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雑記
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No.21 <磁石の威力 〜肩こりと磁力〜 前編> 2004.01.06
<肩こり>
冬になると頓に肩の凝りが重くなる。
原因として、寒くなり暖を求めて筋肉が縮こまっていることや、同じ姿勢のままあまり動かないということなどがあげられる。
筋肉が収縮すると言うことは、通常では弛緩している状態の筋肉が使用される(=負荷がかかる)ということである。
これにより乳酸等の疲労物質が作出される。

軽い散歩程度の筋使用により作られた乳酸であれば、通常の循環作用により分解され、流されるため筋肉に溜まらない。
そのためにいわゆる「筋肉疲労(肩こりや、筋肉痛など)」ということが起きない。

しかし、今前提としているのは「常時筋肉が収縮している状態」である。
つまり、乳酸が常よりも多く出ている状態が続いている。
また加えていうと、筋肉が収縮していると言うことは、その周辺の血管もそれにより圧迫されている(=血流が悪くなっている)ということである。
乳酸等の疲労物質を押し流す役目である血管の機能が低下してしまうのである。
これらの相乗効果により、軽い筋肉疲労が継続して起きるのである。
これが肩こりである。

因みに、女性の方が肩こりになりやすいというのには体つきも関係している。
女性はあまり筋肉質でない。
筋肉が少ないと言うことは、多い人に比べて筋一つ一つに対する負担が増えるということである。
そうすると自然と疲労物質の排出が多くなり、筋肉疲労も増えるのである。
また女性にはなで肩の人が多い事もあげられる。
怒り肩であれば、首から肩の幅において、頭の重み及び腕の重さが分担されるのだが、なで肩だとそれらの重さが首周り一つに集中するため、筋肉疲労が起きやすい。


さて、以上が肩こりの起きる仕組みである。
上記に記載したのはあくまでも物理的メカニズムであって、これに加えて精神的要素(ストレス等)が引き金になって起きることも忘れてはならない。

肩こりを軽減、又は起こさせないようにするためには、端的に言えば体を動かして血流を良くすることや、筋肉を増量することが一番である。
しかし、そのような時間や手間はかけたくない。

そこで登場するのが健康器具の類である。
手動の簡易肩叩き機から始まって、いす付きの電動式肩叩き、低周波治療器等。
種類が豊富で、選ぶ楽しさには事欠かない。

個人的にお勧めしたいのは「磁気治療器」。
磁石を患部に貼って、その磁気の力で肩こりを治すというものである。
何故、肩こりに磁力が効果を示すのだろうか。

(No.22 後編に続く)


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No.21 筋肉疲労


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