< 座談会 >

栄光の学会創立75周年

第2部


 51  52  53  54  55  56  57  58=完

 

<51>
出席者:秋谷会長、青木理事長、桃原沖縄総県長、安谷屋沖縄総県婦人部長、平良沖縄総県青年部長、大城沖縄総県男子部長、東江沖縄総県女子部長

大激戦の那覇

安谷屋 ところで今回の衆院選では、那覇をはじめとした小選挙区の「沖縄1区」から公明候補(シラホ台一)が立候補しました。
平良 今回も歴史的な大闘争だ。
大城 有権者が政治家に望むのは「言葉」や「決意」じゃない。本当に生活を良くする「政策の実現」だ。
東江 政策を争うのが選挙です。それが、前回の衆院選の沖縄1区では悪質な選挙妨害が大問題になりましたね。
平良 公明党の街頭演説会を知らせるポスターが「何者かによって」黒いスプレーを吹き付けられたんだ。
大城 この事件で、公明党沖縄県本部は即刻、沖縄県警那覇警察署に刑事告訴を申し立てた。
桃原 当然だ。だいたい政党のポスターであれ、何であれ、他人の物を傷つけたら「器物損壊罪」に問われる。
平良 結局、6人が逮捕され、4人が罰金。2人の少年が保護観察になった。
青木 こういう卑劣なことをやるのは民主主義の敵だ。だいたい、やらせた正体は分かっているが(笑い)。

デマで謝罪

東江 それにまた、あの衆院選では、ある候補者の応援に来たタレントが「住民票移動」のデマを流した。
 公明党が選挙のために1000人単位で住民票を移動している≠ネどと言い放った。
平良 結局、このタレントは「迷惑をかけて申し訳ない。おわび申し上げたい」と、謝った。
桃原 当たり前だ。選挙があるたびに、この種のデマを流すやつが出てくる。そのたびに「事実無根」とハッキリしているじゃないか。
青木 いつ、どこで、誰が、選挙のために住民票を移動したのか。一切、言えない。言えるはずがない。ウソだからだ。
平良 このタレントもウソがバレて謝罪した。大恥を晒した。
大城 応援した候補者も落選した。
秋谷 「1区」というのは、どの県でも、中心都市の心臓部だ。
 その県の政治、文化、経済の中心地で、選挙を汚す。そんな連中に政治を語る資格も、国民の将来を口にする資格も一切ない。汚らわしい限りだ。
 絶対に許すな! 許してもならない。
平良 今回の衆院選でも、おかしな連中が立候補している。あの白川某まで駆り出した候補者もいるようだ(笑い)。
秋谷 あんなのを、わざわざ引っぱり出してくるとは。一体、何を考えているんだ(大笑い)。
青木 よっぽど応援してくれる人間がいないんだな(爆笑)。

哀れ政権乞食

平良 ところで、今回の選挙の争点は「郵政の民営化」だ。
 それを国会では対案も出さずに反対したくせに、解散したら慌てて対案を出してきた党がある。
大城 民主党だ(笑い)。
桃原 だいたい、民主党は郵政改革に賛成のはずだった。それが党利党略で対案も出さずに国会で反対した。
平良 ロクに仕事もしないくせに「政権」だけは欲しがる。だから政権乞食=i静岡新聞、8月9日付)なんて言われるんだ。
東江 新聞各紙も「どう考えても、おかしい」と厳しく批判していますね。
桃原 沖縄の新聞記者も呆れていた。
 「あの政党は寄せ集めだ。意見もバラバラだ。本気で対案を作ろうとすれば、党が割れてしまう。自民党以上に分裂する」と見抜いていたな。
大城 だから国民は、信頼しない。したくても、できない(笑い)。

まず党を変えろ

平良 また、あの不祥事体質、事件体質! 昨年11月には、沖縄の民主党県連の代表を務める参院議員の長男が恐喝容疑で逮捕された。
東江 何しろ選挙直後のことで、驚きましたね。
大城 そして今年の5月10日、横浜地裁から懲役1年8ヵ月の実刑判決を言い渡された。
平良 だいたい民主党は、一昨年の衆院選以降で、不祥事による議員辞職が5人もいた。それも代議士だけで、だ。こんな例は世界の民主主義国家でも日本だけだろう。
安谷屋 前回の衆議院選挙で当選した議員が、2年もたたずに5人も辞職!
桃原 それも「学歴詐称疑惑」に「秘書給与詐取疑惑」。そして「公選法違反」。
 「政治家が絶対にやってはならない不祥事」ばかりだ。
青木 そんな政党が「政権を取りたい」「日本を変えたい」(大笑い)。
 大きな口を叩く前に、まず党の体質を変えろ!
平良 とにかく大事な郷土です。我が沖縄から、おかしな議員は絶対に出せない。有権者の責務です。
桃原 「日本の勝利は南から」。我らは勝利の大旋風を巻き起こそう!
 沖縄から、創立75周年の完勝の勝鬨を上げようじゃないか!

(2005. 9. 5. 聖教新聞)

 

<52>
出席者:谷川総東京長、片山足立総区書記長、島瀬北総区婦人部長、佐藤男子部長、阿部北総区男子部長、鴫原足立総区男子部長

谷川 学会創立75周年を飾る大闘争。本陣・東京の同志も意気軒高だ!
鴫原 とりわけ我が足立の同志! 「東京の王者」の誇りに燃えて、大前進している。
片山 なかでも足立文化講堂の地元である宝城支部(野村喜久嗣支部長、大井妙子婦人部長)。聖教新聞の啓蒙をはじめ、真剣と執念の戦いで地域に信頼を勝ち広げている。
鴫原 それに北区と接する宮城太陽支部(兼弘稔支部長、北村都子婦人部長)の友! 地域の信頼抜群だ!
阿部 北区では、この4月に北新世紀会館(北区浮間)がオープンした。その地元の浮間本部。ここは友好拡大が見事です。
島瀬 北平和会館(北区東十条)の地元の稲付支部(矢本守支部長、佐藤祐子婦人部長)も「地域友好の柱」です。
 会館の駐車場では地域の盆踊りなども行われて、友人も皆、楽しみにしている。
 今年は地元の町会から依頼があって、なんと北平和会館で町会の総会を行ったほどです(拍手)。
阿部 豊島五丁目団地がある共和支部(飯島進支部長、渡辺澄子婦人部長)と新豊島支部(桐生保支部長、桐生寿江婦人部長)は長年、弘教でもトップクラスです。
島瀬 一昨年の6月には、2支部から4支部に発展することができました。
佐藤 素晴らしい前進ですね!
島瀬 それに北区では歓喜支部(高師武生支部長、小倉靖江婦人部長)!
 昭和63年に池田先生が支部内に立ち寄られた地域です。
 折伏でも常に先駆。とくに、若いメンバーの活躍が目覚ましい! 宝寿会の先輩方から学会精神をガッチリ受け継いで走っています。
谷川 あのローマの将軍カエサルは「大胆かつ迅速な行動で好機を逃すな」と叫んだ。
 陣列は整った。「今こそチャンス」だ。攻めて攻めて攻め切る時だ。

ポスターに落書

鴫原 話は変わるが先日、公明党のポスターに落書きをした男が、器物損壊罪の現行犯で赤羽警察署に逮捕されたな(8月20日)。
阿部 選挙は民主主義政治の土台だ。基盤だ。その選挙を汚す暴挙は、断じて許すな!
片山 それにしたって、やり方が古いな(笑い)。こんな嫌がらせで選挙を妨害した気になっているんだからな。
佐藤 幼稚も幼稚、子どもの「お遊戯」みたいなやり方だ。何の意味もない(笑い)。
 そういうことを、キチンと教えてやる人がいないんだな(爆笑)。
片山 それにしても今回の衆院選。非常に関心が高い。
谷川 どの新聞でも、そう言っている。公明党は各地で大激戦だ。
阿部 とくに東京12区(北区全域と足立区の江北地域)!
佐藤 大混戦、大乱戦だ。断じて勝ってもらいたい!
鴫原 今回の衆議院選挙は、野党の評判が悪いな。新聞でもテレビでも、影が薄い。
佐藤 野党といえば「何でも反対」「反対だけが実績」の某党(笑い)。
片山 それに、できもしないことばかり「やる、やる」と宣伝するパフォーマンス政党≠セ(笑い)。
島瀬 どっちも、国民の信用はガタ落ちね。だから影まで薄いのよ。
谷川 ジャーナリストの田原総一朗氏も雑誌で語っていた(「第三文明」10月号)。
 僕が司会をしているテレビ番組(8月14日放送)でも、自民党、公明党の幹部が出演している時は、視聴率が9%。野党の3党首が出てくると6%に落ちた≠ニ言うんだ。
阿部 数字はウソをつかない。皆が飽き飽きしている証拠だ。
佐藤 とくに「誰が改革を進めているのか」「誰が改革に反対しているのか」。今回の総選挙は厳しく問われる。
 有権者は、この一点を厳しく見抜いていかねばならない。
鴫原 その通りだ。改革を前に進めるのか。後退させるのか。これが焦点だ。
阿部 それに国民の安全を守ること。これが政治家の重要な責務だ。
島瀬 東京選出の公明党の候補には「防災対策のプロ」がいます。国会議員で「ただ一人」と言われる「大学で耐震工学を専攻した災害対策の専門家」がいる。
鴫原 最近は、とくに災害が多い。8月16日にも、宮城県で大きな地震があったばかりだ。
阿部 専門家が一段と重要視される時代だ。そういう人材こそを、有権者は必要としている。
島瀬 今月4日の豪雨でも都内で浸水の被害がありました。
阿部 公明党の候補は、ただちに現場に急行。午前2時すぎまで壊れた堤防の改修や被災者の救援に奔走した。
谷川 それでこそ「現場第一」の公明党だ。
片山 そもそも公明党の小選挙区の候補は全員が「小選挙区の単独立候補」だ。「比例区との重複立候補」がいない。みな「背水の陣」だ。
島瀬 民主党の候補なんか、どこも重複立候補じゃないの。選挙区で負けても、復活当選できる。
鴫原 私の近所の人も「根性、覚悟が違うな」と言っていたな。
谷川 厳しい戦いだ。だからこそ絶対に勝ってもらいたい。
 われわれ支持者も真剣に応援する。

真夜中にビラ

佐藤 東京12区といえば、公明党の太田あきひろ幹事長代行が立候補しているが、先日(今月3日)も、公明党を中傷する悪質なビラが撒かれた。それも真夜中にコッソリと、だ。
片山 公明党は即日、警視庁に刑事告訴の申し立てをしていたな。
阿部 ビラが撒かれたのは3日の未明だ。
 この日の午前2時半ごろには、ビラを撒いていた女二人が北区西ヶ原で見つかり、警察署の車で連行された。
島瀬 それにしても、真夜中に女性にビラを撒かせる。非常識極まりないわね!
谷川 こんな残酷なことは、共産党だって、やらせない。こんなことをやらせるのは鬼畜だ。
阿部 現場に居合わせた人の話によると、女の一人はシアトル事件はなかった≠ニか何とか言い張っていたそうだ(笑い)。
片山 へえ、ずいぶん日顕宗の事情に詳しいじゃないか(爆笑)。
佐藤 今回のデマビラにも、日顕一派のデマ新聞に出ているものと同じイラストが出ていたよ(大笑い)。

ビラで3件敗訴

鴫原 「選挙狙いのデマビラ」と聞いて思い出すのは、あの日顕一派だ(笑い)。
片山 だいたい日顕宗の連中は、選挙のたびに違法ビラを撒き、訴えられ、裁判で断罪されてきたからな。
谷川 「デマビラの裏には日顕一派」。今や有名だ(大笑い)。
島瀬 今までだって、日顕一派は、デマビラ絡みの裁判で、3件も断罪されているじゃないの!
阿部 その通りだ。まず、日顕直属の謀略グループの檀徒である佐貫修一(東京都北区在住)らが平成12年4月ごろに撒き散らしたデマビラ事件。
 結局、今年2月、最高裁で100万円の賠償命令が確定した。
鴫原 平成12年といえば6月に総選挙を控えていた。ビラが撒かれたのは、その直前の4月。選挙妨害の狙いは明々白々だった。
佐藤 その点は裁判所も明確に認めている。
 判決でも「(デマビラ配布が)衆議院総選挙を直前に控えた時期に行われた」「(日顕宗の寺院などを通じて)組織的に広く配布された」と厳しく糾弾された通りだ。
阿部 また、同じデマビラをめぐる別の裁判でも平成15年7月、日顕宗坊主の近山智秀(大阪・平等寺)と檀徒らに、60万円の賠償を命じる判決が確定している。
鴫原 この時の判決も「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」と厳しく糾弾している。
佐藤 これは宗門の坊主本人が断罪された事件だ。坊主が首謀者だった。
 当然、宗門の最高責任者である日顕の責任は重大だ。
阿部 それに平成13年の参院選直前にも、さっき話が出た日顕直属の檀徒(佐貫)らが、学会を中傷する別の違法ビラを撒き散らした事件。
 この事件でも、裁判所が檀徒を断罪。賠償金100万円の支払い命令が確定している。
佐藤 この参院選では、檀徒が二人も立候補した。日顕が自ら応援しろ≠ニハッパをかけるほど、入れ込んでいた(笑い)。
片山 それに日顕は、ビラで断罪された檀徒の連中に対しても法華講の中で最もすぐれている∞これからも大きくなってもらいたい∞ワシも毎日、祈るから頑張ってもらいたい≠ネどと、おだてあげていた。
島瀬 やっぱり「デマビラ事件の裏には日顕あり」(笑い)。もう明確ね。
佐藤 選挙狙いの悪質ビラは民主主義を汚す毒物だ。われわれ青年部も見つけ次第、即座に当局に通報していく。突き出す。
 当局も、警察も、選挙管理委員会も、厳重、厳格に対処してもらいたい。

(2005. 9. 6. 聖教新聞)

 

<53>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、竹内青年部長、佐藤男子部長

佐藤 11日投票の衆議院選挙も最終盤。こんな支持者の声があった。
 「ある公明党候補が、90度の最敬礼で支持を訴えていた。これまで見たことがないほど真剣だ。肌身で感じる」と語っていた。
青木 当然だ。他党の候補だって、誰だって、そうしている。
原田 いくら、いい演説をしたって、頭一つ下げられない候補じゃ、幅広い支持は得られない。
秋谷 人格は振る舞いに表れる。礼儀は大事だ。有権者は鋭く見ている。公明党の候補は、他党のどの候補よりも、真剣、真摯、誠実に、支持を訴え抜いてもらいたい。

好評の公明CM

佐藤 今回の衆院選は、かつてない「少数激戦」だ。国民の関心も高い。どの政党もアピールに必死だ。
原田 各党のテレビCMも毎日、放映されている。党のカラーが出ている≠ニ評判だな。
秋谷 なかでも公明党のCMが一番、注目されているようだ。
竹内 今回のCMは、時代劇の舞台設定。「改革」を阻止しようとする勢力に対して、神崎代表が登場し「今度も、そうはいかんざき!」と渇を入れる内容です。
佐藤 さっそく、友人が電話をくれた。
 「公明のCM、見たよ。面白いね。<いかんざき>は、有名だね」と喜んでいた(笑い)。
原田 私の学生時代の友人も感想を語ってくれた。
 「一番インパクトがある。それでいて、押しつけがましくないところがいい」と言っていた。
竹内 早稲田大学名誉教授の武田勝彦氏も絶讃していた。
 「改革を推進する公明党は、郵政民営化に反対する勢力に<待った>をかけた。神崎武法代表が苗字にまで引っ掛けたこの意気込みに拍手喝采を送る」と語っていた。
青木 私の友人は、こう話していた。
 「ずっと野党を支持していたが、最近は、与党のほうが『改革推進派』だね。公明党が連立政権に入って変わってきた。今回は公明党を応援するよ」と言っていた。

各党CMの評判

秋谷 ほかの党のCMは?
佐藤 自民党は、小泉首相が「郵政民営化」を切々と訴える内容だ。
青木 一番シンプルだね。今回はBGMもないし(笑い)。
原田 民主党のCMは、なんだか騒々しい(笑い)。
佐藤 僕の友人も「耳につく」「独りよがりだ」と言っていた。
竹内 党首が「日本を、あきらめない」と言う。このセリフもマスコミで不評だ。
 「『政権をあきらめない』との悲壮感も漂う」(静岡新聞)等と酷評されていた。
佐藤 党の議員や支持者からも「誰もあきらめてなんかいないよ」(笑い)とか、「説教臭い」「中身がない」「後ろ向きだ」「また気取っている」等々、厳しい声が上っているようだ。
青木 そういえば、共産党も今回はCMを出したな。
竹内 何でも「衆院選でCMを流すのは12年ぶり」という話だ。
佐藤 あそこは4年前の参院選の時、テレビCMが大不評。選挙も大敗北した。
 志位委員長本人も「CMは成功しなかった」と認めていた。
原田 なんだ、負けたのはCMのせいだと言わんばかりじゃないか(笑い)。
佐藤 それ以来、共産党はCMを作りたがらなかった。
青木 ところが今回は、作った。
竹内 だが、これがまた不評だ(笑い)。
 長年、共産党員だった壮年も「『たしかな野党』なんて、夢も希望もない。政権を目指さない政党なんか政党じゃない。支持者をバカにしている!」と怒っていた。

政治は結果責任

秋谷 ともかくCMはCMだ。宣伝は大事だが、それも確固たる「実績」「政策」の裏付けがあってこそ、だ。
青木 その通りだ。公明党には確かな実績がある。それだけに「公約」にも説得力がある。
 多くの国民が「公明党は有言実行だ。行動力がある。必ずやってくれる」と期待している。そういう声が高まっている。
原田 人間も政党も「今まで何をやってきたか」を見れば分かる。「これから何をするか。できるか」が分かるものだ。
 仏典にも「未来の果(か)を知(し)らんと欲(ほっ)せば其(そ)の現在の因(いん)を見よ」とある通りじゃないか。
青木 ドイツの詩人も人物を判断するには、言葉よりも行動を見よ≠ニ断言している。政党の真価も実績に表れる。
佐藤 なかには、日ごろ何もやっていないくせに、選挙の時だけ「やります」「働きます」(笑い)。調子に乗ってペラペラしゃべるやつがいる。
竹内 そんな連中には絶対、騙されるな!
佐藤 最近、民主党が「年金、年金」と騒いでいるのが、いい例だ。
竹内 民主党は「年金一元化」云々と言っている。
 だが肝心要の具体的な数字が全くない。「どれほどの負担で、どれだけの年金がもらえるか」――「一元化」を言い出して、もう2年もたつというのに、いまだにハッキリした数値を示していない。
原田 一事が万事だな(笑い)。
竹内 だいたい、公明党が「年金一元化の議論を」と再三、提案したのに、逃げ続けたのは民主党だ。
原田 そのくせ、選挙になって「郵政民営化」で分(ぶ)が悪いと見ると、大慌てで「年金」を持ち出してきた。選挙狙いの魂胆が見え見えだ。
佐藤 これだから、小泉首相にも民主党は年金を「政争の具」にしている≠チて言われるんだよ(大笑い)。
秋谷 口先だけなら、誰だって、何とでも言える。問題は「何をやったか」だ。特に政治は「結果責任」だ。
佐藤 先日の日本経済新聞も「どんな素晴らしい約束も実行できなければただの紙切れ」と主張していたじゃないか。
竹内 まったく、その通りだ。

「日本のため」に

青木 その意味からも改めて確認しておきたい。学会の選挙支援は一貫して「人物本位」だ。良識ある政治家とは、広く連帯していく。
 それが「日本のため」だからだ。
秋谷 その通りだ。人権を守り、誠意ある政治家であれば、我々は連携する。支持する。
 自民党であれ民主党であれ、いい人物は評価する。応援していく。この方針に一切、変わりはない。
原田 先日、私が会った財界人も高く評価していた。
 「公明党は話が分かる。支持者が賢明だから、党も立派に発展していますね」と語っていた。
青木 反対に、公明党の議員であっても、腐敗、堕落した人間が出たら、我々は絶対に支援しない。
 これは戸田先生の厳命でもある。
秋谷 戸田先生は「議員が学会を利用することだけを考えるようになり、社会から信用されなくなったら、一切、応援するな」と厳しく、おっしゃっていた。
 この点は、これからも一段とハッキリさせていく。
青木 公明党の議員は私利私欲を捨てて戦え!
 断じて「政治家革命」をしてもらいたい。
 国民のための改革を断行してもらいたい。
 これが全支持者の要望だ。

(2005. 9. 7. 聖教新聞)

 

<54>
出席者:秋谷会長、青木理事長、山田東北長、蓬田東北婦人部長、山内東北青年部長、吉峰東北男子部長、宮野東北女子部長

山内 東北広布の命運を決する大決戦! 最後に勝負を決めるのは「執念」だ。「粘り」だ。
青木 今や東北は日本中の注目の的だ。みなが熱い期待を寄せている。
蓬田 普段は大らかな東北婦人部も、今度ばかりは目の色が違います(笑い)。
 「勇気! 勇気! 勇気!」と励まし合いながら、大前進です。
山田 とくに宮城の塩釜市、山形の鶴岡市、福島の福島市、いわき市、青森の弘前市。婦人部が本当に元気だね。
吉峰 青年部も燃えている! 隣接する北関東の茨城、栃木、群馬、埼玉、そしてまた北海道からも励ましのエールが送られている。頼もしい限りです。
秋谷 「東日本」が一丸となっての快進撃だ。「異体同心の団結」で、世間を驚嘆させる金字塔を打ち立てようじゃないか!

注目の的は岩手

山内 今回の衆院総選挙。公明党は比例代表の東北ブロックで、前々回、前回の1議席を上回る「2議席獲得」を目指している。
青木 「大目標」だ。だが勝てば、東北の政治も変わる。社会も良くなっていく。公明党は執念で勝利をもぎ取れ!
山田 ところで東北は宮城、福島などの都市部だけじゃない。いま元気なのは「岩手」だ。
吉峰 皆が言っている。岩手は県として日本一の面積を誇る。無限の可能性を秘めた天地だ。今度の総選挙でも注目されている。
宮野 7月に行われた宮古市長選でも、自民・公明の連立与党が支持した候補が当選しましたね。
山内 岩手にも時代の流れが押し寄せている証拠だ。

議員OBが団結

吉峰 そしてまた選挙は「議員」と「家族」そして「OB」で決まる。東北でも、ずいぶん浸透してきた。
山田 その通りだ。東北は議員OBの団結が強い。定期的に行われる指導会にも、大勢の人が参加している。
 みな「生涯、信心根本!」が信条だ。「現役時代より意気軒高だ」と言っている人もいる(笑い)。
吉峰 まさに、中国の周恩来総理が最後の最後まで奉仕せよ≠ニ言った通りだ。
山内 東北には約200人の議員OBがいる。これは現役の国会議員、県議、市議を上回る数だ。
吉峰 それに東北からは恩知らずの畜生議員が出ていない。これが東北の誇りだ。
山田 当然、これからも出さない。出たら許さない。徹底的に糾弾する! 追放する!
蓬田 その通りです。婦人部が許しませんよ!
宮野 東北の議員OBといえば、杉岡広明さん(第1宮城総県副総県長)。要(かなめ)中の要の存在です。
山内 仙台市議を3期。宮城県議を4期。28年間、務めた。
 78歳の今も「まだまだ御恩返しだ!」と、東北中を精力的に回っている。
吉峰 ある議員OBが支持者の家を訪問したら、すでに杉岡さんが来たあとだった。そういう話も、たくさんある(笑い)。
秋谷 「人生は、よく歩いた者の勝ち」。「憲政の父」と謳われた尾崎咢堂の言葉だ。議員、OBの真摯な行動の姿あってこそ、支持者も奮い立つ。人間の心を打つのは「誠実」しかないからだ。
蓬田 杉岡さんは家族も皆、第一線で頑張っています。
青木 議員も家族も「辞めてから真価が分かる」。誠実第一の東北こそ、その模範になってもらいたい。
山田 他党の支持団体の幹部も言っていた。
 「引退した政治家には3種類いる。
 @未練タラタラで政界にすがる権力の亡者
 A蓄財に狂う金の亡者
 B支持者の御恩返しに生き抜く人生の勝者
 もちろん公明はBが圧倒的だ。うらやましい限りだ」と賞讃していた。
吉峰 議員時代も、議員を辞めても、支持者に隠れて金儲けや遊興に狂う。そういう畜生野郎は外部の人も厳しく見ている。断じて叩き出せ!

東北を活性化

山内 ところで東北の公明党では、党の「マニフェスト」を前提に、独自の「21世紀を拓く東北パワーアップ・プラン」を発表した。
宮野 画期的な取り組みです。公明新聞(9月2日付)にも出ていました。
山内 「東北の活性化」に直結する重要な政策ばかりです。@郵政民営化による東北内郵貯資金の地域活用の推進A農水産業、観光の振興B高速交通網の整備促進による物流・製造拠点の再構築等々。5項目の政策提言がまとめられている。
青木 私も見た。「東北における道州制を推進、検討する」というのがあった。ダイナミックな政策だな(笑い)。
山田 公明党は「政策実現政党」だ。議員が「2倍」になれば、実現力も「2倍」だ。東北の有権者も、強く期待している。
蓬田 それにまた東北の公明党は、安心・安全の社会の構築にも最優先で取り組んでいますね。
吉峰 先月16日、東北地方で宮城県沖を震源地とする強い地震があった。
山内 仙台市でも泉区のスポーツ施設でプールの天井パネルが落下。多くの人が負傷した。
宮野 テレビでも大々的に報道していました。
吉峰 実は、このスポーツ施設に真っ先に駆けつけたのが、公明党の国会議員だったんだ。
青木 あまり知られていない話だ。それでこそ「現場第一」「迅速第一」だ。
山田 政治家が自分の生命を賭してでも、国民の生命を守る。民主政治の正道だ。

生命を奪う病院

山内 ところが東北でも、いるんだ。生命を守るどころか奪い去る。そういう恐ろしい連中が!
吉峰 その通りだ。一昨年8月、仙台市内の病院で、男性患者の人工呼吸器の電源プラグが外れて死亡する事故が起きた。
蓬田 新聞各紙でも報じられていました。皆が驚愕(きょうがく)していた。
吉峰 この病院は、共産系の民医連(全日本民主医療機関連合会)に所属している。
青木 あっちこっちで医療ミスを起こしている。「札付き」じゃないか。
山内 それだけじゃない。昨年9月には、この病院の付属クリニックの看護師が、栄養食を送るチューブを誤って女性患者の肺に挿入。なんと死亡させてしまったんだ。
山田 2年連続で、病院のミスで死亡事故か。恐ろしい限りだ。
吉峰 いずれの事件も病院側の看護師が、業務上過失致死の疑いで書類送検されている。
山内 とにかく共産系の病院は事件が多すぎる。仙台の友人も激怒していた。
 「あそこは、しょっちゅう『カンパ』だの。『選挙活動』だの。本業の医療もそっちのけだ。これじゃ医療事故が起きるのも当然だ」と怒っていた。

勝負は明々白々

山田 だいたい党も党だ。都合の悪いことは全部、隠す。もみ消す。闇に葬る。そういう隠蔽(いんぺい)体質が組織の骨の髄まで染みついている。
吉峰 自分の不祥事を隠す一方で、口を開けば「反対、反対」「許すな、許すな」。
青木 反対してるか、隠してるか。どっちかだな、あそこは(爆笑)。
蓬田 長年、公明を支持してくれている婦人が、こう言っていました。
 「実績の公明か、ウソつきの共産か。二者択一で比べれば、勝負は明々白々じゃないの。こんな簡単な選択はないわ」と断言していた(大笑い)。
秋谷 東北の女性は賢明だ(笑い)。
吉峰 東北のある市長も言っていた。「共産党が増えても、皆さんの生活は決して良くならない」と断言していた。
山田 ともかく、勝ってこそ「東北革命」だ。
 政治、教育、文化等々、ありとあらゆる分野に人材の山脈を築いてこそ、広宣流布も一段と前進する。
山内 千載一遇の大闘争だ。我らは最後の最後まで「執念、また執念」で戦い抜く! 断じて勝ち抜く!

(2005. 9. 8. 聖教新聞)

 

<55>
出席者:秋谷会長、青木理事長、高梨総神奈川長、大内総神奈川婦人部長、後藤総神奈川青年部長、藤井総神奈川男子部長、児玉総神奈川女子部長

藤井 大神奈川の新時代の幕開けは、目前だ!
 いよいよ「ここ一番」の難所に差し掛かった!
後藤 今こそ一瀉千里(いっしゃせんり)で攻めのぼる時だ。まなじりを裂いて戦い抜く「執念」と「勢い」だ。最後の険難の峰を越えてこそ、栄光の勝利の頂点に到達できる。
藤井 男子部も熱く誓っている。
 「歴史的大闘争に馳せ参じる喜び! この口で、この足で、全身全霊で、断じて勝利をもぎ取ってみせる!」と決意している。
高梨 壮年部も、まったく同じ心意気だ。
秋谷 勝つ以外ない。勝って、万代にわたる神奈川広宣流布の大道を開こうじゃないか!

「背水」の上田勇

高梨 衆院総選挙まで、あと2日。神奈川では唯一、小選挙区の神奈川6区(横浜の保土ヶ谷区、旭区)から、公明党の「上田いさむ」が「連立与党統一候補」として立候補している。
大内 民主党候補との「事実上の一騎打ち」。日本中が注目する大激戦区です。
藤井 前回の総選挙では「536票」の僅差で上田候補が競り勝った。今回は前回以上の大激戦だ。どちらが抜け出すのか。まったく予断を許さない。
児玉 新聞各紙も6区は民主がやや優勢=i毎日新聞)、県内屈指の激戦区=i神奈川新聞)等々、連日にわたって報道しています。
後藤 なにしろ公明候補は、民主党候補と違って比例区との「重複立候補」ではない。負ければ復活当選は、ない。完全に「背水の陣」だ。
青木 議員が決死の覚悟で勝負する。それでこそ支持者も奮い立つ。心から応援してくれる。
大内 神奈川の支持者も、厳しい残暑のなか、死にものぐるいで戦っている。寸暇を惜しんで支援している。どれだけ有り難いか!
秋谷 全く、その通りだ。だからこそ神奈川の全議員、全OBは、最後の最後の最後まで、断じて戦い抜け!
青木 支持者の大恩に今こそ応えよ! 全国の同志が「保土ヶ谷」「旭」の大勝利を待っている!

デマビラで連行

藤井 そういえば先日(7日)、横浜市内で公明党を中傷する悪質なビラを撒いたとして、男が警察署に連行されたな。
後藤 正体は判明している。日顕直属の謀略グループの檀徒だ。
藤井 男が撒いていたビラは、3日未明に東京12区(北区と足立区の一部)で撒かれたものと全く同じだ。
 即日、公明党が名誉毀損罪で警視庁に刑事告訴の申し立てをしているビラだ。
青木 選挙の妨害狙いのデマビラは、民主主義を破壊する暴挙だ。断じて許さない。見つけ次第、即座に警察に突き出す。告訴、告発する。
藤井 ところで以前も話が出たが、神奈川の有権者の声は明確に「改革断行」だ。「実績第一」「行動第一」の本格派の政治家を待望している。
児玉 改革といえば、今なんと言っても郵政民営化。改革を進める政党は、どこか。やる気のない政党は、どこか。若い女性も鋭く見ています。
後藤 横浜市の中田市長も先日、市内の駅頭で訴えていた。
 「民主党は郵政民営化の対案を出すべきだった。はっきり言って、民主党は負けたほうが良い」(大笑い)と演説していた。
藤井 しかも民主党候補の応援演説で話したんだ(笑い)。
高梨 応援団≠ゥらも「負けろコール」か(爆笑)。今の民主党は、それだけ不甲斐ないということだ。
後藤 各紙の世論調査の結論も野党による政権交代は無理≠セ。

「国際派」気取り

青木 だいたい「実績がない」「何もしていない」「見せかけだけ」。そんなのは「問題外」だ。有権者の見方も声も評判も最悪じゃないか。
藤井 神奈川にも、一人いる。
 海外にチョロっと視察に行っただけで、大げさに実績≠セのと称して喚(わめ)いている。有権者を舐(な)めに舐めきったやつがいる!
後藤 有名だ。やれアメリカに行った∞中国に行った=Bまるで大変な「手柄」みたいに吹聴している。
青木 海外に行っただけで実績? それなら私だって実績が一杯ある。私だって石油会社に勤めていたころ、アメリカで働いていた(大笑い)。
高梨 政治家の実績というのは「政策の立案」「議会の承認」「予算化」「法の施行」。そこまでやって、はじめて「実績」だ。そんなことも知らないのか。
藤井 要するに実力がない。結果が出せない。だから海外に出向いて箔(はく)を付けたがる。高官だの何だのと記念写真を撮っては、外交した格好をする。「国際派」を気取るんだ。
高梨 だいたい神奈川は、世界に開かれた国際都市だ。そんなエセ国際派はバカにされるだけだ(笑い)。
後藤 しかも公約に政治と宗教の分離を明確にする≠ネどと、平気で並べ立てている愚劣候補もいるな。
秋谷 呆(あき)れて話にもならない(笑い)。日本では、60年も前に、政治と宗教が憲法で明確に分離されている。自分で自分の無知を天下に晒(さら)しているだけじゃないか(大笑い)。

公明議員の実績

大内 それにしても公明党の議員は、本当に実績が多い。地域の婦人の方々も、口々に讃嘆していますね。
藤井 しかも幅広い。「中小企業を支援する借り換え保証制度」「麻薬・覚醒剤の防止対策」「睡眠時無呼吸症候群の治療への保険適用」。全部、一人の公明議員が残した実績だ。
児玉 さらに「ピッキング防止法」「ストーカー規制法」「アレルギー対策」。これらも全部、公明議員が実現した成果です。皆、本当に喜んでいますよ。
後藤 旭区に住む友人が言っていた。
 「何を言ったか≠ナはない。何をやったか≠セ。公明議員には、これだけの実績がある。完全に勝負ありだ」と断言していたな。
秋谷 その通りだ。「一騎打ち」とは、すなわち「二者択一」だ。どちらが良いのか。どちらを選ぶのか。きちんと「人物」と「実績」を見比べることだ。
藤井 それに今回の総選挙では、全国300の小選挙区に989人の候補が立っている。なかには実績云々以前のやつがいるな。
後藤 いる、いる。ひどいやつは選挙用のポスターに昔の写真を使っている。そういうインチキ候補がいる。
大内 まったく別人の写真かと思ったわよ(大笑い)。
藤井 だからポスターの横に候補本人が立っていても、誰だか分からないというんだな(爆笑)。
高梨 実績もない。政策もダメ。おまけに見てくれも詐称(笑い)。結局「風」頼みで票を掻き集めるしか能がない。
青木 これほど有権者をバカにした話もないな!

「市民派」気取り

後藤 そういえば、民主党の大幹部。自分が出ている選挙区で、だいぶ苦戦しているようだな(笑い)。
藤井 僕も聞いた。対立候補に随分、追い上げられているそうじゃないか。
後藤 地元の評判も悪いらしい。地元の有権者が「あの男も思ったより人気がなかったな」と、つぶやいていたよ(大笑い)。
高梨 何十年も政治を鋭く監視している知人が言っていた。
 「あの男は、もともと市民運動のリーダー気取りだからな。度量のある、本格派の大政治家の流れではないんだ」とバッサリだった(爆笑)。
青木 日本は今、内政も外交も問題山積だ。大きい、幅のある政治家が待望されている。リーダーシップに欠けた政党など、お呼びではない。
 今こそ有権者が賢明に審判を下す時だ。

(2005. 9. 9. 聖教新聞)

 

<56>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、竹内青年部長、佐藤男子部長

佐藤 いよいよ衆院選の投票日が明日に迫った。
竹内 社会の関心も非常に高い。あるマスコミの世論調査では「必ず投票に行く」と答えた人は78%にも上る。
原田 また衆院選と同日投票で行われる統一外地方選挙。公明党の勝利へ支持者は大奮闘している。
佐藤 大阪府の柏原市、羽曳野市、摂津市、愛媛県宇和島市で市議選が行われる。
青木 それにまた栃木県岩舟町、大平町、静岡県長泉町、岐阜県岐南町、長野県御代田町、宮崎県高千穂町で、それぞれ町議選が行われる。
 どこも大激戦だ。
秋谷 総選挙と同日の地方選だ。候補と家族は大拡大の戦いで支持者の奮闘に応えてもらいたい。大勝利してもらいたい。

公明は背水の陣

原田 ところで今回の総選挙でマスコミに問題視されてきた一つは「重複立候補」の問題だな。
佐藤 日本経済新聞にも出ていた。「『重複立候補』は政治の堕落」と題したコラム(9月5日付)で、比例代表を滑り止め≠ノする政党を酷評していた。
竹内 重複とは衆院独自の選挙制度だ。小選挙区に立候補する一方で、比例代表の名簿にも名前を載せることだ。
佐藤 つまり、小選挙区で落選しても、比例で復活当選することができる。
原田 有権者としては、なんとも納得できない。おかしな制度だな。
青木 日経新聞には「本来、学識経験者らが名簿に名をつらねるはずだった比例代表制が、いまや滑り止めに使われている。絶対有利な保険をかけているといってもいい」とあった。
佐藤 さらにまた「公明党を除くすべての政党が躊躇(ちゅうちょ)なくこの制度の恩恵に浴そうとする、その姿勢のあまりの志の低さに言葉を失う」
 「政治とはリスクを覚悟で国家、国民のために国の意思を決める作業である。有権者の意思を反映する唯一の機会である選挙に滑り止め機能がついていたのでは投票する側の気力も萎えてしまう」と手厳しかった。
青木 まったく、その通りだ。
原田 公明党では、重複立候補はゼロだ。九つの小選挙区の候補者全員が「背水の陣」で戦っている。
竹内 だが、他党は当然のように重複立候補者がいる。
 民主党に至っては、小選挙区で立候補している候補者のうち、実に98.6%が比例代表との重複だ。
秋谷 ほぼ全員じゃないか。
青木 まさに滑り止め≠セ。日経が手厳しく論評するのも当然だな!

注目の選挙区

佐藤 それにしても、公明党が立候補している9選挙区は、どこも大激戦だ。マスコミも注目している。
原田 なかでも沖縄1区(那覇市、久米島町、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村)。大変、厳しい。大乱戦だ。
秋谷 われわれ支持者も全力で応援する。沖縄は断じて勝ちまくってもらいたい。
 沖縄の勝利を日本中が待っている。
青木 沖縄1区には公明党のシラホ台一が立候補している。無所属候補との戦いだ。
竹内 この無所属候補は、衆院解散の2週間前に自民党を離党して、民主党推薦で出てきた。
佐藤 地元では「いくらなんでも自民党から民主党にくらがえか」と大顰蹙(だいひんしゅく)だ。
青木 あと「もう一歩」だ!
原田 それに、公明党の太田あきひろが立候補する東京12区。神奈川6区の上田いさむ
青木 また、関西では6つの小選挙区で公明党候補が奮闘している。
竹内 大阪3区のたばた正広、大阪5区の谷口隆義、大阪6区の福島豊、大阪16区の北がわ一雄、兵庫2区の赤羽かずよし、兵庫8区の冬しば鉄三だ。

接戦の比例区

秋谷 比例代表についても、マスコミで取り上げている。
佐藤 まず、東北ブロックが大接戦。また、北関東、南関東、東海、近畿も大激戦と報じられている。
青木 東北も、もう一息だ!
原田 東北といえば、宮城県仙台市の病院で、一昨年8月、昨年9月と、立て続けに医療ミスによる死亡事故が起きた。どっちも病院側の看護師が書類送検され、社会問題になっている。
竹内 これは共産系の民医連(全日本民主医療機関連合会)の病院だ。
佐藤 東北の住民も怖がっている。
竹内 民医連で思い出したが、共産党の衆院選のキャッチコピー。本当にビックリしたな。
佐藤 確かな野党≠ネんて言い出した(大笑い)。

北関東頑張れ

原田 北関東も是非、頑張ってもらいたい。3議席獲得に今一歩、総力をあげ、断固、勝ち取ってもらいたい。皆も応援している。
佐藤 ところで総選挙の争点である「郵政民営化法案」を廃案に持ちこんだ張本人の政党がある。
竹内 民主党だ。私の友人も言っていた。
 「民主党はテレビCM一つとっても、真剣さが全く伝わってこない。政権交代なんて言ってるけど、誰も信用しないんじゃないか」と疑っていた。
青木 民主党の最大の支持団体は労働組合だ。労組は基本的に郵政民営化に反対だ。
 だから民主党は政権準備政党なんて言いながら、結局、労組の利益を守る政党に過ぎない≠ネんて言われている。
佐藤 作家の猪瀬直樹氏も月刊誌「潮」10月号で書いていた。
 「民主党の岡田代表は、そもそも民営化賛成論者なのだ。本年3月には、自民党の民営化案に対案を提出することを党内で提案している。しかし、労組を支持基盤としている議員によって反対された」
 「出だしで頓挫すれば、改革はできない。岡田代表は民主党内で、リーダーシップのないリーダーであることが証明されてしまった」と、酷評していた。
原田 これが良識の声だ。国民の声だよ。
竹内 とにかく、投票日は明日。
 有権者は「仕事をする候補」「改革を進める候補」を鋭く見抜くことだ。
青木 支援期間は今日一日ある。最後の最後まで支持拡大を訴えたい。
 広布と自身の歴史に輝く「この一日」を、大勝利で飾ろうじゃないか!
原田 「世紀の大闘争」だ。戦いは最後まで走り抜いた方が勝つ。
 最後の最後まで拡大だ。粘りだ。執念だ。
秋谷 支持者は戦う。きょう一日、公明党の全候補、家族は死力を尽くして拡大に走れ! 断じて勝て!

(2005. 9.10. 聖教新聞)

 

<57>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、竹内青年部長、佐藤男子部長

秋谷 11日(きょう)は、いよいよ衆議院選挙の投票日だ。
青木 日本の将来を決める大事な選挙だ。公明党は断固、勝利してもらいたい。
竹内 今回は、かつてない「短期決戦」だった。我々も必死の思いで戦った。全力で走り抜いた。
佐藤 なかでも「先駆の沖縄」の那覇! 全国屈指の激戦です。
竹内 「正義の神奈川」では横浜市保土ヶ谷区、旭区! この1ヵ月間、怒涛(どとう)の前進だ。
原田 「本陣・東京」では北区、足立区! 皆が師子奮迅(ししふんじん)の力を振り絞って戦ってきた。
佐藤 「常勝関西」では、大阪の大正区、住之江区、住吉区、西成区!
 此花区、西淀川区、淀川区、東淀川区!
 旭区、鶴見区、守口市、門真市!
 堺市!
 兵庫の神戸市兵庫区、北区、長田区!
 尼崎市!
 「死にものぐるい」の執念で活路を開いてきた。
秋谷 全国の同志が力の限り、戦い抜いてくださっている。しっかり国民の権利を正しく行使しよう。

共産党も抗議

竹内 それにしても今回の選挙は、本当に卑劣千万の、選挙妨害の輩(やから)が出たな。
佐藤 東京12区(北区、足立区の江北地域)では、公明党を中傷する悪辣(あくらつ)ビラが撒かれた。
原田 公明党は即日、警視庁に刑事告訴の申し立てをしたな。
佐藤 あの共産党は「この謀略ビラは共産党とは全く無縁だ」と選挙管理委員会に申し入れたそうだ(笑い)。機関紙に出ていた。
青木 共産党とは無関係か。だったら、やったのは、あの連中しかいないな(笑い)。
秋谷 いずれにせよ、これから厳しく追及されるだろう。
竹内 同じく東京12区では、公明党のポスターに落書きをした男もいた。器物損壊罪の現行犯で赤羽警察署に逮捕された。
佐藤 沖縄1区でも公明党のポスターに落書きをするやつが出た。
 那覇の市民も皆「愚劣な連中だ!」と怒っていた。

二股立候補

竹内 千葉では民主党の候補者が、あのバカバカしい「住民移動」のデマを蒸し返した。
 地元の集会で学会が都議選で住民票移動≠ネどと名指しで中傷した。
佐藤 学会本部は即座に、この男に対して名誉毀損で刑事告訴の申し立てをした。
青木 どいつもこいつも卑怯な連中だ。また、哀れな連中だ。正々堂々と戦えないやつらだから、やっているんだ。
原田 その通りだ。だいたい、この千葉の候補者も比例区と「重複立候補」だ。
 「選挙区で落ちたら、比例区で拾ってもらおう」という魂胆だ。
竹内 そういうのを「二股」と言うんだ(笑い)。
秋谷 「重複」は結果として一選挙区から2〜3人の当選者が出るという極めて矛盾した選挙制度であり、将来、改めなくてはいけない。
青木 まったくだ。いつまでたっても「パフォーマンス」「風頼み」だけ。中身も実績も何もない政党もある。
原田 どれもこれも厳粛な選挙に対する冒涜(ぼうとく)だ。民主主義の敵だ。
秋谷 だからこそ我々は、一段と厳しく「政治を監視」しなくてはならない。政治に参加し、厳しく声を上げなければならない。

未来のために!

佐藤 心ある識者は皆、学会の政治参加を一段と讃嘆している。
 公明党の活躍に、ますます期待している。
竹内 劇作家の山崎正和氏も、こう語っていた。
 「公明党は社会の責任者の側にいるという選択を取り続けてほしい」「この社会を引き受けていくという腹をいよいよ据え、与党の立場からその責任を果たしていくべきだ。日本の将来のために、そうあってほしい」(「公明新聞」9月5日付)と話していた。
青木 絶対に棄権すべきではない。
 有権者が、どの政党、どの政治家を選ぶかだ。それで、社会は大きく変わる。
秋谷 日本の将来のために、未来を担う子どもたちのために、公明党は断じて勝ってもらいたい。
 支持者の激闘、期待に応えてもらいたい。
 完勝を祈っている。

(2005. 9.11. 聖教新聞)

 

<58=完>
出席者:杉山青年部総主事、竹内青年部長、佐藤男子部長、森井関西青年部長、森山学生部長

杉山 あの矢野絢也・元公明党委員長は、今まで学会に何度も謝罪してきた。このことについては、これまでも語り合ってきた。
森井 だが「彼は、心の底から謝ったのか。本心から謝罪したのか」「今、公明新聞で議員のOBが厳しく彼を糾弾している。『謝っているそばから悪さをしている』と怒っているじゃないか」。そういう声が日本中から届いている。
 とくに彼の選挙区だった関西! 皆、激怒している。

一切の元凶

佐藤 だいたい謝罪するのは当たり前だよ。何しろ彼は月刊誌「文藝春秋」(1993年、94年)に勝手放題の手記を書いた。
 学会と公明党の関係について、それまで否定してきたくせに、あろうことか政教一致と受け取られても致し方ない≠ネんて書いた。
杉山 それも議員を辞めた直後に、だ。あの竹入だって、大ウソだらけの回顧録を書いたのは、議員を引退してから8年後だよ。
竹内 しかも、この矢野手記が、当時の一部の政治家に悪用され、宗教弾圧の道具になった。この重大な事実! 断じて許せない!
森山 その通りだ。手記が掲載された1ヵ月後には、彼のゴルフ仲間だった政治家が、あろうことか、池田先生の証人喚問を国会で要求。
 それ以来、1年余りの間に6人の国会議員が、のべ8回にもわたって学会弾圧の国会質問をやったんだ。
竹内 すべては、あの矢野手記が発端だった。いや、一切の元凶だった。
森山 彼こそが陰湿、卑劣の宗教弾圧の張本人だったということだ。どれほど罪が重いか! 謝罪なんか、当たり前のことだ。問題は「誠意」が「実」が伴っているかどうかだ。

謝罪の経緯

竹内 そもそも謝ったというが、どう謝ったんだ? ハッキリさせておこうじゃないか。
森井 彼は今年の5月14日、都内で私たち青年部の代表らと面談した。
佐藤 その日、彼は午後8時すぎに新宿区左門町の戸田記念国際会館に来た。そこで面談し、午後10時前まで話をした。
森井 その際「文藝春秋」の手記について明確に謝罪した。
 そのポイントをまとめると、大要、こういう内容になる。
 @文藝春秋に書いたこと自体が間違いである。
 A手記の政教一致と受け取られても致し方ない面がある≠ニの記述は間違いである。
 B手記の芦屋の名誉会長の自宅≠フ記述は間違いである。
 Cこの日の陳謝の内容を、会合や聖教新聞紙上で公表してもよい。
 D政治評論家の活動をやめる。
 E青年部側との面談を継続する。
 F謝罪の誠意を行動で示す。
 G今後、支持者に迷惑をかける言動は、しない。

杉山 そして自分から進んで謝罪文≠ノ署名したんだ。詳しくは「創価新報」(8月3日付)に出ている通りだ。

陰湿なやり口

佐藤 どれだけ悪辣な手記だったか。たとえば、あの芦屋の名誉会長の自宅≠ニいうデマ!
 一事が万事だ。
杉山 現在、兵庫県芦屋市に兵庫戸田平和会館がある。この会館の向かいには、かつて、関西戸田記念館があった。この記念館のことを自宅♂]々と大ウソを書いたんだ。
森山 バカバカしい!
 何が自宅だ。登記を見たのか? 確認したのか?
森井 登記には創価学会の所有であると、明確に書いてあるじゃないか。どこに目をつけているのか(爆笑)。
佐藤 何一つ確認しないで、こんな大ウソを書き殴った。わざわざ激励で会館に呼んでいただいたものを、逆手にとって、こういう陰湿なウソを書くやつだ。「芦屋へ参上する」なんて、さも敬意を払っているかのように書きながら、こういうデマをコッソリ仕掛けて書く。
 実に陰険、陰湿なやり口だ。あの手記には、そういう個所がワンサとあった。
竹内 彼をよく知る公明党の議員OBたちも怒っていた。
 「あの男のやることは、一事が万事、こうなんだ。とにかく焼きもち。金に狂い、最高に恩のある創価学会に対して陰険な、ためにする文を残した。哀れなものだ。それで、みんなに笑われている」と吐き捨てるように言っていた。
佐藤 またOBたちは、こうも言っていた。
 「女房も女房だ。少しは、あの恩知らずを叱ったらどうなんだ。もっとも、この女房というのが彼を手玉に取って動かしているという噂もあるな」と言っていた(爆笑)。
杉山 僕が会った新聞記者が言っていた。
 「公明新聞を読んで驚いた。彼は大臣になるまで議員を辞められるか≠ニ言っていたようだな。
 何様じゃあるまいし、こんな男が大臣になっちゃったら、日本は沈没だよ」とゲラゲラ笑っていたっけな(大笑い)。
竹内 さっき紹介した、議員のOBたちも呆れ果てていた。
 「大した演説もできず、大した政策も立てられなかった男だ。親父も、どれだけ周りに迷惑をかけたか! しょうがない男を議員に立てたものだな。とにかく、恩を知らない人間は畜生と同じだ」と厳しく語り合っていた。
杉山 そもそも戸田記念館では、国内外からの賓客(ひんきゃく)をはじめ、近隣友好の催しや衛星中継行事が行われてきた。記録によると平成2年までの14年間で、30万人もの人が会館を訪れている。
森山 どこが「自宅」なんだ? だいたい彼は、泊まったのか。泊まりもしないで、なんでそんなことが分かるんだ? また、そんなことが言えるんだ?
杉山 この記念館の建物は、ある大手商社の社長から話があって学会が購入したものだ。
 社長からは「土地柄もあり、場所が場所なので静かに使ってもらいたい」という要望があった。
森井 当時、関西本部の建物は来客を迎えるには小さかった。戸田記念館ができて、やっと大事な来賓を迎える態勢が整ったんだ。
杉山 それにまた純洋風の建物は、歴史的にも貴重であり、地域のシンボルでもあった。
森井 だから「建物は、できる限り保存してくれたら、ありがたい」という要望が強かった。
杉山 しかし平成7年の阪神大震災で、建物にヒビが入った。もともと老朽化していたこともあって、耐震対策の上から取り壊したんだ。
森井 これが事実だ。
 それを、学会から指摘されるまで謝らなかった。学会だけじゃない。あんな記事が文春に出て、会館の近隣の方々も、どれだけ迷惑したか。本当なら、会館の周辺を一軒一軒、謝って回るべきじゃないか!

文春の責任!?

佐藤 しかも、重大な事実がある。実は、彼は謝罪はしたものの、ずっと文藝春秋が悪い≠ニ言い訳していた。文春の責任にしてきたんだ。
森井 その通りだ。
 彼の話によれば何と問題の記述は文藝春秋が勝手に入れた≠ニいうんだ。
 実際、5月14日の青年部との面談でも彼はあれは、まさに記念館だ。先生の家だと思うはずもない∞最終稿に入っていて、私は激怒した≠ニハッキリ言っていた。私が、直接この耳で聞いたことだ。詳しい記録も厳然とある。
杉山 それだけじゃない。こうも言っていた。
 一時は裁判沙汰というくらいまでいった。弁護士に相談した。最終、再校までやっていて気がつかなかった。しかし、抗議したという事実は残っている≠ニも言っていた。
竹内 要するに@問題の部分は、文藝春秋側が勝手に入れたAそのことで彼は文藝春秋側に抗議したB弁護士にも相談して、一時は裁判に訴えることまで考えた――こう明言していたわけだ。
森山 本当なのか? もし事実なら、彼は、もう一度、学会員にハッキリ分かるように、文藝春秋に厳重に抗議するべきじゃないか。
佐藤 まったくだ。自分のせいじゃない、文春のせいだというのなら、文春に抗議すべきだ。彼の言い分が本当だったら、完全な「捏造(ねつぞう)」じゃないか。
竹内 だいたい、訴えることまで考えたというなら、なぜ訴えなかったんだ。訴えればよかったじゃないか。
杉山 これは重大な問題だな。抗議したというなら、何年何月何日、どこで、文春の誰に、どう抗議したのか。ハッキリした事実についても詳しく、公表するべきだ。

忘恩は永久追放

森井 ところで今回の総選挙では、多くの公明党の議員OB、家族が頑張ったようだ。
竹内 当然だ。これだけ支持者が死にものぐるいで戦ったんだ!
佐藤 ところが、こういう声もある。
 「ある国会議員OBの女房。亭主が現役だった時代も選挙区を全然、回らなかった。
 支持者に厳しく言われて、いやいや重い腰を上げて回ったことがある。ところが、少し回っただけで、すぐに『疲れた』と不平不満たらたら。『あの女房には回らせるな。回るほど票が逃げる』と、みな激怒していた」と言うんだな。
森山 とんでもないやつだ!
森井 そういうやつに限って、ちょっと何か言われると「もっと他に悪い議員がいる」だの「ウチだけが悪いわけじゃない」だのと開き直る。何一つ反省せず、あっちこっちに喚き散らす。
杉山 支持者は知るまいと思って、高級料理店に通いつめるわ、豪勢な海外旅行で遊び狂うわ。卑しい根性丸出しだ。
 全部、お見通しだよ(爆笑)。
佐藤 戸田先生は、議員に対して「いかなる立場になろうとも、つつましい生活を忘れるな」と厳命されていたと、うかがった。
 この大精神を忘れて、贅沢三昧、勝手放題。その思い上がり自体が反逆だ!
竹内 とにかく公明党の議員は生涯「権力の魔性」と戦え!
杉山 その魔性に食い破られて、金、金、金。名誉、名誉、名誉。欲に溺れ、欲に狂い、あげくに恩を仇で返す、畜生の根性だ。
 そんな恩知らずな奴らは、青年部が断じて許さぬ! 一段と心して政治家を監視する!
 これからは、悪い議員は、青年部が中心になって、どんどん永久追放していこうじゃないか。

(2005. 9.12. 聖教新聞)