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教育実習日誌最終提出
The education practice inside story
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10月11日
教育実習日誌最終提出
夏休み前に大学窓口から実習日誌が返却され、今日まで所持していた。
それの再提出が締め切り日が本日である。
「再提出」と言ってもリテイクではない。
実習期間中はその日その日の日誌を書いて担当教員に感想を書いてもらうのであったが、それとは別に、日誌の後ろには「作文」を書くスペースがある。
教育実習に於いて得たことや、PTAと学校のあり方、生徒指導の方法など、自分でテーマを決めて2000字以上4000字未満の作文を書かなくてはならない。
これの他に研究授業の指導案(とはいっても、俺の場合「研究授業」として行った授業はないので、やったる授業のうちの一コマ分)を貼り付けるのだが、こちらは自分が使ったときのものを少々手直しした位で済むので、後は学校で印刷するのみである。
指導案の内容はビール瓶(実物)を使用した『ゴミ問題2回目(リサイクルについて)』である。
一番内容的にわかりやすくできたand指導案としての形をなしているものであったので。「やった授業の全部出せ」と言われてたら、死んでたな、イロイロな意味で。

「作文」。
テーマは「樹行事の生徒の意欲の換気の方法」と設定。
なにやら色々羅列して文字数を埋める。
おし、これでよし。
印刷のためにカフェテリアへ行こう。

フロッピーから読み出す際、どきどきした。
まかり間違って文章等入っていなかったらどうしよう、と。何度も確認したし、一応学校メールのアドレスに送ってもおいたのだが、やはり心配である。
なんせ、これ出し損ねたら教育実習全部が水泡と化すからである。
流石にそれは恐ろしい。
あ、ちゃんと入っていた。
その後、文型整えたり(仕様が少々違ったため)なんだりしていたら3限をさぼる事になってしまった。4限のチャイム鳴ってからしばし後、漸く印刷も終了する。
一式日誌に張り付けて、返却用A4封筒と日誌を持って教職窓口に駆け込む。
職員が必要書類が全部あるかどうか、一つずつチェックしていく。
なんとなく緊張する。
「ここに名前書いてください」
提出者氏名が順に書かれていた。
2,3個前にミッチーの名があった。おお、彼女もぎりぎりか。
書き終え、ペンを返す。
「お疲れさまでした。」
その言葉と共に肩の荷が全て降りた気がした。
この日4,5限の授業は気が抜け、何もやる気がしなかった。

次の日、学校へ行く途中「あー、なんか本当に終わったんやなぁ」なんて妙に納得したような、充足したようなそれでいてすべて空っぽになったような、何とも言い難い感覚に襲われた。
『なんとなく』で取ってきた教職科目は、俺にとって以外と重いものだったのかもしれない。
教職に関しては教育実習のみに関わらず、色々あったように思うが、一つでも、少しでも、自分の身になったものだと信じていたい。

教員としての免許を公的に示すには申請をしなくてはならないのだが、教員免許状申請は一括で行っているので、後は普通授業で教職関連科目の単位を取り終えるだけ。
以上で教育実習裏日誌は終了である。


教育実習
長かったな、ほんとうに


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