< 座談会 >

師弟勝利の旗高く

 


 

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祈り 境涯 勇気の拡大を!
楽しく賑やかな集いに!
加速度を増す世界広布の伸展
目の前の一人に励ましを!
「団結」が開く常勝の新時代!
笑顔弾ける華陽のスクラム
創価三代の学会精神を永遠に
文化の真髄は生命を育てる心
「大訪問・激励運動」に全力
聡明な生活で使命の人生を

 

 

 

 

<1> 祈り 境涯 勇気の拡大を!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 橋元 全国、全世界の同志の皆さま、「世界広布新時代 拡大の年」、明けましておめでとうございます。
 原田 希望あふれる、新しい一年がスタートしました。本年の三が日は天候に恵まれ、東京の総本部も連日、多くの方が見えて、大にぎわいでした。
 長谷川 元朝(がんちょう)の広宣流布大誓堂(だいせいどう)の上空には、鮮やかな飛行機雲が一直線にのび、創価の新春を天も祝福しているかのようでした。
 永石 1月2日には、池田先生が米寿(べいじゅ)の誕生日を迎えられました。お元気な先生・奥様と共に、新しい年を出発できたことを心から喜び合いたいと思います。
 原田 先生は、時差があって日本よりも早く新年を迎えるグアムやオセアニアをはじめ、海外の国々へメッセージを贈られるなど、年末も激励を続けられていました。そして、新年号から、待望の、小説『新・人間革命』第29巻「常楽(じょうらく)」の章の連載も開始してくださっています。
 清水 先生は(つづ)られています。「対話は――励ましの(ちから)となる。希望の光となる。勇気の(いずみ)となる。生命(せいめい)蘇生(そせい)新風(しんぷう)となる。さあ、はつらつと対話をしよう! 心と心に橋を架けよう! その地道な架橋(かきょう)作業の彼方(かなた)、人も、世界も一つに結ばれ、人間勝利の絢爛(けんらん)たる平和絵巻(えまき)は広がる」と。
 長谷川 本年は、対話によって築かれた広布拡大の金字塔(きんじとう)である「大阪の戦い」「山口開拓指導」から60周年の佳節(かせつ)です。60年前の1月4日、旧関西本部を初めて訪れた先生は、「大法(だいほう)興隆(こうりゅう)所願(しょがん)成就(じょうじゅ)」の常住(じょうじゅう)御本尊の前で、「この御本尊様は、すごい御本尊様です」「これで、今度の関西の戦いは勝った!」と宣言されました。
 原田 それは、歴史的な戦いに勝利するため、一念(いちねん)億劫(おくごう)辛労(しんろう)を尽くされた(すえ)の発言でした。前年の年末に、戸田先生から、「人生は悩まねばならぬ。悩んで初めて信心もわかるんだよ。それで偉大な人になるんだ」と励まされた池田先生は、「なにの兵法(へいほう)よりも法華経(ほけきょう)の兵法をもちひ(たも)うべし」(御書1192ページ)等の御書の一節一節をかみ締めながら、「勝利からの逆算」をされ、断固として、指揮を執られたのです。
 竹岡 その結果、まさかが実現≠フ大勝利の金字塔を打ち立てることもできたのですね。本年は、それから60年。学会の将来の命運を担う大事な大事な拡大戦に挑む年となります。

「世界広布」が加速

 清水 仏縁(ぶつえん)の拡大、友好の拡大、青年の拡大、人材の拡大の要諦(ようてい)について、先生は、教えてくださいました。「第一に『祈り』の拡大である。第二に自身の『境涯(きょうがい)』の拡大である。そして第三に『勇気』の拡大である」と。
 原田 「祈り」「境涯」「勇気」の拡大こそ、人生や広布の戦いを勝ち開くための要件です。その模範(もはん)を示してこられたのが、池田先生です。昨年、大躍進を遂げたインド創価学会を長年、見つめてきた、ガンジー研究評議会議長のラダクリシュナン博士は、「ガンジーは『私の人生そのものが、私のメッセージだ』と言いました。これは非暴力の闘士だからこそ言える言葉です。今日、この言葉を言える人は、池田博士だけだと思うのです」と述べられていました。
 永石 その池田先生を永遠の師匠と(あお)ぐことができる私たちは、どれほど幸せでしょうか。本年は、婦人部結成65周年でもあります。先生の未曽有(みぞう)の闘争によって、今、世界中に地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)が誕生し、世界広布が勢いよく前進しています。婦人部は、同じく結成65周年の男女青年部の大成長を祈り、(めぐ)リ来た「創価の女性の新世紀」を勝ち開いてまいります。
 竹岡 男子部は昨年、「全国男子部幹部会」を(はしら)に、大拡大を果たすことができました。今年も、弘教と対話拡大の旋風(せんぷう)を起こし、学会の永遠の発展を決定づける共戦の勝利劇を、全国で綴ってまいります。
 清水 女子部は、間近(まぢか)に迫った「ロマン総会」から希望と歓喜のスクラムを大拡大し、勇気の対話で、若き平和の連帯を、日本中、世界中に広げていきます。
 長谷川 結成50周年となる壮年部も「大訪問・激励運動」から新たな勝利のスタートを飾っていきたい。

「最高の青春の道」

 原田 4日の仕事始めに総本部を訪れた企業の数は、昨年を上回り、まさに千客万来≠ナした。聖教新聞を購読してくださっている、ある銀行のトップの方は、昨年のイタリアでの「インテーサ(宗教協約(きょうやく))」調印のニュースを高く評価していました。
 橋元 「新年に学会を訪れると、いつも勢いを感じます。わが社も今年は、学会と同じく、『拡大の年』としました」と語る企業のトップもおられました。
 原田 本年も、創価学会は、「師弟勝利の(はた)」を高く掲げ、大勝利していこうではありませんか。
 長谷川 そうした中、年頭を飾る「座談会」が各地で開催されます。「座談会」こそ、広布の対話の広場≠ナあり、学会の永遠の発展の原動力です。本年の目標や、年末年始の友好拡大の模様などを語り合いながら、楽しく有意義な集いにしていきましょう。
 永石 また、11日の「成人の日」を中心に、各地で、新成人のための記念の勤行会が行われます。
 橋元 池田先生は、20歳の時の日記に記されました。「われ、弱冠(じゃっかん)二十にして、最高の栄光ある青春の生きゆく道を知る」と。この時、池田先生は、戸田先生の法華経講義を受講し始めた時でした。その感動と決意を「最高の青春の道」と書かれているのです。
 竹岡 正しき哲学、正しき信仰を持った人生こそ、いかなる苦難や試練にも断じて負けない、最高に充実した価値あるものです。
 原田 新成人の皆さんは、日本そして世界の未来を(つく)りゆく人です。皆さんの胸の中の理想が、大きければ大きいほど、社会の将来も希望に包まれていきます。青春の輝きに満ちた新成人の前途を、熱く応援していきましょう。

(2016. 1. 7. 聖教新聞)

 

 

<2> 楽しく賑やかな集いに!
出席者:原田会長、永石婦人部長、沼倉婦人部書記長、橋元青年部長、清水女子部長、伊藤女子部書記長

 沼倉 池田先生が、聖教新聞紙上で、小説『新・人間革命』の連載を再開してくださり、全国の同志から毎日、感動と決意の声が届けられています。
 永石 ある方は、「先生と日々、『対話』する思いで、『新・人間革命』を読んでいます。読み終えると、いつも、先生と一緒の時代に生きる喜びがあふれ、胸がいっぱいになります」と語っていました。
 伊藤 第29巻「常楽(じょうらく)」の章では、ガルブレイス博士との会談の模様をはじめ、今後は、婦人部の皆さまに贈られた「母の曲」の歴史について綴ってくださると、うかがっています。
 原田 また、昨年の大水害を乗り越えた茨城、さらに、埼玉、東京・世田谷、新潟、栃木、そして山梨など、各地へ歌を贈った歴史も書き残してくださると聞きました。
 橋元 各地の同志の皆さまが、どれほど喜ばれることか。本当に、うれしく思います。
 原田 池田先生は、「大事な大事な一年、『正義の柱』たる創価が勝てば、全同志の功徳(くどく)も広がる。日本も安定する。世界も喜ぶ。未来も変わる」と言われています。慈折(じしゃく)広宣流布のため、立正(りっしょう)安国のため、私たちは、断固と大勝利していこうではありませんか!

不屈の「関西魂」で

 橋元 さて、1月17日で、「阪神・淡路大震災」から21年となります。この日、兵庫、大阪では、「ルネサンス勤行会」を行います。
 原田 亡くなられた全ての方々に、あらためて(ねんご)ろに、追善(ついぜん)回向(えこう)をさせていただきます。先生は、「わが兵庫、わが関西の友は、消えることのない悲しみも、身も心も潰れそうな労苦も、不屈(ふくつ)の闘志で(こら)え、押し返しながら、生きて生きて、生き抜いてこられた」とたたえられ、さらに、「大悪(だいあく)をこれば大善(だいぜん)きたる」(御書1300ページ)との御金言(ごきんげん)を命に染めた常勝の盟友(めいゆう)は、「悲嘆(ひたん)の涙」を「誓いの祈り」に変えていった、と語られています。兵庫、関西の同志の皆さまは、不屈の関西魂を発揮し、新たな常勝の歴史を築いてこられました。
 永石 この負けじ魂が、あったからこそ、今のような復興の歩みがあったのだと思います。その姿を、全国、全世界の友が、模範と仰いでいます。
 原田 2月の聖教新聞の「マンスリーウオッチ」のテーマは、「災害を超える」の予定です。私たちも、困難に屈せぬ負けじ魂を学び、幸福勝利の人生を歩んでいきましょう。

婦女一体≠フ前進

 伊藤 いよいよ女子部では、「ロマン総会」を開催します。本年は、東京・信濃町の「創価女子会館」の開館から10周年の佳節(かせつ)であり、女子部結成65周年でもあります。
 清水 ロマン総会は、全女子部員を対象に、本部・支部単位で行う集いです。皆が楽しく参加できる内容を、各地で企画・準備しています。女子部員が一堂に集い合い、歓喜の華陽(かよう)スクラムを拡大し、池田先生の誕生月である「1月」を祝賀してまいりましょう。
 沼倉 昨年、初めて行われたロマン総会は、全国1万会場で賑やかに開かれ、華陽姉妹の絆を一層強めることができましたね。
 清水 はい。第2総東京のあるメンバーは、ロマン総会への参加を通し、積極的に活動に励むようになりました。その後、白蓮(びゃくれん)グループの一員となり、さらに「池田華陽会御書30編」の読了にも挑戦。職場でも活躍し、営業成績で大きく実証を示しています。
 原田 先生は、「楽しいところ、ほっとするところ、新鮮な感動が生まれるところに、人は集まる」と言われています。題目で智慧(ちえ)を湧かせながら、若い世代ならではの発想を生かし、本年も、多くの友が喜んで参加できる集いにしていただければと思います。
 永石 婦人部も、全女子部員が、一人ももれなく幸福勝利の人生を歩めるよう、共に祈り、一人でも多くの方が、ロマン総会に参加できるよう、全力で応援してまいります。
 清水 ありがとうございます。婦人部の皆さまと一緒に、激励に歩く中で、新たに立ち上がるメンバーが数多く誕生しています。
 沼倉 婦女一体の前進こそ、創価の未来を勝ち開く希望の道です。婦人部は、先生が示してくださった黄金の大道(だいどう)を歩み、(たから)の女子部員を励まし抜きます。
 清水 総会の際には、本年の決意が書き込める「ロマンカード」が配布されます。参加できなかったメンバーにも、カードを手渡しながら、誓いの一年を出発していきたいと思います。
 伊藤 昨年、ある地域では、メンバーの状況に合わせ、時間や場所を工夫して、あらゆる機会でロマン総会を開催。一人を大切にする心が伝わり、通常の会合参加者数を上回ることができました。
 永石 先生は、「大白蓮華」1月号の講義「世界を照らす太陽の仏法」の中でも、「この1月には、各地で『ロマン総会』が賑やかに開催されるとうかがっています。仲良く励まし合いながら、女子部らしく、朗らかに希望の前進をしていただきたいと、妻と祈っています」とエールを送られています。
 清水 先生のご期待に応える、楽しく、希望に満ちた「ロマン総会」を全国で開いてまいります。
 原田 女子部から、本年の前進が始まっています。「拡大の年」の勝利を開く「ロマン総会」を各部一体の団結で大成功させ、広布拡大の金字塔(きんじとう)を打ち立てる一年にしていきましょう。

(2016. 1.14. 聖教新聞)

 

 

<3> 加速度を増す世界広布の伸展
出席者:原田会長、大場SGI理事長、笠貫SGI女性部長、橋元青年部長、清水女子部長

 清水 池田先生と奥様が20日、埼玉文化会館を訪問されました。今、埼玉中に、歓喜の輪が大きく広がっています。
 橋元 先生は、22日付の「新時代を(つく)る」で、その様子を(つづ)ってくださり、「大埼玉が立てば、大東京が動き、大関東が動く。大関東が動けば、日本が変わる。ともどもに広宣流布を!」「わが天地から全世界へ、幸福勝利の(はた)(ひるがえ)すのだ」と記されています。
 清水 本年は、戸田先生の名代(みょうだい)として、池田先生が、志木支部川越地区の御書講義を開始されてから65周年の佳節(かせつ)です。
 原田 当時の模様が描かれた小説『新・人間革命』第26巻「奮迅(ふんじん)」の章には、たとえば、「各各(おのおの)師子王(ししおう)の心を取り(いだ)して・いかに人をどすともをづる(こと)なかれ、師子王は百獣(ひゃくじゅう)にをぢず・師子の子・(また)かくのごとし」(御書1190ページ)の御文を通し、山本伸一青年が語るシーンがあります。「後輩の激励に行くにも、人びとに仏法を語っていくにも、法難(ほうなん)に立ち向かっていくにも、根本の(ちから)は勇気です。いわば、勇気こそが、境涯(きょうがい)を開き、宿命を転換するカギなんです」と。
 大場 そして、「その勇気の源泉(げんせん)が『師子王の心』です」「師子王の『師子』とは、師匠と弟子であり、師弟(してい)を意味しています。つまり、弟子が師匠と呼吸を合わせ、同じ決意に立ってこそ、何ものをも恐れぬ、勇敢(ゆうかん)な『師子王の心』を取り出していくことができる」と述べています。
 原田 師匠の心を、わが心とする我ら池田門下は、師の励ましの行動を胸に刻み、さらなる「勇気の前進」を貫いていきましょう!

歴史を変える方々

 大場 1月26日は、「SGIの日」です。「世界広布新時代」を迎え、創価学会は「世界宗教」として、日々、飛翔(ひしょう)しています。
 原田 先日は、笠貫SGI女性部長らと共に、広布55周年を迎えるヨーロッパを訪問し、大発展する様子に深く感動しました。
 笠貫 32カ国の代表、約220人が参加した新時代第3回「欧州(おうしゅう)広布サミット」は、昨秋誕生したドイツのフランクフルト池田平和文化会館で行われました。会合は、はち切れんばかりの決意と、(うるわ)しい同志の友情にあふれており、欧州の皆さんは何度も、「ワン・ヨーロッパ! ウィズ・センセイ!(欧州は一つ! センセイと共に!)」と声を上げておられました。
 清水 本部幹部会などでも、幾度も目にしたことがある光景ですね。
 笠貫 そうです。文化、歴史、言語が違う中、皆が団結し、立ち上がって、歓呼する姿を見ていると、ここに平和の理想があると思えてなりませんでした。この姿そのものが世界の歴史を変えている!≠ニ言っても過言(かごん)ではありません。
 原田 先生はサミットへのメッセージで、「題目の力用(りきゆう)は、人間生命はもとより、地域社会にも、国土全体にも、あまねく響きわたり、福徳と智慧(ちえ)無量(むりょう)に広げていくことができるのです。時代が混迷の(やみ)を深めているからこそ、仏法の生命尊厳の哲理(てつり)が光ります。創価の人間尊敬の行動が光ります」と語られました。まさに、ヨーロッパの同志は、福徳と智慧を無限に広げながら、欧州、ひいては世界に、新たな平和と希望の光を放っていました。
 笠貫 イタリア・トスカーナ州の州議会からの、先生への顕彰(けんしょう)授与式も感動的でしたね。
 原田 ええ。先生の謝辞を代読いたしましたが、そこで先生は、悩み苦しむ民衆を、いかにして幸福に導くかを描いた、ダンテの『神曲』が、当時の俗語であった「トスカーナ語」で記されていたことに言及(げんきゅう)され、さらに日蓮大聖人の御書にも、庶民が読める「かな文字」が多く用いられていた史実を紹介されました。まさに、民衆のために仏法です。
 笠貫 先生はさあ立ち上がりたまえ≠ニのダンテの言葉を引用されながら、平和と希望と勝利の道をさらに切り開いてまいります≠ニ、謝辞を締めくくられました。すると、州議会のジャーニ議長をはじめ、居合わせた来賓の方々が、一斉(いっせい)に立ち上がったのです。
 原田 それはまさに、仏法の生命尊厳と人間尊敬の哲学を現代に蘇生させた、先生への賛同と称賛(しょうさん)の姿であるように映りました。社会の発展と人々の幸福を願い、8度のイタリア訪問などを通し、広布の道を開いてこられた先生の行動が今、このような形で、希望を広げていることに感動を禁じ得ませんでした。

「生命力」を求めて

 大場 アメリカSGIの発展の勢いも目覚ましいものがあります。まもなく届く「聖教新聞PR版春季号」の1面は、ニューヨークです。ここでは昨年、支部平均で約40世帯の弘教(ぐきょう)が実りました。飛躍(ひやく)の理由は何か。メンバーに尋ねると、皆が、「仏法によって引き出される『生命力』です!」と答えていました。
 原田 昨年、大場SGI理事長らと共にアメリカを訪問した折、PR版で紹介されている地区内を家庭訪問しました。あらためて、このニューヨークは、世界中の人々が夢を追いかけ、しのぎを削る真剣勝負≠フ場であると感じました。その中、困難に立ち向かう自らの強い心を引き出す仏法の信仰が、多くの人を引きつけてやまないのです。
 橋元 先生は、「世界はますます深く強く仏法を求めている」と言われています。世界広布の伸展(しんてん)(うかが)い、あらためて、この言葉の重みを感じます。
 原田 さあ、「世界広布新時代」です。私たちは、その先駆者(せんくしゃ)の誇りも高く、今日も、対話に打って出ましょう!

(2016. 1.25. 聖教新聞)

 

 

<4> 目の前の一人に励ましを!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 橋元 いよいよ「伝統の2月」を迎えます。
 竹岡 1952年(昭和27年)2月、若き日の池田先生は、蒲田支部の支部幹事として指揮を執られ、当時の支部の限界を破る201世帯の弘教(ぐきょう)を達成されました。そこから、恩師・戸田先生の願業(がんぎょう)である75万世帯成就(じょうじゅ)への突破口が開かれたのです。
 橋元 この「2月闘争」は、広布史に燦然(さんぜん)と輝く「拡大の金字塔(きんじとう)」であり、「広布の転換点」となりました。
 清水 過日、池田先生と奥様は、東京の大田池田文化会館を訪問されました。まさに、「2月闘争」の舞台となった地です。
 永石 先生は、大田の全同志、そして全国・全世界の創価家族の健康・幸福・勝利を、強く深く祈念してくださいました。
 原田 「世界広布新時代 拡大の年」に先駆けて、先生が波動を起こしてくださった――そう思えてなりません。
 長谷川 先生は、訪問の折の真情(しんじょう)をこのように語られています。
 「当時、私は、師と不二(ふに)の心で拡大の突破口を開いた。前進! 前進! 喜びあふれる共戦の友の声が(よみがえ)ってくるようだった。今(ふたた)び、広宣の拡大の旗を高く掲げて進みたい」「法のため、友のため、社会のため、未来のために、思い切り戦おうではないか!」と。
 原田 さらに先日の随筆では、こうつづられました。「本年も、各部が団結し、一段と仏縁(ぶつえん)の拡大、友情の拡大に挑み、世界広布新時代を堂々と切り開いていただきたい」と。
 皆で団結し、勢いよく「仏縁の拡大」「友情の拡大」を果たし、この2月を、新たな世界広布への転換点としてまいりたい。

世界広布の大潮流

 永石 「拡大の年」の2月を迎えるにあたり、今再び、全てのリーダーが、若き日の先生の「2月闘争」に学び、決意に立ち上がることが大事ですね。
 原田 なぜ「2月闘争」は、勝利することができたのか。先生は「目の前の一人を徹して誠実に励ましてきたことに尽きる」と語られています。最前線での「訪問激励」を根本の戦いとされたのです。
 橋元 「2月闘争」を振り返り、随筆では、このようにつづられています。
 「『広宣流布』は、一人の『人間革命』から始まる。決意した一人が、一人を立たせる。その一人が、さらにまた、もう一人を奮い立たせていく。勇気は勇気を呼ぶ。この『一対一』の決意の連鎖こそが、拡大の鉄則である」
 原田 さらに先生が、「2月闘争」で同志に訴えられたことは、「師匠への報恩(ほうおん)」です。
 永石 先生は呼び掛けられました。
 戸田先生の指導があって、今の私たちがあります。ご恩返しをするには、広宣流布の戦いしかない。戸田先生の誕生の月を、なんとしても歴史的金字塔で荘厳(そうごん)しましょう!≠ニ。
 原田 「師匠にお応えするために」との一念を定めた時、弟子は大きな(ちから)を発揮できます。「2月闘争」とは、一対一の「励ましの闘争」であり、「報恩の闘争」ともいえます。
 長谷川 ともあれ、先生は本年を「世界的に見ても、万般(ばんぱん)において21世紀の動向を決する年」とされ、本年を勝ち切れば、「いやまして世界広布の大潮流を起こしていける」と語られました。特に、この1月・2月の拡大の勢いが、本年の勝利を決定づけます。
 原田 「『新しい人』『新しい力』による『新しい対話』が、爆発的に広がった。まさに地涌(じゆ)底力(そこぢから)によって、壁は破られ、『新しい歴史』の扉が開かれたのである」
 このご指導を胸に、「新しい歴史」を開き、「世界広布の大潮流」を起こしてまいりたい。

徹して「生涯求道」

 永石 さて、今月30日、31日に「教学部教授講座」(全国中継行事)が行われます(日時、会場の詳細は各県・区ごとに決定)。
 原田 この教授講座は「教授」「名誉教授」または「青年部教学資格1級」を持つ壮年・婦人部員の皆さんを対象に、さらなる研鑽(けんさん)と教学運動の推進を目的としたものです。今後毎年、同講座が実施される予定です。
 永石 今回は「開目抄(かいもくしょう)」を研鑽します。参考資料も聖教新聞に掲載されています(今月27日付)。
 長谷川 「生涯求道」の心が大事です。「行学の二道(にどう)」に徹しゆく中に、成仏もあります。
 竹岡 戸田先生は、「疲れた時にこそ、御書を拝読(はいどく)していけ! たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯(きょうがい)を、もう一歩、開くのだ」と語られました。広布の戦いの中で、大聖人の大境涯に触れれば、自身の境涯も大きく開かれます。
 清水 「教学の日」にあたる2月7日、8日には、全国各地で「御書講義」が行われ、「三三蔵祈雨事(さんさんぞうきうのこと)」を学び合います。
 長谷川 同抄には、「されば仏になるみちは善知識(ぜんちしき)にはすぎず」(御書1468ページ)と(おお)せです。「善知識」とは仏道へ正しく導く善友≠フことです。善知識を求めるとともに、多くの人々と仏縁を結び、自分自身が善知識となっていくことが、御書の精神に(かな)った仏道修行の正道(せいどう)です。
 原田 「他の人と比較にならないほど、多くの人に会ってきた」(同1418ページ、通解)と仰せの通り、大聖人ご自身が、民衆の幸福を願い、仏縁を大きく拡大されました。学会伝統の「御書根本」を拡大の原動力に、皆で力強く対話に打って出てまいりましょう。

(2016. 1.28. 聖教新聞)

 

 

<5> 「団結」が開く常勝の新時代!
出席者:原田会長、広崎総兵庫長、松原(まつはら)総兵庫婦人部長、竹岡男子部長、高山総兵庫男子部長、棟近(むねちか)総兵庫女子部長

 竹岡 「拡大の年」が開幕し、全国、全世界の青年部が広布に走っています。その先駆(せんく)が、兵庫です。
 原田 兵庫の特徴は、いくつもの顔≠もっていることです。神戸などの都市部、尼崎などの庶民の街、山間・農村・漁村地域をかかえる北兵庫や淡路島など、多種多様な地域が一つになっているのが、兵庫県です。
 松原 これらを評し、兵庫は、日本の縮図≠ニいわれることもあります。
 高山 兵庫はさらに、日本海と太平洋(瀬戸内海)の両方に面した県です。東日本と西日本を横断する際は、必ず兵庫を通ります。
 竹岡 そのためか、兵庫に知り合いがいる方が、日本中に多くいます。
 棟近 また、神戸は港町でもあり、世界ともつながっています。だからこそ、世界中で活躍する多くの兵庫出身者がいます。
 原田 学会員の皆さんの活躍も実に、多彩です。たとえば、北兵庫地域。ここでは今、草創期(そうそうき)の学会への無理解による中傷(ちゅうしょう)を乗り越え、大きく信頼と友情の実証(じっしょう)の花が咲いています。先生は、いつも、そうした草創の同志の労苦を、たたえてくださっています。
 高山 香美町(かみちょう)村岡区は、広大で雪深い地域です。冬には、2メートルほどの雪が積もります。幹線道路を脇に入り、山を登った中腹の、ある65世帯ほどの集落でも、学会員の方が、地域のために活躍しています。
 松原 老人会などの役員を長く務め、困っている人を見れば、真っ先に駆け付けてきた草創の婦人部員の方ですね。彼女が積み重ねた信頼は、とても厚く、毎年の婦人部総会には、集落の全婦人部員と10人ほどの友人が参加。集落の7割以上の世帯が聖教新聞を購読したことがあります。
 広崎 淡路島には、島の緑化運動に長年、取り組み、兵庫県の淡路県民局長から感謝状が贈られたグループがあります。ここには、大勢の婦人部の方々が所属しており、皆が、島の幸福責任者≠フ思いで、懸命に地域に貢献されています。
 原田 広布の電源地(でんげんち)・尼崎は、草創の先輩方に続けと、折伏精神をみなぎらせ、各部一体で、弘教・拡大に先駆していますね。
 棟近 港町・神戸では、永年にわたり、ご家族で地域に根差して活躍している海外の方が、大勢います。たとえば、神戸市中央区には、個人会館を建設するなど、神戸広布に走る在日インド人の方が多くいます。流ちょうな関西弁≠ニ英語を駆使しながら、庶民の中に溶け込み、信頼と友情を広げる姿は、国際都市・神戸を象徴するものです。

雄大な人生を確信

 原田 先生の数々の兵庫訪問の中でも、新たな兵庫広布の道が開かれたのが、昭和43年(1968年)です。この年、先生は兵庫を5度、訪問されています。
 広崎 はい。1月、そして4、5、6、7月と毎月でした。先生は、1月に淡路島を初訪問。4月にも初めて、北兵庫の但馬(たじま)丹波(たんば)を訪問され、豊岡(とよおか)市内で、大勢のメンバーと記念撮影をされました。
 原田 先生は、この時、何があっても、信心を貫き通す自分が、一番正しい雄大な人生を生きていることを確信して、一歩一歩、道を切り開いていただきたい≠ニ話されました。先ほどの北兵庫の草創の母も、この先生の指導を聞いて、地域広布の未聞(みもん)の道を開いてこられたそうですね。
 松原 はい。さらに5月には、神戸市内での兵庫本部の会合に参加され、全ての人に、広布の使命と役割があり、それぞれが個性を発揮し、戦っていくところに、異体同心(いたいどうしん)の団結が築かれる≠ニ語られました。
 高山 6月には、西宮市内で、学生部・高等部員らに会われています。こうした先生の激励があって、この年、兵庫は、未聞の大勝利を成し遂げたのです。
 広崎 今再び、兵庫は、この先生の大激励を思い起こし、大拡大の金字塔(きんじとう)を築こうと決意しています。
 原田 先生は兵庫の友に訴えられています。団結第一の兵庫たれ≠ニ。世界の希望・兵庫の10総県が総立ちとなり、「師弟共戦」の団結で、常勝の新時代を開いていきましょう。

不屈の魂の芽生え

 広崎 その兵庫にとって、忘れることのできない、先生の励ましが、21年前の阪神・淡路大震災の際です。先生は、あの時も、今も、抱きかかえるようにして、兵庫の同志を励まし続けてくださっています。
 松原 兵庫の友に、誰よりも心を砕き、祈り、励ましてくださった先生。その深き思いが、兵庫の同志に、不屈(ふくつ)(たましい)≠芽生えさせてくださいました。
 竹岡 先生が、「希望」とは何かを教えてくださったからこそ、感謝の思いを深くし、新しい前進を誓う友が多くいるのですね。
 棟近 長田区で被災した、ある女子部員は、医療美容サロンのチーフです。NPO法人も立ち上げており、これまでに3度、東北に足を運び、被災した人たちと体験を語り合うなど、励ましを送っています。
 原田 宮城の青葉少年少女合唱団と、兵庫のノーベル少年少女合唱団との交流も続いていますね。兵庫の皆さんから、たくさんの励ましをいただき、宮城、東北の同志からも、多くの感謝の声が届いています。兵庫の皆さんの不屈の姿が、全国、全世界に勇気を送っているのです。
 高山 本年の、この希望の新出発の先駆となるのが、まもなく兵庫で開催される全国男子部幹部会です。「法(みょう)なるが(ゆえ)に人(とうと)し・人貴きが故に所(とうと)し」(御書1578ページ)の御金言(ごきんげん)を胸に、新しい(ちから)≠総結集し、世界広布と立正安国の、永遠なる「常勝の(みやこ)」を目指して、大前進してまいります。

(2016. 2. 1. 聖教新聞)

 

 

<6> 笑顔弾ける華陽のスクラム
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、清水女子部長、伊藤女子部書記長

 橋元 新時代の「2月闘争」が開幕し、全国の友が、「人材」と「仏縁(ぶつえん)」の拡大に走っています。
 長谷川 64年前の、あの蒲田支部の大拡大の原動力は、2月は、日蓮大聖人の御聖誕(ごせいたん)の月であり、戸田先生の誕生の月でもある。大聖人が御出現され、戸田先生が一人立たれたゆえに、私たちは妙法に巡り合うことができた。その御恩返しのために、2月を広布拡大の見事な勝利をもって飾ろう!≠ニの池田先生の呼び掛けでした。
 原田 その精神と行動を受け継ぎ、師匠・池田先生の誕生の月である1月を、歓喜(かんき)華陽(かよう)スクラムの拡大で祝賀しよう!≠ニ挑戦したのが、女子部の皆さんです。先生は、メッセージ(2月1日付に掲載)をはじめ、「大白蓮華」誌上での御書講義や、随筆など、何度も「ロマン総会」にエールを送ってくださいました。
 清水 感謝の思いでいっぱいです。全国各地で、華陽姉妹が、笑顔で、にぎやかに集い合った「ロマン総会」は、大成功でした。
 永石 本当に、おめでとうございます。一緒に訪問・激励に回った婦人部からも、数々の喜びの声が届いています。
 原田 先生は、1月29日付の「御書と歩む」で、「女人(にょにん)御身(おんみ)として法華経の御命(おんいのち)をつがせ(たも)うは釈迦(しゃか)多宝(たほう)十方(じっぽう)諸仏(しょぶつ)御父母(おんぶも)の御命をつがせ給うなり()功徳(くどく)をもてる人・一閻浮提(いちえんぶだい)()るべしや」(御書1250ページ)との御文を通し、語られました。
 「華陽の乙女が、はつらつと希望の対話に走っている。殺伐とした世の中にあって、友の悩みに耳を傾け、(さち)を祈り、励ましを広げる菩薩行(ぼさつぎょう)がどれほど偉大であるか。妙法を語り伝えゆく功徳は絶大である。一人も残らず、幸福にならないわけがない」と。
 仏天(ぶってん)も喜び見守る「ロマン総会」の大成功を、先生と奥様もたたえられ、題目を送ってくださいました。

新鮮な感動≠フ場

 清水 北海道・札幌手稲総区で、女子部の本部長を務める、あるメンバーは、昨年の総会の参加者数を上回る集いにしようと、1年間、訪問・激励等に挑戦してきました。
 伊藤 鼓笛隊にも所属しながら、仕事や女子部の活動に取り組むメンバーです。この本部では、婦人部の方々と、誰がどこに行くかを丁寧に決めて、婦女一体で、徹して家庭訪問をした結果、昨年の3倍のメンバーが参加することができました。
 清水 埼玉・桜本陣区のあるメンバーは、昨年のロマン総会で、女子部の温かさに触れ、積極的に学会活動に取り組み始めました。女子部の輪の中で、楽しく活動に励む中、このほど、地区リーダーに。昨年は、会合に誘われる側だった彼女が、今年の総会では、自ら家庭訪問に歩くなど、大きく成長を遂げ、見事に司会を務め上げた姿に、感動が広がりました。ロマン総会をきっかけに築いた華陽姉妹の(きずな)が、彼女の成長の(かて)になっています。
 永石 一人でも、多くの友が参加できるようにと、仕事や家庭の状況に合わせ、何度も総会を開催した地域もありましたね。
 伊藤 「訪問ロマン総会」などで、一人も漏れなく(えん)していこうと挑戦した地域もありました。
 原田 雪の影響で中止になった関西のある地域では、女子部のためにと、婦人部の方が「ロマン総会ニュース」を作り、婦女一体で家庭訪問に回られたと伺いました。総会に寄せて、「支部のおっちゃん、おばちゃんより」と和歌を詠み、送った地域もあったそうで、創価家族の温かさが広がる集いとなりました。
 長谷川 総会の内容も、一年の決意を込めた書き初め大会や、体を動かし、絆を強めたフラダンス総会等、一人一人の特技や趣味を生かし、皆が楽しく、ほっとし、新鮮な感動が生まれる、工夫あふれる取り組みが見られました。
 橋元 圏長が営む「ネギ畑」を借りて、「ネギの収穫体験」を行った地域もあり、どの会場も、桜梅桃李(おうばいとうり)の個性が光っていました。
 伊藤 ロマン総会で配られた「ロマンカード」は、世界地図をかたどった唱題表が話題を呼び、「色とりどりの世界地図が出来上がるのが楽しみだね」と語り合いながら、「今年一年、唱題に挑戦します!」と決意を深める友もいました。
 原田 世界192カ国・地域に平和の連帯が広がる、世界広布新時代に、ふさわしい内容ですね。
 清水 女子部は今後も、毎年1月のロマン総会を伝統行事とし、仲良く一年のスタートを切っていきます。この2月には、全国で白蓮グループの入卒式、3月には、「池田華陽会第9期」を結成します。「ロマン総会」で立ち上がった新しい(ちから)≠先頭に、女子部から、励ましの対話を拡大し、「幸福勝利の(もん)」を開いてまいります。
 原田 女子部、そして婦人部の皆さんの尽力で、「拡大の年」が明るくスタートし、その突破口が開かれました。この勢いのまま、「21世紀の動向を決する年」である本年を勝ち抜き、いやまして世界広布の大潮流を起こしていきましょう。

「手洗い」「うがい」

 長谷川 さて、全国で、「インフルエンザ」が猛威を振るっています。
 橋元 インフルエンザの予防の第一は、何度も言われている基本的なことですが、やはり、「手洗い」と「うがい」の徹底です。
 永石 バランスの取れた食生活や、十分な睡眠など、日頃から規則正しい生活を送り、免疫力を高めることも大切になりますね。
 原田 マスク・マフラー・加湿器などで、鼻・のどを温め、乾燥から守ることも重要です。例年、注意喚起されていることですが、やはり「小事(しょうじ)が大事」です。今一度、日々の習慣を点検し、信心根本に、健康第一の毎日を送ってまいりたい。

(2016. 2. 4. 聖教新聞)

 

 

<7> 創価三代の学会精神を永遠に
出席者:原田会長、長谷川理事長、原田光治本社代表理事、永石婦人部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 永石 まもなく2月11日、第2代会長・戸田城聖(じょうせい)先生の生誕(せいたん)の日を迎えます。
 原田 池田先生は、恩師の誕生日を振り返られ、随筆で述懐(じゅっかい)されています。
 「『師弟不二(ふに)の道』にしか、生気に充ち充ちた青春はない。私の人生は、戸田先生を父とも(した)い、肺腑(はいふ)をえぐる峻厳(しゅんげん)な、仏法の師弟の道を生き抜いてこられたことが、最高唯一の誉れであった。私は、先生と共に生き、先生の正義を全世界に宣揚(せんよう)するために戦ってきた。これこそ、私の一生であり、人生の目的である」
 長谷川 池田先生のお心には、常に戸田先生がいらっしゃいます。「戸田先生ならどうされるか」――恩師との対話の日々を重ね、「師弟不二」の闘争を続けられています。
 原田(光) 連載中の小説『新・人間革命』「常楽(じょうらく)」の章でも、先生は、つづられています。
 「学会の発展も、戦後の広宣流布の大伸展も、軍部政府の弾圧と戦って獄死した初代会長・牧口先生の死身弘法(ししんぐほう)の精神を、戸田先生が、そして、同志が受け継いできたからにほかならない」
 原田 世界広宣流布の大願(だいがん)を実現しゆくためには、「三代会長」に貫かれる「師弟不二」と「死身弘法」の学会精神を永遠に継承していく以外にありません。
 竹岡 世界宗教として、さらに雄々(おお)しく飛翔(ひしょう)する時を迎え、「創価学会会則」においても、「三代会長」を「広宣流布の永遠の師匠」として進むことが明記されました。
 原田(光) 「常楽」の章で先生は、「死身弘法の覚悟」とは、「人生の根本目的は広布にあり≠ニ決めること」と記され、「人びとに仏法を教えるために、自らの生活、生き方をもって、御本尊の功力(くりき)、仏法の真実を証明していく」ことの重要性を教えられています。
 原田 この不動(ふどう)の一念に立ってこそ、「一生成仏(いっしょうじょうぶつ)も、宿命を転換することもできる」と呼び掛けられています。
 私たちは、学会精神の真髄(しんずい)を命に刻み、世界の平和と人類の幸福という大目的に向かって、いやまして勇躍(ゆうやく)前進してまいりたい。

本紙PR版に反響

 永石 さて、「聖教新聞PR版春季号」が各地に届けられ、反響を呼んでいますね。聖教新聞の魅力が、オールカラー8ページに凝縮されています。
 原田(光) ありがとうございます。世界に広がるSGIの模様、またラグビーW杯日本代表主将のリーチマイケル選手のインタビューなどが掲載され、充実した内容となっています。
 清水 新会員のページの「がんばるスイッチ」特別編は、グラミー賞を2度受賞したアメリカSGI副芸術部長のシュンゾウ・オオノさんが自らの体験を語り、「おはなしカフェ」には、芸術部女性音楽部長の女優・島田歌穂(かほ)さんが登場していますね。
 竹岡 現代社会における信仰・学会活動の価値を再考・再発見する、好評の「マンスリー・ウオッチ」からは、昨年12月のテーマ「家族のかたち」を掲載。38人の里子(さとご)を育てた婦人部の方や、児童養護施設で育った男子部の信仰体験等、あらためて感動しました。
 永石 新たに聖教新聞を購読された読者の方の声が寄せられています。「聖教新聞を読んで、池田先生の平和哲学を学んでいきたいと思いました。またバランスの取れた一般的なニュースも掲載されていて安心しました。体験記事から優しさや努力を感じ、障害や困難があっても信仰を貫くことが大切だと知りました」
 原田(光) 「定年後に通い出した近くの図書館で、初めて聖教新聞に目を通すようになりました。人生を生きる上で、大変に参考になる記事に興味を引かれました」と購読を希望されるお電話も、先日いただきました。
 原田 PR版に掲載されているインタビューで、ハーバード大学のハービー・コックス名誉教授も、こう語っています。
 「次から次へと人類に降りかかる難題への取り組みに、SGIは一貫して貢献してきました。私は日々、貴団体の機関紙誌を読み、感銘を深めています。そうした地道な活動を通して、SGIはより良い方向へと社会を変革するべく、人生を啓発し続けているのです」
 原田(光) 本年4月20日に、聖教新聞は創刊65周年の佳節(かせつ)を迎えます。あらためて、読者の皆さま、毎日配達をしてくださる「無冠(むかん)の友」の方々をはじめ、本紙を支えてくださる全ての皆さまに、心より感謝・御礼を申し上げます。
 原田 「聖教の拡大」は「仏縁(ぶつえん)の拡大」であり、「広布の拡大」です。
 「聖教新聞を、日本中、世界中の人に読ませたい」――戸田先生の創刊の思いを胸に、PR版も大いに活用して、この2月・3月、創刊65周年を祝賀する聖教の拡大に、挑戦してまいりたい。

「火災」に厳重注意

 長谷川 今、各地で火災の報道が続いています。空気が一段と乾燥し、また火器を使用する機会も増える時季です。火の元には厳重に注意を払い、お互いに注意喚起していきたい。
 清水 「ふゆ(冬)はせうまう(焼亡)しげし」(御書1101ページ)と、大聖人も冬場の火災に、気を配られていました。
 竹岡 何度も確認してきたことですが、@寝たばこは絶対やめるAストーブは燃えやすいものから離すBガスこんろ等から離れるときは必ず火を消す、などの基本が大切です。
 長谷川 また、たこ足配線≠熹け、コンセントに、ほこりがたまっていないかなども、家庭や職場において点検していきたい。
 原田 自分は大丈夫≠ニの油断を断じて排し、組織でも地域でも、皆で声を掛け合ってまいりましょう。

(2016. 2. 8. 聖教新聞)

 

 

<8> 文化の真髄は生命を育てる心
出席者:原田会長、落合農魚光部長、奥谷農魚光部女性部長、橋元青年部長、清水女子部長

 原田 2月16日は「日蓮大聖人御聖誕(ごせいたん)の日」です。この日を記念し、方面また県・分県の中心会館などで、勤行会を開催します。
 橋元 御書に「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と(とな)へしが、二人・三人・百人と次第(しだい)に唱へつたふるなり」(1360ページ)と(おお)せです。大聖人は、末法(まっぽう)の妙法流布(るふ)に一人立たれました。その御精神のままに、正義の大闘争を貫いてきたのが、「三代会長」であり、創価学会です。
 原田 なかんずく、池田先生の不惜(ふしゃく)の闘争により、大聖人の仏法は、世界192カ国・地域に広がりました。私たちは「広宣流布の永遠の師匠」である三代会長への報恩(ほうおん)を胸に、希望を広げる対話で、弟子の栄光の歴史を築いていきたい。

「陰徳あれば陽報」

 橋元 17日に「部の日」を迎える農魚光部(のうぎょこうぶ)の方々が、全国で活躍しています。
 落合 ありがとうございます。先日も、この座談会(4日付)で紹介された福井の圏長(農魚光部員)から連絡がありました。
 清水 「ネギ畑」を営む圏長ですね。この地域では、ありがたいことに、そのネギ畑で、女子部のロマン総会を「ネギ収穫体験」として行わせていただきました。冬晴れのもと、軍手に長靴姿で女子部の友が集い、地中35センチに埋まる長白ネギを一本一本、手で抜き、ハウスで、皮むき、結束(けっそく)、箱入れを経験し、「土と触れ合う農の喜び≠実感する一日となりました」との報告が届いています。
 原田 実際に農漁業を体験すると、私たちの「生」を支える「食」が、多くの人の労苦によって、成り立っていることを実感できます。大聖人は白米(はくまい)について、「(たみ)のほね(骨)をくだける白米」(御書1390ページ)とまで仰せになっています。白米の向こうに、米作りに励んだ人の尊い労働、苦労、そして何より真心(まごころ)を見て取り、最大の感謝をささげられているのです。
 奥谷 池田先生は「文化の真髄(しんずい)は『生命を大事に育てる心』である」と語り、「生命を守り、一生懸命、育てている人が文化人である」と言われています。そして農漁業の関係者こそ、「一番の文化人」であると、たたえてくださっています。
 落合 先生は一貫して、「豊作であるように」「豊漁であるように」と祈り続け、私たちの生は、「食」を生産する方々の汗と(ちから)に支えられていることを教えてくださっています。そうした先生の哲学と行動を、会合に来られた来賓の農漁業関係者に伝えると、ここまで、私たちのことを大切にする指導者がいるんですか≠ニ大勢の方が驚き、感動されます。
 奥谷 先生の哲学が凝縮されているのが、昨年、発刊された指針集『希望の新時代は我らの農漁村から』(本社刊)です。早速、そうした識者をはじめ、多くの方から、指針集を読んでの喜びが寄せられています。
 原田 先生は言われています。「仏法は、一番、苦労した方々が、一番、幸福になるためにある。『陰徳(いんとく)あれば陽報(ようほう)あり』(同1178ページ)と御聖訓(ごせいくん)に仰せである。この(げん)たる仏法の法理を、農漁村で働く皆様こそ強く確信していただきたい。労苦の汗と涙を、必ず勝利に輝く黄金の稲穂に変えていくのだ! これは、皆様の使命であり、責務である。そして、勝利である」と。先生の言われる通り、学会は永遠に、農魚光部の皆さまの勝利と発展を祈り、応援し続けてまいります。

青年・女性・高齢者

 清水 その中、20・21日に全国の会館等で、「農漁村ルネサンス体験主張大会」が放映されます(中継の有無、時間は地域で異なります)。
 原田 今回は、青年を代表してアジ船団の若き船長、さらに、国際品評会で金賞を受賞したオリーブ農家の婦人、地域で人気沸騰中のトマトを作る壮年の3人が登壇しています。いずれも感動的な信仰体験ですので、友人を誘いながら、農漁業に関わる方はもちろん、多くの方が参加してくださればと思います。
 落合 この登壇者からも分かる通り、「地域再生の主体者」として、愛する地域の繁栄のために貢献する農魚光部の活動の柱は、「青年力」であり、「女性力」であり、「高齢者力」です。
 橋元 これは現在、政府が強く進める「地方創生」の柱となる「(ちから)」でもあります。この三つの力を、社会に伝える機会となっているのが、各地で行われている体験主張大会です。
 奥谷 最近では、広島・世羅(せら)町、宮崎・国富(くにとみ)町をはじめ、これから行われる北海道・厚真(あつま)町などで、「女性」による体験主張大会も開催されています。
 落合 各地の集いでは、日頃の、学会員との信頼関係から、学会員ではない方が喜んで友情出演されるケースがあり、大きな反響を呼んでいます。
 奥谷 農魚光部に「女性部長」が誕生して以来、「女性の力」が勢いよく伸展しています。各地のJAで活躍する方も多く、JAの全国大会に行くと、さながら同志との再開の場≠ノなることもあるそうです。
 落合 ひとえに、人知れぬ努力を重ねてきた農魚光部の皆さまの汗と涙の結晶です。各地を訪れる中で、池田先生が長い間、そうした方々の奮闘をたたえ、励ましを送り続けてこられたことを知り、あらためて、先生の真心の深さを学んでおります。
 原田 先生と親交が深い世界的農学者のスワミナサン博士は、「農民の幸せな笑顔が、その国の幸福を決める」と言われています。農魚光部の皆さまの笑顔が輝いてこそ、希望の新時代は開かれます。私たちは、これからも、農漁村の方々に最大の感謝をささげ、先生が教えてくださった、正しき「人間の道」「生命の道」を歩んでまいりたい。

(2016. 2.11. 聖教新聞)

 

 

<9> 「大訪問・激励運動」に全力
出席者:原田会長、長谷川理事長、萩本壮年部長、永石婦人部長、清水女子部長

 清水 本年、「世界広布新時代 拡大の年」は、壮年部結成50周年の記念すべき佳節(かせつ)ですね。
 萩本 ありがとうございます。「3・5」結成記念日をめざし、壮年部は「大訪問・激励運動」に全力を挙げて取り組んでいます。
 原田 結成50周年記念のクリアファイルも今、全国各地で訪問・激励を通して、壮年部のお一人お一人に、お渡しいただいています。
 萩本 各地から「座談会や御書学習会などで、壮年の新たな参加者が増えてきています」と、うれしい報告をいただいております。
 長谷川 クリアファイルの写真、また和歌に込められた池田先生の思いを、私たち壮年部が心に刻んで、前進していきたい。
 原田 「ブロック5勇士」運動も、各地で続々と実を結び、機運が一段と高まっていますね。聖教新聞にも、達成した支部が掲載され、大きな喜びが広がっています。

「B5勇士」陸続と

 萩本 東北の被災地でも「ブロック5勇士」達成の報告を数多く伺っています。
 総福島の壮年部では、この2年間、「キャプテン運動」との名称で、約100人の圏幹部以上のメンバーがリーダー率先で毎月、合わせて数千軒の家庭訪問を行い、励ましの対話を続けています。こうした訪問・激励の地道な積み重ねが、今、壮年部の大きな拡大につながっています。
 原田 先日行われた「総埼玉壮年大会」で、富士見圏・富士見凱旋(がいせん)本部のエピソードを伺いました。
 昨年10月、ある支部では御書学習会参加者がわずか数人だったそうです。本部の壮年幹部は、それから一軒一軒、真剣に誠実に、家庭訪問を行いました。
 その結果、一人また一人と崇高(すうこう)な広布の使命を自覚した人が立ち上がり、昨年12月には、支部の全9ブロックが「5勇士」を見事に達成。本部でも全28ブロックで「5勇士」ができました。
 萩本 かつて私自身、池田先生にご指導をいただく機会がありました。
 先生は「戦いの要諦(ようてい)は何か。それは家庭訪問だよ」と。そして「大阪の戦い」を通して、「私は徹底して家庭訪問に回った。自転車を3台乗りつぶして、8000軒、回った。君は1万軒、回りなさい」と語られました。
 足元から波を起こしていく――リーダーの根本精神を教えていただき、私自身の生涯の指針として、今も徹して家庭訪問に挑戦しています。
 長谷川 北海道の同志からも多くのエピソードを伺いました。十勝県では、月1回の一般講義を「壮年部黄金(おうごん)大会」として、これまで57回開催してきました。信仰体験や地域貢献のエピソードもあり、充実した内容に、毎回400人前後の方が参加。県で4割の支部が「5勇士」を達成しています。
 原田 札幌本陣総県でも、5割を超える支部が「5勇士」を成し遂げているそうですね。
 萩本 同総県の道央県では、毎月の「壮年部黄金大会」や「サンデー勤行会」への参加を目指して、徹底した家庭訪問を推進しています。19支部中18支部が達成し、残る1支部も間もなく達成の予定です。
 原田 札幌池田総県では毎月、「ブロック黄金勤行会」を実施し、全幹部がブロックを(じく)に、訪問・対話を展開していますね。
 永石 中部方面では「壮年部通信」を昨年「11・18」から毎月つくり、「5勇士」の取り組みのエピソードなどを紹介していると伺いました。婦人部にも反響を呼んでいるそうです。
 長谷川 先生は「ブロック5勇士」の意義について、こう教えられています。
 「壮年が、率先垂範(すいはん)で広宣流布を推進していってこそ、学会の重厚な(ちから)が発揮され、社会に深く根差した運動を展開していくことができるのだ。たとえば、学会の最前線組織である各ブロックに壮年の精鋭五人が集い、団結のスクラムを築くならば、地域を支える堅固(けんご)な新しい(はしら)が立つ。その柱が林立(りんりつ)すれば、地域社会に、未来を開く創造と励ましのネットワークを広げることができよう」
 原田 「ブロック5勇士」運動を皆で一段と力強く進め、「壮年の力」で、地域社会の未来を大きく開いていきたい。

本部幹部会に結集

 萩本 「年は・わか(若)うなり福はかさなり(そうろう)べし」(御書1135ページ)と(おお)せの通り、歴戦の勇者である多宝(たほう)会(東京は宝寿(ほうじゅ)会、関西は錦宝(きんぽう)会)の皆さまも元気いっぱいです。
 永石 生活スタイルが多様化する中、太陽会(平日昼間に活動できる壮年部の集い)の方々も、全国各地で大活躍されていますね。
 長谷川 「壮年は、一家の大黒柱である。社会の黄金柱である。人生経験が豊富で、社会の信頼を勝ち取ってきた壮年が、地域建設に立ち上がる時、広宣流布は大きく加速していく」と先生は教えられています。
 原田 少子高齢化が進む中、私たち壮年部の使命は、いよいよ大きくなっています。一人でも多くの壮年が力を発揮し、地域で活躍することが広宣流布に直結します。
 清水 3月の本部幹部会は、結成50周年を記念する「全国壮年部幹部会」として開催されることが決まりました。
 萩本 結成50周年の佳節を荘厳(そうごん)すべく、幹部会の中継、また各地の壮年大会を目指して大結集を果たしてまいります。そして史上最高の「戦う壮年部」の陣列を構築し、対話拡大に大きく打って出てまいります。
 原田 池田先生は、「大事な大事な一年、『正義の柱』たる創価が勝てば、全同志の功徳(くどく)も広がる。日本も安定する。世界も喜ぶ。未来も変わる」と呼び掛けてくださいました。
 日本と世界を変えゆく広布の戦いに、壮年部が先駆(せんく)を切り、勝利の金字塔(きんじとう)を打ち立ててまいりましょう。

(2016. 2.18. 聖教新聞)

 

 

<10> 聡明な生活で使命の人生を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、酒井ドクター部長、石川女性ドクター部長、清水女子部長

 永石 寒暖差の激しい時季になりました。先日、東京では、初夏のような気候から一転、翌日には雪が舞っていましたね。
 原田 天候の急変や、一日の寒暖差などで、体調を崩される方も多くいらっしゃいます。寒い時に外出する際は、これから寒い外に出るんだ≠ニ、はっきり意識して、防寒対策などを心掛けたい。
 酒井 浴室やトイレなどでも、急激な温度変化が起こり、血圧の大きな変動が生じる生じる恐れもあります。ヒートショック≠ニ呼ばれ、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる病気にもつながりかねません。
 石川 たとえば、簡易暖房器具を活用する、シャワーでお湯張りして浴室を暖める、入浴は40度未満のぬるめにして長湯は避ける、などの工夫も必要です。
 酒井 インフルエンザの流行も、全国的に本格化しています。流行のピークが例年より遅れているため、今後も猛威をふるう可能性があります。
 石川 ノロウイルスなどの感染症にも注意が必要です。予防に大事なのは、やはり手洗い・うがいの励行、マスクの使用です。日常の基本的な対策が重要です。
 原田 当たり前のことですが、体調が悪い時は、決して無理をせずに、休養を取るように心掛けたい。また病気になったら、たとえ忙しくとも、医療機関を受診することが大事です。胸が痛い≠ニか背中が痛い≠ネど、少しでもいつもと違う≠ニ思ったら、必ず受診してください。

症状がなくても

 長谷川 池田先生もこのように教えられています。
 「『信心しているから大丈夫だ』というのは飛躍(ひやく)です。ある意味で慢心(まんしん)とも言える。日蓮大聖人も『心にふかき・えうじん(用心)あるべし』(御書1176ページ)と(おお)せです。『信心しているからこそ、人一倍、健康に注意する』のが本当です」
 原田 健康は全ての活動の(みなもと)です。そのために大切なのが「定期健診」ですね。
 石川 何か予兆がある場合に医療機関に行くのは当然ですが、何も症状がなくても、ぜひ、定期的に健康診断等は受けていただきたいと思います。心筋梗塞など、何の前ぶれもなく突然起こる場合もあります。
 酒井 症状があるにもかかわらず、怖がったり、面倒に思ったり、放っておいて検査や検診を受けない方もいますが、自分のためにも、家族のためにも、ぜひ受けていただきたい。忙しいからといって、後回しにしてはいけません。
 原田 会社員などの方は職場で定期健診等の機会がありますが、自営業や主婦の方は、ぜひ自分から積極的に受診してください。
 石川 特に婦人部の皆さんには、仕事や家事、子育てなど、多忙な中かもしれませんが、定期検診を受けてほしいですね。
 永石 一般的にも、食生活やライフスタイルの変化により、「乳がん」「子宮頸がん」にかかる女性も増えてきているといいます。
 清水 残念なことに、日本は欧米に比べて、がんの検診受診率が大変に低いそうですが。
 酒井 その通りです。定期的に検診すれば、早期発見・早期治療ができます。セルフチェックや検診等を定期的に行う心掛けが大事です。乳がんについては、2年に1回の検診を受けることが勧められています。
 清水 公明党の推進で、各地の自治体でも、各種がん検診などが行われるようになりましたね。
 石川 乳がんの早期発見に有効なマンモグラフィーの全国配備や、乳がん・子宮頸がんの検診の無料クーポンの配布等も公明党の実績です。積極的に活用していただきたいと思います。
 永石 まもなく、「女性の健康週間」(3月1日から8日)を迎えます。これを機に、私たちリーダーから健康を呼び掛け合い、定期的な受診を心掛けてまいりましょう。

食事・睡眠・運動

 酒井 日頃の活動でも、会合に出掛ける際などは、心臓病や高血圧、喘息(ぜんそく)等の持病のある方は、普段、服用している薬を常備するように心掛けてください。
 原田 もし、会合などで重病人等が出た場合は、当然ですが、ためらうことなく救急車を呼んでください。心筋梗塞など一刻を争う病気は、様子を見ている間に取り返しのつかないことになる場合もあります。
 酒井 救急車到着までの数分間をいかに迅速に対応するかも生死に大きく影響します。AED(自動体外式除細動器)が学会の主要な会館にも設置されていますので利用してください。
 石川 また基本的なことですが、病気を未然に防ぐためのポイントは、日頃の「食事・睡眠・運動」の健康3原則です。生活習慣病の予防にもつながりますので、心掛けたいですね。
 長谷川 池田先生も、健康のためには「栄養のバランスを考えること」「夜遅く食べないこと」「よく休むこと」「無理を重ねないこと」「十分に疲労をとること」などが大事であると教えられています。
 永石 特に睡眠不足≠ノならないためにも、帰宅が遅くならないようにする、価値的な打ち合わせで早めに切り上げる、遅い時間の長電話は控えるなど、工夫が必要です。
 原田 「自分の健康は、ある意味で自分自身が医師≠ニなり、看護師≠ニなって、賢く守っていかなければなりません」と、池田先生は語られています。
 自分自身、また家族、同志の皆さまの健康も祈り、呼び掛け合ってまいりたい。聡明に健康を勝ち取り、尊き「使命の人生」を歩んでまいりましょう。

(2016. 2.22. 聖教新聞)