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普通車教習日誌
仮免前(diaryからの抜粋)
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自動車教習所に通い、普通自動車免許を取得するまでの記録。
時限数及び最終的に幾らかかったかは最終ページにて記載。
2002.07.25〜2002.10.22


2002年 7月
25日
払い込み

自動車教習所の申し込みも終える(303,975円の出費は痛い)。
以上。


26日
教習所に行った

役所に住民票取りにいき、その足で教習所へ。
金は払ってあるので、入所手続きだけ済ませて、いざ適性検査・・・と思いきや、本日はやってないし。気分的に無駄足した感じだぁ。
適性検査受けんことには技能予約も教科も受けられないからねぇ。まぁ、今の夏休みの状況で、技能の予約なんか、取れないが。
キャンセル待ちするべく、暇つぶしの本(レポート用の単行本「刑吏の社会史」)も持っていってたのにな。


27日
適正検査

教習所へ適性検査を受けに。
適性検査はなんでも、警視庁謹製なようで、あんなんでほんとに適性計れるのか。なにせ、時間内にいかにして多くの斜め線を引けるか、とか、最後に至っては完璧心理テスト。
ああいうのって、素の自分と、こうしたらこんな結果が出るだろうという予測をたてたものの、2回やりたくなる・・・・んですけど、俺は。
まぁ、それはおいといて。
急いで来た為か、筆記用具忘れてボールペン借りた。
適性の結果は4,5日後に出るらしい。


29日
とりあえず


何をやったかさっぱり覚えていない。
教習所行って、2コマ学科受けて、買い物して家帰って、付け麺食って、再び学科受けに行って、なんかぐてー、としていた気が。やるきなし。
そうそう、ビデオ見せられているときに、居眠ってたんだ。


30日
素晴らしきかな


昨日同様、教習所に2回通うも、そろそろ疲れてきた。


31日
技能


初めて運転席に乗った・・・・カートレーナーの。
ようするに、まだ実車には乗ってないって事。
エンジンかけて、ブレーキ踏んでという基本中の基本の練習なのだが、一つ問題が。
サイズがでかい。普通サイズの車なのに、俺には少々でかいらしく、一番前まで席を引かんとまともにクラッチが踏み込めない。そんなに小柄でもないと思ったのだが、こんな時に身に染みる、自分の小ささを。
とる方の免許はMTなのだが、クラッチとギアの連動が難しい。
何とかなるかねぇ。
俺は眼鏡をかけているのだが、視力はよい。その為、教習手帳に眼鏡なしの写真が貼ってあるのだが、眼鏡をかけていったところ、
「君、写真では眼鏡をかけてないけど?」
との趣旨のことを言われた。いーじゃねーか、眼鏡かけてても。
「右目1.2,左目1.0、両目1.5だ、どうだまいったか!」
・・・とは流石に言わなかったが。
適性検査の結果が帰ってきた。
うーむ。総合、行動の内容には全く問題は無かったのだが、神経質傾向(くよくよしやすい)、情緒安定性に欠ける、自分をよく見せる傾向にあるらしい。
当てはまるよーな。
まぁ、検査は検査。問題行動にさえならなけりゃ、乗れるからノープロブレム、としておこう。


8月
2日
一段階学課修了

10コマの学科が終わった。技能のキャンセル待ちをしてみた。この時期だからどうせ予約なんぞ取れない。キャンセル待ちして驚いたのだが、結構キャンセルが出る。キャンセル代は当日になると2000円払わなくてはならない。皆、前日までにキャンセルしているのだろうか。
それはさておき、実車に乗ってきた。
いやー、怖いね、色んな意味で。
アクセルやブレーキが思ったよりも軽く、当初は加減がわからず、また半クラもうまくいかずにエンストすること3回。もー足がちがち。ギアの存在忘れてたり、なかなか大変だった。
慣れるしかないことだが、練習もできないのに「慣れる」ってのは難しい問題だよねぇ。
それに都内の教習所で敷地が狭いせいか、なかなか恐ろしいものが。
「直線で少しスピード出してみようか」
・・・・いったいどの辺が「直線」なんっすか、教官。ってかんじで。
都内走らせてるタクシードライバーを俺は尊敬する。


9日
盆帰り


始まったそうな。その余波受けてか、自動車教習所では殆どキャンセルがなかった(=里に帰る前に予約分は消化する人が多かった)=俺も乗れなかった・・・とはいえ、15時に家出るような不真面目さじゃ仕方ないんだろうけど。
その代わり(というか)明日予約空きがあったから、そこで乗ってこよう。


10日
one over


15時間で取りきれるかー!
はい、もう一つ分は確実にはみ出しました、教習実技。
一コマ分、4,400円って高すぎ。
ただでさえ俺の通ってる教習所、元々が高いってぇのに。
大体、家に車ない奴が、ハンドル握るってぇほうが間違っちゃいるのだが、やらんことには免許貰えんし。
要約すると、「ハンドル捌きが上手くできないので、先に進めませんでした。」


11日
キャンセル待ちの意味は


キャンセル出たら乗れる、という代物なのだが、俺にとっちゃあまりその恩恵を受けてないような。
午前中から張り込んでりゃ話は別なのかもしれないが。
今日も待ちに行って、乗れず、明日明後日の予約が3枠空いていたのでそれを取ってきたのみ。


12日
早起きは3文の得


一、朝、久々に社会人と同じ時間帯に起きると、涼しかった。
二、教習が漸く次の段階の時限に進めた。
三、人間らしい生活を送れた気がする。
以上。


13日
夜型人間


すっかり戻ってしまった。
夕方陽が落ちる少し前に起き、教習所へ。予約があったから。


14日
キャンセル待ちって


ぎりぎりいつも乗れない。
俺の人生と似ているのかも・・・・。


17日
台風襲来

来るらしい。
教習のキャンセル待ちするのに、涼しいにも関わらず、冷房効いていたので、久々に長袖着た。
明日の予約取り付けて、帰宅。


18日
細かい作業は

やはり苦手なようだ。教習で実技、2時間連続で乗れたのだが、本日の課題は「S字及びクランク(屈折)走行=狭差走行」である。
クランクの方は前に曲がり角なんかやってるので、難なくいけるのだが、S字が・・・。
「一定の位置までハンドル回して固定すれば、それ以上動かさなくてもきれいに曲がれる」
と教えてくれても、なかなか体得できん。
結局「何となくわかった・・・・かも」と言う状態になったのは、2コマ目終わり頃。
はい、今日だけでまたも2over。
クラッチ操作の方は難なくいけるのにねぇ。
オートマ・マニュアルの別以前の問題、だね。はぁ。


20日
無線教習

朝2時限分教習乗ってきた。
一つは前回乗った、同じコースを、無線つけて指導員同乗せずに走る、と言うものである。
2階コースに上った後、
「無線聞こえたら返事してね」
と言われた後、一人で走る。
いやぁ、なんというか、圧迫感無くてよろしい。
朝一のため、他には4輪2台、2輪4台くらいと非常に空いていたため、危険もないし。
しばらくぐるぐる走っていたが、無線のガーっと言う音はたびたび聞こえてくるが、声は全く聞こえない。
3分後くらいだろうか、指導員がコースに戻ってきた。
やはり無線が機能していなかったようだ。
話によると、混線したり、機能しなかったりと、結構トラブルがあるらしい。以前あった例によると、工事の無線が入ってきたこともあったそうだ。
うーむ、全く無線の意味無いやんけ。
結局、指導員同乗でまたコースをぐるぐる回ったとさ。


21日
時期

仮免と、それを受けるための前段階にある効果測定のためである。
標識なんかをどんな意味を持っているか、覚えるのである。
実技第一段階終了間際に効果測定は受けられるのだが、そろそろその時期である。
勉強、めんどくせぇ。


22日
AT

本日はオートマ車で実技である。
見極めの一個前でATに乗せるとは、クラッチ操作を忘れるじゃないか・・・。
それはともかく。
いやぁ、AT、怖いね。
何が怖いって、エンジンブレーキが殆ど効かないこと。
俺いつも、ブレーキペダルよりも、足を何も踏み込まない状態のブレーキペダルを多用していたから、どうにもこうにも、AT車のすーっと走っていってしまう感覚が、あまり好きになれん。
ブレーキペダルで調節しながらのクリープ現象は、MTの断続クラッチ同様、好きなんだけどねぇ。あのテロテロ走るのが、狭い教習所内では非常に安全で。
ATの特徴を掴むと言うことでやったのが、キックダウン。
ギアがDに入っている状態で、2以上になっているとき、一気にアクセルを踏み込むことで、力強く加速できるロウギアに急速・自動的に入れ替える事である。
つまり。
2以上の状態にするにはある程度の加速をしておかねばならなく、キックダウン後急加速になるため、そこは直線じゃないと流石に危険である。
しかし。
教習所内は狭い。
故に、カーブのとこから加速してかにゃならんと言うことに・・・。
速度出す(最終的に50キロメートル毎時間まで出させられた)ことより、所内の狭さが怖かった。
加速したら「はい、目の前もう壁です」、位に狭いし・・・(誇張なし)。
まぁ、これ終わった後、仮免のコースを2個、走らせて貰ったからそれで良いことにしよう(何が)。


24日
効果測定

そろそろまじめに勉強して受けてこないと先に進めない。そして、技能の方をどんどん忘れていってしまう。
と言うことで、朝方から昼下がりまでテキスト開き、夕方近くに受けに行く。
モニター使って○×行う。
6問間違えで、落ちる。・・・・。50問中45問あってりゃいいのに、よりによっても一問のみで・・・。
「再度受けますか」
お?そうか、本日土曜日は17時までならできる。現時刻16時50分。良し、このまま引き下がるのも何だし、やっていこう。
「はい」
並々ならぬ意欲をみなぎらせ、答える。
再度、モニターの前に座る。教習証No.と氏名を入れ、始める。
カチリ、カチリ、と一つずつ○と×に振り分けていく。
制限時間は30分。7〜8分で終わり、見直しして終了ボタンを押す。
部屋を出てしばし待つ。
「秋葉さん」
「はい」
これで落ちてたら明日また来て、実技の後受けにゃぁならんな。
「合格です。不正解のところを確かめたら、戻してくださいね。」
さっき同様、間違えた問題のみプリントされた用紙を渡される。
5問、不正解。
・・・・・半分は落ちてんのと同じ状態じゃん、これ。
なぁんて、受かったから言える科白か。
見直して、よく考えると、回答した通りに運転すると、かなり危険な事になること、判明。
うーむ、常識も養わねばならぬと言うことか。
これで本日終了。
そうだ、効果測定終わったら2段階の学科も受けられるようになるから、そっちの計画も立てとかないと。


25日
みきわめ

一段階最後の実技である。
これが終われば、仮免が受けられる。しかし同時に、これに落ちれば仮免にたどり着くことすらできない。
仮免何度も落ちるよか、みきわめで落ちといたほうが、厳しめのアドバイスしてもらえるからよいそうだが、落ちたくない。余分に金かかるし。
さてさて。
コースは結構混んでいた。やはり、そろそろ皆様夏休み最後の追い込みの時期だからだろうか。
「仮免じゃないから、緊張しないでやってね」
・・・そう言われても、やっぱりこっちの気持ち的には仮免と同じ状態でやるわけで・・・。
仮免で走るコースや、多くの人が引っかかる部分を重点的に行う。
S字OK、坂道発進OK、クランク(屈折)OK。
よし、問題なし。
「じゃあ次は踏切ね」
さっくりエンストしました。ここしばらく、やっていなかったというのに・・・。
踏切には一時停止義務があり、いったん停まって左右及び音確認してから、ローギアのまま走り抜けるのだが、この踏切、教習所の使用か、単なる敷地の狭さの問題か(おそらく両方)で、坂道になっている。
ま、要は坂道発進に失敗したわけで。
くっそー、こんなとこで失敗とは。
上手いこと、まだ時間に余裕があったので、すぐ目の前の坂道で3度立て続けに坂道発進。
勿論、これは失敗しなかった。
結果は、みきわめ通りました。
「仮免ではゆっくりやっても落ちることはないから、ゆっくりやった方がいいよ。」
・・・・俺、そんなに急いでました?
あー、これがあれか、適性検査での「かっこよく見せる傾向にある」ってやつかも。
さぁて、仮免(修了)検定の予約も取れたし、これで一段落だぁ。



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