< 座談会 >

師弟の大道を歩む

新しい力で時代を開け!

 

<1>
<2>
<3>
<4>
<5>
<6>
<7>
<8>
<9>
<10>

報恩感謝の心で勝利の歴史を
「青年の大情熱」で生き抜け
青年と共に希望の哲学を語れ
幸福の連帯広げる対話を
「祈り」「雄弁」「行動」で勝て
さあ新時代の「2月闘争」を
全同志が「青年」の息吹で!
不惜身命の大闘争に感謝
若い力には無限の可能性
勇敢に妙法流布の勝利劇を

 

<1> 報恩感謝の心で勝利の歴史を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

橋元 いよいよ2012年「青年学会 拡大の年」が明け、明年に迫った総本部完成へ、大変に重要な、意義ある一年がスタートしました。
正木 全国の新年勤行会には、青年部をはじめ、たくさんの同志、そして未入会のご家族の方々が集っていました。
 未来部の初々しい決意発表、新春を彩る合唱や楽器演奏など、趣向を凝らした地域もあり、各地でさわやかに新出発を切ることができました。
杉本 メッセージのなかで池田先生は「満々(まんまん)と 師弟の共戦(きょうせん) 今日(きょう)も勝て」とのお歌を詠んでくださり、皆さんが師弟勝利の誓いを新たにしています。
吉井 2日を中心に、新年から新会員が続々と誕生しています。学会はフレッシュな息吹(いぶき)にあふれています。
棚野 世界192カ国・地域のSGI(創価学会インタナショナル)でも、新しい年を船出(ふなで)する集いが開催され、聖教新聞で連日、報道されています。
正木 全世界で、日蓮仏法をたもった同志が心一つに出発する。池田先生は、世界中で新年勤行会が開催されたことに対し、「傑出(けっしゅつ)した偉業(いぎょう)だよ」とおっしゃっていました。
原田 この偉大な世界広布の歴史を開かれたのは池田先生です。
 今年は先生の入信65周年。本門の池田門下の弟子一同、それぞれの勝利の実証(じっしょう)をもって慶祝していきたい。断じて師恩(しおん)(むく)いる一年としていこう!

本部は千客万来

正木 4日の仕事始めの日、数多くの企業関係者などが学会本部や聖教新聞本社、各方面の中心会館に、年始のあいさつに来られました。それも昨年を上回る数で、まさに千客万来。
 ある企業の重役は「毎年、学会本部に来ていますが、本年はいつにもまして学会の勢いを感じます。こちらも、『頑張るぞ』と決意しました」と語っていました。
原田 昨年の東日本大震災のことに触れ、学界の被災者支援をたたえておられた方も多い。
 「池田名誉会長のもと、学会員の皆さまの献身的な活躍が、日本のみならず世界の人々に勇気と希望を与えてくださいました」と述べている方がいました。
棚野 「青年学会 拡大の年」のテーマに共感を寄せる大手企業の社長もいました。
 「ここ数年が世界経済にとって歴史的な分水嶺になるといわれており、激動の時代を(にな)い立つ人材が、今こそ必要な時はありません。この時に学会が青年に光を当てておられることは、まさに時宜(じぎ)を得たものと感嘆(かんたん)しています」と語っていたそうです。
正木 また、「受付の女性のすがすがしい姿と、こまやかな心遣いに感動しました」「受付の皆さんの品格ある姿に毎回、感服しています」という方々も多かった。
 若々しい、さわやかな振る舞いが学会理解を広げています。
橋元 世界的に経済情勢や政治状況が混迷を深めるなか、日本各界の識者が、学会の姿に希望を見いだしておられます。
吉井 海外の識者の方々からも、多数の新年状が池田先生のもとへ寄せられました。
 日蓮仏法の人間主義哲学、学会の平和運動への期待が(つづ)られています。
原田 日蓮仏法の生命哲学を語る弘教(ぐきょう)、地域での地道な友好拡大、友を励まして人間主義の連帯を広げることも、世界が大きくたたえる創価の民衆運動です。
 われわれは、その自信と誇りをもって堂々と広布に進んでいきたい。
杉本 さて、今年は新年早々、いろいろな舞台で青年が躍動していますね。
棚野 まず新春恒例の箱根駅伝(2、3日)では、神奈川の学生部員2人が出場し、素晴らしい力走を見せました。
橋元 3日に行われたアメリカンフットボールの日本一を決める「ライスボウル」では、音楽隊の創価ルネサンスバンガードがハーフタイムショーに出演。大迫力の演技・演奏で観衆を魅了しました。
棚野 昨年の暮れに日本一に輝いた音楽隊も鼓笛隊も、メンバーは仕事や学業に加えて練習で忙しいなかで、友人への弘教拡大、仏法対話、聖教新聞の購読推進などに挑戦し抜いていました。
橋元 創価ルネサンスバンガードのあるメンバーはかつて、職場の上司に勇気を出して聖教新聞を勧めました。しかしその時は実らなかったものの、後にメンバーの誠実な姿に認識を改め、上司が聖教新聞を購読。池田先生とウェイン・ショーター氏、ハービー・ハンコック氏による鼎談(ていだん)(たましい)の人間讃歌(さんか)」に感銘し、その内容を職場で配られる新聞に紹介するほどになりました。さらにその後、上司は晴れて入会しました。
正木 素晴らしい話です。真剣に仏法を語る。学会活動に励む。そうした仏道修行によって磨かれた生命で妙音(みょうおん)(かな)で、演技するからこそ、皆の胸を打ち、感動を呼ぶ。
杉本 音楽隊と鼓笛隊の皆さんには、本年も会合や地域行事などでお世話になります。本当にありがとうございます。

成人の門出を祝福

吉井 1月9日は「成人の日」です。学会でも多くの会館で記念の勤行会が行われます。
原田 新成人の晴れの門出を、皆で心からお祝いしたい。
 成人するということは、社会的にさまざまな責任を担うだけではありません。一人の青年として、自立した信仰者となる大事な時でもあります。
正木 就職や進学など、これから人生の岐路(きろ)が数多く待ち受けています。今も病気など大きな宿業(しゅくごう)と戦っている人がいるかもしれません。
 皆が信心根本に立ち向かい、苦難を乗り越え、人生を大きく切り開いていけるよう、大成長を祈っていきたい。
原田 御聖訓に「(おん)いのりの(かな)(そうら)はざらんは(ゆみ)のつよくしてつるよはく・太刀(たち)つるぎにて・つかう人の臆病(おくびょう)なるやうにて候べし、あへて法華経(ほけきょう)の御とがにては候べからず」(御書1138n)とあります。
 本年は、ますます信力(しんりき)行力(ぎょうりき)を沸き立たせ、真剣な祈りで勝利の歴史を築いていこう!

(2012. 1. 9. 聖教新聞)

 

 

<2> 「青年の大情熱」で生き抜け
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

吉井 「青年学会 拡大の年」を出発する本部幹部会・青年部幹部会が、にぎやかに開催されました。
原田 池田先生はメッセージに(つづ)られました。
 「世界は、今、壁を打ち破る、創価の(ちから)ある若人(わこうど)の登場を待ち()がれております」「わが地涌(じゆ)の青年たちよ! わが普賢(ふげん)の学徒たちよ! そしてまた、永遠の青年の心に燃えたる、わが一生の同志たちよ! この一年も、『異体同心(いたいどうしん)』の鉄の団結で、すべての戦いに勝利し、(ほが)らかな楽しい人生を送りましょう!」
 皆が団結し、勇気をもって前進していくことが、勝利を切り開く要諦(ようてい)です。
棚野 また今回は、結成55周年を記念する学生部幹部会として開かれました。
正木 学生部は戸田先生が最後に結成された部です。「半分は重役に、半分は博士に」との言葉に表れているように、未来の指導者としての大成(たいせい)を期待しておられました。弘教(ぐきょう)の実践、教学の研鑚(けんさん)、そして学問の探究を通し、世界広布を(にな)う一騎当千の実力をつけていただきたい。
杉本 学生の皆さんは学校のある地域に生まれることが多いので、地区や支部に学生部員があまりいない場所もあります。他地域へ学生部員を送り出している場合もあるでしょうが、さらにわが地域から人材が誕生するよう皆で祈っていきたいと思います。
橋元 青年部では年末年始の友好期間を中心に、大きく対話拡大を進めました。各地で行われる本部幹部会の中継行事には、多くの友人も参加します。
棚野 池田先生の指導に触れられる本部幹部会は、伝統の座談会と並んで、学会の真実の姿が見える大切な集いです。
正木 その通りです。百聞(ひゃくぶん)一見(いっけん)()かず。百万言を費やして語るより、ありのままの学会を見てもらうほうが、友人の心に響くこともあります。
吉井 「仏になるみちは善知識(ぜんちしき)にはすぎず」(御書1468n)ですね。人生を「()い」方向へ導く「善知識」である学会の同志と知り合い、創価家族の温かさや学会のにぎやかさを肌で感じてもらえれば、一段と学会理解が深まります。
原田 本年も、私たちは本部幹部会を勝利のリズムとしていきたい。
 池田先生はかつて随筆で、「リズムある活動には、(ちから)がわく。希望がある。持続がある。広宣流布は、三世永遠の遠征である。ゆえに、リズム正しい、月々の着実な前進が大事になる」と語り、本部幹部会を「その勝利のリズムをつくりゆく回転軸」と表現されました。
棚野 毎月の本部幹部会を目指し、弘教など学会活動を通して自身の宿命転換に挑戦する。そして本部幹部会での指導を学び、次の目標へ新たに出発する――中継行事を師弟共戦(きょうせん)の誓いと報告の場と位置づけている同志が数多くいます。
正木 リーダーは、遠いところ、寒いなか、また仕事や家庭のことで忙しいなかで本部幹部会に駆けつけてくる同志を、真心から迎え、励ましていきたい。
杉本 法華経に「当起遠迎(とおきおんごう)当如敬仏(とうにょきょうぶつ)(まさ)()って遠く(むか)うべきこと、当に仏を(うやま)うが(ごと)くすべし)」とあるように、集った同志の皆さんを仏のごとく敬い、たたえていきたいですね。

受験生にエールを

橋元 さて来る14、15日、全国で大学入試センター試験が行われ、多くのメンバーが受験します。
原田 受験生が今までの努力で蓄えた実力をいかんなく発揮できるよう、家族だけでなく地域の皆で祈り、応援していこう。
棚野 試験の直前ですので、会って声を掛けることが、かえって受験生の迷惑になることもあります。そうした状況に配慮しながら、手紙やメールでもエールを送れればいいですね。
正木 また15日は中等部の結成記念日です。本年も未来部育成部長や21世紀使命会の皆さんとともに、皆で高・中・少の未来部員の育成に取り組んでいきたい。
杉本 5日付の聖教新聞に、小学生文化新聞主催「作文コンクール」で最優秀賞となった2作品が掲載されました。いずれも胸を打つ、感動的な内容です。低学年の部で受賞した鹿児島の少女部員の作文には、近所の多宝会(たほうかい)の婦人に温かく励まされる様子が(えが)かれています。未来部の成長を願う心は、必ず子どもたちの命に刻まれるものです。
橋元 6日付と10日付にそれぞれ掲載された中学生文化新聞主催「作文コンクール」、高校新報主催「読書感想文コンクール」の最優秀賞作品も、非常に素晴らしいものでした。
吉井 8日にマーチングバンド・バトントワーリング全国大会のバトントワーリング部門に出場した鼓笛隊の創価中部ブリリアンス・オブ・ピース、創価ジャスティスウィングス、そして昨年12月のカラーガード部門で日本一に輝いた創価グランエスペランサでも、たくさんの未来部員が活躍しました。たとえば中部は19人中14人が女子中等部・高等部員で、他チームは社会人ばかりのなか第3位(ポンポン・ペップアーツ編成)と大健闘。皆が学会の庭で大成長しています。
杉本 未来部が元気であることが、皆の喜びです。本当にうれしいことです。

日々決意あらたに

橋元 池田先生は、聖教新聞の新年号で随筆、4日付では長編詩、9日付からは新連載、そして小説『新・人間革命』の執筆と、年明けから何度も何度も、私たちへ励ましを送ってくださっています。
正木 随筆では、「私の心には今も二十四歳の青年≠フ大情熱が燃え盛っている。青年と(とも)に、青年の心で壁を破り、広布拡大に生き抜くのが、青年学会の永遠の伝統である」と綴っておられました。壮年・婦人部もともどもに、師匠に呼応(こおう)し、青年の心で広布伸展に戦っていきたい。
原田 先生は「去年よりも今年、昨日よりも今日と、まず自分自身が、いよいよ生き生きと、いよいよ張り切って前進する――これが、妙法(みょうほう)流布(るふ)のリーダーの(あか)しである」と(しる)されました。日に日に決意あらたに、意気盛んに、勝利の歴史を重ねていこう!

(2012. 1.12. 聖教新聞)

 

 

<3> 青年と共に希望の哲学を語れ
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

正木 17日は、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災から17年。震災で犠牲になられた全ての方々のご冥福を、あらためて強くお祈りいたします。
原田 昨年は東日本大震災があり、東北の方々は、不屈の闘志で立ち上がってきた関西の同志からの温かい励ましに、大変に感銘しておられます。関西の友は心の(たから)だけは絶対に壊されない≠アとを姿で示してくださっています。
 全同志が心一つに、被災地の復旧・復興を祈っていきたい。

地域社会との「絆」

橋元 いま全国の青年部が対話を進めるなか、大いに活用されているのが、月刊誌「第三文明」2月号の特別付録「仏法対話のすすめ 20問20答」です。
棚野 友人が(いだ)きやすい疑問に答える形で、信仰の(ちから)、仏法思想、学会の意義などが説明されています。
吉井 「そもそも宗教に興味がない」「今の自分には必要を感じない」という声から、「忙しいから信仰するヒマがない」といった今の時代ならではの疑問、「祈るとどうなるの?」という基本の問いまで、分かりやすく答えてあります。
杉本 新しく弘教に立ち上がったメンバーにも親しみやすいものですね。
正木 相手が心の底で思っている本音をじっくり聞くことで、はじめて深い語らいとなる。しっかりと息を吸い込むことで深呼吸できるのと同じです。
 だからこそ、胸襟(きょうきん)を開いて語り合い、相手の心の声≠聞くことが大切になります。
原田 日蓮大聖人は、どれだけ周りから悪口を浴びせられようと皆を尊敬して礼拝行(らいはいぎょう)を貫いた不軽(ふきょう)菩薩の振る舞いを通し、「(かがみ)(むか)って礼拝を()す時(うか)べる(かげ)(また)我を礼拝するなり」(御書769n)と(おお)せです。相手の仏性(ぶっしょう)を信じ、尊敬の心で接すれば、目の前の人も必ずこちらに真心を返してくれるのです。
棚野 戸田先生は「折伏(しゃくぶく)すれば信用が残る」と語っておられます。友人の幸福を第一に願って語り抜くとき、その真心は必ず伝わります。ときによってすぐには入会に至らないことがあったとしても、深い友情が築かれます。
吉井 今週は地区やブロック単位で、今年はじめての座談会が開かれます。新会員はもちろん、友人も参加して、信仰体験あり、新年の抱負あり、にぎやかな集いになります。
原田 学会伝統の座談会は、友人と参加し、仏法を学び、ともどもに体験を語りながら成長していく場です。自由な対話の広場です。牧口先生、戸田先生も、座談会を通して弘教を推進されました。
 池田先生が65年前の1947年(昭和22年)8月、入信される契機となったのも、友人に誘われて参加された座談会での戸田先生との出会いでした。座談会は学会の縮図であり、広宣流布の生命線です。
杉本 昨年を象徴する漢字として「(きずな)」という一文字が選ばれたように、未曽有(みぞう)の大震災を()て、地域社会や身近な人々との絆の大切さが見直されています。学会は、長い歴史のなかで、座談会を通して地域の友と友情の連帯を広げてきました。
橋元 アメリカの歴史学者・ハーディング博士が、「体験を共有することによって、地域の中に励ましの輪を築くことができます」と述べ、学会の座談会に注目していた通りです。
棚野 青年世代の友人が、座談会に参加することで、学会の温かさを知ることがよくあります。仕事などで年上の人と話すことはあっても、学会の壮年・婦人部の方々のように親身になって励ましてくれる人はなかなかいないようです。だからこそ学会に無理解であった人も、座談会に出てみれば百八十度、見方が変わります。
原田 「青年学会 拡大の年」は、相手が学会員であるなしにかかわらず、将来を(にな)う青年世代に励ましを送っていく年です。
 青年部はもちろん、少年・婦人部も皆で、若者に希望の哲学を語り抜いていきたい。
杉本 池田先生は年頭の随筆で「青年を皆で励まし、育てていきたい。わが地域の伸びゆく青年に接し、先輩たちも力を伸ばし、仲間を広げ、味方をつくり、皆が威光勢力を増していっていただきたい」と語っておられます。
正木 その青年を伸ばしゆく大事な場が座談会です。常に新鮮な息吹(いぶき)を心掛け、参加した皆さんが元気になる集いとして開いていきたい。
 「体験を語る座談会」「青年が主役の座談会」「友人と参加の座談会」を柱に、充実した集いにしていきましょう。

「無冠の友」に感謝

杉本 さて、各地で新春配達員会も開催されています。聖教新聞の配達、集金に歩いてくださる「無冠(むかん)の友」の皆さまには、今年も大変にお世話になります。
橋元 この真冬も毎日毎日、厳寒のなか、とくに雪深い地域でも配達員の皆さまが尊い聖業(せいぎょう)を担ってくださっています。本当にありがとうございます。
原田 リーダーは、無冠の友の皆さまの絶対無事故、健康を、日夜ひたぶるに祈っていきたい。
棚野 昨年来、聖教新聞では、池田先生の著作のほか、若者向けの企画が大変に好評です。友人読者にも反響を呼んでいます。
吉井 また世代を超えて、「ほかの新聞を読んでも暗い記事ばかりなのに、聖教新聞は笑顔がいっぱいあって明るい」と語る読者が多くいます。元日付の聖教新聞にも、大震災の被災地で購読する友人読者が増えているという話題が紹介されていました。
杉本 仏法の生命哲学を発信する聖教新聞の広がりが、広布の拡大につながっていきます。
正木 まさに、その通りです。聖教の拡大を通して、地域に、社会に、明るい人間主義の輪を広げていきたい。最前線で奮闘される新聞長の皆さまと共に、皆で力を合わせて、地域広布拡大のために行動していきましょう。

(2012. 1.16. 聖教新聞)

 

 

<4> 幸福の連帯広げる対話を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

正木 各地で続々と新入会の友が誕生しています。青年部の弘教(ぐきょう)の勢いは素晴らしいですね!
棚野 壮年・婦人部の皆さんに応援をいただき、対話拡大が進んでいます。
橋元 1月2日も多くの青年が入会しました。紹介者も友人も周りの同志も、皆が決意を新たに一年を出発しています。
原田 池田先生はこう語っておられます。
 「信仰によって確かな実証(じっしょう)を得たならば、隣人にも、友人にも、教え伝えていくことこそが、人間として本然(ほんねん)の振る舞いである。利他(りた)こそ、宗教の生命といってよい。民衆が自発的に布教に立ち上がり、歓喜(かんき)に燃えて折伏(しゃくぶく)を行ってきたことが、学会を興隆(こうりゅう)させてきたのである」と。
 青年が自らすすんで弘教に奮闘する姿は、学会が生きた宗教である(あか)しです。
橋元 男子部は創価班・牙城会大学校生が活躍し、本年、新しく入校するメンバーも弘教しています。
 牙城会新世紀大学校12期生となる福岡・粕屋栄光圏のあるメンバーは以前、あまり活動に熱心ではありませんでした。しかし母親が病に倒れ、父親が働きながら母親を看病し、「無冠の友」としても頑張る姿に発心(ほっしん)。創価青年大会に参加し、大学校への入校を志願しました。一家の宿命転換をかけて祈り、先輩と二人三脚で対話に挑戦し続け、ついに友人に御本尊を授与できました。
杉本 先駆(せんく)の拡大が見事ですね。親孝行の心も本当に尊いです。

信心即生活の証明

棚野 対話に挑戦するなかで一歩ずつ、自身の夢を叶えるメンバーもいます。
 京都・左京錦州(きんしゅう)区のあるメンバーは昨年、「自身の夢と人間革命をかけて頑張ろう」と創価班大学校35期生に。親友と対話を続け、年末に弘教を達成しました。映画監督を目指す彼は昨年、初監督作品が、ある映画祭で作品賞等を受賞。さらに自身の映画企画が世界的な映画祭である韓国・釜山国際映画祭に日本代表で出展され、2作目の映画は本年、香港のフィルムマーケットに出展されることになりました!
正木 「信心(そく)生活」「仏法即社会」を証明する、素晴らしい活躍です。
吉井 「(てん)()れぬれば()(あきら)かなり法華(ほっけ)()る者は世法(せほう)()()きか」(御書254n)――空が晴れれば大地が明らかになるように、妙法を知る者は社会の万般(ばんぱん)に通じることができると、日蓮大聖人は(おお)せです。
杉本 自行(じぎょう)化他行(けたぎょう)を仏道修行の両輪(りょうりん)≠ニして取り組むことで、ますます功徳(くどく)福運(ふくうん)に満ちた生活を送ることができます。そして地域や職場で生き生きと活躍することは、仏法の偉大さの証明にもなります。
橋元 折伏は難事(なんじ)中の難事です。一言でも仏法のことを語った人が皆、尊い(ほとけ)の使いです。すぐに結果が出ないときもありますが、「聞法下種(もんぽうげしゅ)」となり、語った功徳は同じです。
原田 また、御本尊の授与が弘教の「ゴール」ではないことも確認しておきたい。新会員が自ら仏法対話に挑戦し、信仰への確信をつかむまで励ましていくのが紹介者と周囲の務めです。だからこそ新会員の育成がきわめて大切です。
杉本 新会員向けの連続講座を企画する地域もあります。新しい同志を温かく迎え、一緒に広布のため進んでいきたいですね。
棚野 入会()もない友も折伏を成就させています。
 兵庫・尼崎のある学生部グループ長は昨年、中学校時代の友人と仏法対話。人付き合いが苦手だった友人は、学生部の生き生きとした触れ合いに胸を打たれ入会しました。紹介者といつも2人で勤行・唱題し、会合にも参加。就職活動で勝利して体験をつかんだ新入会メンバーは、「人のために尽くしたい」と折伏を実践。ある先輩に信心で人間革命できた感動を語ると、新入会者の変化を感じていた先輩は入会を決意。御本尊を受持しました。グループ長は昨年、別の友人にも弘教し、4人で一緒に広布の道を歩んでいます。
正木 信心の功徳を実感し、体験を通して自分の言葉で晴れ晴れと仏法の偉大さを語ることは、何よりも説得力があります。

「人生の勝利者」に

吉井 新入会の友の元気な姿に、未入会のご家族の方が感銘を深めて入会されることも増えています。
 岐阜・西濃圏のある女子部員は入会して約5年。題目を唱え、会合に参加するなかで自分が前向きになっていくことに喜びを感じながら、白蓮(びゃくれん)グループの一員として頑張っています。しかしある日、自宅が火事に遭ってしまいました。これからのことで不安に陥っていた時、応援し励ましてくれたのが地域の学会の方々でした。
杉本 どの地域にも青年部を大切にし、励ましてくれる同志がいます。本当にありがたいことです。
吉井 学会の温かさに信心の確信を深めた彼女は、一家和楽(いっかわらく)の信心を確立したいと思い、妹さんを学会のセミナーや本部幹部会の中継行事に誘い、一緒に参加するようになりました。妹さんは、信心した後のお姉さんの頑張る姿と地域の同志の皆さんの真心に感動して、入会を決意。ご両親も快諾してくださり、今月2日に晴れて入会することができました!
橋元 池田先生はご自身の新入会者育成を、こう振り返っておられます。
 「私は、自分の紹介で入会した人を、どこまでも、どこまでも面倒をみながら、人生の勝利者にさせる決意をした。その折伏をした人に、私のアパートに来ていただき、出勤前に一緒に勤行し、ともに御書を(はい)したものである。また、仕事の帰りに、勤行指導に通ったことも懐かしい」
 そして「広宣流布という前進は、一人の友を信仰に目覚めさせていく、この地道な、そして忍耐強く活動の積み重ねのなかにある。これが、真の仏道修行だ」と(つづ)られました。
原田 私たちの対話は、希望と幸福の哲学を広げゆく民衆運動です。地道に誠実に友の幸福を祈り、語り抜いていきましょう。

(2012. 1.19. 聖教新聞)

 

 

<5> 「祈り」「雄弁」「行動」で勝て
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

杉本 まもなく1月25日。1962年(昭和37年)の「大阪事件」無罪判決から半世紀となります。決して忘れてはならない歴史です。
棚野 大阪事件とは、57年(同32年)4月に行われた参議院議員選挙の大阪地方区補欠選挙で、支援活動の責任者だった池田先生が一部のメンバーに選挙違反行為を指示したという、全くの事実無根の容疑で不当逮捕されたものです。
原田 とんでもない冤罪(えんざい)であった。学会が大変な勢いで弘教(ぐきょう)を進め、新しい民衆運動が広がっていった。それに対して権力の魔性が牙をむき、迫害してきた。学会の勢力伸長に対する権力の横暴な弾圧というのがその本質であった。
吉井 日蓮大聖人は、「法華経(ほけきょう)(たも)つ者は必ず成仏(じょうぶつ)(そうろう)(ゆえ)に第六天の魔王と申す三界(さんがい)(しゅ)()の経を持つ人をば(あながち)(ねた)み候なり」(御書925n)と仰せになっています。
棚野 また、「魔の(なら)いは善を(ささ)えて悪を(つく)らしむるをば(よろこ)ぶ事に候」(同981n)という御文もあります。法華経の行者には、障魔(しょうま)が必ず競い起こってきます。
正木 池田先生は支援活動に当たって、違反行為を厳しく(いまし)めていました。最初から無罪であることは明々白々でした。
橋元 しかし、権力は無実の先生を逮捕し、検事は罪を認めなければ、戸田を逮捕するぞ≠ニ脅してきた。池田先生は戸田先生と学会を守るため、ひとたびは、一身に全てを受けることを決意されたのです。
正木 池田先生の裁判闘争は、師弟不二(ふに)の闘争でした。判決の前年12月に行われた最終陳述(ちんじゅつ)の際、池田先生は戸田先生の「いいじゃないか、裁判があるではないか。裁判長はわかるはずだ。裁判長に真実がわかってもらえればいいではないか」との言葉を語り、陳述を結んでおられます。
橋元 はい。池田先生は、このように述懐(じゅっかい)されています。
 「私は会長となっていた。後を継いだ者として、戦時中、同じく無実で(ごく)(とら)われた牧口先生、戸田先生の無念を晴らすしかない。師匠の(あだ)討ちのために何があっても勝つのだ! 我らは師子だ。師と弟子が一体不二で邪悪を破り、正義を(とどろ)かせるのだ! この一念深き『祈り』と『雄弁(ゆうべん)』と『行動』が、諸天善神(しょてんぜんじん)を揺り動かした」と。
原田 あまりにも峻厳(しゅんげん)な師弟の精神です。池田先生が一人、矢面(やおもて)に立ってくださり、学会を、同志を守ってくださった。私たちは感謝してもしきれません。

不惜身命の大闘争

棚野 判決の前夜、兵庫・尼崎で行われた関西男子部幹部会で先生は「次の世代にバトンを渡すまで、なんで自分の生命が惜しいものか。善良な市民を苦しめている権力とは、断固、一生涯戦う!」と語り、「仏法は勝負」と力説されました。勝ってこそ正義です。青年部は、この精神を断じて継承していきます。
正木 池田先生は公判のため、何度も何度も大阪、そして関西を訪問されましたが、裁判闘争の合間(あいま)も全力で会員を激励してくださいました。
吉井 61年(同36年)9月、第2室戸台風によって大阪の沿岸部が大きな被害に遭った時もそうです。先生は公判前に、西淀川の地を訪れ、被災した同志を励ましてくださいました。
棚野 学会のことを快く思っていなかった地域の方が、道が泥でぬかるむなか同志に声を掛け続ける先生の姿を見て、「他人のためにここまで行動する人がいるのか」と感嘆(かんたん)していたそうです。
 それほど懸命の激励行(げきれいこう)でした。
杉本 また「1・25」は「民衆勝利の日」であり、「関西婦人部の日」です。先日の随筆でも先生は、正義の勝利を御本尊に祈り続けた関西婦人部の皆さんを、「母たちの不屈の祈りに、どれほど勇気づけられたことか。まさに『(まん)(ちから)』の励ましであった」とたたえておられました。
正木 こうして池田先生が権力の魔性と戦い、同志を励ましてくださった不惜身命(ふしゃくしんみょう)の連続闘争によって、今日(こんにち)の世界広布があります。その報恩の誓いを燃やし、私たちは今一重(いまいちじゅう)の闘争を開始していきたい。

1・26「SGIの日」

杉本 1月26日は「SGI(創価学会インタナショナル)の日」ですが、熊本のある婦人部の方が、「師匠が命がけで築かれたSGIの連帯に感謝しています」とあらためて語っていました。
 というのも昨年、娘さんがキューバに行った際、同じ飛行機に乗り合わせたSGIメンバーの関係者と知り合いになったそうです。現地の厚意で座談会に誘われて参加すると、メンバーが朗々(ろうろう)と勤行・唱題し、仏界(ぶっかい)について講義する姿に感銘。活動から遠ざかっていた娘さんは帰国後、勤行・唱題に励み、会合に参加するようになり、願い通りの職場へ転職を果たしたそうです。
吉井 たとえばヨーロッパでは、実に7200以上の会場で座談会を開催。平和と文化と教育の運動を展開しています。いまやSGIは192カ国・地域へと発展し、地球のいたるところまで同志の輪が広がっています。
橋元 これは日蓮仏法の生命哲学が、あらゆる文化・社会に人間主義の(ひかり)を送り、蘇生させていく普遍性をもっている(あか)しです。
吉井 アメリカの著名な仏教研究家であるクラーク・ストランド氏は、こう語っています。
 「(池田SGI会長は)世界中の人々に、人種も宗教も国籍も超越した平和・文化・教育の理念を届けた」「これまで研究してきた宗教団体の中で、その人類共通の根本理念を世界各地で継承していく可能性が最も高いのが、創価学会だと私は考えている。その哲学を、今、世界が待っている」(「第三文明」1月号)と。
原田 世界広布の偉業に連なる私たちです。地域や職場、学業など、わが使命の舞台で弟子の闘争を貫いていきましょう。

(2012. 1.19. 聖教新聞)

 

 

<6> さあ新時代の「2月闘争」を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

杉本 1月も残りあとわずか。いよいよ2月。「新時代の『2月闘争』」のスタートです。
正木 池田先生が蒲田支部幹事として折伏(しゃくぶく)の指揮を執り、当時では未曽有(みぞう)の拡大の歴史を残したのが「2月闘争」。1952年(昭和27年)2月のことで、今年は60周年です。
吉井 この2月闘争が発火点となり、戸田先生が会長就任式(51年<同26年>)で願業(がんぎょう)として発表された75万世帯の達成へ、大変な勢いで折伏・弘教(ぐきょう)が進んでいくことになります。
棚野 2月闘争の当時、池田先生は24歳。入信されてから、わずか4年半です。その若さで、なぜ学会全体を牽引する大闘争ができたのか。「青年学会 拡大の年」を前進するわれわれ青年部は、先生の2月闘争から大いに学ばなければなりません。
橋元 そして、本年の2月が「新時代の『2月闘争』」として後世に語り継がれるような、圧倒的な拡大を成し遂げていきたい。

「一対一」の語らい

原田 本部幹部会でも話しましたが、当時、2月闘争を戦った皆さんは、他支部に倍するほどの201世帯もの弘教ができているとは、誰も思っていませんでした。月末になって、結果を集計して初めて分かった。ここに2月闘争の本質があります。
杉本 池田先生が「一対一の結びつきで指揮を執った。だから勝った。これを絶対に安易に考えてはならない」と述べておられる通りです。
 先生は、当時の最前線の組織単位である「組」に注目し、組2世帯という目標を掲げられました。しかし、その組織目標のためだけに皆さんが戦ったわけではありません。
正木 そうです。先生は「大聖人の御聖誕の月、そして戸田先生の誕生の月をお祝いしましょう!」と呼びかけ、徹して訪問激励を重ね、同志と一対一の語らいを続けられました。励ましを受けた一人一人は、師匠にお応えしようと立ち上がり、自分自身が弘教の達成をと個人の戦い≠ニして捉えて対話に挑戦したのです。
杉本 誰かがやるだろう≠ニいう思いではなく、報恩感謝の心で一人一人が立ち上がって、接する人に仏法を実践した体験を語り、希望と勇気を与えていきました。
 そうして夢中で走り抜いた結果、気付いてみると、未曾有の弘教を達成していたわけですね。
橋元 リーダーが会合に出て、訴えかけているだけでは何も進みません。同志一人一人に声を掛け、心から励まし、決意を共有し、そして(みずか)らが模範となって率先の行動を取っていく。その熱意に触れ、皆が心から決意できれば、「自分の戦い」として前進することができます。
吉井 その点で思い出すのは、かつて池田先生が、激動の時代の中で勝ちぬいていくための要件として、「人に頼る心を捨てる」ことと述べ、「綱引き」を例に指導されたことです。
棚野 一人で綱を引くのと、大勢で綱を引くのとでは、(ちから)の出し方が違うという実験のことですね。
 綱を引く人数が増えれば増えるほど、一人一人の出す力は減ります。一人だけの時に出す力が「100」ならば、8人で綱を引くときに一人の出す力は、なんと「50」以下になってしまうそうです。
橋元 一般的に共同作業をする人数が増えると、「一人」の出す力が減ってしまうということです。
吉井 先生は「人に頼る心≠ェある限り、自分のもっている大きな力を出し切ることはできない。力を出し切ってこそ、厳しい現実に勝つことができる」と教えてくださっています。
 そのことが広布の戦いとして表れているのが2月闘争ですね。
原田 創価三代の会長、なかんずく池田先生の65年に及ぶ激闘があって、われわれは今日(こんにち)、こうして信心に励み、広布と幸福の大道(だいどう)を歩むことができます。
 1月は池田先生の誕生月であり、2月は戸田先生の誕生月です。この1月から2月にかけて、一人一人がどのような結果で師恩にお応えしていくか。この「自分革命」の闘争こそ、「新時代の『2月闘争』」の源です。
正木 また重ねて、どれだけ多くの同志を対話拡大の陣列に加えられるかという点も、大事になります。
 関西に行った際、こんな話を伺いました。地域で開かれる友人向け≠フセミナーに、さまざまな理由で学会活動から遠ざかっている同志もお呼びしたそうです。すると皆がセミナーであらためて学会と信心の素晴らしさに感動し、積極的に活動するようになったということです。
杉本 「()とは自他(じた)(とも)に喜ぶ事なり」(御書761n)です。同志の輪が広がれば広がるほど、信心の歓喜が満ちあふれる組織になります。

「破和合僧」の大罪

棚野 そういえば、日顕宗は今年も年頭から寒々しかった。
 昨年11月には、日顕の相承(そうじょう)詐称(さしょう)問題を法廷でさんざん追及された揚げ句、宗門は最高裁でも敗訴した。脱講者も続出している。
橋元 そうだ。折伏ができた≠ニ騒いでいるのに、元朝勤行の参加者数も、増えていない。減少に歯止めがかからない末寺もある。
 新年早々、登山者は増えていないのが実情≠ニ嘆く坊主もいた。
正木 世界広布の大功労者に怨嫉(おんしつ)し、仏法で最も重い「破和合僧(はわごうそう)」の大罪を犯したんだ。
 仏罰(ぶつばち)現証(げんしょう)厳然(げんぜん)。「(つい)にほろびざるは(そうら)はず」(同1190n)との御聖訓通りじゃないか。
棚野 今年もわれわれは御書根本に、日蓮大聖人直結の誉れも高く、広布の大道を威風堂々と進んでいきたい。
原田 「2月闘争」が学会発展の大きな(いしずえ)を築いたように、このたびの「新時代の『2月闘争』」を通して、2013年へ、そして万代へ広布後継の盤石(ばんじゃく)な流れを開いていきたい。「自分は勝った」と言える歴史を残していきましょう。

(2012. 1.30. 聖教新聞)

 

 

<7> 全同志が「青年」の息吹で!
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

棚野 「青年学会 拡大の年」を前進する青年部、そしてあらゆる若者への励ましとなる池田先生の新連載「若き君へ――新時代の主役に語る」が聖教新聞でスタートし、大変な反響を呼んでいます。
橋元 1月9日付から始まった第1回のテーマは「『大人になる』とは」。新成人はもちろん、皆が深く研鑚(けんさん)しています。あるメンバーは、次のように感想を語り、一層の対話拡大を期していました。
 「『失敗したら、また次の希望を持てばよい。それも戦いです。へこたれずに戦い抜く人が偉大な人です。戦い続ける人こそが勝利の人なのです』という言葉に、とても勇気づけられました。早速(さっそく)、友人を励ます対話に挑戦していこうと思います!」
吉井 女子部のメンバーも語っていました。
 「年をとることが『大人』ではなく、若き日の誓いを、生涯をかけて果たし、師匠と同じ大願(だいがん)に生き抜く人生こそ、信念の『大人』であると教えていただきました。自分自身も、原点と誓いを忘れず、生涯をかけて師匠のお心を語り抜く一人へと成長していきます」と。
杉本 未来部の皆さんも、連載を読み、希望に胸を膨らませています。
 「池田先生が青年に、いかに期待してくださっているのか、とてもよく分かりました。こんな時代だからこそ青年が希望を持って生きていかなくてはと思いました!」と、将来への立派な決意を語っています。

師の期待と励まし

原田 池田先生が、どれほど青年を愛し、成長と活躍を祈り、見守ってくださっているか。その真心が、言葉の端々(はしばし)に、にじみ出ています。
 まさに読者一人一人に語りかけているような、深い慈愛(じあい)を感じます。
橋元 「かみしめて読むと、池田先生が直接、語りかけてくださっているイメージが目に浮かび、時には涙をこらえながら、『負けずに頑張ろう! 勝利しよう!』と決意することができました。次回の掲載を楽しみにしています」と語る友もいました。
棚野 これだけ長く続く不況です。社会を見ても、経済的な問題、就職難で苦労している若者がたくさんいます。自身や家族の病気、人間関係など、若者の悩みは尽きません。
吉井 そうした一人一人に池田先生の期待と励ましが届く連載です。感謝の思いでいっぱいです。
杉本 「青年部だけではなく、青年部を育てる私たちのほうがもっと学び、もっと成長するための、先生からの激励と受け止めています」と語る婦人部の方がいました。
 青年・未来部を育てていく壮年・婦人部は、池田先生が自ら(はん)を示し、人材育成の要諦(ようてい)を語ってくださっているものとして学んでいきたいですね。
正木 また壮年の方も語っていました。
 「『あんな大人にはなりたくないと思えてしまう人が多い』との言葉に、ドキッとしました」「人生まだまだこれからです。できるだけ若い人と接し、いつまでも、健康でハツラツと若い息吹(いぶき)を保ち続けていきたいと思います」と。
 年齢など関係なく、生涯青春の心意気、純真な心で先生の指導を受け止めていきたい。
原田 思えば、池田先生が高等部向けの『青春対話』を始められたのは1996年。当時の高等部員はいま30代前半で、最前線の青年リーダーとして頑張っています。中等部向けの『希望対話』を開始されたのは2000年。その時の中等部員はいま20代中ごろで、使命の舞台で鍛えの青春を送っています。
 青年部がいよいよ(おど)り出て、世界広布のバトンを受け継ぐこの大事な時を見すえ、大きな時代の流れを見つめながら、先生が励ましの手を打ち続けてくださってきたのです。
棚野 『青春対話』『希望対話』は、未来部員の座右の書として読まれ続けています。いまの青年部は、その先生の激励のもとで育った世代といえます。
橋元 今回の「若き君へ」で池田先生は、全青年部へエールを送ってくださっています。「新時代の『2月闘争』」を、先生の激励を大きな(ちから)として前進していきます!
吉井 またうれしいことに、「創価新報」2月1日付から、新連載「池田名誉会長が贈る 勝利の人間学」がスタート。日々の「信・行・学」にわたる実践の事例を通して、万代へ継承するべき学会精神を語ってくださいます。しっかりと研鑚していきます。

「無理」せず「休息」

正木 さて、いま急速にインフルエンザが拡大しています。風邪などをひいたら絶対に無理せず、活動等は休んでいただきたい。
棚野 たしかに、病に打ち勝つのが妙法ですが、「頑張る」ことと「無理する」ことは違います。仏法は道理(どうり)です。体調がすぐれないと感じたら休息、睡眠、栄養が必要です。症状によっては早めに医師に診てもらうことが大切です。
吉井 その通りですね。体調不良の時に無理して会合に参加すれば、自分の体調をより悪化させるだけでなく、風邪であれば周りの同志にも感染してしまう可能性があります。
杉本 池田先生は月刊誌「パンプキン」1月号での連載エッセー「ハッピーロード」で、健康をテーマに書かれていました。ヨーロッパ科学芸術アカデミーのウンガー会長の話などに触れながら、「ぐっすり眠ること」「毎日、歩くこと」「階段を(のぼ)ること」「体操すること」という、日常のなかでできる工夫を挙げておられました。
原田 日蓮大聖人は病を患っていた門下に、「御病(おんやまい)平癒(へいゆ)して便宜(びんぎ)(よく)(そうら)はば身命(しんみょう)()弘通(ぐつう)せしめ(たま)ふべし」(御書1357n)と仰せになられました。病気にかかれば休む。そして元気になったら心晴れ晴れと学会活動に励むことです。皆で折り合い、支え合いながら、健康第一で進んでいきましょう。

(2012. 2. 2. 聖教新聞)

 

 

<8> 不惜身命の大闘争に感謝
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

正木 2月11日、戸田先生の生誕の日を迎えます。1900年(明治33年)のお生まれですので、今年で112周年です。
杉本 戸田先生は師匠・牧口先生と共に、日蓮大聖人の(おお)せのまま、妙法を護持(ごじ)するために大難を受けられました。戦時中の獄中闘争を戦い抜き、戦後の学会再建に一人立ってくださったのです。
原田 「大悪(だいあく)をこれば大善(だいぜん)きたる、すでに大謗法(だいほうぼう)・国にあり大正法(だいしょうほう)必ずひろまるべし」(御書1300n)との御金言(ごきんげん)を胸に、民衆の幸福と世界の平和のために尽くされた生涯でした。文字通り不惜身命(ふしゃくしんみょう)の、言語に絶する大闘争があったからこそ、今日(こんにち)の学会がある。われわれがある。その大恩(だいおん)を断じて忘れてはなりません。
橋元 ここまで日本の広宣流布、世界広布を築いてきてくださった創価三代の会長による死身弘法(ししんぐほう)、そして草創(そうそう)の大先輩の労苦を思えば、いま私たちは、いかに恵まれた環境で活動できていることでしょうか。
杉本 会館一つをとってみても、いまは大きく、立派な建物があり、空調設備なども調(ととの)い、素晴らしい環境で活動できます。こうしたことを当たり前と思ってはいけませんね。
正木 「心こそ大切なれ」(同1192n)です。広宣流布のために尽くそうという謙虚な心が大切ですね。
棚野 草創期を走ってこられた方々にお話を(うかが)うと、本当に大変な思いをしながら、ただ広布のため、同志のため、そして師匠のために奮闘し、その功徳(くどく)福運(ふくうん)で幸福な境涯(きょうがい)を築けたと語ってくださいます。
杉本 多宝会の皆さんが、元気に、生き生きと活動されていること自体が、学会と信心の偉大さの証明です。

広布とは「励まし」

橋元 戸田先生が戦後の学会再建に際し、(ちから)を入れられたことは何か。それは、(てっ)して「一人」を大切にした励ましです。そして、さまざまな悩みを抱える同志を日蓮大聖人の仏法哲理を通して激励した、御書根本の取り組みでした。
原田 これは、いつの時代も同じです。私たちの広宣流布の運動とは、常に「人を励ます」ことです。その激励は、独り()がりではいけません。
 共に御書を拝して大聖人の大確信に触れ、信心根本に勝利の人生を歩んでいく後押しをするのがリーダーの役割です。
正木 そこで一点、確認したいのが、会合に参加できない人こそ大切にするということです。
棚野 そうですね。日ごろ会合に参加している皆さんは、仏道修行に地道に励んでおられる、本当に尊い方々です。
 しかしだからといって、会合に参加していない人、できない人がそうではない、ということではありません。
杉本 病気、経済問題、家族、仕事、人間関係など、いろいろな壁にぶつかり、活動したくてもできない人に、最大に励ましを送っていきたいですね。
正木 悩みにぶつかると、すぐに立ち向かっていける場合もあれば、逡巡(しゅんじゅん)してしまう場合もある。そんな時のためにあるのが、温かな学会の組織ではないでしょうか。
 「あの人は元気かな」と思いを至らせ、心から祈り、会って話を聞く。同志のことを思うこの人間らしい振る舞いが、学会活動の根幹です。
原田 誠実さは祈りに込められ、その思いは行動に表れます。
 何かと忙しいなかですが、さまざまな理由で学会活動から遠ざかっている同志へ、真心の励ましを重ねていきたい。
吉井 池田先生は、こう語っておられます。
 「学会も、一人ひとりが誠実の行動に徹してきたからこそ、ここまで発展した。また、どこまでも一人を大切にしてきた。友の悩みに耳を傾け、あらゆることに迅速に手を打ってきた。だからこそ学会の組織は、生き生きと躍動しているのである」と。
橋元 昨年の東日本大震災で学会の被災者支援活動が注目されました。それは、同志の(あいだ)、地域の中に、この「励ましの(きずな)」があったからです。
 これも全て、友情の連帯を地道に広げてきた、東北の同志の偉大な努力のたまものです。この絆が強固だったからこそ、あの未曽有(みぞう)の大震災に()った時にも発揮されました。
吉井 宗教人類学者で宮城学院女子大学名誉教授の山形孝夫氏は、こう語っています。
 「個人の安心立命(あんしんりつめい)を出発点にしつつも、他者と社会へのまなざしを広げ、新しい共同体を創出することへの挑戦を早くから実践してきた、創価学会の働きに私は期待しています」(「第三文明」3月号)と。
 ありがたい期待と評価ですね。

自身の人間革命を

正木 またリーダーは、現在開いている会合の内容を今一度、見直し、より充実させていきたい。
棚野 式次第はどうするか、会合の頻度、時間帯、会場の大きさなど、一つの会合でも考えるポイントはたくさんあります。
吉井 先生は具体的にアドバイスされています。
 「会合で話をする登壇者は、事前に内容をよく打ち合わせし、それぞれ『話のホシ』を明確にして(のぞ)むことが大事である」「参加された方々が本当に『来てよかった』と喜んで帰れるように」と。
杉本 また、「せっかく集まってくれたのに、中心者が無愛想な態度では、まことに失礼千万だ。『皆さん、ありがとうございます』『どうか、よろしくお願いします』等、さわやかに、心を込めて語ることだ」と語っておられます。
原田 よく「会合革命」と言いますが、突き詰めれば、すなわちリーダー自身の人間革命です。決して現状に満足せず、どうすれば、よりいい会合になるか、同志が気持ちよく立ち上がれるか、常に真剣に祈り、考えていくことです。そのリーダーの真心が、同志の心に響くのです。

(2012. 2. 6. 聖教新聞)

 

 

<9> 若い力には無限の可能性
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

吉井 いま各地で「創価青年セミナー」が活発に開かれています。
棚野 大病を乗り越え、仕事で活躍する信仰体験あり、生命尊厳の仏法哲理に基づいた社会変革への論陣あり、躍動のダンスや合唱ありと、多彩な内容で、信仰の必要性や師匠をもつ人生の素晴らしさを語っています。
橋元 北海道では5日から、2月闘争60周年を記念する伝統の「青年主張大会」がスタートしました。3月上旬にかけて全道216会場で行う予定です。
棚野 気温が0度をはるかに下回る極寒のこの季節にこそ、青年の熱と(ちから)で創価の正義を宣揚(せんよう)しようと、対話の拡大と友人との参加へ、燃えに燃えています。
杉本 本当に頼もしい姿ですね。
 例年、地元市町村の名士の方々も多く参加されています。参加者の半数以上が友人ということもたくさんあったと伺っています。
吉井 これまでも来賓の方が「こうした情熱あふれる若者がいれば、わが地域は安泰です」「池田名誉会長は、人類愛の精神をもっておられる。この優れた精神を受けて、青年が育っておられる。素晴らしいことです」等と語り、数多くの方が創価の青年に希望を見いだしてくださっています。
原田 もちろん北海道だけでなく、全国各地で「新時代の『2月闘争』」を勝ち飾ろうと、青年が陸続と立ち上がっています。
 壮年・婦人部は、若い力による圧倒的な拡大の流れを後押しし、大勝利を祈っていきたい。

飛躍的な拡大の時

正木 自分自身の宿命転換をかけて折伏(しゃくぶく)弘教(ぐきょう)、対話に励むメンバーが多くいます。仕事のこと、家庭のこと、将来の進むべき道、経済的な問題などを、信心根本に乗り越えようと奮闘する尊い青年たちです。
 心からたたえ、全力で応援していきたい。
杉本 池田先生は年頭の随筆で、このように(つづ)っておられます。
 「遠大な地球の広宣流布のために、いよいよ、青年が思う存分に無限の力を発揮する好機到来である。飛躍的に拡大すべき本年だ。その青年を皆で励まし、育てていきたい。わが地域の伸びゆく青年に接し、先輩たちも力を伸ばし、仲間を広げ、味方をつくり、皆が威光勢力(いこうせいりょく)を増していっていただきたい」
 この指導通りに実践していきたいと思います。
正木 随筆はもちろん、池田先生が執筆されている各種連載、企画を読んで、いかに青年に期待されているかが分かります。
 本年の焦点は青年です。人材拡大です。
原田 新たな青年の陣列が育たなければ、本当の意味での「拡大」にはなりません。大切なのは、いまを勝つことと同時に、明年2013年へ、そして10年、50年、100年先、万年へと続く世界広布の人材の流れを盤石(ばんじゃく)にすることです。
正木 まったくその通りですね。だからこそ、それぞれの支部、地区で、青年部の人材育成の取り組みを具体的に定めていただきたい。学会全体の流れが、いかなる局面にあろうとも、人材育成は一貫して、(てっ)して行っていくことが肝要です。
原田 人材を育てる人が、偉大な人材です。「(こがね)は・やけば真金(しんきん)となる」(御書1083n)との御聖訓の通り、一緒に仏道修行を実践するなかで、輝く人材を育てていきましょう。

世界平和のために

杉本 今年は、1962年(昭和37年)1月末、池田先生が中東を初訪問されてから50周年となります。
橋元 この時は、イラン、イラク、トルコ、エジプト、パキスタン等を訪れ、各国の情勢、宗教事情を視察されています。
原田 いま日本と中東地域は、貿易など経済関係を筆頭に深い関わりがあります。しかし半世紀前の当時、日本は中東諸国やイスラムへの理解がほとんど広がっていませんでした。
棚野 中東訪問に同行したのは、当時の青年部幹部でした。世界に触れさせ、平和の未来を考え、託そうとされた先生の心が伝わってきます。
正木 今となっては皆が「宗教間対話」の重要性を強調しています。しかし、50年も前から、その道を開いてこられたのが池田先生です。近年でも、先生が創立された戸田記念国際平和研究所は、イスラムの学術者団体や研究機関と協力し、モロッコやチュニジアで国際会議を開いています。
吉井 民音は、レバノン、シリア、イスラエル、ヨルダンなど、たくさんの国々と交流してきました。
橋元 そうした文化交流や平和への貢献をたたえて、トルコのアンカラ大学やヨルダン大学から名誉博士号が贈られました。
杉本 また先生は、平和学者のマジッド・テヘラニアン博士、文化人類学者のヌール・ヤーマン博士など、中東ゆかりの方々と対談集を発刊されています。中東諸国やイスラムの文化について、あらためて学び、理解を深めることができました。
吉井 テヘラニアン博士は語っておられました。
 「創価のビジョンは、すべての偉大な宗教に共通するものでもあります。池田博士の世界平和のビジョンは、他の宗教との共存可能な宗教的思想に基づいています。この博士のビジョンこそが、互いに破壊し合うことになりかねない、我々人類を救うことができる唯一のものなのです。私はイスラム教徒として生まれました。しかし、この池田博士のビジョンこそが、人類を救うものであると確信するものです」と。
原田 池田先生は、世界平和のため、広布のため、後継の青年のために、文明間対話を進めてくださっています。そして、世界の碩学(せきがく)が先生の哲学、東洋の優れた英知に賛辞を惜しみません。われわれにとって、その偉大な師匠と共に歩めることが、最大の誇りです。

(2012. 2. 9. 聖教新聞)

 

 

<10> 勇敢に妙法流布の勝利劇を
出席者:原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、棚野青年部長、橋元男子部長、吉井女子部長

吉井 日蓮大聖人は1222年(貞応元年)2月16日、千葉でお生まれになりました。今年も御生誕の日を慶祝する勤行会が世界で行われます。
橋元 「随筆 我らの勝利の大道(だいどう)」<新時代の二月闘争>に池田先生は(つづ)られました。
 「二月は、日蓮大聖人の御生誕の月であり、戸田先生の誕生の月でもある。大聖人が御出現され、戸田先生が一人立たれたゆえに、私たちは妙法に巡りあうことができた」
 「『報恩(ほうおん)』の一念に(てっ)する時、人間は人間として、最も美しく、強くなれる。いわんや仏法の世界で、報恩は一切の根幹である」
 日蓮大聖人の御生誕の日もまた、報恩の誓いに燃え立つ原点の日です。
正木 また先生は、「かかる者の弟子檀那(だんな)とならん人人は宿縁(しゅくえん)ふかしと思うて日蓮と同じく法華経(ほけきょう)(ひろ)むべきなり」(御書903n)との御聖訓を引かれています。末法(まっぽう)の民衆救済のために身命(しんみょう)を捧げられた大聖人に(つら)なる仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の団体が創価学会です。
原田 深い宿縁と使命があって、それぞれの地域に、今という時に生まれ合わせた私たちです。わが使命の舞台で妙法を弘め、自分らしく勝利劇を演じる一人一人でありたい。
杉本 今、こうして池田先生の励ましのもと、広宣流布のために前進できる、その喜びと使命を強く実感します。
棚野 青年部では本年、「御書池田大学運動」を展開しています。皆で御書を(はい)し、「大白蓮華」に掲載された池田先生の講義などを通して大聖人の大慈大悲(だいじだいひ)に触れ、先生の指導を(あお)ぎながら信心の骨格となる大確信を(はぐく)んでいきます。
吉井 女子部では「池田華陽会 御書30編」を中心に「世界一の生命哲学」を学び、自身の心に揺るぎない信心の土台を築くための教学研鑚(けんさん)に励んでいます。今年は「一生成仏抄(いっしょうじょうぶつしょう)」「佐渡御書」「乙御前(おとごぜん)御消息(ごしょうそく)」を重点的に学んでいます。
正木 壮年・婦人のリーダーも忙しい中ですが日々、御書を学んでいきたい。確信と哲学なき運動は信仰の喜びもなく、空転してしまいます。会合の話でも個人への激励でも毎回、御聖訓を拝しましょう。

地域に尽くす使命

橋元 2月17日は「農魚光部(のうぎょこうぶ)の日」です。1977年(昭和52年)の同日、学会本部で行われた第1回農村部勤行会を記念したものです。
杉本 昨年12月、農村部から新たに「農魚光部」となり、皆さんが喜びにあふれていますね。
棚野 農村青年委員会も「農魚光青年委員会」として新たに出発しました。
原田 この「光」という字には、農業・漁業等に従事する尊き友への、池田先生の変わらぬ期待が込められています。
正木 そうですね。部の日の原点となった77年の勤行会で、先生は語っておられます。
 「農村地域が、やがて大いなる脚光を浴びていくことは、時代の要請であるともいってよい。ゆえに、盤石(ばんじゃく)なる一家を築き上げ、その地域の確固たる灯台になっていくことが大事である」「何十年、何百年先の展望のうえからも、妙法下種(げしゅ)当体(とうたい)≠ナあり灯台≠ニしての使命を果たしていくとき、それは壮大にして根源的な広布の(いしずえ)となっていくのである。こうした観点から、私は下種の灯台∞地域の灯台∞学会の灯台≠スれ、と申し上げておきたい」と。
杉本 さらに、こう述べておられます。
 「人間関係をより良く深めることに留意し、社会を最大限に大切にしていっていただきたい」
 「決して偏狭な生き方であってはならない。原点をふまえたうえでの寛大な振る舞いで、どうか魅力あふれる農村のリーダーに成長していってほしい」
 地域を振興し、社会を明るく照らす灯台となるよう、念願されています。
原田 また「農漁村部」の名には一つの淵源(えんげん)があります。
 2002年(平成14年)、東北の漁村で奮闘する同志への激励として、池田先生から「『東北魚光部』と命名してはどうか」との提案をいただきました。以来、東北魚光部の皆さんは、「自分たちが漁村の光となり地域のために尽くしていこう」と友情を広げてこられました。
正木 東北の方々は、昨年の東日本大震災による甚大な被害、とくに津波被害と原発事故による風評被害に、直面されています。水産業も農業も大打撃を受け、どれほど大変な状況下。そのなかで皆さんは、池田先生の深い深い真心の励ましに触れ、頑張っておられます。

困難に挑む尊い姿

吉井 今月25日、26日には多くの地域で「農漁村ルネサンス体験主張大会」の中継行事が開かれます。
橋元 大変な被害に見舞われた口蹄疫と闘ってきた宮崎の養豚業の青年、コメ作りに全魂(ぜんこん)を傾けながら故郷の発展に尽くす広島の方、そして大震災の被災地から福島と宮城の方々も体験を語ります。
原田 そうです。福島のイチゴ農家の方は、ビニールハウスが一瞬にして津波に流されるという絶望的な状況から立ち上がり、風評被害に立ち向かっておられます。水産会社を経営する宮城の方は、水産業の復興なくして地域の復興はない≠ニ、大奮闘しておられます。計り知れない困難に挑んでいく姿は、どれほど尊いものでしょうか。
 いずれも深く胸を打つ、大感動の体験です。
棚野 皆さんが池田先生の期待通りに、「地域社会を照らす灯台」として、揺るぎない信頼を勝ち得ておられます。
正木 私たちの命をつなぐ「食」を支えてくださっているのが農魚光部の皆さんです。
 東北の友、そして全国の同志の活躍を心から祈り、応援していきたい。

(2012. 2.16. 聖教新聞)