東京・港区三田生まれ。日比谷高校を経て、東京外国語大学フランス語科卒。在学中は前衛芸術に関心を持ち、岡本太郎、花田清輝の影響を受けた。 卒業後 、日本新聞協会に30余年勤務し、広告部長、編集部長、マスコミ倫理懇談会代表幹事を歴任、1991年専修大学文学部マスコミ・ジャーナリズム講座の担当教員となる。 勤務のかたわらミステリー評論を中心に文芸評論を執筆、1960年「感傷の効用 レイモンド・チャンドラー論」により宝石評論賞佳作、1976年『日本探偵作家論』により日本推理作家協会賞、2001年新保博久氏と共同監修した『日本ミステリー事典』 (新潮社)により、第1回本格ミステリ大賞を受賞。 著書に『現代推理小説論』(第三文明社)、『日本探偵作家論』(双葉社)、『新潮日本文学アルバム 松本清張』(新潮社)、『海外ミステリー事典』(新潮社)などがある。 横溝正史賞、江戸川乱歩賞、推理作家協会賞、幻影城新人賞などの選考委員を歴任、現在は日本ミステリー文学大賞、創元推理評論賞の選考委員を務めている。 趣味は、テニス、麻雀、将棋、ウクレレ演奏。最近は昔好きだった海外映画にはまっている。 |
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