祈り 境涯 勇気の拡大を! |
<1> 祈り 境涯 勇気の拡大を!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長
橋元 全国、全世界の同志の皆さま、「世界広布新時代 拡大の年」、明けましておめでとうございます。
原田 希望あふれる、新しい一年がスタートしました。本年の三が日は天候に恵まれ、東京の総本部も連日、多くの方が見えて、大にぎわいでした。
長谷川 元朝の広宣流布大誓堂
永石 1月2日には、池田先生が米寿
原田 先生は、時差があって日本よりも早く新年を迎えるグアムやオセアニアをはじめ、海外の国々へメッセージを贈られるなど、年末も激励を続けられていました。そして、新年号から、待望の、小説『新・人間革命』第29巻「常楽
清水 先生は綴
長谷川 本年は、対話によって築かれた広布拡大の金字塔
原田 それは、歴史的な戦いに勝利するため、一念
竹岡 その結果、まさかが実現≠フ大勝利の金字塔を打ち立てることもできたのですね。本年は、それから60年。学会の将来の命運を担う大事な大事な拡大戦に挑む年となります。
「世界広布」が加速
清水 仏縁
原田 「祈り」「境涯」「勇気」の拡大こそ、人生や広布の戦いを勝ち開くための要件です。その模範
永石 その池田先生を永遠の師匠と仰
竹岡 男子部は昨年、「全国男子部幹部会」を柱
清水 女子部は、間近
長谷川 結成50周年となる壮年部も「大訪問・激励運動」から新たな勝利のスタートを飾っていきたい。
「最高の青春の道」
原田 4日の仕事始めに総本部を訪れた企業の数は、昨年を上回り、まさに千客万来≠ナした。聖教新聞を購読してくださっている、ある銀行のトップの方は、昨年のイタリアでの「インテーサ(宗教協約
橋元 「新年に学会を訪れると、いつも勢いを感じます。わが社も今年は、学会と同じく、『拡大の年』としました」と語る企業のトップもおられました。
原田 本年も、創価学会は、「師弟勝利の旗
長谷川 そうした中、年頭を飾る「座談会」が各地で開催されます。「座談会」こそ、広布の対話の広場≠ナあり、学会の永遠の発展の原動力です。本年の目標や、年末年始の友好拡大の模様などを語り合いながら、楽しく有意義な集いにしていきましょう。
永石 また、11日の「成人の日」を中心に、各地で、新成人のための記念の勤行会が行われます。
橋元 池田先生は、20歳の時の日記に記されました。「われ、弱冠
竹岡 正しき哲学、正しき信仰を持った人生こそ、いかなる苦難や試練にも断じて負けない、最高に充実した価値あるものです。
原田 新成人の皆さんは、日本そして世界の未来を創
(2016. 1. 7. 聖教新聞)
<2> 楽しく賑やかな集いに!
出席者:原田会長、永石婦人部長、沼倉婦人部書記長、橋元青年部長、清水女子部長、伊藤女子部書記長
沼倉 池田先生が、聖教新聞紙上で、小説『新・人間革命』の連載を再開してくださり、全国の同志から毎日、感動と決意の声が届けられています。
永石 ある方は、「先生と日々、『対話』する思いで、『新・人間革命』を読んでいます。読み終えると、いつも、先生と一緒の時代に生きる喜びがあふれ、胸がいっぱいになります」と語っていました。
伊藤 第29巻「常楽
原田 また、昨年の大水害を乗り越えた茨城、さらに、埼玉、東京・世田谷、新潟、栃木、そして山梨など、各地へ歌を贈った歴史も書き残してくださると聞きました。
橋元 各地の同志の皆さまが、どれほど喜ばれることか。本当に、うれしく思います。
原田 池田先生は、「大事な大事な一年、『正義の柱』たる創価が勝てば、全同志の功徳
不屈の「関西魂」で
橋元 さて、1月17日で、「阪神・淡路大震災」から21年となります。この日、兵庫、大阪では、「ルネサンス勤行会」を行います。
原田 亡くなられた全ての方々に、あらためて懇
永石 この負けじ魂が、あったからこそ、今のような復興の歩みがあったのだと思います。その姿を、全国、全世界の友が、模範と仰いでいます。
原田 2月の聖教新聞の「マンスリーウオッチ」のテーマは、「災害を超える」の予定です。私たちも、困難に屈せぬ負けじ魂を学び、幸福勝利の人生を歩んでいきましょう。
婦女一体≠フ前進
伊藤 いよいよ女子部では、「ロマン総会」を開催します。本年は、東京・信濃町の「創価女子会館」の開館から10周年の佳節
清水 ロマン総会は、全女子部員を対象に、本部・支部単位で行う集いです。皆が楽しく参加できる内容を、各地で企画・準備しています。女子部員が一堂に集い合い、歓喜の華陽
沼倉 昨年、初めて行われたロマン総会は、全国1万会場で賑やかに開かれ、華陽姉妹の絆を一層強めることができましたね。
清水 はい。第2総東京のあるメンバーは、ロマン総会への参加を通し、積極的に活動に励むようになりました。その後、白蓮
原田 先生は、「楽しいところ、ほっとするところ、新鮮な感動が生まれるところに、人は集まる」と言われています。題目で智慧
永石 婦人部も、全女子部員が、一人ももれなく幸福勝利の人生を歩めるよう、共に祈り、一人でも多くの方が、ロマン総会に参加できるよう、全力で応援してまいります。
清水 ありがとうございます。婦人部の皆さまと一緒に、激励に歩く中で、新たに立ち上がるメンバーが数多く誕生しています。
沼倉 婦女一体の前進こそ、創価の未来を勝ち開く希望の道です。婦人部は、先生が示してくださった黄金の大道
清水 総会の際には、本年の決意が書き込める「ロマンカード」が配布されます。参加できなかったメンバーにも、カードを手渡しながら、誓いの一年を出発していきたいと思います。
伊藤 昨年、ある地域では、メンバーの状況に合わせ、時間や場所を工夫して、あらゆる機会でロマン総会を開催。一人を大切にする心が伝わり、通常の会合参加者数を上回ることができました。
永石 先生は、「大白蓮華」1月号の講義「世界を照らす太陽の仏法」の中でも、「この1月には、各地で『ロマン総会』が賑やかに開催されるとうかがっています。仲良く励まし合いながら、女子部らしく、朗らかに希望の前進をしていただきたいと、妻と祈っています」とエールを送られています。
清水 先生のご期待に応える、楽しく、希望に満ちた「ロマン総会」を全国で開いてまいります。
原田 女子部から、本年の前進が始まっています。「拡大の年」の勝利を開く「ロマン総会」を各部一体の団結で大成功させ、広布拡大の金字塔
(2016. 1.14. 聖教新聞)
<3> 加速度を増す世界広布の伸展
出席者:原田会長、大場SGI理事長、笠貫SGI女性部長、橋元青年部長、清水女子部長
清水 池田先生と奥様が20日、埼玉文化会館を訪問されました。今、埼玉中に、歓喜の輪が大きく広がっています。
橋元 先生は、22日付の「新時代を創
清水 本年は、戸田先生の名代
原田 当時の模様が描かれた小説『新・人間革命』第26巻「奮迅
大場 そして、「その勇気の源泉
原田 師匠の心を、わが心とする我ら池田門下は、師の励ましの行動を胸に刻み、さらなる「勇気の前進」を貫いていきましょう!
歴史を変える方々
大場 1月26日は、「SGIの日」です。「世界広布新時代」を迎え、創価学会は「世界宗教」として、日々、飛翔
原田 先日は、笠貫SGI女性部長らと共に、広布55周年を迎えるヨーロッパを訪問し、大発展する様子に深く感動しました。
笠貫 32カ国の代表、約220人が参加した新時代第3回「欧州
清水 本部幹部会などでも、幾度も目にしたことがある光景ですね。
笠貫 そうです。文化、歴史、言語が違う中、皆が団結し、立ち上がって、歓呼する姿を見ていると、ここに平和の理想があると思えてなりませんでした。この姿そのものが世界の歴史を変えている!≠ニ言っても過言
原田 先生はサミットへのメッセージで、「題目の力用
笠貫 イタリア・トスカーナ州の州議会からの、先生への顕彰
原田 ええ。先生の謝辞を代読いたしましたが、そこで先生は、悩み苦しむ民衆を、いかにして幸福に導くかを描いた、ダンテの『神曲』が、当時の俗語であった「トスカーナ語」で記されていたことに言及
笠貫 先生はさあ立ち上がりたまえ≠ニのダンテの言葉を引用されながら、平和と希望と勝利の道をさらに切り開いてまいります≠ニ、謝辞を締めくくられました。すると、州議会のジャーニ議長をはじめ、居合わせた来賓の方々が、一斉
原田 それはまさに、仏法の生命尊厳と人間尊敬の哲学を現代に蘇生させた、先生への賛同と称賛
「生命力」を求めて
大場 アメリカSGIの発展の勢いも目覚ましいものがあります。まもなく届く「聖教新聞PR版春季号」の1面は、ニューヨークです。ここでは昨年、支部平均で約40世帯の弘教
原田 昨年、大場SGI理事長らと共にアメリカを訪問した折、PR版で紹介されている地区内を家庭訪問しました。あらためて、このニューヨークは、世界中の人々が夢を追いかけ、しのぎを削る真剣勝負≠フ場であると感じました。その中、困難に立ち向かう自らの強い心を引き出す仏法の信仰が、多くの人を引きつけてやまないのです。
橋元 先生は、「世界はますます深く強く仏法を求めている」と言われています。世界広布の伸展
原田 さあ、「世界広布新時代」です。私たちは、その先駆者
(2016. 1.25. 聖教新聞)
<4> 目の前の一人に励ましを!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長
橋元 いよいよ「伝統の2月」を迎えます。
竹岡 1952年(昭和27年)2月、若き日の池田先生は、蒲田支部の支部幹事として指揮を執られ、当時の支部の限界を破る201世帯の弘教
橋元 この「2月闘争」は、広布史に燦然
清水 過日、池田先生と奥様は、東京の大田池田文化会館を訪問されました。まさに、「2月闘争」の舞台となった地です。
永石 先生は、大田の全同志、そして全国・全世界の創価家族の健康・幸福・勝利を、強く深く祈念してくださいました。
原田 「世界広布新時代 拡大の年」に先駆けて、先生が波動を起こしてくださった――そう思えてなりません。
長谷川 先生は、訪問の折の真情
「当時、私は、師と不二
原田 さらに先日の随筆では、こうつづられました。「本年も、各部が団結し、一段と仏縁
皆で団結し、勢いよく「仏縁の拡大」「友情の拡大」を果たし、この2月を、新たな世界広布への転換点としてまいりたい。
世界広布の大潮流
永石 「拡大の年」の2月を迎えるにあたり、今再び、全てのリーダーが、若き日の先生の「2月闘争」に学び、決意に立ち上がることが大事ですね。
原田 なぜ「2月闘争」は、勝利することができたのか。先生は「目の前の一人を徹して誠実に励ましてきたことに尽きる」と語られています。最前線での「訪問激励」を根本の戦いとされたのです。
橋元 「2月闘争」を振り返り、随筆では、このようにつづられています。
「『広宣流布』は、一人の『人間革命』から始まる。決意した一人が、一人を立たせる。その一人が、さらにまた、もう一人を奮い立たせていく。勇気は勇気を呼ぶ。この『一対一』の決意の連鎖こそが、拡大の鉄則である」
原田 さらに先生が、「2月闘争」で同志に訴えられたことは、「師匠への報恩
永石 先生は呼び掛けられました。
戸田先生の指導があって、今の私たちがあります。ご恩返しをするには、広宣流布の戦いしかない。戸田先生の誕生の月を、なんとしても歴史的金字塔で荘厳
原田 「師匠にお応えするために」との一念を定めた時、弟子は大きな力
長谷川 ともあれ、先生は本年を「世界的に見ても、万般
原田 「『新しい人』『新しい力』による『新しい対話』が、爆発的に広がった。まさに地涌
このご指導を胸に、「新しい歴史」を開き、「世界広布の大潮流」を起こしてまいりたい。
徹して「生涯求道」
永石 さて、今月30日、31日に「教学部教授講座」(全国中継行事)が行われます(日時、会場の詳細は各県・区ごとに決定)。
原田 この教授講座は「教授」「名誉教授」または「青年部教学資格1級」を持つ壮年・婦人部員の皆さんを対象に、さらなる研鑽
永石 今回は「開目抄
長谷川 「生涯求道」の心が大事です。「行学の二道
竹岡 戸田先生は、「疲れた時にこそ、御書を拝読
清水 「教学の日」にあたる2月7日、8日には、全国各地で「御書講義」が行われ、「三三蔵祈雨事
長谷川 同抄には、「されば仏になるみちは善知識
原田 「他の人と比較にならないほど、多くの人に会ってきた」(同1418ページ、通解)と仰せの通り、大聖人ご自身が、民衆の幸福を願い、仏縁を大きく拡大されました。学会伝統の「御書根本」を拡大の原動力に、皆で力強く対話に打って出てまいりましょう。
(2016. 1.28. 聖教新聞)
<5> 「団結」が開く常勝の新時代!
出席者:原田会長、広崎総兵庫長、松原
竹岡 「拡大の年」が開幕し、全国、全世界の青年部が広布に走っています。その先駆
原田 兵庫の特徴は、いくつもの顔≠もっていることです。神戸などの都市部、尼崎などの庶民の街、山間・農村・漁村地域をかかえる北兵庫や淡路島など、多種多様な地域が一つになっているのが、兵庫県です。
松原 これらを評し、兵庫は、日本の縮図≠ニいわれることもあります。
高山 兵庫はさらに、日本海と太平洋(瀬戸内海)の両方に面した県です。東日本と西日本を横断する際は、必ず兵庫を通ります。
竹岡 そのためか、兵庫に知り合いがいる方が、日本中に多くいます。
棟近 また、神戸は港町でもあり、世界ともつながっています。だからこそ、世界中で活躍する多くの兵庫出身者がいます。
原田 学会員の皆さんの活躍も実に、多彩です。たとえば、北兵庫地域。ここでは今、草創期
高山 香美町
松原 老人会などの役員を長く務め、困っている人を見れば、真っ先に駆け付けてきた草創の婦人部員の方ですね。彼女が積み重ねた信頼は、とても厚く、毎年の婦人部総会には、集落の全婦人部員と10人ほどの友人が参加。集落の7割以上の世帯が聖教新聞を購読したことがあります。
広崎 淡路島には、島の緑化運動に長年、取り組み、兵庫県の淡路県民局長から感謝状が贈られたグループがあります。ここには、大勢の婦人部の方々が所属しており、皆が、島の幸福責任者≠フ思いで、懸命に地域に貢献されています。
原田 広布の電源地
棟近 港町・神戸では、永年にわたり、ご家族で地域に根差して活躍している海外の方が、大勢います。たとえば、神戸市中央区には、個人会館を建設するなど、神戸広布に走る在日インド人の方が多くいます。流ちょうな関西弁≠ニ英語を駆使しながら、庶民の中に溶け込み、信頼と友情を広げる姿は、国際都市・神戸を象徴するものです。
雄大な人生を確信
原田 先生の数々の兵庫訪問の中でも、新たな兵庫広布の道が開かれたのが、昭和43年(1968年)です。この年、先生は兵庫を5度、訪問されています。
広崎 はい。1月、そして4、5、6、7月と毎月でした。先生は、1月に淡路島を初訪問。4月にも初めて、北兵庫の但馬
原田 先生は、この時、何があっても、信心を貫き通す自分が、一番正しい雄大な人生を生きていることを確信して、一歩一歩、道を切り開いていただきたい≠ニ話されました。先ほどの北兵庫の草創の母も、この先生の指導を聞いて、地域広布の未聞
松原 はい。さらに5月には、神戸市内での兵庫本部の会合に参加され、全ての人に、広布の使命と役割があり、それぞれが個性を発揮し、戦っていくところに、異体同心
高山 6月には、西宮市内で、学生部・高等部員らに会われています。こうした先生の激励があって、この年、兵庫は、未聞の大勝利を成し遂げたのです。
広崎 今再び、兵庫は、この先生の大激励を思い起こし、大拡大の金字塔
原田 先生は兵庫の友に訴えられています。団結第一の兵庫たれ≠ニ。世界の希望・兵庫の10総県が総立ちとなり、「師弟共戦」の団結で、常勝の新時代を開いていきましょう。
不屈の魂の芽生え
広崎 その兵庫にとって、忘れることのできない、先生の励ましが、21年前の阪神・淡路大震災の際です。先生は、あの時も、今も、抱きかかえるようにして、兵庫の同志を励まし続けてくださっています。
松原 兵庫の友に、誰よりも心を砕き、祈り、励ましてくださった先生。その深き思いが、兵庫の同志に、不屈
竹岡 先生が、「希望」とは何かを教えてくださったからこそ、感謝の思いを深くし、新しい前進を誓う友が多くいるのですね。
棟近 長田区で被災した、ある女子部員は、医療美容サロンのチーフです。NPO法人も立ち上げており、これまでに3度、東北に足を運び、被災した人たちと体験を語り合うなど、励ましを送っています。
原田 宮城の青葉少年少女合唱団と、兵庫のノーベル少年少女合唱団との交流も続いていますね。兵庫の皆さんから、たくさんの励ましをいただき、宮城、東北の同志からも、多くの感謝の声が届いています。兵庫の皆さんの不屈の姿が、全国、全世界に勇気を送っているのです。
高山 本年の、この希望の新出発の先駆となるのが、まもなく兵庫で開催される全国男子部幹部会です。「法妙
(2016. 2. 1. 聖教新聞)
<6> 笑顔弾ける華陽のスクラム
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、清水女子部長、伊藤女子部書記長
橋元 新時代の「2月闘争」が開幕し、全国の友が、「人材」と「仏縁
長谷川 64年前の、あの蒲田支部の大拡大の原動力は、2月は、日蓮大聖人の御聖誕
原田 その精神と行動を受け継ぎ、師匠・池田先生の誕生の月である1月を、歓喜
清水 感謝の思いでいっぱいです。全国各地で、華陽姉妹が、笑顔で、にぎやかに集い合った「ロマン総会」は、大成功でした。
永石 本当に、おめでとうございます。一緒に訪問・激励に回った婦人部からも、数々の喜びの声が届いています。
原田 先生は、1月29日付の「御書と歩む」で、「女人
「華陽の乙女が、はつらつと希望の対話に走っている。殺伐とした世の中にあって、友の悩みに耳を傾け、幸
仏天
新鮮な感動≠フ場
清水 北海道・札幌手稲総区で、女子部の本部長を務める、あるメンバーは、昨年の総会の参加者数を上回る集いにしようと、1年間、訪問・激励等に挑戦してきました。
伊藤 鼓笛隊にも所属しながら、仕事や女子部の活動に取り組むメンバーです。この本部では、婦人部の方々と、誰がどこに行くかを丁寧に決めて、婦女一体で、徹して家庭訪問をした結果、昨年の3倍のメンバーが参加することができました。
清水 埼玉・桜本陣区のあるメンバーは、昨年のロマン総会で、女子部の温かさに触れ、積極的に学会活動に取り組み始めました。女子部の輪の中で、楽しく活動に励む中、このほど、地区リーダーに。昨年は、会合に誘われる側だった彼女が、今年の総会では、自ら家庭訪問に歩くなど、大きく成長を遂げ、見事に司会を務め上げた姿に、感動が広がりました。ロマン総会をきっかけに築いた華陽姉妹の絆
永石 一人でも、多くの友が参加できるようにと、仕事や家庭の状況に合わせ、何度も総会を開催した地域もありましたね。
伊藤 「訪問ロマン総会」などで、一人も漏れなく縁
原田 雪の影響で中止になった関西のある地域では、女子部のためにと、婦人部の方が「ロマン総会ニュース」を作り、婦女一体で家庭訪問に回られたと伺いました。総会に寄せて、「支部のおっちゃん、おばちゃんより」と和歌を詠み、送った地域もあったそうで、創価家族の温かさが広がる集いとなりました。
長谷川 総会の内容も、一年の決意を込めた書き初め大会や、体を動かし、絆を強めたフラダンス総会等、一人一人の特技や趣味を生かし、皆が楽しく、ほっとし、新鮮な感動が生まれる、工夫あふれる取り組みが見られました。
橋元 圏長が営む「ネギ畑」を借りて、「ネギの収穫体験」を行った地域もあり、どの会場も、桜梅桃李
伊藤 ロマン総会で配られた「ロマンカード」は、世界地図をかたどった唱題表が話題を呼び、「色とりどりの世界地図が出来上がるのが楽しみだね」と語り合いながら、「今年一年、唱題に挑戦します!」と決意を深める友もいました。
原田 世界192カ国・地域に平和の連帯が広がる、世界広布新時代に、ふさわしい内容ですね。
清水 女子部は今後も、毎年1月のロマン総会を伝統行事とし、仲良く一年のスタートを切っていきます。この2月には、全国で白蓮グループの入卒式、3月には、「池田華陽会第9期」を結成します。「ロマン総会」で立ち上がった新しい力
原田 女子部、そして婦人部の皆さんの尽力で、「拡大の年」が明るくスタートし、その突破口が開かれました。この勢いのまま、「21世紀の動向を決する年」である本年を勝ち抜き、いやまして世界広布の大潮流を起こしていきましょう。
「手洗い」「うがい」
長谷川 さて、全国で、「インフルエンザ」が猛威を振るっています。
橋元 インフルエンザの予防の第一は、何度も言われている基本的なことですが、やはり、「手洗い」と「うがい」の徹底です。
永石 バランスの取れた食生活や、十分な睡眠など、日頃から規則正しい生活を送り、免疫力を高めることも大切になりますね。
原田 マスク・マフラー・加湿器などで、鼻・のどを温め、乾燥から守ることも重要です。例年、注意喚起されていることですが、やはり「小事
(2016. 2. 4. 聖教新聞)
<7> 創価三代の学会精神を永遠に
出席者:原田会長、長谷川理事長、原田光治本社代表理事、永石婦人部長、竹岡男子部長、清水女子部長
永石 まもなく2月11日、第2代会長・戸田城聖
原田 池田先生は、恩師の誕生日を振り返られ、随筆で述懐
「『師弟不二
長谷川 池田先生のお心には、常に戸田先生がいらっしゃいます。「戸田先生ならどうされるか」――恩師との対話の日々を重ね、「師弟不二」の闘争を続けられています。
原田(光) 連載中の小説『新・人間革命』「常楽
「学会の発展も、戦後の広宣流布の大伸展も、軍部政府の弾圧と戦って獄死した初代会長・牧口先生の死身弘法
原田 世界広宣流布の大願
竹岡 世界宗教として、さらに雄々
原田(光) 「常楽」の章で先生は、「死身弘法の覚悟」とは、「人生の根本目的は広布にあり≠ニ決めること」と記され、「人びとに仏法を教えるために、自らの生活、生き方をもって、御本尊の功力
原田 この不動
私たちは、学会精神の真髄
本紙PR版に反響
永石 さて、「聖教新聞PR版春季号」が各地に届けられ、反響を呼んでいますね。聖教新聞の魅力が、オールカラー8ページに凝縮されています。
原田(光) ありがとうございます。世界に広がるSGIの模様、またラグビーW杯日本代表主将のリーチマイケル選手のインタビューなどが掲載され、充実した内容となっています。
清水 新会員のページの「がんばるスイッチ」特別編は、グラミー賞を2度受賞したアメリカSGI副芸術部長のシュンゾウ・オオノさんが自らの体験を語り、「おはなしカフェ」には、芸術部女性音楽部長の女優・島田歌穂
竹岡 現代社会における信仰・学会活動の価値を再考・再発見する、好評の「マンスリー・ウオッチ」からは、昨年12月のテーマ「家族のかたち」を掲載。38人の里子
永石 新たに聖教新聞を購読された読者の方の声が寄せられています。「聖教新聞を読んで、池田先生の平和哲学を学んでいきたいと思いました。またバランスの取れた一般的なニュースも掲載されていて安心しました。体験記事から優しさや努力を感じ、障害や困難があっても信仰を貫くことが大切だと知りました」
原田(光) 「定年後に通い出した近くの図書館で、初めて聖教新聞に目を通すようになりました。人生を生きる上で、大変に参考になる記事に興味を引かれました」と購読を希望されるお電話も、先日いただきました。
原田 PR版に掲載されているインタビューで、ハーバード大学のハービー・コックス名誉教授も、こう語っています。
「次から次へと人類に降りかかる難題への取り組みに、SGIは一貫して貢献してきました。私は日々、貴団体の機関紙誌を読み、感銘を深めています。そうした地道な活動を通して、SGIはより良い方向へと社会を変革するべく、人生を啓発し続けているのです」
原田(光) 本年4月20日に、聖教新聞は創刊65周年の佳節
原田 「聖教の拡大」は「仏縁
「聖教新聞を、日本中、世界中の人に読ませたい」――戸田先生の創刊の思いを胸に、PR版も大いに活用して、この2月・3月、創刊65周年を祝賀する聖教の拡大に、挑戦してまいりたい。
「火災」に厳重注意
長谷川 今、各地で火災の報道が続いています。空気が一段と乾燥し、また火器を使用する機会も増える時季です。火の元には厳重に注意を払い、お互いに注意喚起していきたい。
清水 「ふゆ(冬)はせうまう(焼亡)しげし」(御書1101ページ)と、大聖人も冬場の火災に、気を配られていました。
竹岡 何度も確認してきたことですが、@寝たばこは絶対やめるAストーブは燃えやすいものから離すBガスこんろ等から離れるときは必ず火を消す、などの基本が大切です。
長谷川 また、たこ足配線≠熹け、コンセントに、ほこりがたまっていないかなども、家庭や職場において点検していきたい。
原田 自分は大丈夫≠ニの油断を断じて排し、組織でも地域でも、皆で声を掛け合ってまいりましょう。
(2016. 2. 8. 聖教新聞)
<8> 文化の真髄は生命を育てる心
出席者:原田会長、落合農魚光部長、奥谷農魚光部女性部長、橋元青年部長、清水女子部長
原田 2月16日は「日蓮大聖人御聖誕
橋元 御書に「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱
原田 なかんずく、池田先生の不惜
「陰徳あれば陽報」
橋元 17日に「部の日」を迎える農魚光部
落合 ありがとうございます。先日も、この座談会(4日付)で紹介された福井の圏長(農魚光部員)から連絡がありました。
清水 「ネギ畑」を営む圏長ですね。この地域では、ありがたいことに、そのネギ畑で、女子部のロマン総会を「ネギ収穫体験」として行わせていただきました。冬晴れのもと、軍手に長靴姿で女子部の友が集い、地中35センチに埋まる長白ネギを一本一本、手で抜き、ハウスで、皮むき、結束
原田 実際に農漁業を体験すると、私たちの「生」を支える「食」が、多くの人の労苦によって、成り立っていることを実感できます。大聖人は白米
奥谷 池田先生は「文化の真髄
落合 先生は一貫して、「豊作であるように」「豊漁であるように」と祈り続け、私たちの生は、「食」を生産する方々の汗と力
奥谷 先生の哲学が凝縮されているのが、昨年、発刊された指針集『希望の新時代は我らの農漁村から』(本社刊)です。早速、そうした識者をはじめ、多くの方から、指針集を読んでの喜びが寄せられています。
原田 先生は言われています。「仏法は、一番、苦労した方々が、一番、幸福になるためにある。『陰徳
青年・女性・高齢者
清水 その中、20・21日に全国の会館等で、「農漁村ルネサンス体験主張大会」が放映されます(中継の有無、時間は地域で異なります)。
原田 今回は、青年を代表してアジ船団の若き船長、さらに、国際品評会で金賞を受賞したオリーブ農家の婦人、地域で人気沸騰中のトマトを作る壮年の3人が登壇しています。いずれも感動的な信仰体験ですので、友人を誘いながら、農漁業に関わる方はもちろん、多くの方が参加してくださればと思います。
落合 この登壇者からも分かる通り、「地域再生の主体者」として、愛する地域の繁栄のために貢献する農魚光部の活動の柱は、「青年力」であり、「女性力」であり、「高齢者力」です。
橋元 これは現在、政府が強く進める「地方創生」の柱となる「力
奥谷 最近では、広島・世羅
落合 各地の集いでは、日頃の、学会員との信頼関係から、学会員ではない方が喜んで友情出演されるケースがあり、大きな反響を呼んでいます。
奥谷 農魚光部に「女性部長」が誕生して以来、「女性の力」が勢いよく伸展しています。各地のJAで活躍する方も多く、JAの全国大会に行くと、さながら同志との再開の場≠ノなることもあるそうです。
落合 ひとえに、人知れぬ努力を重ねてきた農魚光部の皆さまの汗と涙の結晶です。各地を訪れる中で、池田先生が長い間、そうした方々の奮闘をたたえ、励ましを送り続けてこられたことを知り、あらためて、先生の真心の深さを学んでおります。
原田 先生と親交が深い世界的農学者のスワミナサン博士は、「農民の幸せな笑顔が、その国の幸福を決める」と言われています。農魚光部の皆さまの笑顔が輝いてこそ、希望の新時代は開かれます。私たちは、これからも、農漁村の方々に最大の感謝をささげ、先生が教えてくださった、正しき「人間の道」「生命の道」を歩んでまいりたい。
(2016. 2.11. 聖教新聞)
<9> 「大訪問・激励運動」に全力
出席者:原田会長、長谷川理事長、萩本壮年部長、永石婦人部長、清水女子部長
清水 本年、「世界広布新時代 拡大の年」は、壮年部結成50周年の記念すべき佳節
萩本 ありがとうございます。「3・5」結成記念日をめざし、壮年部は「大訪問・激励運動」に全力を挙げて取り組んでいます。
原田 結成50周年記念のクリアファイルも今、全国各地で訪問・激励を通して、壮年部のお一人お一人に、お渡しいただいています。
萩本 各地から「座談会や御書学習会などで、壮年の新たな参加者が増えてきています」と、うれしい報告をいただいております。
長谷川 クリアファイルの写真、また和歌に込められた池田先生の思いを、私たち壮年部が心に刻んで、前進していきたい。
原田 「ブロック5勇士」運動も、各地で続々と実を結び、機運が一段と高まっていますね。聖教新聞にも、達成した支部が掲載され、大きな喜びが広がっています。
「B5勇士」陸続と
萩本 東北の被災地でも「ブロック5勇士」達成の報告を数多く伺っています。
総福島の壮年部では、この2年間、「キャプテン運動」との名称で、約100人の圏幹部以上のメンバーがリーダー率先で毎月、合わせて数千軒の家庭訪問を行い、励ましの対話を続けています。こうした訪問・激励の地道な積み重ねが、今、壮年部の大きな拡大につながっています。
原田 先日行われた「総埼玉壮年大会」で、富士見圏・富士見凱旋
昨年10月、ある支部では御書学習会参加者がわずか数人だったそうです。本部の壮年幹部は、それから一軒一軒、真剣に誠実に、家庭訪問を行いました。
その結果、一人また一人と崇高
萩本 かつて私自身、池田先生にご指導をいただく機会がありました。
先生は「戦いの要諦
足元から波を起こしていく――リーダーの根本精神を教えていただき、私自身の生涯の指針として、今も徹して家庭訪問に挑戦しています。
長谷川 北海道の同志からも多くのエピソードを伺いました。十勝県では、月1回の一般講義を「壮年部黄金
原田 札幌本陣総県でも、5割を超える支部が「5勇士」を成し遂げているそうですね。
萩本 同総県の道央県では、毎月の「壮年部黄金大会」や「サンデー勤行会」への参加を目指して、徹底した家庭訪問を推進しています。19支部中18支部が達成し、残る1支部も間もなく達成の予定です。
原田 札幌池田総県では毎月、「ブロック黄金勤行会」を実施し、全幹部がブロックを軸
永石 中部方面では「壮年部通信」を昨年「11・18」から毎月つくり、「5勇士」の取り組みのエピソードなどを紹介していると伺いました。婦人部にも反響を呼んでいるそうです。
長谷川 先生は「ブロック5勇士」の意義について、こう教えられています。
「壮年が、率先垂範
原田 「ブロック5勇士」運動を皆で一段と力強く進め、「壮年の力」で、地域社会の未来を大きく開いていきたい。
本部幹部会に結集
萩本 「年は・わか(若)うなり福はかさなり候
永石 生活スタイルが多様化する中、太陽会(平日昼間に活動できる壮年部の集い)の方々も、全国各地で大活躍されていますね。
長谷川 「壮年は、一家の大黒柱である。社会の黄金柱である。人生経験が豊富で、社会の信頼を勝ち取ってきた壮年が、地域建設に立ち上がる時、広宣流布は大きく加速していく」と先生は教えられています。
原田 少子高齢化が進む中、私たち壮年部の使命は、いよいよ大きくなっています。一人でも多くの壮年が力を発揮し、地域で活躍することが広宣流布に直結します。
清水 3月の本部幹部会は、結成50周年を記念する「全国壮年部幹部会」として開催されることが決まりました。
萩本 結成50周年の佳節を荘厳
原田 池田先生は、「大事な大事な一年、『正義の柱』たる創価が勝てば、全同志の功徳
日本と世界を変えゆく広布の戦いに、壮年部が先駆
(2016. 2.18. 聖教新聞)
<10> 聡明な生活で使命の人生を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、酒井ドクター部長、石川女性ドクター部長、清水女子部長
永石 寒暖差の激しい時季になりました。先日、東京では、初夏のような気候から一転、翌日には雪が舞っていましたね。
原田 天候の急変や、一日の寒暖差などで、体調を崩される方も多くいらっしゃいます。寒い時に外出する際は、これから寒い外に出るんだ≠ニ、はっきり意識して、防寒対策などを心掛けたい。
酒井 浴室やトイレなどでも、急激な温度変化が起こり、血圧の大きな変動が生じる生じる恐れもあります。ヒートショック≠ニ呼ばれ、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる病気にもつながりかねません。
石川 たとえば、簡易暖房器具を活用する、シャワーでお湯張りして浴室を暖める、入浴は40度未満のぬるめにして長湯は避ける、などの工夫も必要です。
酒井 インフルエンザの流行も、全国的に本格化しています。流行のピークが例年より遅れているため、今後も猛威をふるう可能性があります。
石川 ノロウイルスなどの感染症にも注意が必要です。予防に大事なのは、やはり手洗い・うがいの励行、マスクの使用です。日常の基本的な対策が重要です。
原田 当たり前のことですが、体調が悪い時は、決して無理をせずに、休養を取るように心掛けたい。また病気になったら、たとえ忙しくとも、医療機関を受診することが大事です。胸が痛い≠ニか背中が痛い≠ネど、少しでもいつもと違う≠ニ思ったら、必ず受診してください。
症状がなくても
長谷川 池田先生もこのように教えられています。
「『信心しているから大丈夫だ』というのは飛躍
原田 健康は全ての活動の源
石川 何か予兆がある場合に医療機関に行くのは当然ですが、何も症状がなくても、ぜひ、定期的に健康診断等は受けていただきたいと思います。心筋梗塞など、何の前ぶれもなく突然起こる場合もあります。
酒井 症状があるにもかかわらず、怖がったり、面倒に思ったり、放っておいて検査や検診を受けない方もいますが、自分のためにも、家族のためにも、ぜひ受けていただきたい。忙しいからといって、後回しにしてはいけません。
原田 会社員などの方は職場で定期健診等の機会がありますが、自営業や主婦の方は、ぜひ自分から積極的に受診してください。
石川 特に婦人部の皆さんには、仕事や家事、子育てなど、多忙な中かもしれませんが、定期検診を受けてほしいですね。
永石 一般的にも、食生活やライフスタイルの変化により、「乳がん」「子宮頸がん」にかかる女性も増えてきているといいます。
清水 残念なことに、日本は欧米に比べて、がんの検診受診率が大変に低いそうですが。
酒井 その通りです。定期的に検診すれば、早期発見・早期治療ができます。セルフチェックや検診等を定期的に行う心掛けが大事です。乳がんについては、2年に1回の検診を受けることが勧められています。
清水 公明党の推進で、各地の自治体でも、各種がん検診などが行われるようになりましたね。
石川 乳がんの早期発見に有効なマンモグラフィーの全国配備や、乳がん・子宮頸がんの検診の無料クーポンの配布等も公明党の実績です。積極的に活用していただきたいと思います。
永石 まもなく、「女性の健康週間」(3月1日から8日)を迎えます。これを機に、私たちリーダーから健康を呼び掛け合い、定期的な受診を心掛けてまいりましょう。
食事・睡眠・運動
酒井 日頃の活動でも、会合に出掛ける際などは、心臓病や高血圧、喘息
原田 もし、会合などで重病人等が出た場合は、当然ですが、ためらうことなく救急車を呼んでください。心筋梗塞など一刻を争う病気は、様子を見ている間に取り返しのつかないことになる場合もあります。
酒井 救急車到着までの数分間をいかに迅速に対応するかも生死に大きく影響します。AED(自動体外式除細動器)が学会の主要な会館にも設置されていますので利用してください。
石川 また基本的なことですが、病気を未然に防ぐためのポイントは、日頃の「食事・睡眠・運動」の健康3原則です。生活習慣病の予防にもつながりますので、心掛けたいですね。
長谷川 池田先生も、健康のためには「栄養のバランスを考えること」「夜遅く食べないこと」「よく休むこと」「無理を重ねないこと」「十分に疲労をとること」などが大事であると教えられています。
永石 特に睡眠不足≠ノならないためにも、帰宅が遅くならないようにする、価値的な打ち合わせで早めに切り上げる、遅い時間の長電話は控えるなど、工夫が必要です。
原田 「自分の健康は、ある意味で自分自身が医師≠ニなり、看護師≠ニなって、賢く守っていかなければなりません」と、池田先生は語られています。
自分自身、また家族、同志の皆さまの健康も祈り、呼び掛け合ってまいりたい。聡明に健康を勝ち取り、尊き「使命の人生」を歩んでまいりましょう。
(2016. 2.22. 聖教新聞)