『大連から、ニンハオ!』


工藤 裕子
 
 こんにちは、みなさん、お元気ですか?               
 大連に来てからすでに一週間たちました。明日からどうやら学校が始まる
ようです。                             
 来た当初、日本人は(五楼で)私一人で、他はみんな韓国人でした。みん
な、とっても優しくていつも声かけてくれて、一緒にごはんたべたり、街に
遊びに行ったり、全然困りませんでした。同室の人も韓国人です。服務員の
おねえさんに何度も「絶対日本語のできない人と同室になりたい。」と言っ
たので、希望どおりにしてくれました。とにかく、今はとてもよい環境です
が今日あたりからぞくぞく日本人が来るようです。           
 なんだか、もう来てすぐなじんでしまってもう昔からここにすんでいるよ
うな感覚です。まだ学校が始まっていないのでおもいっきり遊んでいます。
 街にいくとなんでもあるし、バスはすいてるし、大連はいい所ですね。 

   今日は一日水がでないらしいのでこうしておとなしく手紙を書いています。
一昨日もでませんでしたが、こういう時でもなんとかなるんだなあと思いま
 した。みんなで洗面器に水ためて、こういう生活もなかなかおもしろいです。
でも、今日は服務員のおねえさんから断水のこときいていなかったので、ち
ょっと困りましたが、突然“何かがある”これが中国ですよね。昨日も買東
西〈買物)から帰ってきたら突然“あなたたち3階に引っ越して”と言われ
るし。同室の韓国人の人と、本当に中国人は“奇怪”だなどと話ししていま
す。とにもかくにも、困ったことは全然なく楽しんで生活しております。 
 学校が始まったら、午後の空いている時間を何にあてるかなど考えること
がたくさんでてきそうですが、授業も楽しみです。           
 私にはまだ大連なまりというものが全然わからなくて、きれいに聞こえま
すが、やはりあるんですよね。                    
 外国人同志で話していると、スピードがちがうので聞きにくいです。だん
だん慣れてくると思います。                     
  とりあえず簡単に近況報告まで。                   
     では、再見。                       
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