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熊野岳登山とお釜・こまくさ(06.08.25) | ||
8月25日、熊野岳登山を計画しました。 週末は生憎のお天気で山登りを遠慮していました。1週間の夏休み休暇も最後になりこの機会と思いながら行ってきました。 |
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■すずらん峠 国道286号線川崎町を通りすずらん峠を越え蔵王連峰が見える野菜畑で写真を撮り一路蔵王へと向かいました。 ヒンヤリとした秋の風がカーブの続く蔵王エコーラインに心地良く吹いていました。 空には秋雲が漂い気持ちの良い朝の蔵王連峰でした。 |
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■お釜の風景 刈田岳駐車場へ到着したのが午前6時30分、早速、朝食のおにぎりを頬張り登山の準備をしました。今まで何度か訪れていた熊野岳だったことから、今回は、熊野岳登山道の右手に見えるお釜をいろいろな角度から撮りながら登る計画を立てました。お天気次第で変容するお釜に見とれて歩きました。太陽の光、空の色、雲、風などいろいろな気象条件によって変貌するお釜を観察することができました。何気なく通っていた登山道でしたがお釜の魅力もまた再発見することになりました。 |
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■けなげに咲くコマクサ 馬の背へ通じる斜面にはコマクサがまだその名残を留めけなげに咲いていました。正直、既にコマクサは終わっていたと思っていたことからピンク色をした花を見たときは感動でした。去年、名号峰へ続く斜面に群生していたコマクサを思い出し帰りにはその斜面にも寄ってみようと思いました。 遠く熊野岳の避難小屋が見えました。青い空とコマクサ、そして、避難小屋、絵になるような風景にじっくりと写真を撮りました。秋の空にコマクサが映えて美しい姿を見せてくれました。山には思ってもいない大自然との出会いがあります。それゆえに山の魅力は果てしないものと思いました。 |
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■熊野岳に通じる登山道 避難小屋を左手に平坦な稜線を熊野岳へと向かいました。心地良い風が頬をなでていきます。至福の境地が通り過ぎていきました。 |
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■米粒の青い集団 熊野岳へ到着。早速、無事の登山をお礼し熊野神社へ参拝した後、周辺を散策しました。暫くすると蔵王温泉方面から登ってくる集団が目に飛び込んできました。青い色をした揃いのトレーナーが一列になり登ってきました。その光景を見て子供たちが学級登山をしていると思いました。昔の話ですが小学生6年生の時に学級登山をした経験を思い出しました。校歌に山の名前があったことから6年生はその山に登るのが恒例になっていました。 |
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■学級登山の6年生 1時間が過ぎたでしょうかその集団は熊野岳山頂へ到着しました。早速、グループに分かれながら食事を取り始めました。引率の先生がいたことから話を伺いました。山形の小学6年生の子供たちで校歌に蔵王連峰の一つである雁戸山の名前があることから比較的登りやすい熊野岳に学級登山していると言っていました。午前9時に蔵王温泉をたち約3時間かけて登ってきたと言っていました。険しい山を全員で登った思い出は大人になっても心に残ると思いました。素晴らしい経験をしたと思いました。 |
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■ロバの耳 ロバの耳コースは、現在、崩落の危険があるということから登山禁止になっています。何処から何処までロバの耳コースがわかりませんが安全地帯まで降りていくことにしました。ロバの耳コースからはまた違った様子のお釜を見ることができました。ここがロバの耳かと思わせるケルンが積まれている場所にたどり着きました。行ったところはそこまででその先の様子を確認することもなく引き返してきました。 |
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■ 名号峰に通じる登山道で出会ったコマクサ 名号峰に通じる登山道でコマクサを見つけました。時折、霧が流れてきました。山の天気は変わりやすくからっと晴れ渡った山には青い空が何処までも続いていました。ここでも青い空とコマクサのコントラストが素晴らしく楽しい自然を満喫してきました。 |
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■ ペンション&レストラン『峠』の手打ちそばと岩風呂温泉 蔵王の登山をした帰りにペンション&レストランの『峠』へ寄りました。登山をした後、『峠』に寄っては手打ちそばと岩風呂温泉に入り疲れを取って帰るのが恒例になっていました。おかみさんは気さくな方で心休まる思いがします。そばも美味しく岩風呂温泉はブナ林の中にあり心和む思いがします。今回もまたゆっくりと時間を過ごし至福の境地に浸ってきました。 |
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