雌猫”ミッピィ”との奮闘記(2003.2.8)

 我が家のアイドルは、ペット猫の”ミッピィ”(雌)と言います。
 2002年3月上旬から我が家の一員になりました。
 話せば長いことで、息子が、一人アパートで猫を飼っていたことから、転勤を機に我が家で預かるはめになってしまいました。
 今までこの方、ペットを飼ったことも無く、預かった当時は、猫の本を購入し、飼育方法など、一生懸命(?)勉強しました。本を読んで初めて猫の習性などを知り、ペットを飼う難しさもいろいろと経験をしました。
 丁度、我が家に来て間もなく、何とも騒々しい猫の鳴き声に悲鳴を上げ、早速避妊手術をしました。手術まで2〜3日の期間があり、その間、猫の鳴き声が、隣近所に聞こえはしないかと、気が気でない時間を過ごしました。手術は、無事終わりましたが、その後、手術したところに膿を持ち、平行して、耳にダニが付着するなど、完治するまでに3ヶ月ほど病院通いをしました。
 人間と違って、健康保険も効かないし、それ相応の経費がかかり、大変な思いをしました。 病院からいただいた薬の袋の名前には、しっかりと”ミッピィちゃん”と書かれていたのには、さすが、犬猫病院ならではの処方箋と感心したものでした。
 家内は、病院にミッピィを連れて行くとき、1度だけ専用のバスケットに入れて行ったようですが、その後は、マンションの入居者の人目もあり、布製の買い物袋に入れて通院をしたようです。家内の話では、エレベーターに乗る時は、誰も乗ってこなければ、鳴き声をあげなければと、気が気でなかったようです。
 ミッピィを飼ってからは、野良猫と思しき猫を見つけると、ペットを飼うものの責任というか、今までは、考えもしなかったことを自分のこととして捉えるようになりました。
 今では、癒しのペット”ミッピィ”として、我が家の一員です。
 ミッピィは、人の心配を知る由もなく、今日も我が物顔で、部屋の中を走り回っています。
 実を言いますと、私たちが住んでいるマンションでは、規定により、犬、猫等のペットを飼ってはならないという決まりがあります。幸いなことに、今は、大きな声を出すこともなく、匂いについても細心の注意を払っていますが、冷や汗をかきながら飼っている状況です。 
 一時預かっているとはいえ、息子のアパートでは、飼うこともままにならないようで、もし、我が家族の一員となったミッピィを手放さざるを得ない状態になった時はどうしょうかと家内と二人で頭を悩ませています。
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