I’LL ランド
僕の好きなアイルランド音楽、ダンスをとりあげたページです。
まずは、アイリッシュダンスから・・・
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●アイリッシュ・ダンス
ここ数年、アイルランドから発信された、アイルランド&ケルト系カルチャーのムーブメントが世界的に続いている。
音楽の世界はもちろん、ステージやパフォーマンスの分野でも、この傾向は強い。
その代表的なものが日本でも良く知られている「リバーダンス」と「ロード・オブ・ザ・ダンス」。
元々一人ないしは小人数で踊るのが基本の、上半身は動かさず、脚だけを動かす独特のステップを組み合わせるアイルランドの伝統的民族舞踊、ステップダンスをもとに、ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」にヒントを得て、ずらり並んだダンサーたちが揃ってステップを踏む画期的なスタイルへと昇華させた、画期的なダンスショーである。
このダンスショーのオリジナルメンバーであり、振付を担当していたのが、アイルランド系アメリカ人の、マイケル・フラットレー。その華麗なステップは圧倒的で、世界一速く、1秒間に28回ステップが踏めるダンサーとして、ギネスブックにも名前が記されているほどである。
「リバーダンス」に世界的な成功への道を開いたのはマイケルだった。
その後、創作の方向性の違いから「リバーダンス」を離れ、自らの新たなダンスショーを創るべく活動を開始。そして誕生したのが、「ロード・オブ・ザ・ダンス」である。
これらのショーのダンスステップは、アイリッシュダンスの基本は守りつつ、タップダンスやフラメンコなど、さまざまなダンスの要素をとりいれて、よりスピード感あふれる現代的で洗練されたものになっている。厳しいトレーニングで鍛えぬかれた20人を越すダンサーたちが一糸乱れず同じステップを踏むパフォーマンスはすごい!
のひとこと。
ダンサーの靴の裏には、金属の板がついているので、ステップのたびにリズミカルに音がする。まるでメロディを奏でているようにも聞こえる、この響きもまたたまらない。
●僕とアイリッシュダンスとの出会い
僕が初めてアイリッシュダンスに出会ったのは、映画「タイタニック」。ディカプリオとケイトが3等客室で踊るシーン。GAELIC STORMの演奏だったと思う。
その後、1999年のロード・オブ・ザ・ダンス来日公演のTVCMを見て、気になりはじめ、テレビの特番を見て、「うぉ〜〜〜すげぇ〜〜」と感動し、「見に行くぞ〜〜」と思ったものの、都合がつかず、断念。
●朝刊にて
2000年夏のある朝、朝刊を読んでいたら、《リバー・ダンス再来日決定!!》と、チケットの広告が。
今住んでいるところは関東ローカルのテレビ電波が入って来ないから情報が全く入ってこないのです。去年は同じ市内でも、関東ローカルが入ったので、このようなイベントの情報は入ってきてたのですが・・・
この小さな新聞広告に気づかなかったら、リバーダンス来日公演があったなんて分からないままなんだろうなぁ。
今度こそ行くぞー!!ということで、なにがなんでも行くことにした。後に予定なんて入っても、すべて断ってやる〜〜と誓って。
●ロッピーとの格闘
さて、7月9日、チケット発売の当日がやってきました。興奮しているのか、朝6時前に起きてたと思う。チケットは10時発売なので、暇なので、海へ行ってボーッと日光浴してました。
10時が近づいてきたので、近所のローソンへ。
しか〜し、ロッピーの前に女性がスタンバっている。
ということで、違うローソンへ。
が、またしてもロッピーの前に女性が。
でも、もう10時になろうとしているので、しょうがないので、順番を待つことにした。
午前10時、その人も何かのチケットを取ろうとしていたらしい。携帯で連絡しあっている。たぶん、さっきのローソンにいた女性は友達なのだろう。
その人は20〜30分ロッピーと格闘していたが、結局チケットを買わず帰っていった。友人が取れたのかなぁ?
次は僕の番です。前の人がかなりの時間格闘していたので、繋がりにくいのかなぁと…
ありゃ、一発で繋がりました。
11月25日、18時公演、S席、2枚購入。
「1階 7列 37番、3?番」 7列目かぁ、結構良い席じゃん。ラッキー!!
●ピンチ
一緒に行く予定だった友人が、都合により行けなくなってしまった。
しょうがない、誰か一緒に行ってくれる人探さなくちゃ。誰を誘おうかなぁ?と、悩んでいたら・・・
な、なんと、僕も諸事情で行けないかも???多分ダメだと諦めていました。ただ、0.0001%の可能性にかけてチケットは手元に置いていました。
11月24日、公演の前日です。神様に僕の気持ちが通じたのか、行けることになりました。うれし〜〜い。
が、さあ大変。これから一緒に行く人いないだろうし。高速バスを予約して・・・
あっ、姉ちゃんが東京へ行きたがってたなぁ。と、姉に電話したら連れてってくれ〜と。あらら、姉ちゃんとかよ。
●リバーダンス当日
まさか姉と行くとは・・・チケット取った時は、友達と、買い物する予定だったので、夜の部にしていたのに。
結局、姉の接待でした。僕の買い物なんてできませんでした。原宿へ、ヒステリック・ミニの子供服買いにいって。(買わされたし)
●リバーダンス開演
17時ごろ、会場となる東京国際フォーラムへ到着。へぇ〜〜ダフ屋も出てるんだぁ〜。なんて思いながら会場の中へ。僕は東京国際フォーラムの雰囲気って結構好きです。きれいだし。
ロビーにはスポンサーのネスレのブースがあり、コーヒーをいただいた。キット・カットとクランチもあり、しっかり全てのポケットに充填完了。セコイ。
開演の時間も近づいてきたのでホールの中へ。
7列目、7列目・・・ありゃ、3列目じゃん。チケットには7列となっていたが、ステージの関係で5列目が最前列。しかもセンター、ど真ん中です。アイルランド人?関係者らしき人達より前だよ。すっごく良い席でした。
ロッピーって穴場かも?なんとなく「ぴあ」「CNプレイガイド」「電話」「店頭」を避けて、あえてロッピーにしてみたのは大正解だった。
さて、ショーですが、Male: ブランダン・デガリ 、Female: ジェリー・リーガン
、Flamenco: マリア・パヘス というメンバー。
さすが3列目、ダンサーの汗まで見えて。息づかいも聞こえて。タップの足さばき。感動しました。全身鳥肌!!毛穴前回!!ゾクゾクきました。ドライアイススモークでゾクゾクしたのかも?ってぐらい近いんですよ。ほんとに冷たいんですね。あのスモーク。
きれいなお姉さんも何人かいたし。やはり北欧系はいいなあ。足も引き締まってめちゃきれい。目が合って、ドキドキしちゃった。なーーんちゃって。
ショーの構成はビデオより良かったと感じました。でも、フィドルはビデオのアイリーン・アイヴァースのほうが良かったです(現在は参加していないようなので期待していなかったが)。あと、黒人とのタップ対決で、バック転がなかったのにはがっかりだったなぁ。
とにかく、凄いショーだった。ダンス、歌、音楽。こんな感動したのは、ブルースのコンサート以来かな。それにしても、ブルースからアイリッシュダンスまで。共通点はあるのか?
姉も、ショーが始まるまで何を見に来たのか知らなかったが(子供服の買い物だけが目的だったので)、完璧にノックアウトされてました。感動で目をウルウルさせてました。
●インターネットにて
2001年6月のある日、会社でインターネットをしていたら、《ロード・オブ・ザ・ダンス再上陸》との情報が。
なぬぅ、今週の土曜日からチケット発売だと?あちゃー、大変だぁ〜〜。と、すぐに僕のHPの掲示板で友人に連絡。その夜、メールにて連絡、行くかどうか決めることに。
決定!もちろん行くことに!!友人4人で!!!
さて、またロッピーと戦うぞー。
●ロッピーとの再戦
7月9日、チケットの発売日です。もっと早く情報を入手できてれば先行予約とかがあったようだが。
しかし、諦めない。ロッピーとは相性が良いから。
前回の反省から、10時のかなり前にローソン到着。ロッピーの前で試合前のウォーミング・アップを。腕時計はぴったりに合わせてきた。あとは10時を待つだけ。
ここで、疑問が。 10時発売ということは、入力始めるのが10時なのか?入力終了が10時ならいいのか?
悩んだ末、10時から入力することに。10時前から入力して、チケット情報がUPされていなかったら時間のロスだから。
さて、9時59分57、58、59、
10時!!
入力開始。ピッ、ピッ、ピッ、・・・よし、入力終了。
が、繋がらない。パンクしているようだ。後からやり直せだとぉ。ふざけるなぁ。ピッ、ピッ、ピッ・・・
うぉぉぉぉぉぉ〜、やっぱり繋がらない。
これを20分ほど繰り返していた。全然繋がらない。
この入力を最後に、ファミマのぴあに作戦変更しようと・・・
繋がったぁ!!
めでたく、予約完了。
10月14日 13時開演 S席 4枚
「アリーナ A−5ブロック 25〜28番」 ???
そう、今回は代々木体育館なのです。A−5ブロック???いったいどんな席なんでしょうね?楽しみです。そして不安です。
(↑2001年8月記)
●LORD OF THE DANCE当日
今回は友人4人で観ることに。一人は現地合流するので、いわきからは3人で高速バスで東京へ向かった。
今日の高速バスの運転手、面白すぎる。酔っ払いのオヤジのような話し方、内容、そのうち一曲歌うんじゃないかと思うぐらいだった。「みなさんの目的地まで安全運転で・・・」のアナウンスには「じゃあ、代々木まで行ってもらうか」と突っ込みを入れときました。
ちょっと余裕をみて出発したので、お昼ごはんを食べながら、表参道あたりを散策でも。いつも新宿にしか行かない僕は、おしゃれな街に緊張してしまいました。「バンブー」というお店で昼食をとりました。ローストポークのサンドウィッチと海老の生春巻き、ガトーショコラ、アイスティー。ちょっと食べすぎちゃったけど、メチャメチャ美味しかったです。
●代々木体育館入り
12時過ぎ、会場入りしました。代々木体育館に来るのは初めてです。
うわぁ、ひろい。リバーダンスを観た東京国際フォーラムに比べるとかなり大きい。こんなに人入るのか?と心配しましたが、開演30分以上前にもかかわらず、 けっこう人が入っており、雰囲気もいい感じです。
さて、僕たちの席は・・・アリーナ A−5ブロック
案内図を見ると・・・おっ、一番前の、センターから右へ1つ目のブロックじゃん。こりゃ期待できるぞ。
アリーナへ降りていき、A−5ブロックへ、25は・・・
おっ、3列目だ。
リバーダンスに引き続きまたもや3列目。さすがロッピー!!ロッピーを信じて良かった。
●開演
うぉ〜〜、始まった〜〜。鳥肌、鳥肌。
でも、音は最悪、割れ割れ。会場が広いから大音量?地響きが・・・
やっぱり生演奏ではなかった。そのうえ、妖精の笛パクばればれから始まり、ちょっと興ざめ。さて、いよいよ「LORD
OF THE DANCE」の登場だ。
ありゃりゃ、なんじゃこのひ弱な青年は?
LOAD OF THE DANCE = マイケル・フラットレーというイメージがあったから、ずっこけちゃいました。なんだかなぁ。リバーダンスの時のブランダン・デガリと比べても・・・物足りなさを感じてしまいました。顔はかっこいいので女性にはいいのか?
ダンサーの名前は分かりません。開演前に会場内を探したが、発表されていませんでした。そのうちネット上で探してみます。なんでも、スターダンサーが出るのを嫌っているとのこと。マイケルの考えそうなことだ。一人立ちされるのが怖いのか?
それにしても、マイケル。踊らない、来もしないのに、パンフレットにはバシバシ出てました。これぐらいナルシストだと気持ちいいね。生マイケルを見てみたくなりました。
アイリッシュダンスの醍醐味はやはり、大人数でのダンスでしょ。しかし、なんか、ダンスが揃っていない。体型も・・・数人ぽよぽよした人が・・・横っ腹摘んじゃうぞ!と思うぐらい。相変わらずセンスのない衣装はこれはこれで楽しめました。
アリーナバージョンということで、内容が変わっているのかなぁ?と期待していたが、ビデオの内容と変わっておらず、やはりストーリーはなく、メリハリがないまま進んでいきました。リバーダンスと違うのは火薬が使われていたことかな。席が前の方だったのでビックリしました。
そうそう、リバーダンスもロード・オブ・ザ・ダンスもアンコールのダンスがすごいじゃないですか。これでもかー、まだやるかー?と盛り上げに盛り上げて終わる。僕自身はアンコールだけを観に来てるといっても過言ではないぐらい。ところが、今回はあれれ?という間に終わってしまった。夜の部が控えているからかな?よし、これから盛り上がるぞー!と立ち上がったら、終わっちゃいました。これにはガッカリ。客をなめてるのか。
なんだか、文句ばかり書いちゃいましたね。でも、何回かは鳥肌立ちました。良かったのは良かったです。 が、LOAD
OF THE DANCEはもう2度と観に行かないでしょう。
リバーダンス来てくれーーーーー!!!
(↑2001年10月記)