宮城の冬は厳しい。
太平洋から吹き付ける風、奥羽山脈や蔵王山脈から吹き降ろす風が荒れ狂う。
自然と共存しながら息づく文化もまた生活への弾みとなっている。
冬の営みは生活への知恵となって生まれてくる。
宮城の自然は感動的な冬の季節の宝庫だ。


◆”氷河”と化した北上川  
◆志津川湾の風景  
◆蔵王の山は美しく

◆“氷河”と化した北上川(06.02.11)                       このページのトップへ

2月中旬、南三陸道から国道45号線に入り道の駅上品の郷を通り過ぎ北上川を左手に見ながら一関街道を北上しました。北上川の大河を見ながらですが今回は違っていました。東北一と言われている北上川が凍り付き“氷河”と化していました。話によると氷の厚さは20センチもあり20数年ぶりの凍結ということです。結氷は昨年末から始まり、徐々に面積を広げて川面一杯に氷が覆ったようです。川面には凍りついた風紋があり厳しい寒さの続く北上川の風景を見ることができました。

               酷寒の 風に吹かれる波も無く 北上川の大河は凍れり

◆志津川湾の風景                                      このページのトップへ

志津川湾は南三陸の中心に位置し、湾内には荒島や椿島の大小の島々が散在しています。湾内では古くからノリ・カキ・ワカメ・ホヤ等の養殖が行われています。
国道45号線を車で走ると湾内を一望にできますが、私が通ったときも遠くに養殖の仕事をしているのでしょうか1艘の船が見えました。遠く水平線を眺めていると大海原に吸い込まれそうで壮大な気分に浸ることができました。

◆蔵王の山は美しく(06.01.29)                            このページのトップへ

蔵王エコーライン入口にあるペンション&レストラン『峠』に入ってきた帰りにいつも通る  号線沿いから見える蔵王の山を撮ってきました。この場所は畑に野菜の栽培をしていて四季折々の蔵王の姿を見せてくれる格好の所です。今日は天気もよく青空が続いていましたが蔵王連峰には雲がかかっていました。

  

宮城の四季
2006 WINTER 冬