< 座談会 >

世界広布の勝利の並木道 第2部

 

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創立100周年へ晴れ晴れと出発
日々、新たな決意で前進を
「創価家族」で後継者を育成
菩薩の振る舞いが学会精神
皆で讃え合う「対話」の場に
地球を包む人間主義の連帯
今こそ「国民のための政治」を
徹して一人一人に励まし
全員が青年の心で前進!
大闘争の中に功徳は満開

 

<1> 創立100周年へ晴れ晴れと出発
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

原田 晴れやかな2011年「人材・躍進の年」、明けましておめでとうございます! 池田先生・奥様とともに世界192カ国・地域の同志が、にぎやかに新年を迎えました!
熊沢 各地の新年勤行会は、笑顔あり、歌声あり、決意ありで、さっそうと一年を出発できました。
 未入会家族の方も「社会に暗い話題が多いなか、学会はいつも明るくていいですね」と語っていました。
杉本 まさに「日本最大の新年行事」ですね!
 青年部の折伏(しゃくぶく)弘教(ぐきょう)が実り、新入会者も相次いでいます。学会は新年から、若々しい息吹とさわやかな誓いにあふれています。
正木 年末の準備を含め、新年早々から行事を支える使命に徹してくださった役員の皆さま、大変にありがとうございました。
原田 日本海側を中心に大雪の被害に遭った地域もある。学会としても現地に対策本部を設置して対応にあたっているが、被災者の方々には心からお見舞いを申し上げます。
 そのなか聖教新聞を配達してくださっている「無冠の友」の皆さんに、深く感謝したい。
佐藤 今年は、創立100周年へ向かう、大事な大事な最初の一年です。20年後の学会の中核は、いまの青年部。ゆえに創立100周年の勝利は、今年の青年部の戦いによって開かれるといっても過言(かごん)ではない。
棚野 その通りです! 今年は男子部、女子部とも結成60周年です。「創価青年学会」の構築へ、われわれ青年部が弟子としての力を満天下に示す時が来ました! 男子部は、仕事で勝ち、社会で実証を打ち立て、そして圧倒的な広布拡大を開いていきたい。
熊沢 池田先生は新年勤行会へのメッセージで、こう呼び掛けられました。
 「人生は勝つことです。勝って幸福になることです。この一年も、共々に(なんじ)自身の幸福への戦いを勝利勝利で飾って、所願満足の歴史を晴れ晴れと残していこう!」と。
 女子部も皆が幸福勝利の花を咲かせていきます!
原田 先生は先日、私たちに広宣流布の夜明けの一年なんだから、全幹部が喜び勇んで、弾む心で飛び回って激励していこう≠ニ指導してくださった。
正木 リーダー全員が元気よく、拡大の最前線に躍り出よう! 題目根本で朗らかに、自分自身の勝利の歴史を築いていきたい。

箱根駅伝に創大生

杉本 この年末年始も創価の同志が大活躍でしたね。とくにスポーツの分野は、年々、華やかになっていきます。
棚野 そうです! 新春恒例の箱根駅伝では、創価大学陸上部の二人が、関東学連選抜のメンバーとして出場しました!
佐藤 2日の往路4区では3年の樋口正明さん、3日の復路9区では4年の福島法明さんが力走。福島さんは学連選抜の主将も務めました。
棚野 他の出場校にも学生部員のランナーがいました。まわりの同志の皆さんも喜んでくださっている。
佐藤 元日に行われた実業団対抗のニューイヤー駅伝には、創大出身の尾関誠さんが出場。昨年の箱根駅伝で関東学連選抜の一員として走ったメンバーです。
棚野 おおみそかの総合格闘技の大会では、スポーツ部の宮田和幸さんが堂々と勝利を飾った。また、野球、サッカーなどでも活躍はめざましい。
原田 まさに「躍進」の象徴だ。皆が元気になる。勇気が出る。
佐藤 音楽隊・鼓笛隊も、輝かしい結果を残しています。
 昨年末の「マーチングバンド・バトントワーリング全国大会」マーチングバンド部門では、音楽隊・創価ルネサンスバンガードが10度目の日本一となる「内閣総理大臣賞」を受賞しました!(拍手)
棚野 史上最多となる記録です。中部と和歌山の音楽隊も、熱のこもった演奏・演技を披露し、高い評価を受けました。
熊沢 鼓笛隊の創価グランエスペランサは、カラーガード部門で7回連続の金賞に輝きました!
 今月9日のバトントワーリング部門には、創価ジャスティスウィングスと創価中部ブリリアンス・オブ・ピースが出場します。
杉本 本年の鼓笛隊結成55周年を飾る、見事な活躍ですね!
正木 学会は、本当ににぎやかだ。どの分野にも、同志の元気な姿がある。
 今年の聖教新聞の新年号にも、スポーツ界や芸術界などで輝く同志が特集されていたが、大反響だった。

今一重(いまいちじゅう)」の決意で
原田 皆がそれぞれの使命の舞台で、信心根本に、人間革命と宿命転換の姿を示している。
 この偉大な広宣流布の大道を築いてくださったのが創価三代の会長、なかんずく池田先生だ。われわれ池田門下一同、先生の指導通りに実践し、戦う一年としたい。
杉本 先生は、聖教新聞の新年号に掲載された随筆で、乙御前(おとごぜん)の母に送られた日蓮大聖人の御書を引かれました。
 「今一重(いまいちじゅう)強盛に御志(おんこころざし)あるべし」(御書1220n)――「今一重」の強盛な信心が「苦難を打ち破り、生命の『躍進』をもたらす究極の(ちから)」になると指導してくださっています。
佐藤 これまでとはまったく違う、生まれ変わったような勢いで広布拡大へ進まなければならない。
 「決意」を「行動」に移さなければ、「新しい年」といっても掛け声だけに終わってしまいます。
正木 とくに壮年部・男子部は全リーダーが地区の第一線に入り、徹して一人一人を励まし、波動を広げていくことだ。
熊沢 最初が肝心です。各人がこの一年の目標を具体的に立て、スタートダッシュを勢いよく切ることですね。
原田 その通り! さあ、「人材・躍進の年」の(かなめ)となる1月。寒風に胸を張り、わが地域に幸福の対話を広げていこう!

(2011. 1. 6. 聖教新聞)

 

 

<2> 日々、新たな決意で前進を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

棚野 「人材・躍進の年」の出発を飾る青年部幹部会・本部幹部会が、晴れ晴れと行われました。男女青年部の結成60周年を記念し、新たに第1回として全国青年部幹部会を開催していただきました。本当にありがとうございます!
正木 「創価青年学会」の新時代がいよいよ到来したと感じる、勢いあふれる会合となった。
原田 池田先生はメッセージで、こう述べてくださった。
 「仏法は『煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)』であり、『変毒為薬(へんどくいやく)』です。題目の師子吼(ししく)で、悩みも病魔も全部、吹き飛ばしていくのです。大事な節目のこの一年、わが創価家族が皆、大きく諸天善神(しょてんぜんじん)を動かし、人生の勝利の実証(じっしょう)を断固と示しゆかれることを、私と妻も真剣に祈り、題目を送り続けます」と。
 先生・奥様とともに、真剣な祈りで大勝利を開き、さらなる幸福境涯(きょうがい)を築く一年にしていこう!
杉本 今回は、聖教新聞創刊60周年記念の配達員大会として開かれました。全国で何十万人もの配達員の皆さんが聖教を配ってくださっています。
正木 先生は配達員の皆さまを、尊極(そんごく)(ほとけ)の仕事をする「仏の使い」、(いな)、「仏」そのものであると(たた)えてくださっています。われわれも、皆さんの絶対無事故を日々、真剣に祈っていかねばならない。
熊沢 本部幹部会でも配達員と通信員の方の活動体験が紹介されましたが、感動的な報告でした。
佐藤 今年も、毎回の本部幹部会を勝利と共戦(きょうせん)のリズムとして、広布拡大を進めていきたい。青年部の折伏(しゃくぶく)弘教(ぐきょう)でも、友人とともに本幹≠ノ参加し、学会の真実の姿を深く知ってもらうことが、理解を広げる大きな一歩となる。

「学会の発展に感銘」

原田 さて今月4日の仕事始めの日、学会本部にはたくさんの企業・団体の関係者が来訪された。年ごとに、学会は千客万来のにぎやかさを増している。
正木 ある大企業の重役はこう語っていた。
 「創立100周年へ向けて出発された本年は、例年以上に勢いを感じました。社会の先行きが不透明ななか、池田名誉会長のリーダーシップのもと隆々と発展されている姿に、感銘しております」と。
 また、「本年のテーマは『人材・躍進の年』とうかがいました。最後は、やはり人――人材に尽きると思います。人を育てることが大事です」と語り、学会の理念に共鳴する会社社長もおられた。
 いまや学会は日本の柱である――心あるリーダーの方の見方は共通している。
棚野 学会への期待の声、そして池田先生への賞讃は、世界からも寄せられています。この新年も全世界の識者・リーダーから新年状、グリーティングカードが届けられました。
熊沢 「大白蓮華」1月号には、フィリピンのラモス元大統領の声が掲載されています。
 「池田博士は、平和・文化・教育の推進において、一貫して素晴らしい活動をされてきました」「私は池田博士を非常に尊敬しています。それだけではありません。他の人々にも、池田博士を手本にするべきだと薦めています」と語っておられます。
杉本 各国のリーダーがこぞって先生の平和行動を讃え、人間主義の哲学を求めている時代です。
 その師匠のもと、私たちは日々、前進できます。どれほど価値ある人生でしょうか。連日にわたる先生の指導、著作をしっかり学び、幸福の直道(じきどう)を歩んでいきます。

受験生に励まし

熊沢 今月10日は「成人の日」です。青年部でも、たくさんの方が新成人となります。池田先生の提案により毎年、記念の植樹が行われています。
棚野 そうです。現在まで、東京牧口記念会館の庭園に「(くすのき)」、イギリスのタプロー・コート総合文化センターに「マロニエ」、アメリカのフロリダ自然文化センターに「(かし)」、インドの創価菩提樹(ぼだいじゅ)園に「菩提樹」が植えられています。
 そして今年は、ドイツのヴィラ・ザクセン総合文化センターに「桜」が植樹されました。
佐藤 先生は2007年1月の本部幹部会で、その提案をしてくださった際、参加した新成人の代表に声を掛けながら、次のように語られた。
 「青年が一番、大事である。『これから』の人だからである」
 「これからの50年、60年を(にな)い立つ人は、間違いなく青年である。青年が大事である。これは、否定しようのない事実であり、法則だ」と。
杉本 先生がいかに青年を大切にされ、成長を待ち望んでいらっしゃるか、その強い思いが胸に迫ってきます。
原田 新成人は、希望に胸をふくらませ、新たな一歩を踏み出す。皆で祝福の声を掛けながら、成長を祈り、見守っていこう。
熊沢 そして新たな人材といえば、未来部です。昨年の創立80周年を記念して実施された「2030年へ 師弟勝利の誓い」には、代表32万8234人の署名が寄せられました。
佐藤 また今週末は、大学入試センター試験が行われます。受験シーズンも、いよいよ佳境です。
原田 この冬、年末も正月もなく努力を重ねてきたのが受験生の皆さんだ。
 ご家族や未来部担当者だけでなく皆で、受験生が悔いなく実力を発揮できるよう、応援の題目を送りたい。
正木 最も緊張している時である。絶対に受験生の負担にならないよう、迷惑を掛けないよう、聡明に、そして真心から、陰に陽に励ましていきたい。
杉本 「未来の()を知らんと(ほっ)せば()の現在の因を見よ」(御書231n)です。私たちが未来部員の成長を祈り、心を尽くした分、子どもたちの幸福が開かれていきます。学会の未来が輝いていきます。
 今年も、広布後継の育成に全力を尽くしていきましょう!

(2011. 1.10. 聖教新聞)

 

 

<3> 「創価家族」で後継者を育成
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

杉本 15日は中等部結成記念日です! 今月は中・高等部の「未来部大会」を開催する地域もあります。
佐藤 1965年(昭和40年)の結成から46周年。毎年、スポーツや文化系など多方面で活躍する中等部員が多くいます。
正木 今月4日付の聖教新聞には、中学生文化新聞主催の「作文コンクール」で最優秀賞を受賞した作品が紹介されていた。
棚野 自由部門の作品は、幼少期に厳しくも温かくしつけてくれた祖母との思い出を書いたもの。家族への愛情と感謝の思いが詰まり、感動的でした。
熊沢 女子中等部員による読書感想部門の最優秀作品は、現代の虐待やいじめの問題を掘り下げながら、自分の弱さに打ち勝つ心の強さと、「一人」が立ち上がることの大切さを学んだと書かれてありました。
杉本 清々しい視点といい、しっかりした表現力といい、心が洗われる、素晴らしい文章でしたね。
原田 各種コンクールについては、21世紀使命会や壮年部・婦人部の未来部育成部長をはじめ、多くの方が未来部員を応援してくださった。誠にありがとうございました。
佐藤 入賞の有無にかかわらず、努力した未来部員全員が、自身の「挑戦の歴史」を築いたことになる。すごいことです。

未来部躍進の年

正木 その通り! 本年「人材・躍進の年」は未来部躍進の年≠ニいえる。
 池田先生は中等部への新春メッセージで「未来はすべて、皆さんのものです」「皆さんには、一人一人、自分にしか果たせない使命がある。必ず将来、限りない飛翔(ひしょう)の時が訪れることは間違いありません」とおっしゃった。
 大事な世界の宝である未来部員を、しっかりと広布の庭で育てていきたい。
原田 その基本は、まず家庭での信心の継承です。
 一緒に勤行・唱題する、先生の著作や聖教新聞を読む、青年部幹部会等の中継行事に家族で参加するなど、たとえ短い時間でも日常生活で未来部員とともに信心を学ぶことだ。
杉本 そうですね。未来部員は、信心の素晴らしさを日ごろの触れ合いから感じ取っていきます。
熊沢 だからこそ、まわりの「創価家族」で温かく見守っていきたいですね。皆で、わが地域の後継者の成長を祈り、励ます。その慈愛は必ず、未来部員の心に刻まれていきます。私もそうでした。
佐藤 私は中等部長を務めましたが、とくに中学生のような思春期・反抗期の真っただ中こそ、創価家族の絆の尊さが生きる時だと思います。
杉本 夜回り先生≠アと水谷修さんは、今月5日付の聖教新聞で、思春期の子育てについて、こう述べておられます。
 「子どもに学ぶ、子どもと一緒に考える。ここから解決の糸口が見えてきます」「私が感じる『良い親に共通すること』は、ちゃんと子どもに謝り、話を聞き、子どもの自発的な行動を待てるという点です」
正木 さらに、子育てに悩む親が周囲に相談しないことに問題があると語り、こう述べておられた。
 「どんどん相談すればいい」「特に創価学会は良質な大人がたくさんいるのだから、どんどん相談していけばいいと思います。みんなの力を借りればいいのです」と。
原田 よく見てくださっています。
 未来部員を育むのも、子育てに奮闘中の父親・母親を励ますのも、未来をつくる聖業であり、皆が力を合わせて行う共同作業≠ナあるとも言えましょう。
棚野 昨年12月に東京・八王子牧口区の会合で紹介された、一家のリレー体験の内容をうかがいました。
 両親が離婚し、一家は母と幼いきょうだい4人の母子家庭となった。母親は経済苦のなか昼も夜も仕事し、休みには疲れも見せずに、はつらつと学会活動に励んでいた。さらに信心根本に病魔も克服した。
佐藤 私も感動した。
 長男は母親に猛反発し、暴言を吐くほどであった。その長男を温かく激励し続けたのが未来部担当者の方だった。
 悩みも信心への疑問も担当者がじっくり聞いてくれた。やがて長男は、母親のひたむきな姿と、「いつか必ず慈愛あふれる青年部になるように」との祈りに心を打たれ、「母を守れる男になる」と発心(ほっしん)。昨年は双子の弟とともに創価班と牙城会の大学校に入校し、2世帯の弘教(ぐきょう)もできました。
原田 素晴らしい!
 学会は多彩な人材が躍り出ている。末法万年への広布拡大は、人材を育て続ける以外にない。毎日、「わが地域から後継の人材よ、陸続(りくぞく)()でよ!」と祈り抜いていきたい。

日顕宗の暗い新年

正木 一方、弾む心でスタートを切った学会とは対照的に、日顕宗は今年も暗い年明けだった。
棚野 末寺の元朝(がんちょう)勤行は、どこも陰々滅々(いんいんめつめつ)。年頭から坊主に折伏(しゃくぶく)、供養、登山のノルマを押しつけられ、白けムードが漂った寺もあったそうだ。
佐藤 正月の参詣者が減った寺が続出。中には半減近い寺もあったという。
原田 今年は1991年(平成3年)に日顕宗から「(たましい)の独立」を果たして20年。学会の発展に嫉妬(しっと)し、破壊しようとした企みは、木っ端微塵に粉砕された。
 破和合僧(はわごうそう)の罪は重い。192カ国・地域に広がった学会と、信者が2%にまで減ったうえ、年々惨めさを増す宗門。天地雲泥の差だ。この事実が正邪を明白にしている。
棚野 信者が減るだけでなく、最高裁で8度も断罪されるなど司法からも鉄槌が下った。法主(ほっす)だった日顕自身も最高裁で2度の敗訴。哀れというほかない。
正木 学会とは関係ないが、去年も日顕宗は自分たちが起こした裁判で惨めに敗訴した。おまけに法廷で日顕のニセ相承(そうじょう)を追及され、散々だったようだ。
熊沢 「末法の法華経の行者を軽賤(きょうせん)する王臣(おうしん)万民(ばんみん)(はじ)めは事なきやうにて(つい)にほろびざるは(そうら)はず」(御書1190n)ですね。
佐藤 今年も大聖人違背(いはい)の日顕宗を見下ろしながら、われわれは世界広布の陣列を築き、地域友好の連帯を広げていきたい。

(2011. 1.13. 聖教新聞)

 

 

<4> 菩薩の振る舞いが学会精神
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

正木 17日は1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災から16年である。
原田 あらためて、震災で亡くなられた犠牲者のご冥福をお祈りしたい。
杉本 被災地の皆さんは、悲しみや苦しみと向き合いながら、懸命に地域のために尽くしてこられました。その努力は今も続いています。
棚野 そうです。月刊誌「潮」2月号に掲載された評伝「民衆こそ王者」も、震災当時の模様が詳細に描かれています。読者からの反響は大変なものです。
原田 当時、池田先生はハワイ訪問の直前だった。東西センターでの講演などの予定があったが、出発をぎりぎりまで遅らせ、被災地の状況の掌握と激励の手を打たれた。
 帰国の際は関西国際空港に降り立ち、真っ先に関西の友を激励された。
熊沢 95年は「ボランティア元年」と呼ばれます。全国からたくさんの方が集まって救援活動を行い、ボランティア意識が高まったとされます。その無私(むし)の救援に、学会の同志が大きな役割を果たした史実が評伝にも記されています。
佐藤 それに比べて、当時の政権の対応がいかに遅かったか。「人災」とさえ言われた。一方、公明の議員は懸命に現場を走り、被災者の方々から「私たちの思いを代弁してくれた」という声が多くあがった。
棚野 学会の会館などが避難所として開放されるなか、日顕宗の寺は門扉を閉ざして被災者をシャットアウト。ここでも反社会性が浮き彫りにされた。

真心の「おにぎり」

正木 ともあれ、近年も各地での地震や災害において、学会員の振る舞いに、たくさんの感謝の声が寄せられている。
棚野 この年末年始、大雪に見舞われた鳥取、島根でもそうでした。大みそかの日、帰省客でごった返す列車がJR山陰本線内で立ち往生。約34時間も停車し、多くの方が車内で新年を迎えざるをえなかった。
 一つの列車は鳥取県内の淀江駅で止まったままだった。開いている店はなく、高齢の方から小さなお子さんまで約130人もの方は、手元にあった食べ物を分け合った。元日の昼になって、やっとパンとお茶が支給されたそうですが、やがてそれもなくなり空腹に耐えきれなくなってきた。
佐藤 そこで、付近に住む学会員を中心に友人の方も協力し、元日の夕方にもかかわらず4家族で約150個のおにぎりを作った。男子部員もすすんで協力し、大雪の夜道を届けたそうです。このエピソードは車内にいた方の感謝の声として、地元のラジオでも紹介されました。
杉本 青年部から壮年・婦人部、そして友人の方が一緒になって、困っている方のために立ち上がる姿が、本当に尊いですね。
原田 大変な状況の人を放っておけない。たとえ自分も被害に遭っていようと、他人のために行動する。これが他者のために尽くす菩薩(ぼさつ)の振る舞いであり、学会精神である。
熊沢 「不軽(ふきょう)菩薩の人を(うやま)いしは・いかなる事ぞ教主(きょうしゅ)釈尊の出世(しゅっせ)本懐(ほんかい)は人の振舞にて(そうらい)けるぞ」(御書1174n)です。
 目の前の一人を救おうとする振る舞いの中に、仏法の真髄があります。
正木 また、御書には「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(1598n)と仰せです。他者のためを思って行動することが、自他(じた)(とも)の幸福をも築く。わが愛する地域で、友のために尽くす日々でありたい。

創刊60周年の佳節

熊沢 さて今年は、聖教新聞の創刊60周年という大きな佳節です。池田先生は昨年末、「60年とは、再生・新生の(ふし)である」と述べられましたが、聖教新聞もいま、新しい企画が読者に大好評です。
佐藤 そうです。とくに昨年11月に始まった若者向けのページ「スタートライン」「ターニングポイント」は反響が大きい。青年部員の活躍の様子を紹介し、若者が直面している身近な問題を取り上げ、「分かりやすい」「勇気づけられる」等と評判です。
棚野 ある学生は「就職を前に不安を抱えていましたが、このシリーズには社会で結果を残す方の生のアドバイスが多く掲載されていて、自分の悩みに打ち勝つヒントを見いだせました」と感激していた。
熊沢 「家のこと、子育てや仕事など、何かと気忙(きぜわ)しい日々が続いていたので、紙面から元気と生活のヒントをもらいました」という感想もありました。
 「斬新なデザインや題字の字体と紙面構成が新鮮」という声もあります。
杉本 若者だけではなく壮年・婦人部の世代の方からも反響があります。
 「青年学会のスタートのようでうれしいです! わが家の未来の青年部員たちのために、切り抜いて取っておこうと思います」という方がいました。
正木 転職したばかりで、慣れない職場で奮闘されている40代の方は「明日からの生活や仕事の励みになりました。記事を自身のポケットに入れて、頑張ります」と。聖教新聞には活力がみなぎっている。
佐藤 1月に入ってからは、発展的に「エール 今を生きる君へ」という新企画がスタートした。読者にますます喜ばれる紙面を目指して、聖教新聞は進化≠続けている。
原田 何より、池田先生の小説や随筆など、生きた指針と生命哲学が満載だ。
 先生が、先日の青年部幹部会のメッセージで紹介されたが、昨年の奄美大島の水害の際も、聖教の明るい紙面を皆さんが喜んでくださった。暗い世相の中、社会に希望を送っているのが聖教新聞である。
杉本 その聖教新聞を支えてくださる配達員、通信員、新聞長の皆さまに心から感謝を申し上げます。
正木 池田先生は、「機関紙は、すべての『信心』と『広布』の推進力であり、伝播(でんぱ)であり、その教団の生命力の発露である」と語っておられる。
 今年もリーダー率先で聖教新聞の拡大に取り組み、人間主義の善の連帯≠大きく広げていこう!

(2011. 1.17. 聖教新聞)

 

 

<5> 皆で讃え合う「対話」の場に
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

棚野 いま全国各地で、「人材・躍進の年」最初の座談会が活発に行われています。
 皆さんが寒風をものともせず、勇んで集ってこられます。
正木 リーダーは、座談会に参加してくださる同志お一人お一人を、「仏を敬うがごとく」最大の敬意をもって迎えていかねばならない。
杉本 今年の新年勤行会で(はい)した御聖訓(ごせいくん)に「極楽(ごくらく)百年の修行(しゅぎょう)穢土(えど)の一日の功徳(くどく)(およ)ばず」(御書329n)とあります。
 仕事や介護などで多忙ななか、なんとか時間をやりくりし、尊い求道心で集ってこられる方もいます。参加した同志を、皆で励まし、讃え合っていくことが大切ですね。
原田 また、一年のスタートですから、それぞれが立てた今年の目標や決意を語り合い、信心根本に一致団結して出発する場としていきたい。
熊沢 座談会で同志の皆さんの笑顔を見れば、それだけで元気になります。勇気がもらえます。
佐藤 高名な宗教社会学者のカール・ドブラーレ博士は、学会の座談会に出席し、このような感想を述べておられました。
 「学会員は信仰が堅固で皆、生き生きとしており、また確信にあふれている。この姿こそ、現代の宗教に必要」
 「宗教とは、人と人を結びつけるもので、座談会こそ人と人を結ぶ共同体の役割を担っていると確信した」と。
正木 人々の孤立化が深刻な社会問題となっている現代にあって、地域の灯台≠ナもある座談会は、どれほど重要な意義を持っているか。
 毎月の座談会は、世界の碩学(せきがく)も讃える偉大な宗教運動である。
熊沢 また、今月14日付の聖教新聞に掲載された鼎談(ていだん)(たましい)の人間讃歌(さんか)――ジャズと人生と仏法を語る」で、ジャズミュージシャンのウェイン・ショーターさんが語っていました。
 「人間の差異(さい)を結び合うことについて語る上で、SGI(創価学会インタナショナル)の座談会での体験発表は、とても効果的であり、これほど誠実で心に触れる瞬間をもたらしてくれるものはありません」
 座談会での体験発表に大きな価値を見いだしておられます。
原田 「(こがね)はやけば(いよいよ)色まさり(つるぎ)はとげば弥()くなる・法華経の功徳はほむれば弥功徳まさる」(同1241n)である。
 皆で体験を語ることは妙法の功力(くりき)讃嘆(さんたん)することになり、さらに功徳が増していく。
棚野 教学研鑚(けんさん)も座談会の柱です。
 毎月の拝読御書を学びながら、妙法への大確信を深めていきたい。
杉本 鼎談に出ていましたが、ショーターさんも、ハービー・ハンコックさんも、自宅を座談会場に提供されています。本当に尊いことです。
 本年も会場提供者の皆さまには、大変にお世話になります。

形式ばらないで

棚野 そして鼎談で池田先生は、「学会の座談会は、法華経に説かれる『人華(にんげ)』のごとく、『人間の花』『人間性の花』を咲き薫らせていく対話の(その)です」とおっしゃった。
 座談会が「対話」の場であることを、あらためて教えてくださった。
杉本 会合を順調に進めるためには、式次第も必要です。
 ただし、あまり形式にこだわりすぎると、会合の雰囲気まで固くなってしまいます。
原田 「座談」とは本来の意味で言えば、皆で座りながら、形式ばらないで話し合うこと≠セから、自由に発言できるような配慮も大切です。
正木 その通りです。
 私も各地で参加してきたが、和気あいあいとした座談会には共通点がある。それは中心者が、同志のことをよく知っているということです。
杉本 そうですね。ただ、「じゃあ、何かしゃべってください」では、なかなか話は弾みません(笑い)。
 たとえば、地区部長や地区婦人部長が、「先日、ご友人と対話されたことを、ぜひ紹介してください」「この間の聖教新聞の拡大の話をお願いします」などと後押しできれば、参加した皆さんも話しやすいですよね。
熊沢 リーダーが、「一人一人の頑張り」を引き出してあげられるかどうかですね。
佐藤 そのためには、日ごろから、同志一人一人のことを真剣に祈り、丁寧な激励を重ねていくことが大事です。

手紙、メールでも

原田 そして何よりも、仕事や生活が多忙なために、会合に参加したくても、なかなか出られない同志こそ、励ましていくことです。
棚野 近年、雇用形態の多様化で、不規則勤務の青年部員が増えています。夕方に働き始め、朝に帰宅するというメンバーも少なくない。
 たとえ直接、会って話すことができなくても、携帯電話のメールでも、置き手紙でもいい。「体調は大丈夫か」「仕事は順調か」など、同志に心を配っていきたい。
正木 壮年部も同じである。長引く不況でリストラに遭い、再起をかけるなかで、臨時の仕事や慣れない業務に就いて、戸惑っている方もおられるだろう。そうした同志の方々のところに足を運び、不安や悩みに耳を傾け、温かく励ますことこそが、広布のリーダーの役目だ。
 「一人」が立ち上がれば、大きな力になる。「一対一」の対話が、どれほど大切か。
原田 池田先生は、壮年部に贈られた随筆で、こうおっしゃった。
 「忍辱(にんにく)の心とは、いかなる娑婆(しゃば)世界の嵐に(さら)されようと、心が負けないことだ。心が恐れぬことだ。心が揺るがぬことだ。この忍辱の心にこそ、仏の(ちから)、仏の智慧(ちえ)、仏の生命が脈動(みゃくどう)する」と。
 創立100周年に向けた大事な一年だ。お互いの健闘を真心から讃え合い、それぞれの勝利を目指して進んでいこう!

(2011. 1.20. 聖教新聞)

 

 

<6> 地球を包む人間主義の連帯
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

熊沢 まもなく1月26日「SGI(創価学会インタナショナル)の日」を迎えます。SGIは1975年(昭和50年)に、グアムの地で結成されました。
原田 当時、グアムに集ったのは、世界51カ国・地域の代表だった。それが今や192カ国・地域に世界広布は拡大している。
杉本 24時間、地球のどこかで、題目を唱え、御書を(はい)し、ザダンカイ≠開き、SGIメンバーが妙法流布のために走っています。
正木 仏教とは縁遠かった地にも、学会への共感、仏法への理解の輪が広がっている。仏教が、これほど短期間で世界に広まったことは、歴史上ない。
原田 そうです。創価三代の会長の不惜身命(ふしゃくしんみょう)の闘争により、日蓮大聖人が「(つい)には一閻浮提(いちえんぶだい)に広宣流布せん」(御書816n)と仰せの通り、世界広布が現実のものとなったのです。

大発展のブラジル

棚野 先日の青年部幹部会で映像が紹介されたが、ブラジルSGIはすごい勢いで発展している。
佐藤 昨年11、12月も、各大学から池田先生に対する名誉学術称号の授与が相次ぎました。SGIのブラジル訪問団が参加し、いずれも盛大に開かれた。
 アマゾンの大詩人チアゴ・デ・メロ氏、天文学者ロナウド・モウラン博士、音楽家のアマラウ・ビエイラ氏など池田先生と親交のある方が、自らすすんで式典や会合に参加された。
原田 池田先生がブラジル各界のリーダーと、どれほど深い信義を結んでこられたか。皆さんが池田先生の平和哲学に学び、敬愛しておられる。
熊沢 その一つの象徴が、アマゾナス州マナウス市の「池田大作博士学園」です。
 池田先生の哲学に感銘した州知事や教育長官らの強い意志で先生の名前を冠し、州知事令によって設立が決定された州立学校です。市のモデル教育校として高い評価が寄せられています。
棚野 昨年もSGIの訪問団を、アモリン州教育長官が大歓迎してくださったそうです。長官はこう語っておられました。
 「この学園は、人類に対する池田先生の貢献を顕彰するものです。私たちはこれからも、SGIと友情を育んでいきたい。学園は、そのことを象徴するものでもあります」と。
佐藤 学んでいる子どもたちも「池田先生は、いつも私たちに元気をくれます。将来は、先生のように、平和のために頑張る人になりたい!」と語っていたという。
正木 大変なことです。地球の反対側でSGIメンバーでない方が、先生を(たた)える学校をつくり、その哲学が社会へ、次代へと大きく広がっている。日本の私たちの想像を超えるスケールだ。
佐藤 あらためて、創価の人間主義の運動が世界中で希求(ききゅう)されていることが分かります。
熊沢 周囲の偏見を乗り越えて学会理解を大きく拡大してきた原動力は、何といっても皆さんの「求道心」、そして「祈り」と「団結」だと思います。
 研修会で来日するメンバーの話をうかがっても、仏法と師匠を求める強い心に胸を打たれます。
杉本 ブラジル婦人部の皆さんは距離は遠くても、センセイとの「心の距離」は世界一近いブラジル≠モットーに前進しておられます。皆さんの心に「師匠とともに」という思いが満ち満ちています。
原田 「師弟」とは距離ではない。心である。どこまでも、弟子が師匠を求める心である。弟子の勝利が師弟の勝利です。
棚野 一方、そのブラジルでも醜態をさらし続けたのが日顕宗だ。
 サンパウロの「一乗寺」を不当に乗っ取ろうと画策して大失敗。不法占拠を続けたが、2000年にSGI側が完全勝利の連邦最高裁判決が確定している。
佐藤 悪あがきを続ける日顕宗側は、この件でなんと計13回も司法から鉄槌を下された。
 かつての一乗寺は現在、「ブラジル常勝会館」として、地域友好の法城となっています。

皆が青年の心意気

正木 ともあれ、われわれも、全世界の同志とともに、自らの地域で友情を拡大していきたい。
熊沢 池田先生は、こう語っておられます。
 「私がいつも、心がけてきたことは、地元の人々との交流であり、地域への貢献であった。『仏法(そく)社会』である。近隣の方々と、信頼と友好に結ばれ、地域と一体になっての発展のなかにこそ、広宣流布の確かな前進があるからだ」
杉本 1952年(昭和27年)夏、先生・奥様は、それまで住まれた目黒区から大田区に転居された際にも、一軒一軒、近隣を回り、礼儀と誠意を尽くされました。
棚野 先生が第3代会長に就任された際も、学会本部のある信濃町の近隣をあいさつに回られています。
原田 私たちも、先生の近隣友好の歩みに続いていきたい。
 その第一歩が「あいさつ」です。これほど簡単なこともないが、これほど大切なこともない。出会った人に「こんにちは」「お元気ですか」とさわやかに声をかけることで、皆さんの心がなごむ。
佐藤 とくに現代は、地域交流の場が少なくなっています。隣に誰が住んでいるのかも分からない≠ニいう人も多い。そのなか、気軽に声を掛け合う仲ができていけば、交流も深まっていきます。
杉本 もちろん直接、会えない方には、電話や手紙などで思いを伝えることも大切です。
 真心をこめて、自分らしく友情を広げていくことですね。
正木 年齢を問わず、皆が青年の心意気で前進していくのが「創価青年学会」だ。今一重の決意と若々しい息吹で新しい友情を育み、地域にさわやかな語らいを広げていこう!

(2011. 1.24. 聖教新聞)

 

 

<7> 今こそ「国民のための政治」を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

正木 この1月、各地で青年を先頭に、全同志が一丸となって「人材・躍進の年」を出発できた。
佐藤 青年部幹部会の中継参加者の氏名を学会の総本部に永久保管していただける喜びのなか、青年部員が大結集し、本年の決意を深めました。
棚野 聖教新聞に続いて、「大白蓮華」でも若者向けの新企画が始まり、大好評です。たくさんのメンバーが励ましを受け、弾む心で頑張っています。
杉本 一方、いま全国的にインフルエンザが流行しています。各個人・家庭で感染予防に努めていくことが大事です。
熊沢 まず「手洗い・うがい」をすること。手洗いは15秒以上かけるのが望ましいとされます。
 次に「せきエチケット」の励行。せきやくしゃみの際はティッシュ等で口と鼻を覆い、他の人から顔をそむけることなどです。マスクの着用も必要です。
杉本 そして体調がすぐれないと感じたり、熱やせきが出ているときは、会合の参加等は絶対に無理しないことです。自分の体調が悪化するだけでなく、周りの同志にも迷惑を掛けてしまいます。
 熱が高いときはまず、医師に診てもらうことであり、インフルエンザにかかった場合は完治するまで活動を自粛することです。
原田 寒さの厳しい日が続く。聡明に、病気にならないよう知恵を働かせていきたい。

賢明な選択が大切

棚野 さて今年は、統一地方選挙の年です。
 地方政治の話題が、ニュースで取り上げられることも増えてきました。
佐藤 国政では通常国会が開幕し、首相の施政方針演説、各党の代表質問が行われた。とくに、首相の演説に対しては、25日付各紙の社説は厳しい見方をしていた。
 「今度も言葉だけに終わるのではないかという疑念がぬぐえない」(日本経済新聞)
 「目新しさはほとんどない。問題は、理念を繰り返し唱えることではなく、これを実現させられるかどうか」(産経新聞)
正木 個別のテーマについても、「具体的な改革の方向はなお不明確」(日本経済新聞)、「迫力を欠く」(毎日新聞)と指摘された。
杉本 今月の世論調査(時事通信)では、内閣支持率21.3%、不支持率59.2%でした。
 ちなみに前・鳩山内閣の最終盤(昨年5月)は支持率19.1%、不支持率64.1%でしたので、大きくは変わりません。
熊沢 内閣を支持する理由を見ても、「他に適当な人がいない」「だれでも同じ」が上位です。
棚野 前の総選挙で最高潮に達した国民の期待は、完全に冷めた。
 それどころか逆に、政治不信が増幅された。
原田 風≠ノ惑わされず、有権者が賢明に政治家を選択することが、いかに大切か。あらためて浮き彫りになったといえる。
佐藤 政策研究大学院大学の飯尾潤教授は、こう語っている(「潮」本年2月号)。
 「日本の政治が刹那的なのは、政党が説明の手足≠持っていないことに起因する。政治家がテレビ映りばかり考えてしまう」
正木 その点で同教授は、地方議員のネットワークを持つ公明党を評価している。
 「公明党の大きな特徴は、地方に確固とした基盤があることだ。しっかりとした経験を持つ地方議員が、三〇〇〇人も存在している」
 「政治課題を有権者に説明する足腰の強さがある。『なるほど、わかった』と思う人を社会に増やす力を持っている」
杉本 また「地方議員が支持者の割り切れない思いを解消する作業を地道に続けていけば、日本の政治レベルは着実に上がっていく」と述べ、日本の政治を向上させる役割を公明党に期待されています。
原田 ゆえに地方選挙は、日本全体の政治をよりよくする、きわめて大きな意味を持つ。
 市町村議会から国会まで、公明党の全議員は全力で戦い、「国民のための政治」を断固、遂行してもらいたい。

議会改革の先頭に

棚野 いま大きく取りざたされている争点の一つが地方議会改革です。さらに大阪、名古屋など各地で、地域主権のあり方について問題提起がされています。
 議員定数や報酬の問題などは、市民の関心も比較的高い話題です。
佐藤 実は、地方議会改革に真剣に取り組んできたのが公明党です。
熊沢 北海道栗山町では2006年、全国に先駆けて議会基本条例を制定。全町議会議員が地域に出向き、議会活動を直接、町民に報告する「議会報告会」を開催しています。
 これは、公明党議員が行っている報告会がモデルとなっており、公明党の主張で実現したものです。
正木 大阪府大東市では公明党の推進で、市民に見える、開かれた議会を目指して「夜間議会」「日曜議会」が毎年、開かれている。昨年には議会基本条例が制定された。
佐藤 そして公明党は今月、地方議会改革への提言を発表した。
 議会基本条例の制定、議会の権能の強化、情報公開で「見える化」を推進、「出前議会」などで住民参加を推進、議員定数・報酬等の適正化が柱です。
原田 国民の声を聴き、国民が求めることを地道に実現してきたのが公明党である。地方議会こそ「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神を持つ公明党の原点だ。
 「王は(たみ)(おや)とし」(御書1554n)――庶民に尽くすのが政治家である。
正木 地域に密着した地方議員の質≠ヘ、われわれの日々の生活に直接、影響する。
 これからも公明党は議会改革、政治家改革の先頭に立ってもらいたい。それでこそ、われわれも胸を張って応援できる。

(2011. 1.31. 聖教新聞)

 

 

<8> 徹して一人一人に励まし
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

杉本 1・26「SGI(創価学会インタナショナル)の日」を記念し、池田先生が提言「(とどろ)け! 創造的生命の凱歌(がいか)」を発表されました。
 先月26、27日付の聖教新聞に掲載され、反響が広がっています。
熊沢 日本では、50を超える全国紙・地方紙等が報道。海外では、26カ国・地域11言語の約150のメディア・団体がインターネット上で伝えています。そのなかには包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会や、アメリカを代表する仏教誌「トライシクル」のサイトもあり、関心の高さが分かります。
原田 池田先生は、これまで3回にわたる国連軍縮特別総会(1978年、82年、88年)に際し、「軍縮提言」を発表されている。
 83年からは毎年、「SGIの日」記念提言を発表し、生命尊厳を説く仏法の視座から現代の病理の本質に迫り、人類の幸福と恒久平和への具体的な方途を示されている。
棚野 海外の学者・有識者からも毎年、高い評価が寄せられている。たとえばシドニー平和財団理事長のスチュアート・リース氏は、「提言は勇気を与えてくれるもの」と(たた)えつつ、次のように語っておられた。
 「貧困や女性差別などの問題が根強い現代にあって、何としても実現していかねばならない提言となっている。まさに、すべての人が真剣に受け止め、実現への努力をしていくべき」
佐藤 国連軍縮担当上級代表のセルジオ・ドゥアルテ氏も、このように述べておられました。
 「公正で自由で、環境が保護され、核兵器のない世界を目指し、池田会長とSGIがこれまで成し遂げてきた行動や、現在の取り組み、そして将来展開されるであろう活動に対し、私は心から敬意を表する」と。
杉本 オスロ国際平和研究所のスタイン・トネソン所長は「国連は、池田会長の毎年の平和提言を、大変に重視しています」とおっしゃっています。
正木 世界のリーダーが池田先生の提言に注目している。その師匠のもと、私たちの行動が世界平和につながっていくのです。
原田 その一点を考えても、池田門下生であるわれわれの使命は限りなく大きい。
 「よき弟子をもつときんば師弟・仏果(ぶっか)にいたり」(御書900n)である。地道に日蓮仏法の生命哲学を語り抜くことで、師匠の構想を一歩一歩、実現していく弟子でありたい。

戦いは「祈り」から

棚野 さて、「伝統の2月」が開幕しました。全国の同志が、いよいよの思いで拡大に飛び出しています。
佐藤 「伝統の2月」の淵源(えんげん)は、1952年(昭和27年)の2月である。池田先生が蒲田の支部幹事として折伏・弘教の指揮を執られたことに由来する。
熊沢 そうです。大きな支部でも弘教が1カ月100世帯前後だった時代に、蒲田支部で201世帯という過去最高の成果を打ち立てられたのです。
 戸田先生の願業(がんぎょう)であられた75万世帯の達成に向けて、学会全体が飛躍していく発火点となりました。
棚野 24歳の青年の熱と力が、同志の意識を変え、支部を超えて全学会に拡大の大潮流を巻き起こした。
 まさに「創価青年学会」を開く(はん)とすべき闘争です。
原田 当時の方が語っています。池田先生は「潜水艦」のようだったと。つまり、会合に出るよりも、支部の最前線に潜る≠謔、にして、個人指導を重ねておられた。一人一人を励まし抜かれたのである。励ましを受けた皆が自身の壁を打ち破り、その結果が201世帯という大金字塔となった。
正木 池田先生は「大聖人の御聖誕の月、そして戸田先生の誕生の月をお祝いしましょう!」と訴え、「師弟共戦(きょうせん)」を根本にして戦いを開始されました。
熊沢 さらに先生は、支部の方に次の3点を強調されたそうです。
 「広宣流布の戦いは、祈りから始めること」
 「近隣など、身近な方々を大切にすること」
 「信心の体験を確信をもって語り切っていくこと」
杉本 いまの婦人部「実践の五指針」も、この指導を受け継ぐものです。

一番大変な場所へ

佐藤 「2月闘争」を振り返り、池田先生は「最も大変な地域、大変な友のところへ飛び込んでいった」と語っておられた。
正木 2月と言えば、一年でも寒さが一段と厳しいころである。普通なら行動が鈍る時期である。
 しかし先生は、寒いなかをあえて動かれた。そして、最も大変な地域へ入って行かれた。
熊沢 先生はかつて、フランスの激動期に活躍した救国の乙女<Wャンヌ・ダルクの姿を通して、こう語られました。
 「彼女は、攻撃の時も、兵を引く時も、常に、最も大変な場所で戦ったという。彼女の真剣さが、大の男たちを本気にさせた。彼女の勇気が全軍を鼓舞(こぶ)した」と。
杉本 「(あさ)きを()って深きに()くは丈夫(じょうぶ)の心なり」(同509n)です。
 青年のすがすがしい行動が、皆に希望の波動を広げていきます。
原田 自分の弱い心に打ち勝ち、勇気をもって前進するところに成長があり、喜びがある。
 戦いは勢いであり、スピードだ。まずリーダー率先で勇んで立ち上がり、創価完勝のために圧倒的な対話を広げていこう!

(2011. 2. 3. 聖教新聞)

 

 

<9> 全員が青年の心で前進!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長、熊沢女子部長

正木 「2月闘争」の意気に燃え、いま青年部が各地で対話に打って出ている。
杉本 壁を破る友好拡大に挑戦する若々しい姿に、皆さんが本当に喜んでいます。
原田 今年は男女青年部の結成60周年であり、「創価青年学会」の歴史を開く年だ。壮年・婦人部も今まで以上に青年の成長を祈り、行動をたたえ、励ましていきたい。
佐藤 男子部は創価班や牙城会の大学校など人材グループが入卒式を行っています。牙城会は結成40周年です!
熊沢 45周年を迎える白蓮(びゃくれん)グループは、各地で10期生が誕生しています!
棚野 皆が勇敢に対話を広げています。
 創価班大学校34期の大阪・鶴見総区のあるメンバーはラーメン店を経営。活動に合わせて定休日を設定し、学会活動に全力を注いできました。多忙ななかで友人の幸福を祈り、語らいを重ねて見事、弘教(ぐきょう)を達成。その後、彼の店が関西のテレビ番組で紹介され、さらに破格の条件で2号店を開くことができました。
 任用試験は新入会の友人と二人で合格。友人はさっそく対話にも励んでいます。
佐藤 横浜・神奈川総区の牙城会新世紀大学校10期生の一人は、「友人にありのままの学会に触れてほしい」と願い、友人と勤行・唱題し、ともに「聖教新聞」を読み、部員回りも一緒にしました。
 すると未入会の友人が仏法対話に挑戦し、別の友人を誘って会合に参加。さらに職場での実証≠ノ確信をつかみ、入会しました。
杉本 新入会者と一緒に成長しゆく姿が美しいですね。

日々の献身に感謝

熊沢 埼玉・上尾県のメンバーは昨年、白蓮グループ9期生として学校やバイト、毎月の着任の両立に、懸命に挑戦していました。友人と対話したいと祈っていると偶然、幼なじみの友人の母親に話しかけられ、その友人が悩んでいると聞きました。
 久々に再会し、励ましながら対話。誠実に仏法を語る姿に友人の心が動き、「あなたを見ていて、変わっていくのがよくわかったよ。私も自分を変えたい」と語り、晴れて入会されました!
正木 自分の成長が信仰の偉大さを証明する。一人の人間革命がどれほど広布を進めるか。素晴らしい実践です。
熊沢 このメンバーのお父さんは未入会ですが、いまでは活動に出かける娘を「気をつけて」と快く送り出してくださるそうです。
正木 女子部員のさわやかな姿は、皆の希望になる。とくにご両親は安心する。
杉本 「女子(おなご)(もん)をひらく」(御書1566n)です。一人の女性の行動で、家庭も、地域も、職場も、社会も変わります。
原田 新入会者は清新な息吹で立ち上がっている。先日も池田先生は新入会の青年の報告に、こうおっしゃった。
 「素晴らしい仏法だから、安心してやっていきなさい。親孝行して、お父さん、お母さんに喜んでもらえるようになってね」
 ここまで一人の青年を温かく励ましてくださるのが、われわれの師匠である。
正木 会合運営、会館警備、設営等を担当される、創価班、牙城会、白蓮グループなど青年部の皆さんに、心から感謝申し上げたい。
杉本 学会に無理解だった方が会館を訪れ、青年部の凛々(りり)しい振る舞いに接し、「今どき、こんなに素晴らしい若者がいるのか」と感動されるという話をよく聞きます。
熊沢 皆が、どうすれば来館する方に気持ちよく過ごしていただけるか、心を砕きながら着任しています。

学会員を守る使命

棚野 先生が小説『新・人間革命』「厳護」の章で青年部の使命を綴ってくださり、大感動が広がっています。
佐藤 先生は牙城会員にこう語られました。
 「本部、会館を、学会員を厳然(げんぜん)と守る使命がある。それは、私と同じ使命だよ。その使命を果たすんだから、全神経を研ぎ澄ませ、注意力を働かせて、どんな小さなことも、決して見過ごしてはならない」
 池田先生と同じ思いで同志を守る。「先生ならどうされるか」という一念が、一人を大切にする姿に表れます。
棚野 また創価班員にはこう語られています。
 「青年には、責任は、すべて私がもちます。なんでもやらせてください≠ニいう、体当たりでぶつかっていく、積極果敢な姿勢が必要なんです」と。
 これぞ「青年学会」の心意気です。「誰かがやるだろう」ではない。「自分がやる」と腹を決め、祈り、行動することです。
原田 広布の戦いに勇み立ち、戦う時に、仏界(ぶっかい)という最高の生命が涌現(ゆげん)する。ゆえに乗り越えられない壁はない。
熊沢 白蓮グループには、「広宣流布という目的のため、会員のために、献身してくださる姿は、まことに尊いし、崇高(すうこう)です。その努力、苦労は、すべて自分を荘厳(そうごん)していく、偉大なる功徳(くどく)、福運となります。これが、厳然(げんぜん)たる、仏法の因果(いんが)の理法です」と述べておられます。
 先生・奥様のもと広布のために歩んでいくことこそ最高の青春と確信し、幸福の連帯を広げていきます!
正木 男女学生部も、学業や学会活動に真剣に取り組んでいる。青年の決意はすがすがしい。私たち全員が「青年学会」だ。牧口先生も晩年まで「われわれ青年は」と呼び掛けられたという。
原田 池田先生は随筆で「皆で青年を励まし、皆が青年の心で、新たな一歩前進に挑みたい」と綴られた。
 皆が「青年学会」の主体者として、生まれ変わった決意で進もう!

(2011. 2. 7. 聖教新聞)

 

 

<10> 大闘争の中に功徳は満開
出席者:原田会長、正木理事長、松原中部長、杉本婦人部長、高木中部青年部長、熊沢女子部長


正木 2月11日は、第2代会長・戸田城聖先生の生誕の日です。
杉本 1900年(明治33年)のお生まれですので、今年で111周年となりますね。
熊沢 さらに、今年の5月3日は、戸田先生の会長就任から60周年という佳節です。
松原 池田先生は先日の随筆で、このように綴られました。
 「今月は、戸田先生の生誕の月である。二〇一一年の二月十一日、このお誕生日で百十一周年――。幾重にも『一』が重なり、私たちを『一番幸福に!』『一番星と輝け!』と、先生が励ましてくださっているように思えてならない。友よ、立ち上がろう!」
 この呼びかけに真っ先に立ち上がるのは中部です。「師弟の心光る 青年学会の一番星! 大中部は勝ちまくる!!」とのスローガンのもと、敢然と勝利を開きます。
高木 1月、各部代表者会議への池田先生のメッセージで紹介されましたが、戸田先生は、よく「もっと大きな広宣流布の闘争はないか」と語っておられたといいます。
 われわれ青年部も、いよいよの大闘争に勇んで立ち上がり、「中部青年学会」の「2月闘争」を勝ち飾っていきます!
原田 池田先生は同じメッセージで語られた。
 「大闘争の中で戦えることが、一番、幸福だ。大きな戦いであれば、それだけ大きな仏の力が湧く。大きく仏縁(ぶつえん)が広がる。それだけ、皆の人間革命も宿命転換も、早い。広宣流布も進む。全同志を満開の大功徳(だいくどく)で包めるからである」
 いまこの時に、広宣流布の師匠のもとで戦えることが、どれほど幸福なことか。強盛(ごうじょう)な祈りという「法華経(ほけきょう)兵法(へいほう)」(御書1193n)で智慧(ちえ)と勇気を出して進んでいきたい。
正木 池田先生が、師匠・戸田先生の構想を一つ一つ実現してこられたからこそ、いまの世界広布の実相(じっそう)がある。青年期の「2月闘争」しかり。「大阪の戦い」しかり。
 ゆえに、私たちが日々、地道な勝利を積み重ねていくことが、師匠への報恩(ほうおん)直道(じきどう)である。
原田 その通りです。創価三代の会長に心から感謝し、報恩の道を勇み歩んでいこう。

輝く農漁村部の友

杉本 今週末には、全国各地で農漁村ルネサンス体験主張大会の中継行事が行われます。
松原 中部・三重からも、漁業に従事する3人兄弟が、感動的な体験を発表しています。
原田 昨年来、口蹄疫や鳥インフルエンザなど、大変な状況が続いている。
 宮崎県、鹿児島県、そして愛知県など被害に遭われた地域の方に、心からお見舞い申し上げます。
高木 社会が不安感に満ちているこういう時こそ、学会の同志は、地域を明るくしよう、元気にしようと頑張っています。
熊沢 そうですね。体験主張大会の中継会場には、地域の名士も参加してくださり、毎年にぎやかです。大会の模様が地元紙で紹介されることもあります。
杉本 昨年、参加した来賓のお一人は「逆境に負けずに前進していく、学会の皆さんの人生観を、私も学び、自身の(かて)としていきたい」と感想を語っておられました。こうした期待と共感の声は各地で広がっています。
原田 先生がおっしゃった通りに、「地域の時代」が到来していることを実感する。
正木 農村の希望∞漁村の誇り≠ニして輝く農漁村部の友、そして日本の農漁業に新風を吹き込む農村青年委員の若き力に、喝采を送りたい。

宿命転換の実証を

松原 中部ではいま、対話拡大の大波が起きています。先駆を切っているのは青年です。
高木 不況の中、皆が信心根本に宿命転換の実証を打ち立てながら、友情と信頼を広げています。
 名古屋・中川総区のある男子部部長は、仕事のことなどで悩んでいたところ、学会の友人に誘われて入会したメンバーです。就職・結婚し、喜々として学会活動に励んでいましたが、昨年末、厳しい社会状況のなか突然の解雇。しかし一歩も引かずに求職と学会活動に全力を尽くし、1カ月で希望の職種への就職を勝ち取りました。
 また一家和楽の信心を祈り抜き、奥さんと子どもも入会。未入会の母親も、息子の成長の姿を目の当たりにし、学会理解を深めています。
正木 同じように経済苦に立ち向かう壮年も多い。今こそ「法華経の兵法」で勝ち抜く時である。皆で祈り合い、励まし合っていきたい。
高木 名古屋・千草区のある男子部部長は「近隣を大切に」との池田先生の指導を実践しようと、近所の方へ、挨拶からはじめ、積極的に声をかけています。そのなかで大きく友好拡大を進めています。当初は学会に批判的だった方も、今では聖教新聞を読んで、学会への理解を深めてくださっています。
 地道な地域交流は、本当に大切です。
松原 中部の池田華陽会(かようかい)のメンバーも、一家、地域、職場の太陽≠ニして輝いています。
熊沢 そうです。愛知圏のある女子地区リーダーは、名古屋市内で教員を務めています。
 研修でアフリカへ行き、現地で学んだ成果を子ども向けの教材としてまとめたところ、外務省が主催する「グローバル教育コンクール」で、優秀賞を受賞しました。
杉本 素晴らしい活躍です。同志の方も喜ばれているでしょうね! 青年部は、学会の宝です。
原田 ともあれ、信心の戦いは、すべて「祈り」が根本だ。
 御聖訓には「南無妙法蓮華経は師子吼(ししく)(ごと)し」(同1124n)とある。日々、朗々(ろうろう)と題目を唱えながら、勇気凛々と前進していこう。

(2011. 2.10. 聖教新聞)