< 座談会 >

師弟誓願の大行進

 


 

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弘教・拡大で輝く「栄光の歴史」を
賢明な生活で万全の体調管理
創価の宗教改革は時代の要請
学会精神学び広布拡大に先駆
今の励ましが次代への道開く
皆様の健康と無事故を祈念
拡大の実証こそ後継の使命
勢いを増す世界広布の前進
全員が光る「勝利の一番星」
陰の労苦に無量無辺の功徳

 

 

 

 

<1> 弘教・拡大で輝く「栄光の歴史」を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、志賀男子部長、伊藤女子部長

 志賀 私たちが目標としてきた、「2018年11月18日」広宣流布大誓堂(だいせいどう)完成5周年への黄金の1年≠フスタートです。
 長谷川 この「紙上座談会」も、「師弟(してい)誓願(せいがん)の大行進」とタイトルを改め、清新な決意で出発を切っていきましょう。
 志賀 昨年、池田先生は、「広宣流布大誓堂の完成から5周年となる2018年の11月18日を、われら創価家族の前進の目標と定め、いよいよの『大法弘通(だいほうぐつう)』へ、いよいよの『慈折(じしゃく)広宣流布』の山を、歓喜(かんき)踊躍(ゆやく)して登りゆこう!」と呼び掛けられました。
 伊藤 さらに、「私と一緒に、世界の同志と一緒に、一人一人が地涌(じゆ)の友を拡大しながら、『師弟の凱歌(がいか)』を、強く賢く朗らかに、末法万年尽未来際(まっぽうまんねんじんみらいさい)まで轟かせゆくこと」を約し合おうとも述べられています。
 原田 先生の指針のまま、私たちは、「師弟誓願の大行進」をさらに力強く展開していきたい。
 先日の本部幹部会では、明年のテーマが、「世界広布新時代 栄光の年」と発表されました。3・16「広宣流布記念の日」60周年の佳節(かせつ)であり、池田先生による小説『新・人間革命』の執筆開始から25周年となる明年、一人一人が「師弟の栄光の歴史」を築いてまいりましょう。
 竹岡 青年部としても明年、「3・16」60周年を記念して、「世界青年部総会」を盛大に開催することが決定しました。拡大の結果をもって、この日を迎えてまいります。
 原田 思い返せば、1968年(昭和43年)も、学会は「栄光の年」とのテーマで前進しました。この年、先生は、創価学園の第1回入学式を開催。また、「日中国交正常化提言」を発表されました。
 長谷川 それから50年。先生の数々のご構想は見事に結実しています。そして先生は、今再び、新たな50年へ、学会と全同志の栄光の未来のため、道を開こう≠ニ述べられました。
 原田 「かかる者の弟子檀那(だんな)とならん人人は宿縁(しゅくえん)ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を(ひろ)むべきなり」(御書903ページ)との御聖訓(ごせいくん)心肝(しんかん)に染めながら、私たちは一層、若々しく、勇気凛々(りんりん)と、仲の良い前進を続けていきたい。
 そして、「弘教(ぐきょう)を実らせることほど、すばらしい人生の栄光はありません。慈悲(じひ)と友情の究極です」との指針を胸に、勢いを増して、折伏・弘教に取り組んでいきたい。

厳粛に会憲署名式

 竹岡 この時に当たり、10日、広宣流布大誓堂の三代会長記念会議場で、世界70カ国・地域280人の広布のリーダーが集い、「創価学会会憲(かいけん)」の署名式が(おごそ)かに行われました。
 原田 日蓮大聖人の御遺命(ごゆいめい)の通り、広宣流布を進める世界教団として、さらなる飛翔(ひしょう)を遂げるため、また池田先生が築かれた世界に広がる学会を、未来永遠に継承していくため、本年9月、「創価学会会憲」を制定しました。
 長谷川 「会憲」は、創価学会の根本規範であり、世界教団である学会の統一的なルールを明文化したものです。具体的には、三代会長の指導・精神を根幹とし、それを正しく継承して、発展させていくための根本的な規範が記されています。
 原田 三代会長の死身弘法(ししんぐほう)の闘争こそ、学会の永遠の規範です。世界広布に向け、この師弟に生き抜くことが、私たちの誓願(せいがん)です。
 永石 署名式では、参加者が署名を終えると、皆が立ち上がり、拍手が鳴りやみませんでして。池田門下の弟子としての、世界広布への誓いと歓喜にあふれた(うるわ)しい光景でした。
 長谷川 署名式に先立ち、会憲に定められた、教師・(じゅん)教師の任命式も行われ、世界広布新時代の歴史的な扉が大きく開かれたのです。
 原田 時を同じくして、バチカンで開催された、核兵器のない世界への展望を巡る国際会議に、ローマ教皇庁の招へいを受け、SGIの代表が出席。世界宗教へ飛翔し、人類的視野で平和運動を力強く進める私たちにとって、象徴的な出来事となりました。また、池田博正SGI副会長が、ローマ教皇と謁見(えっけん)しました。
 伊藤 前日の9日には、中国の湖北(こほく)大学で、池田先生の、教育貢献と日中友好への傑出(けっしゅつ)した功労(こうろう)をたたえて、「名誉教授」称号の授与式が挙行されました。「11・18」を前に、これもうれしいニュースでした。
 原田 先生は、本部幹部会へのメッセージの中で、小説『新・人間革命』第30巻の第4章「暁鐘(ぎょうしょう)」に続き、第5章となる「勝ち(どき)」の連載を、来月から始められることを発表されました。いよいよ、これからが、「人間革命」と「立正安国(りっしょうあんこく)」の栄光の勝ち鬨を轟かせゆく黄金時代です。
 永石 「勝ち鬨」の章では、1981年(同56年)の秋から続く、関西、四国、九州、そして翌年の雪の東北など、各地の同志の皆さんとの共戦譜(きょうせんふ)がつづられる予定だと伺いました。毎日の先生からのお手紙≠ニもいえる『新・人間革命』と共に歩めることに、感謝と喜びでいっぱいです。

二つの新施設建設

 伊藤 さらに、うれしいことに、2020年の学会創立90周年を記念する事業として、新たに二つの施設が、総本部に建設されることが発表されました。
 志賀 すでに、19年の「11・18」を目指し、「世界聖教会館」の建設が進んでいますが、それに加え、二つの施設が建設されることになりましたね。
 永石 まずは、「創価学会 総合案内センター」です。これは、JR信濃町駅から出てすぐの場所に建設される地上4階建ての建物です。
 伊藤 会員や友人の皆さまに、周辺施設の案内を行い、休憩もできるスペースですね。明年の5月に着工し、19年の11月に開館予定だと聞きました。
 竹岡 さらに、現在の「接遇(せつぐう)センター」に代わる建物として、日本、そして世界の同志を迎え入れるための「創価宝光(ほうこう)会館」も建設されます。
 永石 今、「常楽園(じょうらくえん)」などがある場所に建てられ、地上3階、地下1階の施設になると伺いました。20年5月の開館が楽しみです。
 原田 かつて、池田先生は言われました。「皆さんが堂々と、友人を創価学会へ招けるように、『創価学会を見よ!』と胸を張って歩んでいけるように――これが私の思いである」と。ますます発展を遂げる総本部の建設の槌音(つちおと)とともに、私たちは、勝利と栄光の人生を歩んでまいりたい。
 長谷川 今回の本部幹部会には、同心≠フ姿で、広布へ前進する世界70カ国・地域の求道(きゅうどう)の友の代表が集い、明るく晴れ晴れと、創立の月を祝賀することができました。これほど喜ばしいことはありません。
 永石 この本部幹部会の中継行事の席上、各地の会館では、「広宣貢献賞」や、「SGI平和友好賞」「聖教文化賞」「地域貢献賞」「守る会栄誉賞」などの各賞が授与されます。
 原田 広布の道を一筋(ひとすじ)に歩み、多くの信頼と称賛(しょうさん)が寄せられる方々への表彰です。感謝の喝采(かっさい)と大拍手を送りながら、共々に、広布誓願の道を進みゆくことを約し合っていきましょう。

学園創立「50周年」

 志賀 一方、創価学園が、この11月18日で、創立から50年を迎えます。
 長谷川 この50年で、東京、関西の小・中学校、高校、札幌の幼稚園の卒業生は、合わせると3万人を超えています。
 原田 約400人の博士号取得者をはじめ、法曹、経済、医学、教育、芸術など、社会のあらゆる分野で、幾多の人材が活躍する時代となりました。
 永石 本年4月の入学式へのメッセージの中で、池田先生は、「我らの学園は、新たな時代を開幕しました。皆さんは、全員が、この『学園新時代』を照らしゆく旭日(きょくじつ)であり、真っ先に輝きわたる金星(きんせい)なのであります」と呼び掛けられ、「わが命は、いつも学園に留めてあります。わが心は、瞬時として学園生から離れることはありません」と強調されました。
 竹岡 SOKAチャンネルVODでは、「創立者とともに 学園生と池田先生の(きずな)――負けじ魂ここにあり」とのタイトルで、創立50周年を記念する映像も配信されています。
 原田 創立者である池田先生と、学園生が、ひとたび結んだ「父子の絆」は永遠です。創立50周年の節目が、21世紀の世界に、創価教育の力を存分に示しゆく、新たなスタートとなるよう、皆で応援していこうではありませんか。

(2017.11.16. 聖教新聞)

 

 

<2> 賢明な生活で万全の体調管理
出席者:原田会長、永石婦人部長、酒井ドクター部長、平栗白樺会委員長、志賀男子部長

 志賀 各地で新任のリーダーが誕生し、勢いよくスタートを切っています。
 原田 池田先生は連載中の小説『新・人間革命』「暁鐘(ぎょうしょう)」の章で、こうつづられました。「最も幹部に求められていくのは包容力であり、温かい人間性です。いかに人格を高めるかが、信仰の力の証明となっていきます」と。新任の皆さまは唱題根本に人格を磨き、生き生きと広宣流布の名指揮をお願いいたします。
 永石 先生はかつて、組織が新体制を迎えるに当たって「人事の交代は、これまでの人と、これからの人の両方が一段と成長する。一段と朗らかになる。そして一段と勝利を決していけるようになる。これが大事だ」と、教えてくださったことがあります。
 原田 学会の人事とは、ともどもに元気になり、勝利するためのものです。皆が新鮮な息吹で、拡大に飛び出してまいりましょう。

「咳エチケット」も

 永石 本格的な冬の到来を前に、寒さが増し、空気も乾燥してくるなど気候が大きく変わる季節です。
 原田 気候の変化に応じて、体調にも変化が現れやすくなります。風邪などひかないよう、健康管理に万全を期してまいりたい。
 酒井 例年、12月から3月ごろにインフルエンザが流行します。すでに流行期に入った地域もあります。流行が始まると短期間に感染が広がるのが特徴です。
 平栗 予防にはワクチンの接種が有効です。なるべく、流行期に入る前に接種することを推奨します。
 酒井 日々の生活の中では、外出後の手洗いが予防対策の基本です。また、インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染です。普段から、咳やくしゃみが出る時はなるべくマスクを着けたり、ティッシュなどで口と鼻を押さえたりするなど、「咳エチケット」を心掛けましょう。
 志賀 冬になると、毎年、感染性胃腸炎の原因であるノロウイルスの流行も報じられますね。
 平栗 ノロウイルスに感染すると下痢、おう吐、腹痛などの症状を起こします。子どもやお年寄りなどは重症化する恐れもあり、十分な警戒が必要です。
 酒井 手指から感染するケースが多いため、具体的な予防方法として、食事の前やトイレの後などに、必ず手を洗うことを心掛けましょう。せっけんを十分に泡立てて、よく洗い、清潔なタオルやペーパータオルで拭くことも効果的です。
 平栗 トイレの使用後、トイレットペーパーを三角に折る人がいますが、手に付着したウイルスから感染が広がることも考えられるため、望ましくありません。また、トイレのフタを開けたまま流すとウイルスが飛散するという報告もあります。フタは閉めてから流した方がよいでしょう。
 酒井 加熱を必要とする食品は、中心部までしっかり加熱してから食べてください。調理器具等は使用後にしっかり洗浄、殺菌をするようにしましょう。
 永石 また、冬場に細心の注意を払うべきものの一つが、いわゆる「ヒートショック」ですね。
 平栗 はい。寒い時季に、暖房の効いた暖かい部屋から、浴室など温度が低い部屋に入ると、温度差により血圧が激しく変動し、体調不良を招く現象です。
 酒井 特に、脳卒中や心筋梗塞などの重大疾患を引き起こす恐れがあります。高齢者の方が入浴中に失神し、溺死してしまうなどの事故も後を絶ちません。高血圧・糖尿病・不整脈などのある方も要注意です。
 平栗 消費者庁は、入浴の際の注意事項として呼び掛けています。@入浴の前に脱衣所、浴室を暖めるA湯温は41度以下、つかる時間は10分までを目安にB浴槽から急に立ち上がらないCアルコール摂取後や食後すぐは控えるD精神安定剤・睡眠薬などの服用後は危険なので避けるE入浴前に同居者にひと声掛け、同居者はいつもより入浴時間が長いときには入浴者に声を掛ける、です。
 酒井 冬場は、暖かい室内と外とで温度差が激しくなります。外出する際や、会合が終わり、会館から帰宅する際などは、必ず防寒具を着てから外に出ることを心掛けましょう。
 志賀 池田先生も「寒い時に外出するさいには、『これから寒い外に出るんだ』と、はっきり意識してから出ることである」と教えてくださっています。
 原田 特に夜は冷え込みます。ご年配の方や体調の悪い方など、会合参加については、決して無理をしないようお願いします。

冷え性≠ヨの対策

 永石 寒くなってくると、特に女性は手や足先の冷えが気になる方も多いですね。冷え性≠ノついて、対策など教えていただければと思います。
 平栗 冷えは万病のもと≠ニもいわれます。肩こりや腰痛、抵抗力の低下など、さまざまな症状を引き起こすこともあります。
 酒井 具体的には、体を内側から温め、血行を促すような生活習慣を整えていくことを心掛けましょう。
 平栗 三つの首≠ニいわれる「首」「手首」「足首」を温めることも大切です。太い血管が通る部分をよく温めることで体全体を温める効果があります。マフラー、手袋、レッグウオーマー等を活用するとよいでしょう。
 酒井 食生活でいえば、タンパク質は熱源となる筋肉を作ります。ビタミンEには、末しょう血管を広げて血液循環を良くする働きがあります。また、根菜類、発酵食品なども、体を温める食材です。
 志賀 御書には「飲食(おんじき)(せつ)ならざる(ゆえ)()む」(1009ページ)と、食生活の乱れが病気の原因の一つと説かれています。
 平栗 食事に限らず、十分な睡眠や適度な運動など、健やかな生活には、正しい知識を身に付け、実践していくことが大切です。
 原田 池田先生は、「健康は、信心と努力と智慧(ちえ)で勝ちとっていくものだ」と指導されたことがあります。どこまでも、自他共の健康を祈り、互いに声を掛け合い、使命の日々を過ごしてまいりましょう。

(2017.11.20. 聖教新聞)

 

 

<3> 創価の宗教改革は時代の要請
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、五郎部(ごろべ)儀典部長、志賀男子部長

 原田 11月30日は「儀典(ぎてん)部の日」です。1991年(平成3年)の同日、儀典部が発足したことに由来します。以来26年。皆さまの尽力により、創価の宗教改革を大きく進めてくることができました。陰に陽にわたる日夜の奮闘に、心から感謝いたします。
 長谷川 世界宗教として、さらなる飛翔(ひしょう)を期す創価学会にとって、儀典部の使命は、ますます重要です。「友人葬」などでの誠実で真心こもる姿が、どれほど信頼を広げているか。
 五郎部 葬送(そうそう)の多様化が進む現代社会で、「友人葬」や「家族葬」を望む傾向は年々、増加しています。
 長谷川 まさしく、学会が執り行う「友人葬」は、時代の最先端≠ニいっても過言ではないでしょう。
 原田 仏教には、葬儀に僧侶が出席しなければならないという教義はありません。現に、釈尊は、私の葬儀は在家(ざいけ)に任せて、僧は修行に専念せよ≠ニ言い残されました。日蓮大聖人も、「(いま)日蓮()(たぐ)聖霊(しょうりょう)(とぶら)(とき)法華経を読誦(どくじゅ)し南無妙法蓮華経と(とな)(たてまつ)る時・題目の光無間(むけん)(いた)りて即身成仏(そくしんじょうぶつ)せしむ、廻向(えこう)(もん)()れより(こと)(おこ)るなり」(御書712ページ)と、題目の功力(くりき)こそが、成仏の(いん)になると御断言です。学会の「友人葬」は、仏法の本義(ほんぎ)(のっと)った葬儀なのです。
 五郎部 「一生成仏」――その根本は、どこまでも今世における自身の信心の実践にあります。亡くなってから、僧侶が成仏・不成仏を決めるのではありません。そんなことは、御書のどこにもありません。
 志賀 僧侶が祈念しないと故人は地獄に堕ちる≠ネどという日蓮正宗(日顕宗)の坊主の脅し文句≠ェ、いかに仏法に違背するものであるかは明白です。
 原田 学会が、この四半世紀の間、推進してきた真心の「友人葬」は、形式化した葬式仏教を変革し、日本の封建的な宗教風土を大きく変えてきたのです。

儀礼的香典は不要

 五郎部 「友人葬」で大切なのが、「随方毘尼(ずいほうびに)」の法理(ほうり)です。葬儀の形式は、共同体で異なります。仏教の本義(ほんぎ)にたがわぬ限り、各地の文化・習慣、時代の変化に従うべきという随方毘尼の法理のままに、地域の実情に応じて、友人葬に取り組むことが重要です。
 永石 友人葬は今、妙法への仏縁(ぶつえん)を結ぶ、学会理解の舞台にもなっています。実際、友人葬に参列した方から、「すがすがしい葬儀で感動しました」「明るく荘厳(そうごん)でした。これが本来の葬儀だと思いました。私の時も、ぜひお願いしたい」などの声が聞かれます。
 志賀 「導師(どうし)の方の勤行が大変に立派で驚いた」という感想もあります。
 原田 「声仏事(ぶつじ)()す」(同708ページ)です。儀典部の指針にも、「慈悲(じひ)と確信あふれる仏の声で 一、創価正義の(だい)賢者(けんじゃ)たれ! 一、常楽我浄(じょうらくがじょう)の生命の宝塔(ほうとう)たれ! 一、広布拡大の全権大使たれ!」と、「声」の大切さが示されています。朗々(ろうろう)たる題目の音声(おんじょう)で、仏事を遂行する皆さまへの感謝は尽きません。
 長谷川 御書には、「題目を唱え奉る音は十方(じっぽう)世界にとどかずと()う所なし、我等が小音なれども、題目の大音(だいおん)に入れて唱え奉る間、一大三千界にいたらざる所なし」(808ページ)と仰せです。池田先生は、「生者(せいじゃ)が正しい信仰をもって、その成仏を願い、唱題していくならば、それが死者の生命に感応(かんのう)し、()を抜き、(らく)を与えることができる。南無妙法蓮華経は宇宙の根本法であり、全宇宙に通じていく」と綴られています。真剣な唱題こそが、最高の追善(ついぜん)となります。私たちは日々の勤行・唱題を通じ、故人の追善を(ねんご)ろに行っていきましょう。
 原田 ここで確認ですが、友人葬を執り行う場合、「会員からの儀礼的な意味での香典は必要ない」というのが、基本的な考え方です。この点を多くの方が理解していくことで、創価の宗教改革が、より進んでいくと確信しています。
 長谷川 また、小規模な葬儀や近親者のみの「家族葬」、火葬のみの「直葬(ちょくそう)」の場合、家族・親族の代表が導師を務めても問題はありません。よく寄せられる質問ですので、この点も確認させていただきます。
 五郎部 間もなく28日には、邪宗門の権威の鉄鎖(てっさ)を断ち切った「(たましい)の独立記念日」を迎えます。今後も私たち儀典部は、「広布拡大の全権大使」との自覚を胸に、地域に人間主義の連帯を広げていく決意です。

油断、過信を排す

 原田 年の瀬が近づいてきました。何かと慌ただしい時期だからこそ、事件や事故に巻き込まれないよう気を付けていきたい。
 永石 特に、「詐欺」には注意です。「私は大丈夫」と油断していると、思わぬ被害を受けるのが、「詐欺」です。皆で声を掛け合い、撃退しましょう。
 志賀 詐欺の手口は年々、巧妙になっています。「劇場型」といって、「身内を名乗る者」や「警察」「弁護士」などが次々と登場し、お金をだまし取ろうとすることもあります。
 永石 医療費が戻る≠ニ持ち掛け、ATMに誘導し、お金をだまし取る「還付金詐欺」も増えています。ATMで還付金が戻ることなど絶対にありません。
 原田 いずれも、対処法は、慌てずに、「本人」や「関係公共機関」に確認をすることです。一人で判断せず、家族など相談できる人に、話をしてみることが防止につながります。
 永石 高齢の方がいる家庭は、特に声を掛け合い、「不審な電話はすぐに切る」や、「家族だけの合言葉」を作っておくなど、具体的な対策を、どうかお願いします。
 原田 「自分だけは平気」との過信を排し、祈りを根本に、絶対無事故の日々を送ってまいりたい。

(2017.11.23. 聖教新聞)

 

 

<4> 学会精神学び広布拡大に先駆
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、伊藤女子部長

 竹岡 このたび、中華全国青年連合会(全青連)の招へいで、青年交流団として中国を訪問、諸行事を大成功で終え、帰国しました。
 原田 学会青年部と中国の友好交流の歴史は、1985年に「交流議定書(ぎていしょ)」が全青連との間に交わされて以来、30年以上も続いています。
 伊藤 今回、訪れた先々で、中国の方々が先生の「日中国交正常化提言」や周総理との出会いについて具体的に言及されていました。皆が、両国の友好に尽くされた先生の行動に深い敬意を表されていたことがとても印象的でした。
 竹岡 北京では、全青連主催の「中日青年交流フォーラム」にも参加。学会青年部の代表として登壇し、池田先生が日中友好に果たされた功績などについて発表させていただきました。
 伊藤 大変、大きな反響に私たちも、改めて先生の偉大な業績を認識しました。
 原田 池田先生に続くのは、後継の青年部です。思えば、第1次訪中の折にも、先生が空港に見送りにこられた方々に青年交流の重要性を強調されていたことが強く印象に残っています。今後も、良き伝統として中国の青年との交流を深め、さらに強固な金の橋を築きゆくことを念願します。

戦う「ペンの勇者」

 永石 12月2日は、池田先生が小説『人間革命』の執筆を開始された日です。先生は執筆開始の地として、第2次世界大戦で甚大な被害を受けた沖縄を選ばれました。
 長谷川 第1巻のまえがきに、先生は「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」とのテーマを記されました。恒久(こうきゅう)平和への誓いを込めるとともに、民衆仏法の理念と人間革命への具体的な実践、現代における広宣流布の大運動の展開などが描かれています。
 伊藤 本紙で連載中の小説『新・人間革命』は、来月から第30巻の第5章「()(どき)」が新たに始まることが発表されました。日々、報恩感謝(ほうおんかんしゃ)の思いで学んでまいります。
 永石 学習会や研さん運動の取り組みは全国に広がっていますね。婦人部と女子部が一体となって学んでいる地域も多く、師弟の精神と、信心の確信を深める場となっています。
 原田 ある地域の壮年部の勉強会では、参加者が小説を学ぶと、気持ちが前向きになります。この感動を一人でも多くの同志に伝えたい≠ニ、訪問激励に率先しているとのお話を伺いました。
 長谷川 小説の言葉を自らの指針として胸に刻み、弘教(ぐきょう)を実らせた友、初めて聖教拡大ができた同志もいます。
 永石 先生のご執筆については、「SOKAチャンネルVOD」の「〜恩師の『真実』を後世に〜 小説『人間革命』の執筆」にも詳しく描かれていますね。
 竹岡 先生は、小説『新・人間革命』「雌伏(しふく)」の章でつづられています。「私は、世界の同志が、また、広宣流布のバトンを受け継ぐ後世の人たちが、創価の師弟の道をまっすぐに歩み通していけるように、小説『人間革命』を書き残しているんです」と。
 原田 私たちにとって大切なことは、先生がつづってくださった師弟と学会精神の正史(せいし)≠研さんし、そこから、自らの人間革命と広布拡大をめざし、どう実践し、行動するかです。明年は小説『新・人間革命』執筆から25周年の佳節(かせつ)を迎えます。真剣に学び、信心の大成長を遂げてまいりましょう。
 伊藤 執筆開始の12月2日は「文芸部の日」でもあります。
 原田 文芸部の皆さまは、仏法の理念を根本に文筆活動を続ける「ペンの勇者」です。その舞台は大きく広がっています。日々、広布の第一線で戦いながら、言論の力を養い、いっそうの健闘を期待しています。

功徳と体験を語る

 永石 間もなく12月の座談会が開催されます。激闘が続いた本年の掉尾を飾る座談会です。一年の歩みを振り返りながら、一人一人が今年の活動の中で得た体験や功徳、また、人間革命の実証などを発表する機会にしたいですね。
 長谷川 互いに一年の健闘をたたえ合う、有意義な座談会としてまいりたい。日蓮大聖人は「ほめられぬれば我が身の(そん)ずるをも・かへりみず」(御書1360ページ)と仰せです。老若男女が集う、賑やかな座談会は学会の大きな魅力の一つです。それがまた、さらなる前進への活力となります。
 原田 友人を招いての座談会を開催するところも多いかと思います。皆で生き生きと信心の体験を語り、有意義な対話で、大きく仏縁を拡大していきたいと思います。
 永石 法華経には「当起遠迎(とうきおんごう)当如敬仏(とうにょきょうぶつ)(まさ)()って(とお)く迎うべきこと、当に(ほとけ)(うやま)うが(ごと)くすべし)」とあります。担当幹部や座談会を主催する側の皆さまは、寒い中、お忙しい中、集ってくださった一人一人を、仏のごとく敬い、心から励ましていきたいと思います。
 長谷川 「人ために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(御書1598ページ)です。そうした励ましの行動は、自身の境涯(きょうがい)を高め、成長の(いん)ともなります。
 原田 集った全員が「来てよかった」「また次回も参加したい」と心から思えるような座談会にしていくことが大切です。明「世界広布新時代 栄光の年」へ、意気軒高(いきけんこう)に出発してまいりましょう。

(2017.11.27. 聖教新聞)

 

 

<5> 今の励ましが次代への道開く
出席者:原田会長、倉井中部未来本部長、尾高東京女性未来本部長、竹岡青年部長、尾身(おみ)女子副未来部長(女子中等部長兼任)、富田少年部長

 原田 12月1日から「未来部勝利月間」です(23日まで)。「『学会の永遠性の確立』の急所は、まぎれもなく、未来部の育成にある」――池田先生の指針を胸に、より一層充実した、未来部の育成に取り組んでまいりたい。
 富田 未来本部や21世紀使命会の皆さんをはじめ、多くの方からの応援を受け、昨年を上回る応募となった「E−1グランプリ」の全国大会も大成功で終えることができました。心から感謝申し上げます。
 尾高 「E−1」発祥の地は中部です。「灯台」11月号でも紹介されていましたが、中部では今夏から、国際本部による、「E−1サポート」という取り組みを始めたそうですね。
 倉井 ええ。語学に()けた国際部員が、正しい発音や英訳などをアドバイスするものです。未来部員が、語学力を磨く貴重な機会となり、喜ばれています。
 尾高 E−1には昨年から、少年少女部も参加しています。英語の基礎学習がこれからという子どもにとって、国際本部のサポートは、英語に親しむきっかけになっているそうですね。
 倉井 思い起こせば、5年前、中部で初めて、「E−1」を始めた時は、本当に、うまくいくのか≠ニ不安の声がありました。しかし、その心配を吹き飛ばしてくれたのが、未来部のメンバーでした。
 尾身 皆が真剣に練習に取り組み、本番では見事なアドリブまで披露し、笑いの絶えない大成功の集いだったと伺いました。
 倉井 それまで、あまり題目をあげていなかった子が、チームのメンバーと一緒に唱題に挑戦できたり、苦手な英語に取り組めたりと、E−1を通し成長していく姿は、私たちに大きな自信を与えてくれました。
 尾身 第1回の大会で司会を務めた高等部員は、アメリカ創価大学に進学し、その後、ハーバードなど名だたる名門大学院に合格。現在はスタンフォード大学の大学院で学んでいると伺っています。「世界の(たから)」を育むE−1の理想の姿の一つであると思います。

池田先生と同じ心

 倉井 今、中部では、子どもが行きたくなる会館≠テーマに、教育本部と連携をして、新たな試みをしています。教育部員が宿題を見たり、一緒に遊んだり、親子の相談室を設けたりして、にぎやかな子どもの声が響いています。
 原田 そうしたこまやかな配慮の中で、崇高(すうこう)な学会精神を後継(こうけい)の人材たちに伝えていくことが大切です。先生は、未来部員に向けたエッセー『未来の(つばさ)』のなかで、ペルー草創(そうそう)の同志の闘争をつづられました。大変に感動的な内容でした。
 竹岡 はい。友は、アンデスの高原都市へ、エクアドル国境の町へ、アマゾンの秘境へと、20時間、30時間かけて、訪ね歩いたそうです。しかし、やっと着いても、「何しに来た!」と、ののしられます。それでも、にっこりとほほ笑み、「では、また明日来ますよ」と答えたのです。
 原田 「明日来るって、来るだけで一日かかるじゃないか」「明日だけじゃないです。あなたが真面目に仏法の話を聞いてくれるまで、何度でも来ますよ」――そう粘り強く対話を重ねていったのです。
 竹岡 この逸話(いつわ)を通し、先生は「いつの時代でも、新しい道を開くことは死闘(しとう)です。何回も失敗を繰り返しながら、それでもなお挑戦を重ね、開拓していくところにこそ、道は厳然(げんぜん)と開かれるのです」と強調され、「そこに、どれだけの祈りがあり、どれだけの苦難があり、どれだけの戦いがあったか。聡明(そうめい)な未来部の皆さんは、心に刻んでください」と訴えられました。
 原田 御書に「日蓮(にちれん)一人はじめは南無妙法蓮華経と(とな)へしが、二人・三人・百人と次第(しだい)に唱へつたふるなり」(1360ページ)と(おお)せです。創価三代の師弟が、御聖訓(ごせいくん)通りの不惜(ふしゃく)の闘争を貫き、世界中の同志が、その道に続いたからこそ、今の広布の伸展(しんてん)があります。今度は私たちが、20年後、30年後の未来に思いをはせ、池田先生と同じ心で、未来部の育成に励む時です。

師の偉大さを証明

 富田 月間では、少年少女部の「きぼう合唱祭」も開催されます。先生は、『希望の大空へ』の中で、少年少女部の「明るい歌声は、平和そのものです。戦争を止める(ちから)があります。人類の希望なのです」と書かれました。
 尾身 大きな可能性と使命を持ったメンバーを、全力で励ましていきます。
 富田 私は、少年部時代の合唱団の活動を通し、生涯(しょうがい)の友情を育むことができました。また、「学会歌」を歌う中で、幼いながらも学会精神を学ぶことができたと感じています。
 尾高 東京の中野総区では、卒団生も楽しく参加する合唱団の総会を年1回、開催し、大きな反響を呼んでいます。少年少女部時代の合唱団の活動は、信心の原点として、心から離れることはないと実感します。
 竹岡 牧口先生は、「現在、栄えていればこそ、先人(せんじん)が偉大になるのであり、今が栄えなければ、先人の偉大さも光彩(こうさい)がなくなる」と言われました。
 池田先生は、この指針を通し、私は牧口先生、戸田先生の偉大さを証明するために、走り、戦ってきた。第3代の私が学会を栄えさせなければ、先人への報恩(ほうおん)はできない。ゆえに休みなく働いた。全ての道を開きに開いてきた≠ニ宣言されました。
 原田 今の私たちの闘争、なかんずく未来部への真剣な励ましと育成によってのみ、学会の未来の発展は開かれます。それは、そのまま、私たちの師匠・池田先生の偉業を宣揚(せんよう)していくことになります。私たちは、この事実を忘れることなく、未来部の育成に全力を挙げていきたい。

(2017.11.30. 聖教新聞)

 

 

<6> 皆様の健康と無事故を祈念
出席者:原田会長、原田光治本社代表理事、永石婦人部長、志賀男子部長、伊藤女子部長

 永石 現在、全国各地で「支部ヒヤリハット配達員会」が開催されています。
 原田(光) 日々、本紙を配達してくださっている尊き「無冠(むかん)の友」の皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。この配達員会は安全への意識を向上し、互いの無事故を啓発し合う大切な場です。
 原田 特に冬季は、日の出が遅く、暗い時間帯の配達が増えます。早朝の冷え込みも厳しく、積雪や路面凍結などによる、転倒事故が起こりやすくなります。今回、配達員会のためにSOKAチャンネルVODに追加された教材では「冬道の転倒予防策」についても詳しく解説しています。
 原田(光) 大切なことは「冬道は滑って転びやすい」という危機意識をもつことです。また、滑りやすい路面を避けて歩くことを心掛けてください。具体的には、雪が降った後、人や車に踏まれる場所は危険です。踏まれることで雪が氷のように固まって、滑りやすくなります。
 永石 靴選びも大事なポイントです。底の部分に柔らかいゴムを使っている、深く細かい溝がついている、など滑りにくい工夫がされている靴を選んでください。歩く際は、かかとから雪面に着けずに、靴の裏全体で踏みしめることで、転倒の防止につながります。
 伊藤 雪がめったに降らない地域が降雪に見舞われると、転倒事故が多く発生するとも聞きました。
 原田 御書には「さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし」(1169ページ)と仰せです。無事故を勝ち取るためには、常日頃(つねひごろ)から正しい知識を身に付け、警戒を怠らない姿勢が大切です。
 永石 (あわ)せて、配達員の皆さまは、健康管理にくれぐれも留意していただきたいと思います。起床後は血流が増えて血圧が上がります。また血液が固まりやすい状態にあり、一日のうちで「朝」が、心筋梗塞が起きやすい時間帯といわれています。
 志賀 今回の配達員会で配布しているパンフレットでは、朝を健康的に出発するための工夫が紹介されていますね。
 原田(光) 「就寝前は不眠を招く可能性があるため、カフェインの摂取は控える」「起床後はゆっくりと起き上がる」ことや、配達前の準備運動などが記されています。身近なことから習慣づけしてください。
 原田 その上で、根本となるのは健康と絶対無事故を祈念する、張りのある勤行・唱題です。
 原田(光) 池田先生はかつて、随筆の中で「毎朝、皆様の『絶対無事故』『健康長寿』を妻と共に、ひたぶるに祈っております。配達員の皆様の無事故・健康こそ、私たち創価家族の願いであり、喜びであります」と無冠の友の皆さまに大激励を送ってくださいました。
 永石 日々、誰も見ていないところで奮闘される皆さまは、広宣流布の真の功労者です。どうか、悪天候の時、体調が優れない時などは決して無理をせず、賢明な配達に努めていただければと思います。
 原田 私たちも、毎日配られる聖教新聞の(かげ)に配達員の方々の労苦があることを断じて忘れず、日頃から感謝の言葉を述べるとともに、健康・無事故を真剣に祈念してまいりましょう。

火災を起こさない

 伊藤 もう一つ、これから特に注意しなければならないのが火災です。先日、保管していた使い古しの電池が「火元」となったケースの話を聞きました。
 志賀 電池のプラス極とマイナス極に金属製品が触れ、ショートを起こすことで、発熱、破裂、発火する恐れがあります。ネックレスやヘアピン、コイン、鍵などの金属製品と一緒に、電池を保管することは絶対にやめましょう。
 伊藤 学会の会館でも、懐中電灯や無線機など、多くの電池を使用しています。電池の保管方法や廃棄の仕方について正しく知っておく必要がありますね。
 志賀 具体的には以下の3点を全会館で徹底していきたいと思います。@不用になった電池は速やかに廃棄。その際、電池の両極には必ずセロハンテープやビニールテープ等を貼り、電流が流れないように絶縁するAパッケージから出して電池を保管する場合は電池専用のプラスチック製保管容器を用意し、金属製品が混入しないよう、フタをして管理するB牙城会(王城会)の館内点検項目に、電池の管理状況の確認を追加する、です。
 永石 これを参考にして、家庭でも十分に気を付けていきたいと思います。
 原田 各人が油断を排するとともに、リーダーが祈り、細部まで心を尽くし、絶対無事故を勝ち取ってまいりたい。

黄金の一日一日を

 永石 これから各地で、明年の目標を決める地区討議やブロック討議が行われます。折伏(しゃくぶく)弘教(ぐきょう)、聖教拡大、人材育成の目標などを具体的に定めていくことが大切ですね。
 志賀 地区やブロックなど組織で目標を立てますが、あくまで大事なのは個人の目標です。
 原田 各人が、自身の人間革命、宿命転換を懸け、目標に向けて戦う中で地域広布の伸展(しんてん)があり、強固な組織の基盤も築かれます。
 伊藤 池田先生は、「学会活動のうえで、個人の目標、組織の目標を常に明らかにして、その達成を御本尊に誓い、祈り、目標を成就(じょうじゅ)していくことが大切である」とつづられています。
 原田 広宣流布大誓堂完成5周年に向けての黄金の一日一日を勝ち取っていけるよう、明確で具体的な目標を掲げ、前進していきましょう。

(2017.12. 4. 聖教新聞)

 

 

<7> 拡大の実証こそ後継の使命
出席者:原田会長、竹岡青年部長、志賀男子部長、鈴木男子部書記長、伊藤女子部長、山本女子部書記長

 原田 1951年(昭和26年)5月3日、第2代会長となった戸田先生は、生涯(しょうがい)願業(がんぎょう)として「75万世帯の折伏」を宣言されます。
 山本 当時の会員数は、約3000人。「戸田先生はずいぶん長生きをされるのだな」と他人事(ひとごと)に思った人、夢物語のように感じた人など、反応はさまざまだったと伺いました。
 原田 しかし、わずか6年7カ月後、戸田先生の宣言通り、学会は75万世帯の折伏を達成します。今から60年前の12月のことです。底には、全国各地で折伏の旋風(せんぷう)を巻き起こした池田先生の闘争がありました。
 竹岡 3カ月後には、「3・16」の式典が行われます。拡大の闘争があったがゆえに、広布後継の儀式は開催されたのです。「3・16」60周年記念の「世界青年部総会」に向け、全世界の青年部が今一度、拡大なくして後継なし≠ニ、命に刻んでまいります。
 鈴木 3・16「広宣流布記念の日」30周年を記念して、先生が()まれた長編詩「青は(あい)よりも青し」に、「その広布の大河(たいが)の流れが/歴史の必然(ひつぜん)であるか(いな)かを/君よ()うなかれ/(なんじ)自身の胸中(きょうちゅう)に/(みずか)らの(あせ)労苦(ろうく)により/広布を必然(ひつぜん)たらしめんとする/熱情(ねつじょう)のありや()しやを (つね)()え」との有名な一節(いっせつ)があります。
 原田 ここには、「常に広布の主体者たれ!」との青年部への期待が示されています。広布へのロマンと情熱こそ青年の特権です。
 志賀 何より大切なのは、「3・16」を、単なる歴史の一ページと捉えないことです。先生は、「私にとって、毎日が『3・16』であった。毎日が、恩師との対話であり、恩師への誓いであり、恩師との共戦であった」と、何度も何度もつづられています。
 鈴木 「自分と師匠」――この一対一の誓願(せいがん)を立て、出発をしてこそ、「3・16」の精神が現代によみがえるのだと思います。
 竹岡 私たち池田門下の青年部は、師匠の総仕上げの今こそ、師弟の魂を継承(けいしょう)し、誓いを果たしていきたい。意義深き佳節(かせつ)を「6万の弘教拡大」をはじめ、「人材育成」「総会大結集」の勝利の実証(じっしょう)で飾り、歴史に残る「3・16」を築き上げていきましょう。

弘教と人材の育成

 伊藤 折伏の戦いでは、全国で感動的なエピソードが生まれています。先日も、東京で白蓮グループの班長を務める女子部員が、喜びの報告をくれました。彼女は、大学の同級生が入会を決意して以来、半年以上、一緒に会合へ。白蓮姉妹の集いにも共に参加しました。そして、初の本部幹部会の任務の日に、御本尊授与ができたのです。
 山本 「池田先生に勝利の結果を報告したい! と祈り、挑戦したことが、拡大の原動力になりました」と、すがすがしく語っていた姿が印象的でした。
 志賀 男子部でも怒濤(どとう)の折伏戦が展開される中、全国8000人のニュー・リーダー輩出(はいしゅつ)の戦いにも全力を注いでいます。
 原田 先生はかつて、「今ある環境、限られた条件の中から、一生懸命、智慧(ちえ)を出し合って、広布を進めていくのだ。そうやって信心で苦労すれば、苦労した分だけ、諸君の子孫にも必ず功徳が集まっていく」と語られました。
 志賀 少子化の中でも、工夫をこらし、執念を燃やす中で人材は育ちます。三重のある部長は就任以来、毎日5軒の家庭訪問を自らに課しました。その結果、この6年で、延べ1万軒の訪問・激励となり、多くの人材を輩出しています。
 鈴木 愛媛のある部長も、自らが大病を乗り越えた体験をメンバーに語り続けました。あるメンバーとは毎週1回、会う日を決めて対話。そうした執念が実り、この本部では、2年連続で部1人の大学校生を輩出しています。
 伊藤 「総会大結集」に向け、女子部ではまず、池田先生の卒寿(そつじゅ)のお誕生日を迎える、明年1月を中心に開催する「ロマン総会」の大成功を目指しています。
 山本 先生は、「同世代の女性のスクラムを広げよう! にぎやかで、朗らかで、楽しい雰囲気のところに、人は集まってくる」と言われました。一緒に訪問・激励、一緒に唱題、一緒に御書の研さんなど、婦女一体≠フ「サン?フラワー キャンペーン」を柱に、「新しい人材」を一人でも多く華陽(かよう)姉妹の連帯に加えていく決意です。
 原田 「ロマン総会」で配布される「ロマンカード」には、「法華経(ほけきょう)を信ずる人は・さいわいを万里(ばんり)(そと)よりあつむべし」(御書1492ページ)とあります。御本尊を信じ、行学(ぎょうがく)二道(にどう)に励む中で、無量(むりょう)の心の(たから)は積まれていくのです。
 伊藤 「3・16」で、池田華陽会の誕生から10周年となります。この日を記念し、新たに11期生も結成されます。2月に入卒式を行う予定の白蓮グループをはじめ、新しい力の躍動をもって、盤石(ばんじゃく)な後継の陣列(じんれつ)を築いていく決意です。
 竹岡 「弘教拡大、人材育成、大結集」の勝利を示し、戸田先生から池田先生に託された広布のバトンを、池田門下の青年部が受け継ぐ、「現代の3・16」ともいえる、世界青年部総会にしてまいりましょう。

返信せず無視する

 伊藤 さて、最近、携帯電話やパソコンに、「架空請求」のメールが届くことが増えています。
 竹岡 実在の企業になりすましているため、すぐに詐欺とは見抜けないようです。しかし、心当たりのない請求が、メールで突然、来ることなどありえません。絶対にメールに返信したり、記載の電話番号にかけたり、URLをクリックせず、無視してください。
 志賀 設定によっては、ブロックすることもできます。利用してください。
 原田 ともかく、皆で声を掛け合い、事故を未然に防いでいきましょう。

(2017.12. 7. 聖教新聞)

 

 

<8> 勢いを増す世界広布の前進
出席者:原田会長、池田SGI副会長、笠貫SGI女性部長、竹岡青年部長、伊藤女子部長

 笠貫 SGI各国の前進は、ますます勢いを増しています。たとえば韓国では、本年の夏までに、1万6000人の青年世代の新会員が誕生しました。
 竹岡 一人一人の新会員に、壮年・婦人部が中心となって「幸福責任者」を明確にし、一緒に「唱題・会合参加・教学研さん」などに取り組んでいるそうですね。何としても、青年を人材に!≠ニの熱い思いに感動しています。
 笠貫 タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシアなどの東南アジアでは、「グループ」の活動が活発です。日本の大白蓮華に掲載されている「輝きのグループ学習」のページを翻訳して、小さな単位で何でも語り合っています。
 原田 タイでは、壮年部も「グループ学習」を実践していると聞いています。
 笠貫 御聖訓(ごせいくん)の通り、世界中で地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)が躍り出る時代が到来しています。

一瞬に全力を注ぐ

 原田 本年8月、ペルー、ブラジル、メキシコを訪問しました。ペルーでは、1551年創立の南米最古の名門・国立サンマルコス大学から、池田先生へ「名誉博士号」が授与されました。同大学からは、1981年に「名誉教授」称号も授与されています。
 笠貫 今回の授与は、池田先生の入信70周年の「8・24」を祝賀するかのようでした。仏教哲学を根幹(こんかん)に、世界平和に貢献する人類の偉大な師匠をたたえたい!≠ニ、推挙(すいきょ)()に示されていたように、先生の平和闘争を、世界の知性が賛嘆しています。
 原田 世界広布の王者・ブラジルでは、全土250会場を結んで、代表幹部会が開催されました。また、バレンサ大学から、先生に「名誉博士号」が授与されました。さらに、ブラジル創価学園も見事な発展を遂げていました。
 笠貫 メキシコで刻まれた、先生の励ましのドラマにも深く感動しました。81年、先生はメキシコの空港に駆け付けたメンバーの中にいた身重(みおも)の婦人部員を大激励されます。その後、生まれた子どもたちに、両親は、先生との出会いの様子を語り続けます。さらに毎晩、小説『人間革命』を読み聞かせたそうです。
 原田 やがて、2人の子は、メキシコの男子部長と鼓笛部長に成長。SGI各国の大発展の背景には、こうした先生の一対一の励ましのドラマがあります。
 笠貫 南米は、未来部育成の模範です。昨年、訪れたアルゼンチンでは、全ての会合に、元気な未来部員の姿がありました。ここでは、合唱団の練習の送迎をする両親のための懇談会なども開催され、親子で一緒に成長しています。
 原田 昨年、ブラジルの友が、本部幹部会に参加するため、四国を訪問した折にも、感動的な出会いがありました。ブラジルの未来部長が、居合わせた少年部員に、生前(せいぜん)曾祖母(そうそぼ)が使っていた形見(かたみ)念珠(ねんじゅ)を、「池田先生や周りの人を支える人材になってください」と言って託したのです。
 笠貫 この激励に感動した少年部員は猛勉強し、関西創価中学に合格。未来部長との約束を果たすんだ!≠ニ、夢に向かって、勉強に挑戦しています。
 竹岡 2人の交流は現在も続いていますね。一人の未来部員のために全力を尽くす姿に、SGIの発展の因を見た思いがします。

宗教間対話を推進

 池田 今や世界中で、広布後継(こうけい)の青年が育ち、活躍する時代になりました。
 伊藤 次の世代といえば、池田SGI副会長がロシアを訪問された折には、池田先生が親交を結んだ方の、ご家族との出会いがありましたね。
 池田 ええ。モスクワ大学のレム・ホフロフ元総長の令息(れいそく)であるアレクセイ・ホフロフ副総長、ノーベル文学賞作家のミハイル・ショーロホフ氏の令孫であるアレクサンドル・ショーロホフ下院(国家院)議員と、お会いしてきました。
 伊藤 先生の誠実な人間外交が、今も続く友情へと結びついているのですね。
 池田 ホフロフ副総長に、第3次訪ソが描かれた小説『新・人間革命』の挿絵(さしえ)とロシア語訳を渡すと、「大変に懐かしいです」と喜ばれ、ショーロホフ議員は、「池田先生と祖父の対談は歴史的なことです」と語られました。
 竹岡 モスクワ大学は、ホフロフ、ログノフ、サドーヴニチィと3代の総長との交流が続いていますね。
 池田 ログノフ、サドーヴニチィの両総長と、先生は対談集を発刊されています。今回は、ロシア「国際グローバル研究アカデミー」から、先生への「正会員証」の授与式が、同大学で挙行されました。
 伊藤 また、フィレンツェ市から先生への「名誉市民」称号の授与式に参加するため、イタリアにも行かれましたね。
 竹岡 同市のナルデッラ市長は、「池田博士は、信念の対話によって人々を結び、平和を築いてきました」と述べています。
 池田 先生はこれまで3度、フィレンツェを訪問しています。東京富士美術館所蔵の「日本美術の名宝展」の開催など、文化交流にも尽力されました。さらにSGIの友も、良き市民として活躍してきました。
 原田 イタリアでは、同国の創価学会と共和国政府との間で、インテーサ(宗教協約)が結ばれています。どれほど深い信頼が寄せられていることか。
 伊藤 バチカンでは、ローマ教皇庁の招聘(しょうへい)を受け、核兵器のない世界への展望を巡る国際会議に、唯一(ゆいいつ)の仏教団体として、SGIの代表が出席しましたね。
 竹岡 SGIは長年、核兵器廃絶や環境問題などの人類的課題に、多くの人々や団体と協調し、解決への努力を続けてきました。
 池田 会議では、IAEA(国際原子力機関)前事務局長のエルバラダイ氏や人権活動家のエスキベル博士など、先生と親交の深い方とも多く会いました。
 竹岡 会議への招聘の陰には、先生の心を継ぎ、「センツァトミカ(核兵器はいらない)」運動などを推進してきた、地元イタリア青年部の献身(けんしん)の姿があったとも聞いています。
 原田 今回、ローマ教皇に池田SGI副会長が謁見(えっけん)しました。思えば75年、池田先生と当時の教皇の会見が予定されていました。しかし直前になって、宗門が難色を示し、中止となりました。あれから40年余り。宗教間対話を進め、世界平和に貢献してきたSGIの存在は今、広く社会から注目を集めているのです。

核兵器廃絶のため

 竹岡 先日も、ノルウェーの首都オスロで行われた、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)への「ノーベル平和賞」授賞式に、招聘を受け、SGIの代表が参加しましたね。
 伊藤 SGIが、ICANの国際パートナーとして、核兵器廃絶のための運動に取り組んできたことを評価されたものです。
 原田 本年は戸田先生の原水爆禁止宣言から60年。核兵器は、人類の生存の権利を脅かす絶対悪です。核なき世界の実現へ、市民社会の声を、さらに力強く結集していきましょう。
 笠貫 SGIでは明年のテーマを英訳する際、「栄光」の部分を「Brilliant(ブリリアント) Achievement(アチーブメント)」と表記しています。直訳すると、「Brilliant」は「輝かしい」、「Achievement」は「達成」の意味です。一人一人が、自身の誓願を成就(じょうじゅ)する()えある年こそ、「栄光の年」です。
 原田 御書に「うれしきかな末法流布(るふ)(うま)れあへる我等」(1439ページ)と(おお)せです。私たちは喜び勇んで、世界広布の航海を進めてまいりましょう。

(2017.12.14. 聖教新聞)

 

 

<9> 全員が光る「勝利の一番星」
出席者:原田会長、永石婦人部長、熱田総愛知長、稲原三重総県婦人部長、田中岐阜総県長、鈴木中部青年部長

 永石 この(たび)は、「中部総会」(本部幹部会)の開催、本当におめでとうございます。世界中から集ったSGIの同志と共に、中部の地から「栄光の年」へ勇躍(ゆうやく)の出発を切ることができました。
 原田 総会を目指し中部の皆さんが広布拡大に奔走(ほんそう)されたこともよく伺っています。本当にご苦労様でした。心より御礼申し上げます。会合の運営や会場の設営など(かげ)で尽力された方々にも感謝申し上げます。

リーダー率先の姿

 田中 今回、中部では総会に向けて「自身が勝利の一番星に!」とのスローガンを掲げ、各人の目標を記入できるカードを作成し、皆で祈りを合わせて拡大に取り組みました。
 稲原 折伏はもちろん、聖教新聞の拡大、友人とのSTB観賞など自分ができる広布の「一歩前進」を果たそうと皆が奮闘しました。
 熱田 そうする中で、一人一人に「私の中部総会」との意識が高まったのです。
 永石 結果、中部では総会を目指して「地区1」の弘教を成就(じょうじゅ)。年間の目標だった1万人の拡大を達成することができたんですね。
 熱田 今回の主役は最前線の「地区」でした。各地区で、互いの目標を共有。挑戦している姿を皆で「勝利の一番星」として称え合うことで団結と歓喜が倍増し、戦いが大きく進みました。また、その中で副役職の方や新入会のメンバーなど皆に光が当たり、かつてない勢いが生まれました。
 原田 そうした中部の皆さまの健闘に対し、池田先生も総会へのメッセージの中で「堅塁(けんるい)・中部の揺るぎなき金の城が堂々とそびえ立ちました」と、最大の称賛(しょうさん)を送ってくださいました。
 熱田 昨年12月に入会した、愛知の80代の婦人は同志の励ましや唱題の実践でどんどん明るく元気に。その変化を間近で見ていた友人を入会に導くことができました。その姿に地区もさらに奮起。爆発的な前進の中で総会を迎えました。
 永石 中部では未入会のご家族への入会の推進にも全力で取り組んでいます。
 稲原 三重のある地区では「七五三勤行会」への参加などを通じて、未来部員が新たに7人誕生しました。また、ある圏ではヤング・ミセスの委員長を中心にメンバー同士がこまめに連携を取り合い、未入会のご主人やお子さんの入会を大きく推進。「一家和楽の一歩を踏み出すことができました」など、喜びの声があちこちであがり、仏法対話にも拍車がかかりました。
 永石 婦人部の皆さまの折伏精神あっての勝利ですね。今回、中部婦人部長も30年越しの折伏が実りました。
 稲原 私も、婦人部の諸先輩の折伏根本の生き方に学ぶ中、12年前から友好を深めてきた方に、御本尊流布することができました。
 田中 岐阜では、太陽会の皆さまをはじめ「題目第一」の壮年部が大活躍しました。定年後、大病を信心で乗り越えた体験を語り、20代の青年に弘教を実らせた方。40代で定時制高校、60代の今も通信制大学院で学ぶ中、かつての学友らに仏法を語り、本年3世帯の弘教を実らせた方など拡大のエピソードは尽きません。全て、婦人部の皆さまの絶大な応援あってこそです。
 原田 まさに、「広布の黄金柱」として模範の戦いですね。若々しい息吹で戦う壮年部がいる地域は、婦人部の皆さまが喜んでくださいます。
 田中 壮年部員の一人として私も対話に挑戦し、わが家で1世帯の折伏を実らせることができました。岐阜の壮年部は地域に根を張り「真の理解者」の連帯をさらに広げていきます。
 原田 後継の青年部の活躍も光りました。男子部は各地のリーダーが率先して拡大の(はん)を示しましたね。
 鈴木 一人一人が対話に挑戦し、その体験を積極的に語る中で、「自分にも折伏はできる!」という、勇気の連鎖が第一線に生まれました。その結果、部平均1の弘教が結実しました。
 熱田 愛知のある創価班大学校生は、友人に1カ月間の勤行指導を続け御本尊流布。その間、多くの男子部の先輩が絶えず激励してくれたそうです。共に決意し、共に題目をあげ、励ましてくれる先輩の存在はどれほど支えになったか。
 原田 御書に「()れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬれば・たうれず」(1468ページ)とあるように同志の激励ほど心強いものはありません。
 永石 女子部でも、中部女子部長が弘教を実らせるなどリーダーが率先の拡大に挑戦、今までを大きく上回る多くの折伏チャレンジャー≠ェ誕生しました。
 鈴木 学生部も見事、日本一の折伏を成し遂げました。真剣に題目をあげ抜く中、念願の創価大学にも合格、さらに、未入会だった父親を入会に導き、当日の収録会場に集まった未来部員もいました。青年部の前進の陰には、いつも温かな激励を送ってくださる壮婦の皆さまの存在があります。感謝の思いでいっぱいです。
 田中 総会の前日に各地で行われたSGIとの交流交歓会も大盛況でした。
 稲原 海外の同志の求道心、歓喜(かんき)あふれる姿に皆が大きな触発(しょくはつ)を受けました。
 鈴木 女子部のある副本部長は、かねてより折伏を続けていた方と共に交歓会に参加。韓国の婦人部の方にも対話に入っていただき、入会を決意してもらうことができました。

初訪問65年の佳節

 永石 明年は、池田先生の中部初訪問から65年の佳節(かせつ)を迎えますね。
 鈴木 はい。発表40年となる中部歌「この道の歌」を皆で高らかに歌いながら、地区に、ブロックに、励ましの輪をさらに大きく広げてまいります。
 原田 今回、それぞれの舞台で広布拡大に挑戦した方々は全員が「勝利の一番星」です。池田先生のご期待に応えるべく、中部は弥弥強盛(ごうじょう)な信心で広宣流布の「ストロング・フォートレス(堅塁)を築きゆかれんことを祈ります。

(2017.12.18. 聖教新聞)

 

 

<10> 陰の労苦に無量無辺の功徳
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、伊藤女子部長

 原田 12月22日は、結成65周年となる「統監(とうかん)部の日」です。統監作業に携わる全ての皆さまの、日頃の地道な労作業に心から感謝申し上げます。
 永石 池田先生は、言われています。「民衆の幸福と世界の平和を目指す広宣流布の戦いは、断じて負けるわけにはいかない。そのためにも『正しい事実』を捉え、的確な手を打ち続けていくことこそ、学会の永遠の指針といえましょう」
 原田 そして、統監部の使命について、結論されています。「統監部の皆様の労作業なくして、『正しい事実』を把握することは決してできません。統監が正確であり、厳然(げんぜん)としているからこそ、学会は広宣流布の一切の戦いに勝ち進むことができたのです」と。
 長谷川 統監部のモットーは、「正確・明確」「基本を大切に」「広布伸展(しんてん)を支える」です。この通りに黙々と、正確な数字の掌握に注力してきた統監部の皆さまがいてこそ、広布の前進はあります。
 永石 「一枚の統監カードは『一枚の紙』にあらず『一人の生命』なり」――これが、統監部の永遠の指針です。「そこには、命の鼓動があり、人格があります。発心(ほっしん)蘇生(そせい)のドラマがあり、人と人との温もりの絆があります」と、先生も述べられています。
 原田 今日(こんにち)の創価学会の大発展は、「一人」を徹して大切にしてきたからこそです。統監部の皆さまが行う作業は、まさに、その基盤となる実践です。どれほど重要であるか。
 長谷川 御聖訓(ごせいくん)に、「陰徳(いんとく)あれば陽報(ようほう)あり」(御書1178ページ)とあります。人知れぬ労苦は、無量無辺(むりょうむへん)福徳(ふくとく)となり、自身と一家を包みゆきます。
 原田 今、明年へ向け、各地で本格的な拡大の息吹が、みなぎっています。尊貴(そんき)な使命を帯びた統監の任務に携わる誇りを胸に、これからもどうか、丁寧な統監作業の推進を、よろしくお願いします。

個人情報の管理を

 伊藤 年末を迎え、各家庭や職場で、大掃除をする機会が多くなります。
 永石 気を付けたいのは、コンセントのほこりです。火災の原因となりますので、忘れずに掃除しましょう。また、電源コードの上に重い物を置いていると、内部がショートし、発火する恐れがあります。注意していきましょう。
 志賀 個人情報の管理も重要です。いかなる企業、団体も今、情報管理が厳しく求められています。役目を終えた書類は、シュレッダーを使って廃棄するようにしましょう。
 長谷川 また、再三、徹底していますが、組織での忘年会や新年会は厳禁です。ちょっとした油断が、清浄な学会の世界を破壊することになりかねませんので、厳守してください。
 志賀 小説『新・人間革命』第24巻「厳護(げんご)」の章に、山本伸一会長が、牙城会の友と一緒に、本部周辺を点検に歩くシーンが描かれています。
 そこでは、「これから年末いっぱい、火災に限らず、詐欺や窃盗などの、さまざまな犯罪が多発しやすい時期になる、しかし、ともすれば、まさか、自分はそんなことに遭うわけはない。大丈夫だろう≠ニ思ってしまう。それが油断の第一歩であり、そこに、(すき)が生まれていく」と指導されています。
 永石 ほかにも、注意すべき指針が示されていますね。たとえば会合で、交通事故に注意しましょう≠ニ言われても、そんなことは、分かっている≠ニ聞き流してしまう人がいます。一方、そうだ。用心しよう!≠ニ自分に言い聞かせられる人の心には隙が生まれない、と。
 原田 日蓮大聖人は門下に、「かまへて・かまへて御用心(そうろう)べし」(同1133ページ)と仰せになり、細かいところに、より用心していくよう訴えられています。先生は、「この『用心』こそ、すさんだ社会にあって、身を守り、勝利していくための肝要(かんよう)なんだ」と教えてくださっています。一人一人が、事故や火災に「用心」し、無事故で有意義な1年の総仕上げにしてまいりたい。
 伊藤 現在、各地の会館では、省エネ・節電に取り組んでいます。
 志賀 具体的には、会場に室温計を置き、空調を適正に使用。空調の一斉(いっせい)稼働を避けるため、運転開始を30分以上ずらす「時差運転」の実施。会合終了後、早めに空調を半分停止する「終了時半開(はんかい)運転」などです。
 原田 いずれも、一人一人の心掛けが重要となりますので、意識的に取り組んでいただきたい。

明年への助走期間

 長谷川 忙しい年末ですが、この時期は、普段ゆっくりと話す機会が少ない人と会う時間≠ェつくれる時でもあります。1960年(昭和35年)、第3代会長に就任された先生は、全ての目標を成就(じょうじゅ)した年末、主要行事を終えられると、各部のリーダーとの懇談を連日、重ねられました。
 伊藤 当時の心境を、会合などの行事が終了した年の瀬は、個人指導のまたとない好機(こうき)であった≠ニ述懐(じゅっかい)されています。
 長谷川 先生は、一人一人の悩みを聞き、また組織の実情を詳細に分析し、それぞれの課題と目標を明確にしていかれました。
 原田 それは、まさに、新しき年への助走でした。「助走の勢いが跳躍(ちょうやく)の力を決定づけるように、広宣流布の活動の勝敗も、いかに周到に準備を進めたかによって、決まってしまうといってよい。ジャンプへと踏み切る決戦の瞬間≠ノは、既に勝負は、ほぼ決まっているものだ」と綴られている通りです。さあ、栄光の年≠ヨ、いよいよの戦いを開始していきましょう。

(2017.12.21. 聖教新聞)