2004年10月

実家への帰り道、ふと寄り道をしてみた。

場所は三笠市幾春別(いくしゅんべつ)。
かつてこの地には多くの炭鉱があった。

と同時に化石の発掘でも有名なこの町。

国道脇に市立博物館がある。



で、博物館の裏手に「野外博物館」と称した遊歩道がある。
サイクリングロードでもあり、途中の道端に炭鉱の立て坑跡や、
貴重な地層、石炭層などを見ることができる、とのこと。

というわけで裏手に向かう。
途中でこんなものを発見。



昔は森林鉄道が走っていたそうで、それの車両っぽい。



さぁ、この橋を渡った先が野外博物館!!
わくわくするなぁ。

…で、橋を渡る前に何気なく左右を見渡してみた。

まず左。



なんか石造りのモノが見えるなぁ。
橋脚に見えなくもナイ。

ふむふむ、さて右…と。



ん?何だろ、あの建物。
接近してみましょう。



なんと古めかしい建物!
しかもレンガ造りで風情たっぷり。

説明板は無いけれど古い建物には間違いない!

う〜ん、幸先よいスタートで気持ちもホクホクであります。
さぁ橋を渡るかー。

*補足*
このレンガ造りの建物ですが、
調べた結果やはり貴重な建造物でした。

「北炭幾春別炭鉱資材倉庫」

北炭幾春別炭鉱が採炭現場付近まで鉄道線路を敷き、
そこに資材倉庫を建設して重要な危険物(特に火薬類)、
器材・器具類、事務用品などの一切の物品を保管していました。
                  (by そらち・炭鉱の記憶の旅)



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