡り林道に入り、林道屈曲点から幾つにも派生した尾根筋を正面に眺め、ゆったりとした牧場丘陵を行く。
 今年最初の山は、先日27日、湧別原野85Kmマラソンを何とか完走後に1Wの東京出張と慌ただしい日々が過ぎただけに、この静けさは感慨深い。
 明るい雪原から林間に入るが、樹林密度は比較的薄く、入り組んだ尾根への取り付き斜面は勾配が強いが、何とか急斜面を切れると予想したが、新雪の下部には凍結面が埋もれてスキーアイゼンが無ければ歯がたたない。
 隣接する西側尾根との凹地沿いにトラバースしつつ、気長に高度を緩やかに上げると、C465で作業道に出合い、隣接する西側尾根に渡る。
 勾配が一挙に強くなり、深雪の北斜面を切りC780で西尾根に上がると、正面に砥割山とそれに続く尾根筋が広がる。
 尾根東側はセッピが発達して、尾根西側を切りながら山頂へと向かうとC810ピークで、鞍部越しに山頂が疎林斜面に眺望される。
  一旦、20m程高度を下げ、コルから疎林斜面を登り詰めると展望を制限する事のない山頂である。
 三等三角点が設置される頂きからは、砥割山、岩尾岳、糸魚岳等の道北の地味なる山並み、振り返ると朝日町が山間に囲まれている。
 下山は、比較的疎林が続く斜面を快適にと言いたいが、不格好(滑降)で短時間に登山口に立ち、今年最初の一山を終える。

道道(C302)
登り 2時間10分 45分 下り
山  頂

1  道道から山頂西側ピーク 
2  山頂西側ピーク から山頂部
3 山頂から砥割山と稜線 
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