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宮城の鳴子峡・鳴子ダム、山形の前森高源へ(06.11.09)
鳴子峡の紅葉を見る機会を捉え、、鳴子峡から国道108号線を走り鳴子ダムへ、63号線から花立峠を通り山形側へ下り、山形から仙台へ帰る計画を立てました。先ず、最初に行ったところは鳴子峡でした。大谷川が刻んだ高さ100mの鳴子峡は、断崖絶壁と渓流がおりなす景勝地です。特に紅葉が素晴らしく、渓谷全体が鮮やかに赤く染まります。新緑の鳴子峡もまた良いものですが、秋の鳴子峡も更に良いものです。大いに期待した今回の旅でした。
◆ 鳴子峡

秋の鳴子峡は何度か訪れたことがありました。紅葉が始まった頃と見頃な時期、枯葉舞う時期とそれぞれに鳴子峡の大自然を楽しむことができました。何と言っても、紅葉真っ盛りの時期が一番良いと思います。カエデなどの赤、オレンジ、黄色に、アカマツの緑の樹木を見ることができ、鮮やかに燃えた渓谷は感動的です。今回は、前日の雨と風で葉も落ちて晩秋の雰囲気が漂っていました。それでも、真っ赤に燃えたであろう鳴子峡の姿を垣間見ることができました。

◆ 鳴子峡の遊歩道

鳴子峡の渓谷を歩いてきました。見晴台から大谷橋の約2.5kmの間を遊歩道が整備されていました。。峡谷の中には、立石、衝立石、獅子岩、仁王岩、虫喰岩、九曜岩、烏帽子岩、天柱岩等の奇岩怪石がそびえ立ち、それぞれに素晴らしい風景を見ることができました。
この時期に鳴子峡を縫って走る陸羽東線の電車は渓谷に近づくとスピードを落としてゆっくりと走るそうです。JRの心配りが読み取れる走行のようでした。丁度、電車が通る時間帯であったことから暫く待ってその様子を見ることにしました。突然トンネルから出てきた電車はゆっくりとゆっくりと走っていきました。のどかな時間が過ぎていきました。岩肌に這いつくばったカエデなどの赤、黄色は、真っ白な電車の色とマッチして素晴らしい風景を見せてくれました。

◆ 鳴子ダム

鳴子ダムの展示室へ寄ってきました。ダムには何度か訪れたことがあったので、今回は、鳴子ダム管理事務所がある高台からダムを見ることにしました。立派に整備された展示室がありました。ベランダにも出ることができ、望遠鏡も備えられていて、身近にダムを観察すツことができました。ダムは真っ赤に燃えていました。展示室にいた案内の方は、前日の雨と風ですっかり葉も落ちてしまいました。木々にはもっと沢山の葉がついていましたが大分落ちてしまったということでした。展示室を見学すると地元の小学生がダムを訪れて書いた感想文がありました。それぞれにダムを見学した思いが綴られていました。隣りの展示室では鳴子ダムの建設当時の写真などが展示されていてビデオコーナーなどもありました。展示室のディスプレイは職員よる手作りとのことでした。鳴子ダムのキャラクター鳴太郎くんと鳴美さんがいるそうです。鳴太郎くんのぬいぐるみは展示室の一角に飾られていて見学者を歓迎してくれていました

◆ リゾートオニコウベ

花立峠は、108号線から63号線に抜けリゾートオニコウベを通って行きます。牧草地が延々と続いてました。遠く1261.7mの 岳が聳えていました。去年の秋に登った山でした。

◆ 宮城県側・禿岳登山口

禿岳への登山口は国道63号線の宮城県と山形県の県境にあります。去年登った山だったので懐かしい気がしました。山登の計画が無かったので、暫く休憩した後、山形県側へと下りて行きました。山形県側は下る一方なのでエンジンブレーキをかけながら慎重に車を走らせました。山形県側は、砂利道で対向車とのすれ違いも容易ではなく細心の注意を払って運転をしてきました。幸いなことに対向車が1台も無く難を脱することができました。特に谷沿いを走る車は要注意でした。再び山形県側には降りたくない道路と思いした。

  
◆ 山形県側・花立峠

山登の計画が無かったので、暫く休憩した後、山形県側へと下りて行きました。山形県側は下る一方なのでエンジンブレーキをかけながら慎重に車を走らせました。山形県側は、砂利道で対向車とのすれ違いも容易ではなく細心の注意を払って運転をしてきました。幸いなことに対向車が1台も無く難を脱することができました。特に谷沿いを走る車は要注意でした。再び山形県側には降りたくない道路と思いました。
花立峠を下りて間もなくすると大根畑が広がっていました。遠くには禿岳を見ることができました。伐採した木を山のように積んでいる場所がありました。陽に照らされた木の模様が綺麗で思わず車を停めてみてきました。あまり太くない木でしたがどんな使われ方をするのかと想像しながら見てきました。絵になる光景と思いながらカメラのシャッターを切りました。

  
  
◆ 前森高源

最上町へ通じる63号線を走っていくと前森高源の看板が見えました。お昼も回ったことから高源で食事をすることにしました。
前森高源はアウトドアが楽しめる場所でした。オートキャンプ場や乗馬体験施設、物産館、ハム工房やアイス工房など手作りの工房があり、大自然に浸りながら楽しめるリゾート地になっていました。
オートキャンプ場に行くとひっそりと静まり返っていました。トイレも閉鎖され冬ごもりの季節を迎えていました。早速、持ってきたラーメンを食べてきました。

◆ 東北中央道から山形道

帰りは瀬見温泉の近くにあるヤナ茶屋で休憩した後、東北中央自動車道、山形自動車道、東北自動車道を走り仙台へ帰ってきました。東北中央自動車道を走ることには陽が落ち月山や朝日岳がくっきりと見えました。家に着いたのが午後7時を回っていました。総行程286kmを旅でした。

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