尊き同志の陣列を拡大! |
<31> 尊き同志の陣列を拡大!
出席者:原田会長、正木理事長、篠原中国長、岩崎中国婦人部長、橋元男子部長、吉井女子部長
原田 不安定な天候が続いています。大きな竜巻被害が出た茨城・栃木の方に、心からお見舞い申し上げます。
岩崎 また、すでに気温30度以上の真夏日を記録したところもあります。日によって寒暖の差がありますので、引き続き体調管理には、くれぐれも気をつけていきたいですね。
正木 官公庁をはじめ各企業で今年も、「クールビズ」が始まりました。男性ではノーネクタイやポロシャツなど、涼しい軽装にすることで冷房機器の設定温度を高めにし、節電を目指すものです。
篠原 電力消費を抑えることで環境問題に対応するという側面はもちろん、いま各報道で懸念されている夏場の電力不足という面からも必要ですね。
原田 学会でも10月下旬まで、クールビズを大いに推進していきたい。と同時に会館や個人会場でも節電に取り組んでいきたい。
吉井 またこれから雨の多い季節になります。自宅や会館をはじめ、階段やすべりやすい場所で転倒しないよう、くれぐれも注意していきたいと思います。
希望送る文化運動
橋元 5月9日は音楽隊の日でした。4月の本部幹部会では、11度の日本一に輝いた創価ルネサンスバンガードのコンサートの模様が紹介され、音楽隊員の活動体験も感動的でした。
吉井 音楽隊、そして鼓笛隊のメンバーは、地元地域の文化行事に出演し、近隣友好と地域振興に尽くしています。どの地域でも、毎年、出演を楽しみに待ってくださっている方がたくさんいます。
岩崎 中国方面でも、音楽隊・鼓笛隊の皆さんが、勇気と希望を送る演奏・演技を披露しています。この連休中も、5月3日「創価学会の日」という意義深い日に、広島市の「ひろしまフラワーフェスティバル」、岡山・倉敷市の「ハートランド倉敷」に出演しました。
篠原 ハートランド倉敷の演奏会の運営に関わる岡山県マーチングバンド・バトントワーリング協会・岡本浩一事業管理委員長は、「昨年の大会では、合同演奏の編曲を創価岡山レインボーサウンズの楽団長に担当していただくなど、協会の行事には創価学会の皆さんに大きく貢献していただいております」と語っておられました。
正木 音楽隊も鼓笛隊も、若き日の池田先生が設立を構想し、提案されたものです。自ら楽器を贈られるなど、まさに先生が、手づくり≠ナ育ててくださいました。
吉井 メンバーは、仕事や学業、学会活動もあります。そのうえさらに日々、向上しようと練習に励んでいます。本当に忙しく、体力的にも大変ななか、それでも全てに勝利し、「広布の楽雄」「平和の天使」としての使命を果たそうと頑張っています。
篠原 創価岡山レインボーサウンズのあるメンバーは、親戚が大病を患ってしまいました。メンバーは「今こそ信心で乗り越えよう」と決意し、学会活動にも練習にも全力を尽くし、友人への仏法対話に挑戦。音楽隊の同志も、親戚の病気克服と弘教
岩崎 鳥取のある鼓笛隊メンバーは、勤務先の銀行で成績優秀者として表彰を受けました。職場の人間関係で悩むなか、「人に頼らず自分が力
原田 本当に美しい姿です。青春の輝きをもって、地域に学会理解を広げている音楽隊・鼓笛隊のメンバーです。私たちもその活躍に感謝しながら、心から応援していきたい。
橋元 先生は音楽隊・鼓笛隊を「躍動する若き生命から迸
正木 信心根本に自らを鍛えた、そのみずみずしい生命による演奏・演技が皆を感動させる――これは、日常の学会活動にも当てはまります。
私たち自身が朗々
橋元 だからこそリーダー自身が、聖教新聞で池田先生の指導を日々、拝
人材育成の絶好機
原田 また、同志の皆さんは今、朗
とともに、この友好拡大の積み重ねのなかで、人材を育成し、学会の連帯も強めていく絶好の機会です。
正木 先生は先日も、「題目を唱えること」「まず自分自身が勝利すること」「人材を育てること」の大切さを語っておられました。
今こそ、一人でも多くの同志が広布拡大の陣列に加われるよう、励ましていきたい。
吉井 1人が10歩前進≠謔閧熈10人が1歩前進≠ナすね。
「仏
岩崎 中国方面では伝統のブロックフェスティバルを開催しています。最前線の「ブロック」を舞台に皆が主役となって、地域に開かれた集いを通して学会理解の輪を広げます。
篠原 かつて池田先生は中国の友に「どんな時代になっても、人間として、同志として、誠
(2012. 5.14. 聖教新聞)
<32> 題目を唱え抜き、壁を破れ
出席者:原田会長、正木理事長、篠原中国長、岩崎中国婦人部長、橋元男子部長、吉井女子部長
吉井 19日は「創価学会常住
正木 日蓮大聖人は「一念三千
原田 「法華経
篠原 大聖人が願われた通り、世界各国の人々が御本尊を受持
岩崎 中国方面でも、とくに昨年の創価青年大会を機に、新入会の友が続々と誕生しました。
橋元 対照的に日顕宗の坊主はろくに折伏
日顕宗の折伏なるものが、いかにいい加減だったかが、あらためて白日
正木 それだけではない。今年に入っても全国で脱講者が続出している。堕落しきった邪宗門の坊主に皆が愛想を尽かしている。広布への情熱も妙法への確信もない、大聖人に違背
原田 御本尊を弘める功徳
橋元 「此の御本尊全
吉井 池田先生は、「日蓮仏法の根本は御本尊である。その本尊は、我が身の当体
原田 悩み、目標、課題、夢など全てを御本尊への祈りに込めていくことです。信力
仏法即社会を体現
篠原 中国各県の同志の皆さんは地道に地域友好を進めています。そうしたなか長年の取り組みが地域の繁栄
岩崎 岡山・正義中区のある婦人部副本部長は、手品やバルーンアートなどを披露するボランティアで地域に貢献しています。小学校の放課後教室≠竓w童保育、地元のサロンで評判になり、他地域からも引っ張りだこです。「人より一生懸命に」「人が嫌がることを進んでやる」「準備を丁寧にしっかりと」などを心がけた彼女の振る舞いに、周囲の方は「その活力は信仰のおかげですね」と語り、学会理解も大きく広がっています。
正木 素晴らしい心がけですね。「仏法即
篠原 旧習深い地域で粘り強く頑張ってきた同志も数多くいます。
島根・安来圏の壮年部副本部長は、約30年前に引っ越してきた地域で、信頼を築こうと奮闘してきました。学会への無理解から心ない言葉を掛けられたこともありましたが、近隣の家族と交流するイベントを開催するなかで、ただただ誠実に友情を広げてきました。その姿に、地域の方々の先入観が徐々に消えていき、今では地元の交流センターの運営委員や交通安全協会の役員を務め、信頼を得ています。田畑に囲まれた地域に老人ホームやゲートボール場が次々とできて発展し、「あんたが来てからよくなった」と語る人までいます。
地域の繁栄を祈念
岩崎 広島・三原常勝圏の支部副婦人部長は団地部の方です。朝晩の勤行・唱題で近隣の友人の顔を思い浮かべて祈り、道で出会えば必ず自分からあいさつしています。地域行事や清掃活動には開始時間の30分も前から参加し、黙々と取り組んできました。こうした積み重ねによって友人が増え、なかには学会の座談会や本部幹部会の中継行事、展示会に参加してくださる方もいます。
篠原 また山口・宇部牧口総県の地域部長は、地元で自治会長を務めています。地域社会に貢献したいとの思いから、自宅で近隣の方々が集えるサロンを開きました。さらにそれが発展し、市の福祉活動推進事業の委託を受けた施設としてオープン。緊急時の避難所として使用できる設備を調え、地域の方々に愛されています。地元紙でも紹介されました。
岩崎 中国では今、最前線でブロックフェスティバルを開催しています。山口・防府栄光圏のある地域では実に35人もの友人が参加。各地で友好の輪が広がっています。
橋元 池田先生は「小事
原田 地域部・団地部をはじめ、近隣友好に尽くしてきた方が身をもって示している通り、「持続」こそ力、「地道」こそ偉大です。私たちは地域の繁栄を願う仏法者として、あいさつなど身近なことから一歩ずつ、友情を深めていきたい。
(2012. 5.17. 聖教新聞)
<33> 「立正安国」こそ創価の精神
出席者:原田会長、正木理事長、安田沖縄総県長、杉本婦人部長、棚野青年部長、石川沖縄総県女子部長
棚野 新会員教学講座の中継行事には、たくさんの新会員の方々が紹介者と共
杉本 ある婦人部の方は約50年をかけてお姉さんと仏法対話を重ねてきた結果、先日、お姉さんが晴れて入会。今回の中継に一緒に出席されたそうです。
正木 一つ一つの弘教
入会を新たな出発点として、皆で切磋琢磨しながら幸福勝利の軌道を歩んでいきたいですね。
信心即生活で前進
原田 新会員教学講座では心と生命を磨く勤行・唱題の実践とともに、友人に仏法を語る化他行
安田 日蓮大聖人は「仏
原田 「仏法即
石川 また「仏法は体
正木 それこそ大聖人が生涯を賭
国主
棚野 一人だけの幸福・平和などありえません。かつて先生が示された「他人の不幸のうえに自分の幸福を築くことはしない」との指針にも通じています。
安田 大聖人は国主諌暁されたことで、数々の大難に遭われました。「日蓮悦
杉本 その立正安国の大闘争を今日
原田 大聖人の御在世
石川 社会に開かれた学会の姿を世界の識者が賛嘆
「大乗
「SGI(創価学会インタナショナル)は、一神教
「グローバルな世界における宗教の役割、また実践のあり方の模範」と。
棚野 社会変革の直道
池田先生は「対話の出発点は、乱れ切った社会への悲憤
正木 話しやすい相手≠竍仲のいい友≠ニ、より友情を深めることも大事です。と同時に、疎遠になっている友人や、やや意見が合わない人とも、誠実な語らいと振る舞いで心を通わせていくのが創価の対話運動です。民族や宗教を超えて友情を広げた先生の対話に続き、私たちも全ての人を味方にする思いで、笑顔の語らいを広げたい。
崩れぬ平和を構築
安田 沖縄は15日、本土復帰40年を迎えました。池田先生が初めて沖縄を訪問された1960年(昭和35年)は、まだ復帰のはるか前であり、パスポートを持っての訪問でした。以来、何度も何度も足を運んでくださり、時には共に舞
石川 先生が第一歩をしるされた60年7月16日は、大聖人が「立正安国論」を提出されてから満700年の日でした。先生は、こう振り返っておられます。
「創価学会の大目的と大精神は、どこまでも『立正安国』の実現にある。すなわち、この世に充満する悲惨と不幸と戦い、個人の生活にあっては絶対的幸福を建設し、世界にあっては崩れぬ平和を築くことだ。その第一歩を開く深き決心で、私は、苦悩と戦っている沖縄の友のもとに飛び込んでいった」と。
安田 かつて先生は、「広宣の/先駆
(2012. 5.21. 聖教新聞)
<34> 近隣友好は誠実な行動から
出席者:原田会長、正木理事長、安田沖縄総県長、杉本婦人部長、棚野青年部長、石川沖縄総県女子部長
棚野 春本番の北海道・札幌で、晴れやかに本部幹部会が開催されました。
正木 北海道での本部幹部会といえば、1991年(平成3年)8月24日に池田先生が出席して開かれたことがあります。この21年間、学会はあらゆる障魔
安田 会合で紹介された先生の指導では沖縄の同志を激励していただき、皆に喜びが広がっています!
杉本 また今回は婦人部幹部会として開催していただきました。6月10日「婦人部の日」に向け、婦人部の皆さんが朗
原田 学会の同志は年々、地域と関わり、地元に根を張っています。地域の幸福と繁栄を願い、友のために尽くす。その大きな力
石川 女子部も婦人部の皆さんに、温かく激励していただいています。本当にありがとうございます。
原田 先生はメッセージで呼びかけられました。
「幸福になるために、そして皆を幸福にするために、妙法を朗々
堂々と正義を語る私たちの行動が、家族、地域、世界の幸福を開きます。その使命に燃え、より勇敢に対話に取り組んでいきたい。
「確信と慈悲」が力
安田 沖縄でも同志の皆さんが、わが愛する地域のために尽くしています。
那覇王者県・与儀常勝本部の友は、学会への偏見が強い地域で近隣友好に励んできました。皆さんが自発的に自治会などの役員を引き受け、また地域のお世話係≠ニしてお年寄りに積極的に声をかけていく取り組みなどを実施。こうした振る舞いに学会への共感が自然と広がり、ブロック総会を開けば地元の友人が約30人も参加するブロックがあります。地域にある那覇東文化会館付近の通りは「東文化会館通り」と名付けられるなど、信頼が深まっています。
原田 素晴らしいですね! 誠実な沖縄の同志に接し、学会を高く評価されたのが、上智大学名誉教授の故・安斎伸氏でした。氏は日本の宗教社会学の第一人者。主にカトリックが沖縄や奄美でどのように広まったか実地調査するため、島々を歩きに歩かれた。そこで目の当たりにしたのが、地域に深く根差した学会の姿だったのです。
棚野 安斎氏は、こう見ておられました。
学会のリーダーは、自身が苦労を重ね、それを信仰で乗り越えた体験があるから、いかなる批判や攻撃にも負けなかった。苦しんでいる人を救いたいという強い気持ちがあった。この「確信と慈悲
杉本 また、こう語っておられたこともあります。
「日蓮大聖人の御書の中には、地方に住んでいる無名の庶民の一婦人に対して、本当にこまやかな慈愛
正木 「確信」「慈悲」「人間性」。まさに沖縄の同志の姿は模範です。
原田 大聖人が「教主
対話で仏縁を拡大
石川 女子部は仏縁
沖縄平和県・豊見城本部の女子部副本部長は教育部のメンバーです。昨年、教育関係で働く方と知り合いになりました。友人は本部幹部会の中継や座談会、展示会に出席し、勤行・唱題を実践するようになり、創価青年大会にも参加。聖教新聞に掲載される池田先生の教育哲学、そして青年に対する慈愛に触れて感銘を深めた友人は、自
杉本 友人が紹介者と共に、「信・行・学」の軌道を着実に前進する姿が美しいですね。
石川 沖縄世界県・浦添本部のある女子部部長は、直腸がんを克服したお父さんに動脈瘤が見つかり、「私が家族の宿命転換のために頑張ろう」と信心根本に立ち上がりました。自身の弱い心に打ち勝って今までにない勢いで友人と対話をするなか、お父さんの手術が成功。いま親子で友好拡大に挑戦しています。
また沖縄は深刻な就職難が続いています。離島も極めて大変な状況です。沖縄宮古県宮古太陽本部のあるメンバーは女子部部長、白蓮グループ班長として活動にも仕事にも全力で励むなか、8年間、契約社員として勤めてきた職場で推薦を受け、正社員になることができました。このように創価の青年が社会で信心の歓喜の実証を示しています。
安田 池田先生が沖縄で執筆を開始された小説『人間革命』のテーマは、「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」です。
わが郷土を平和と福徳
正木 沖縄も北海道も、全国の友も友好拡大に総立ちです。それぞれの健闘を祈りながら、わが天地で勝利の使命を果たしたい。
(2012. 5.24. 聖教新聞)
<35> 女子部の活躍が皆の希望に!
出席者:原田会長、正木理事長、松下四国長、杉本婦人部長、大西四国青年部長、吉井女子部長
吉井 5月も世界の大学から池田先生への名誉称号の授与が相次ぎました。
大西 ペルー共和国のペルー工科大学からは「名誉博士号」と「名誉教授」称号の二つが、中国の貴州
杉本 ブラジルや韓国の都市から、名誉市民証の授与もありましたね。
原田 師匠の栄誉に心から慶祝を申し上げたい。こうした名誉称号を受け取られる際、池田先生は常々、こう語られます。
「平和と友好に尽くしておられる全同志の皆様を代表してお受けするもの」
「すべては、同志の方々の子孫末代へと流れ通っていく栄誉である。それを確信していただきたい」と。
師匠は本当にありがたい存在です。断じて報恩
正木 世界の大学は、どういった点で先生を賞讃
松下 先生の世界的な「平和行動」に着目しているわけですね。環境や人権、核兵器の問題など、現代社会が直面する諸課題について発言する人は多くいます。しかし先生は言葉だけでなく、海外の指導者との対話や平和・文化・教育運動を通して、世界規模で行動してこられました。
社会変革の光明
杉本 その行動の根本にある、仏法を基調とした池田先生の哲学・思想は、ますます注目されています。
先日は創価大学で「池田研究フォーラム」が開かれました。池田先生の哲学・思想を研究する中国の学者の方々が、研究成果を報告されました。
大西 南開大学の起亜光
「周恩来
「人間を根本としながら世界に目を向け、小異
先生の思想に、今日
正木 学識者の皆さんは、日本でさまざまな方と交流し、学会員の方々と触れ合う場もありました。「池田先生の『行動』と『思想』が実際に人々の人生に希望と勇気を送っていることを実感しました」と語っていました。
杉本 大連
原田 われわれの行動の中に学会精神が脈打っています。先生の指導が生きています。ゆえに私たちが地域で、職場で、家庭で、先生の指導通り、御書の通りに行動することが、何よりも雄弁に、学会と先生の哲学の偉大さを宣揚
信心も仕事も全力
杉本 6月4日は「世界池田華陽会
先日の本部幹部会も「池田華陽会 誓春
大西 四国女子部も社会で実証
香川池田正義県のある圏総合女子部長と女子部本部長は、同じ銀行に勤務しています。多忙な仕事と学会活動の両立に挑戦しながら、日々、題目を唱え、聖教新聞の池田先生の指導を糧
杉本 リーダーとして同志を励まし、仕事も全力。模範の姿ですね!
吉井 第2総東京・八王子本陣区のある女子地区リーダーは、大手コンビニエンスストアの社員です。スタッフ教育における功績により、女性で最年少となる「優秀社員賞」を受賞しました。地元では、地域の同志と共に防災セミナーを開催し、近隣の方約60人と交流。「このような若い女性が地域のために尽くしてくれるのは本当に素晴らしい」と喜ばれています。
松下 先生は、聖教新聞の連載「若き君へ」で、「御
吉井 友人への対話拡大も各地で進んでいます。
秋田・横手創価県のある女子部部長は昨年、幼なじみに弘教
原田 学会活動、仕事や学業に励む女子部の姿は、皆の希望です。一家も、地域も、地元の同志も喜びます。女子部の活躍を、しっかり応援していきたい。
松下 四国も青年部を先頭に各部一体の団結で奮闘しています。池田先生の「四国は『志国
(2012. 5.31. 聖教新聞)
<36> 育成は真心の祈りと激励で
出席者:原田会長、正木理事長、松下四国長、杉本婦人部長、大西四国青年部長、吉井女子部長
原田 牧口常三郎初代会長の生誕の日を6月6日に迎えます。軍国主義と敢然
正木 われわれは、広宣流布に生き抜かれた死身弘法
大西 未来部育成といえば、6月7日は「高等部結成記念日」です。新しい機関紙「未来ジャーナル」(中学・高校生向け)と「少年少女きぼう新聞」(小学生向け)が誕生しましたね!
吉井 未来部担当者「21世紀使命会」の方も、「紙面がカラフルで読みやすく、未来部員も、より楽しんで新聞を読んでくれます」と喜んでいました。
松下 「少年少女きぼう新聞」6月号は、6月17日の「父の日」にちなみ、世界的に有名な徳島の折り紙作家の方に、徳島の少年少女部員が「バラ」の折り紙を教わった内容が特集されています。表紙を飾った子どもたちの笑顔が、とても印象的です。
原田 21世紀使命会、壮年・婦人部の未来部育成部長、地域の「未来の宝
正木 学会活動は時に応じて変化しますが、未来部育成の大切さは不変です。子どもたちの生命の中に信心を打ち立てていくのは、日ごろ一緒に実践することからです。
杉本 お子さんをもつ婦人部の友も、忙しい中でもできる限り子どもと一緒に勤行・唱題する、何を祈るのかを明確に目標を定めて祈っていくなど、意識して実践しています。
「勝つための信心」
正木 「未来ジャーナル」でも「少年少女きぼう新聞」でも、それぞれ「未来対話」「希望の大空へ」という池田先生の新連載が始まり、子どもたちに大きな反響を呼んでいます。
吉井 はい。たくさんの感想が寄せられているそうです。
ある女子高等部員は、不登校の友達となかなか連絡が取れず、「私に何ができるのだろう」と悩んでいた時に、「未来対話」を読んだそうです。「たくさんのご指導に触れて、心が晴れわたりました。『私にできることが、まだたくさんあるじゃないか!』と思えました。友達が学校に行けるよう、勤行・唱題に励みます」と語っていました。
大西 四国の未来部員からも感動と決意の声があがっています。
香川県の女子中等部員は「『未来対話』には『勝つための信心です』とありました。私は毎日、母と2人で題目を唱えます。大変なこともありますが、勝つために信心を頑張ります」と語っていました。
原田 未来部員は純粋です。こちらが真剣に、心から励ました分だけ、子どもたちの心の奥に伝わっていきます。池田先生に続き、後継者の一人一人を大切にし、真心の祈りを込めた激励に努めていきたい。
「異体同心」の団結
松下 5月30日付の「四国新聞」に、池田先生の特別寄稿が掲載され、同志に喜びが沸き上っています。中国・陝西
大西 そしていま四国では、若い力が地域に新風を吹き込んでいます。愛媛池田東県では、リーダー率先で弘教
正木 「異体同心
大西 その中の一人、ある牙城会大学校生は新入会のメンバーです。男子部の激励、信心の先輩の信仰体験に触れ、自身の人間革命を決意して、折伏に挑戦。昨年、初めての弘教を実らせ、仏法対話を進めるほどに自分が成長していくことを実感しました。その歓喜と確信でさらに友人に語っていくと、今年に入って3人が入会しました。
松下 青年と共
高知・香美
原田 本当に粘り強く友情を広げてこられたのでしょう。素晴らしいですね。
大西 四国青年部では、甚大な被害が想定される南海地震に関してアンケート調査を実施。徳島の鳴門教育大学大学院の阪根健二教授は「四国内でこういった規模の大きな調査は珍しく、貴重である」と評価してくださいました。
吉井 調査結果は「四国新聞」「徳島新聞」でも紹介されたそうですね。
大西 そうです。阪根教授は約2年間、聖教新聞で教育コラムを執筆されました。教授はかつての教え子が学会に入会し、成長していく姿を見て、学会をより深く理解してくださったそうです。また、いま教授のいる大学で学ぶ学生部員の誠実な振る舞いを通し、青年部に強い期待を寄せてくださっています。
杉本 創価の青年の活躍を、壮年・婦人部だけでなく、社会が心待ちにし、皆さんが期待してくださっています。青年を励ましながら、私たちも若々しい青年の気概で進んでいきたいですね。
(2012. 6. 4. 聖教新聞)
<37> 女性を大切にする組織は発展
出席者:原田会長、正木理事長、分部関東長、杉本婦人部長、橋本男子部長、大吉関東女子部長
分部 17日は「父の日」ですが、学会の6月は6・4「世界池田華陽会
原田 折伏
正木 池田先生は、こう語っておられます。
「女性を大事にしない団体は、必ず行き詰まる。かりにも、見下
リーダーは女性を大切にしながら、広布のためという一点で、各部の良さを引き出していくことです。男性も女性も互いを尊重し、たたえ合い、支え合うことですね。
純粋な「水の信心」
分部 関東方面でも婦人部の皆さんが地道に、地域広布のために尽くしてくださっています。
杉本 戸田第2代会長が戦後初の地方指導で訪問された地域である栃木・大田原県両郷
会場提供者である支部婦人部長が、いまは亡きお母さまと共に長年、近隣の方々の面倒を見てこられ、その積み重ねが深い友情となって花開いています。
大吉 いま婦女
杉本 女子部の皆さんと共に進めることは、婦人部にとっても、うれしいことです。関東はじめ全国でスクラムが広がっています。
福岡・本陣常楽区では本年、本部単位で婦女一体の「すずらん大学校」を開始。小説『新・人間革命』の学習を中心に、婦人部が信仰体験を語り、教学を講義しています。その確信あふれる内容に、女子部の皆さんは「欠席したらもったいない」と、こぞって参加しています。女子部部長の一人は、3年かけて対話してきた友人に弘教を達成。また、ある新入会の女子部員が活動に励むなか、法華講員だったお母さんが娘の元気な姿を目の当たりにして脱講。女子部の活躍を皆さんが喜んでいます。
正木 婦人部は純真な女子部の決意から元気をもらい、女子部は婦人部から信心の確信と執念を学ぶ。麗
橋元 地元地域の繁栄
杉本 福島旭日<分県>のある支部婦人部長は、東日本大震災の被災地で、食生活改善推進連絡協議会の会長を務めています。この協議会は厚生労働大臣表彰を受けたこともあります。
支部婦人部長は、義父を介護し、単身赴任のご主人を支えながら、学会活動と協議会の両方に尽力してきました。震災直後に離れ離れになった同志と連携を取り、懸命に激励。いまは仮設住宅で暮らす方の健康増進と、ひきこもり対策のために料理教室を開き、講師を担当。地域の皆さんに大好評です。
正木 自
原田 婦人部の皆さんは、信心が生活と人生に深く根ざしています。
「水のごとくと申すは・いつも・たい(退)せず信ずるなり」(御書1544n)とある通り、「水の信心」が最も尊い。純粋に信心に励む人、題目を唱え抜く人、地道に友情を広げる人が最高に偉大です。
分部 信心を貫き通す忍耐、師匠を求め抜く求道心がある人は、必ず幸福の人生を開いていけます。
私たちは「連戦連勝の大関東たれ!」との師匠の期待のままに、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木の固い団結で、人材拡大と広布勝利の歴史を開きます。
「食中毒」に要注意
正木 6月に入り、これから多くの地域で梅雨の季節を迎えます。
橋元 特に気を付けなければいけないのが「食中毒」です。
大吉 原因となる菌は、「水分」、「温度」、汚れなどの「栄養」の三つがそろうと、どこでも増えます。また菌が増殖していても、見た目には分かりにくく、においで気付くころには、相当に繁殖しているといわれています。
杉本 予防のために、食中毒菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」ことが大切とされます。調理の際は、手や調理器具をよく洗浄・消毒する、食材を十分に加熱する、食材を買い過ぎない、料理を作り過ぎない、冷蔵庫を過信せず早めに調理・食事をする、などの工夫と注意が必要です。
橋元 気温も湿度も高い環境は、カビが生えやすくなります。アレルギー性の疾患、さまざまな感染症の原因になりますので、部屋の掃除と換気を念入りに行うことが有効です。
大吉 体調管理には特に留意していきたいですね。池田先生は、こう指導されています。
「妙法の題目は、一切の勝利の原動力である。朗々
原田 これから、どんよりした天候が続きますが、朝晩の勤行・唱題をリズムに、心はいつも晴れやかに進んでいきましょう。
(2012. 6. 7. 聖教新聞)
<38> 万代の友好を築く文化交流
出席者:原田会長、正木理事長、分部関東長、杉本婦人部長、橋本男子部長、大吉関東女子部長
橋本 中国・陝西省
分部 関東地方でも群馬と千葉で公演が行われました。今後、栃木、茨城、埼玉でも予定されており、期待が高まっています。
大吉 今回の公演は、今年の日中国交正常化40周年を記念するもので、日本から中国に渡った阿倍仲麻呂の視点を通し、玄宗
橋元 民音は104カ国・地域と文化交流を行ってきましたが、最も深く交流を進めてきたのは中国です。1974年(昭和49年)、民音創立者の池田先生が2度、訪中し、周恩来
杉本 池田先生が中国を訪問した際も、芸術団体と直接触れ合い、友情を深めることで、自
原田 68年(同43年)9月8日の「日中国交正常化提言」でも、そのビジョンは明確です。単に国家関係を修復するという次元ではなく、国民同士が互いに理解し合うことで真の友好と平和が築かれると考えておられました。だからこそ、日中間の文化交流を力強く訴えられたのです。
正木 いま、あらゆる面で両国は、互いに不可欠な存在です。民音や東京富士美術館による文化・芸術の往来≠ヘ、日本と中国の国民同士の友好、そして世界平和を築く大切な礎
杉本 各地の民音推進委員の皆さんは、平和をつくる偉大な文化事業を支えてくださっています。本当にありがとうございます。
原田 民音公演や東京富士美術館の企画を通して学会への理解を深める方も多い。優れた文化・芸術に触れながら、友好の語らいを広げていきたい。
真心の言葉が響く
分部 関東の同志もいま友好を広げ、そのなかで入会する方々も多くいます。
大吉 埼玉・朝霞圏に、全国優勝した創価大学柔道部出身の女子部メンバーがいます。仕事が多忙で寮生活のため、なかなか学会活動ができませんでしたが、進路で迷っていた昨年秋に激励を受けて発心
柔道の厳しい世界で悩む友人は、女子部員の励ましを受けて、本部幹部会の中継行事や女子部の御書池田大学校に参加。女子部、婦人部の皆さんの明るい人柄に「元気が出る」と感銘。さらに池田先生の『青春対話』に胸を打たれ、晴れて御本尊を頂きました。紹介者の女子部員は「まだ元気になってほしい友人がいます!」とさらなる対話拡大を決意しています。
正木 「言
相手の幸福を願う真心が言葉に乗って、友人の心に響きます。
大吉 介護士として働く茨城・希望ヶ崎圏のある女子部部長は、昨年の夏から友人との仏法対話を進め、本部幹部会や新年勤行会に一緒に出席してきました。友人は学会に良いイメージをもっていませんでしたが、実際の姿を見て認識が一変。唱題を根本にして介護福祉士国家試験に挑戦した友人は、合格を果たし、大きな確信をつかんで入会しました。
さっそく友人は紹介者と共に友好対話に励み、母親からは「最近、元気になったね」と言われているそうです。対話拡大に率先してきた紹介者の部長は、同志の訪問激励にも全力で取り組み、活動に立ち上がるメンバーが誕生しています。
人生蘇生のドラマ
分部 青年に負けず、壮年も張り切っています!
群馬・沼田県の壮年部本部長は昨年の任命後、全壮年部員への訪問激励を始め、青年学会の構築のために壮年部の先輩と協力しながら、男子部と合同の集いを開催し、青年を激励してきました。秋のセミナーには、男子部のリーダー全員が友人と一緒に出席。本部長の夫人である地区婦人部長も、30年にわたって対話し続けてきた友人と参加し、御本尊を授与できました。今年は支部単位で防災に関するセミナーを開き、壮年部員が地元の名士の方々と友好を深めています。
こうして一人立つ壮年の奮闘から各部一体の団結が生まれ、模範の友好拡大を成し遂げています。
原田 「学会の黄金柱
分部 仏法に巡りあい、人生を蘇生させたドラマも各地で生まれています。
千葉・船橋常勝県のある壮年は以前、残念ながら奥様を交通事故で亡くしました。ショックで記憶障害になり、難聴や目まいに襲われる日々が続きました。そんな時、たまたま手にした聖教新聞に、夫を亡くした婦人が悲しみを乗り越え、自らの重病も信心で克服した体験が載っていました。壮年は毎日、聖教を読むようになり、池田先生の指導などを切り抜き、ノートを作って学習。「座談会に出たい」と希望して参加し、中継行事にも出席して感銘を深め、入会しました。
杉本 「一番苦しんだ人が、一番幸福に」との先生の言葉を思い起こします。
分部 壮年は入会後、病
橋元 確信に勝るものはありません。たとえ自分では小さなことと思えても、皆に語れば勇気と喜びを広げることができます。
正木 友人の声に耳を傾けながら、自らの信念を堂々と語る――これが創価の対話運動の根幹です。自信と誇り、勇気をもって語らいを広げていきたい。
(2012. 6.14. 聖教新聞)
<39> 自他共の幸福のために行動を
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、棚野青年部長、吉井女子部長
吉井 今月から来月にかけて、55周年の節目を刻む記念日が続きます。6月30日は「学生部結成記念日」であり、その前後に起こった夕張炭労事件、大阪事件からも同じく55年です。
正木 1957年(昭和32年)のことです。戦後の再建以来、学会は戸田城聖第2代会長の指揮のもと、破竹の勢いで弘教
金沢 病苦、経済苦などさまざまな宿業
こうした学会の躍進は単なる宗教運動にとどまりません。よりよき社会をつくるための大民衆運動となりました。
原田 その通りです。日蓮大聖人は重書
棚野 一方で、社会の変革のために声をあげた、新たな民衆勢力の台頭に、権力が恐れをなし、弾圧を始めました。
それが、当時は絶対的な力
金沢 いずれも池田先生が矢面
津田 55年前の7月12日、池田先生の不当逮捕に抗議し、反転攻勢に立ち上がる「炎の東京大会」が開かれました。この日は「総東京婦人部 幸福・勝利の日」となっています。
東京、第2総東京、そして山梨の婦人部の皆さんは、この日を目指し、友好の語らいを進めています。
金沢 池田先生はかつて、東京大会について述懐
創価の師弟の勝利を決するのは本陣・総東京≠ニの自覚を新たにし、いよいよの決意で大前進していきます。
携帯マナーを順守
棚野 さて近年、スマートフォン(多機能携帯電話)が普及し、音楽や動画をより手軽に楽しむことができるなど、私たちの生活はますます便利になっています。
学会の組織でも、ごく普通に、携帯電話などのメールで情報が交わされるようになっています。
正木 その一方で、携帯電話やメールなどの利用について、マナーを守ってほしいという声もあがっています。
津田 そうですね。たとえば、深夜や早朝の時間帯にメールやファックスが届き、着信音が鳴ることに不快感を抱く方もいます。また、以前に比べて勤務形態が不規則な場合が多く、深夜に働く方もいます。相手の生活状況をよく理解し、常識的に、賢明に利用したいですね。
吉井 メールでの情報発信は、どうしても一方的になりがちです。たとえば、会合場所や時間の急な変更をメールだけで済ませてしまうと、相手が見落としていたり、読んでいなかったりすることもあります。
棚野 メールを送ったことだけで安心せずに、大切な情報をきちんと共有できているか、互いに確認し合うことが必要です。緊急の大事な連絡であれば、なおさらです。
迅速な報告が鉄則
正木 また、携帯電話やメールについては、世代間のギャップもあります。携帯電話の存在が当たり前という環境で育ってきた青年部やヤング・ミセスと、多宝会の方々とでは、携帯電話やメールによる連絡に対する感覚が異なって当然です。自分の感覚や考え方だけで判断するのではなく、相手の立場に立つことが大事です。
津田 メールで済ませるのではなく電話してみる。電話だけでなく直接会いに行く――ちょっとした思いやりが、安心感と信頼を生みます。
原田 便利な情報ツールは、価値的、かつ安全に使っていくことです。
しかし、学会の同志の絆
金沢 いずれにしても報告、連絡、相談は活動の生命線です。
池田先生は、こう指導されています。
「報告は迅速
吉井 また、こうも語っておられます。
「正確な最新の情報を、時の逃さず発信し続けること――それが、いかなる戦いにおいても生命線となる」
「正確な情報が、味方のすみずみまで素早く行きわたるには、打てば響くような報告と連絡の流れが欠かせない。だからこそ、同志間の対話、呼吸の一致が大切になるのである」
正木 情報のやりとりが正確かつ迅速に行われていることは、組織が団結している証
いま一度、同志の皆さんで報告、連絡、相談の大切さを確認し合っていきたいですね。
(2012. 6.18. 聖教新聞)
<40> 地域の繁栄を開く主体者に
出席者:原田会長、正木理事長、金沢総東京長、津田総東京婦人部長、棚野青年部長、吉井女子部長
正木 25日は「団地部の日」。皆さんが模範の地域友好を進めています。
棚野 一人暮らしのお年寄りが増えるなど、さまざまな問題に直面する団地は日本の縮図≠ナす。同志の方々は「私たちの『幸福
原田 池田先生は、団地を「小さな合衆国」と表現されたことがあります。お互いの安心と幸福な暮らしのために協調し合っていく姿を例えたものです。その期待の通りに、「無私
金沢 東京都足立区・江北地域のある団地では先日、団地部の方を中心に防災フォーラムを開きました。自治会長のバックアップのもと、皆で「自助
同志の皆さんが日ごろから挨拶や清掃活動を重ね、その振る舞いが厚い信頼となって表れています。
正木 千葉県白井市の団地では、長年、団地のために尽くしてきた支部副婦人部長が自治会顧問を務め、団地の世話役≠ニして皆さんに親しまれています。昨年の東日本大震災にあっては、学会の同志が中心となって安否確認や炊き出しを行いました。
日常的に一人暮らしの高齢者に声を掛ける取り組みを行っていたことが、いざという時に力
吉井 池田先生が団地部の方に贈られた指針は、そのまま、地域友好に励む全同志の指針となります。
先生は若き日に東京・大田区の青葉荘に住まれたことを振り返り、「信心は最高の生活法だ。戸田先生の弟子として、このアパートの中で接しゆく方々を妙法の功徳
津田 「私はいつもいつも、爽やかな挨拶を大事にした。皆、縁
棚野 「声仏事
金沢 仏法の視点に立てば、同じ団地内に住むのも、同じ地域内に住むのも、「縁」あってのことです。それを自覚し、祈りを根本に、声を掛け、仏縁
原田 「其
真価は人材の育成
津田 信心に励む私たちの姿自体に、共感が広がります。東京・蒲田広宣区のある地区副婦人部長は昨年、自身の病気を大手術で乗り越えました。信心の歓喜
正木 信心の歓喜は皆の心に伝わります。新会員の成長の姿は最も明快に、信心の偉大さを証明します。
津田 世田谷総区では20年近く前から月1回、新会員のための「ルネサンス大学校」を開いています。先生の指導や教学、広布史の学習とともに、新会員の体験発表と総区のリーダーが新会員の質問に答えるコーナーが好評で、皆が納得と確信を得ています。丁寧な激励により、参加者は自信をもって折伏
原田 素晴らしい取り組みですね!
どれだけの人を励まし、人材を育成してきたか――これがリーダーの真価
近隣で知恵を共有
棚野 21日は夏至です。一年のなかで昼間が最も長い日です。
吉井 毎年、この夏至の日と7月7日の七夕
ライトアップ施設や家庭などで、夜に照明を落として節電することにより二酸化炭素の排出削減に取り組み、環境問題について考える企画です。
正木 今年は早くから、夏場の電力不足への懸念が報道されてきました。会館、個人会場や家庭でも、工夫して節電に取り組んでいきたい。
金沢 東京都を例にとると、全消費電力量の35%が家庭部門です。家庭の節電の取り組みで、大きな効果が得られます。
津田 たとえば、冷蔵庫の温度設定を弱めにする、白熱電球をLEDや電球型蛍光灯に交換する、テレビの設定を省エネモードにするなど、1回の設定変更や器具の交換等で、継続的かつ手軽に省エネができ、電気代の節約にもなります。こうした知恵を近隣で共有し合うことも有益です。
吉井 また、冷房の設定温度を1度上げる、フィルターをこまめに掃除する、電気ポットの長時間保温をやめる、冷蔵庫に食品を詰め込みすぎないなど、日ごろの心がけで節約できる電力はたくさんあります。
原田 ただ積極的に取り組むあまり、冷房使用を我慢することで熱中症になったり、体調を崩したりしては元も子もない。夏本番へ無理なく賢く、聡明に、節電に取り組んでいきたい。
(2012. 6.21. 聖教新聞)