< 座談会 >

創立90周年を勝ち開く!

 


 

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「広宣流布の大願」掲げ前進
仏縁と理解広げる友人葬
一人一人が地域広布の主体者
励ましが次代の広布の城築く
幸の仏縁を社会に広げる対話
拡大支える真心の尽力に感謝
師恩に報いる拡大の結果を
全員が一歩前進の一年に
深き祈りと行動で希望のドラマを!
皆が未来の「広布の大樹」

 

 

 

 

<1> 「広宣流布の大願」掲げ前進
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、志賀男子部長、大串女子部長

 長谷川 「広宣流布大誓堂(だいせいどう)」完成から5年。世界広布の潮流(ちょうりゅう)が、いよいよ勢いを増す中、晴れやかに「創価学会創立記念日」の「11・18」を迎えることができました!(一同、大拍手)
 永石 お元気な池田先生・奥さまと共に、世界広布に前進できる喜びでいっぱいです。
 原田 本年、多くの地域が、近年まれに見る弘教(ぐきょう)・拡大で、世帯増・部員増を成し遂げることができました。特に、「本部幹部会」さらには「新時代全国男子部幹部会」が開催された方面の発展には目覚ましいものがありました。全国の同志の皆さまの大奮闘に、深く御礼(おんれい)申し上げます。
 竹岡 「世界青年部総会」(3月)や、各地の「創価青年大会」などを通しても、青年部は大きく弘教(ぐきょう)を拡大、新たな人材が陸続と誕生しています。
 長谷川 さあ、学会創立90周年への船出です。この紙上座談会も「創立90周年を勝ち開く!」とタイトルを新たにスタートします。本年を締めくくるべく、さらに勢いよく広布拡大に打って出ていきましょう。

「人間革命」の挑戦

 原田 池田先生は、「創立の日」を記念する「誓願(せいがん)勤行会」に、重要なメッセージを寄せてくださいました。そこでは、1979年(昭和54年)、悪僧らの猶多怨嫉(ゆたおんしつ)が渦巻く中、熱原の法難(ほうなん)の当時に思いをはせ、牧口・戸田両先生をしのびつつ、心肝(しんかん)に刻みつけた御金言を紹介してくださいました。そして、創価の師弟の精神、学会精神の真髄(しんずい)を示してくださったのです。
 大串 「(ねがわ)くは()が弟子等・大願ををこせ」(御書1561ページ)、「各各(おのおの)師子王の心を取り(いだ)して・いかに人をどすともをづる事なかれ」(同1190ページ)、「日蓮が一類は異体同心(いたいどうしん)なれば人人すくなく(そうら)へども大事を(じょう)じ」(同1463ページ)などの御聖訓(ごせいくん)ですね。
 竹岡 これらを通し、先生は、「『広宣流布の大願』を起こし、妙法に、わが命を捧げ抜いていく誓願(せいがん)の人生」、「一人ひとりが自分自身の生命から『師子王の心』を取り出し、何ものをも恐れず、正義を師子吼(ししく)していく師弟不二の勇気」、「いかなる悪も打ち破り、大法弘通(ぐつう)を成し遂げ、慈折(じしゃく)広宣流布を成就(じょうじゅ)していく異体同心(いたいどうしん)の団結」こそ、平和と人道の大連帯を広げる、広宣流布の道であると記されました。
 志賀 さらに、この「広宣流布の大願」「師子王の心」そして「異体同心(いたいどうしん)の団結」に、日蓮大聖人が本懐(ほんかい)とされた「民衆仏法」の根幹の柱が示されている、と教えてくださったのです。
 原田 メッセージの最後で、先生は、「月月・日日につより(たま)へ・すこしもたゆむ心あらば()たよりをうべし」(同1190ページ)の御文(ごもん)を引かれ、「『創価勝利の年』へ、いよいよ『月月・日日につよる心』で、『人間革命』(そく)『広宣流布』に、たゆまず挑戦しよう」と呼び掛けられました。私たちは、先生の指導のままに、日々、自身の人間革命に挑戦し、勇敢(ゆうかん)に広宣流布の道を歩んでいきたい。
 大串 11月18日には、リニューアルオープンした巣鴨の東京戸田記念講堂で、「本部幹部会」が盛大に開催されました。
 志賀 来日した70カ国・地域300人のリーダーも参加し、「SGI総会」の意義を込めた集いでした。講堂内の壇上に飾られた万国旗は、まさに世界広布の伸展(しんてん)を物語るものでした。
 竹岡 今回は、全国の会館を同時中継で結んでの開催となりました。参加者全員で、池田先生が作詞・作曲された、「人間革命の歌」の合唱も厳粛に行われるなど、大感動の会合でした。
 永石 「人間革命の歌」に込められた精神などは、小説『新・人間革命』第23巻「勇気」の章に、詳しく記されています。そこには、作成に当たった真情を、「いかなる大難(だいなん)にも負けない、(たましい)の歌を作りたい」「希望を湧かせ、勇気を鼓舞(こぶ)する、人間讃歌(さんか)を作りたい」とつづられています。
 大串 また、「われ地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)なり」との戸田先生の「獄中(ごくちゅう)悟達(ごだつ)」を表現することに、最も心を砕いたとも、述べられています。
 志賀 『新・人間革命』をしっかり研さんし、歌詞と曲の一節一節に込められた先生の心を命に刻む思いで、合唱しました。これからも、この「人間革命の歌」を歌いながら、「地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)」の使命に生き抜いていきます。

「立正安国」の対話

 原田 総県長会議でも、お伝えをしましたが、私たちが目指す次なる目標である2020年の学会創立90周年に向かって、明2019年は、勝ち越えなければならない広布の山が連続して訪れる年です。創立90周年の勝因を築く重要な年となります。私たちは、いよいよの信心、いよいよの決意で進んでいきたい。
 永石 明年の活動の第1項に、「創価の勝利を開く『対話拡大』『友好交流』に全力!」とある通り、立正安国の前進へ、皆で対話拡大、友好交流に動き、仏縁(ぶつえん)と友情を大きく広げ、創価勝利の歴史を開いていきたいと思っています。
 竹岡 明年は、「平成」の時代が終わりを告げ、新元号となります。それと前後して、統一地方選・参院選が連続して行われます。
 原田 御聖訓(ごせいくん)に照らし、広布拡大に走り抜く福徳は絶対です。戦いが大変であればあるほど、リーダーが真剣に祈り、「励ましと誠実の対話」に徹していけば、必ず新しい人材が誕生します。わが地域の組織も強くなっていきます。
 長谷川 「一身(いっしん)一念法界(ほうかい)(あまね)し」(同247ページ)と説かれる通り、リーダーが「決めて」「祈り切って」「動いて」いけば、いかなる状況をも突き動かし、歓喜(かんき)の波動を起こしていけます。先生も、「辛労(しんろう)は絶えないだろうけれども、仏の悩みだ。『煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)』で、全部、大福運に変わる」と言われています。
 原田 「一人の勝利」「私の勝利」なくして、「創価の勝利」はありません。リーダーは、この点を肝に銘じ、どこまでも「一人を大切に」「皆を人材に」と、励ましを広げていきたい。そして、「異体同心(いたいどうしん)の団結」で、断固として完全勝利・連続勝利を開いていこうではありませんか。

(2018.11.22. 聖教新聞)

 

 

<2> 仏縁と理解広げる友人葬
出席者:原田会長、永石婦人部長、末定(すえさだ)儀典部長、志賀男子部長、大串女子部長

 永石 11月30日は「儀典(ぎてん)部の日」です。各地の儀典(ぎてん)部の方々の強盛(ごうじょう)な祈りと誠実な振る舞いによって、「友人(そう)」は社会に定着し、学会理解を広げる場にもなっています。
 原田 創価の宗教改革を進めてこられた儀典(ぎてん)部の方々の活躍には、多くの感謝の声が私のもとにも届いています。儀典(ぎてん)部の指針にもある通り、一人一人が「広布拡大の全権(ぜんけん)大使」です。
 末定 私もこれまで、多くの友人(そう)で導師を務めてまいりました。弔辞(ちょうじ)では広布に尽くされた故人の人柄(ひとがら)や人生を、最大限にたたえるようにしています。
 永石 友人(そう)に参加した方からは「爽やかで真心が伝わる葬儀でした」など、感動の声が多く寄せられますね。
 志賀 ライフスタイルの変化により、葬送(そうそう)儀礼(ぎれい)も多様化しています。学会が推進してきた「友人(そう)」などの取り組みは、時代をリードするものといえます。
 末定 ある調査によれば今、葬儀の形として、家族を中心とした「家族(そう)」を望む声が全ての世代で多いそうです。実際、葬儀の約4割が「家族(そう)」という統計もあります。
 原田 あらためての確認ですが、私たちが行う「家族(そう)」も、小規模な「友人(そう)」として位置づけられます。仏法の本義に照らせば、家族や親族の代表が導師を務める場合も、最高の追善(ついぜん)回向(えこう)の場となることに、違いはありません。それは、火葬だけの「直葬(ちょくそう)」の場合も同じです。いずれも「友人(そう)」の意義にかなった葬送(そうそう)儀礼(ぎれい)といえます。
 大串 そもそも、「友人葬」の「友人」とは、仏法でいう「善知識(ぜんちしき)」を示しますね。
 原田 そうです。導師として妙法の題目を唱える家族・親族は、故人にとって最高の善知識(ぜんちしき)になります。したがって、儀典(ぎてん)長を呼ばなければ、「友人(そう)ではない」ということではありません。

遺族の意向に沿う

 末定 葬儀に学会員が参列するかどうかについても当然、喪主の意向に沿った対応が求められます。
 原田 家族や親族だけで行う葬儀の場合に関しては、故人と親しい学会員が、各人の自宅や地区などで集まった時に勤行・唱題し、追善(ついぜん)回向(えこう)すれば、「友人(そう)」と同じ趣旨の葬送(そうそう)であるといえます。
 なお、会員からの儀礼的な意味での香典は「友人(そう)」等においては必要ありません。
 末定 日蓮大聖人は、故人を送る唱題の功力の重要性を強調されています。追善(ついぜん)回向(えこう)の本義とは、送る側の広宣流布の活動に励む功徳、つまり「(ぜん)」を故人に(めぐ)らし向ける≠アとにあります。
 原田 御書に「(いま)日蓮()(たぐ)聖霊(しょうりょう)(とぶら)う時法華経を読誦(どくじゅ)し南無妙法蓮華経と唱え(たてまつ)る時・題目の光無間(むけん)(いた)りて即身成仏(そくしんじょうぶつ)せしむ、廻向(えこう)(もん)()れより事(おこ)るなり」(712ページ)と説かれている通りです。大聖人直結の信心を貫き、日々、広布にまい進する学会員が、自らの題目の功力を送ることが最高の追善(ついぜん)供養(くよう)になるのです。
 末定 葬儀の形式は、時代や地域によっても異なります。大事なことは、それぞれの地域・文化の伝統を理解し、共有することです。つまり、仏法が説く「随方毘尼(ずいほうびに)」の法理に基づいて、葬儀を執り行うことが大切です。
 志賀 根本の法理にたがわない限り、それぞれの風俗や習慣、時代の風習を尊重し、(したが)っていくべきであるとするのが、随方毘尼(ずいほうびに)智慧(ちえ)ですね。
 末定 さらに、遺族の気持ちに寄り添った葬儀にすることです。私も、そのように心掛けています。一人を大切にする人間主義の仏法が、「友人(そう)」には脈打っているのです。
 原田 そうした学会員の姿を見て、学会への理解を深め、仏縁を広げていくケースも数多くあります。
 志賀 一方で、いまだに僧侶が葬儀を行わなければ成仏できない≠ネどと脅し、供養集めに躍起になっているのが日蓮正宗(日顕宗(にっけんしゅう))の坊主たちです。そんなことは御書のどこにもありません。
 末定 供養目当ての邪義(じゃぎ)であることは明白です。
 志賀 故人をいたむ遺族の心につけ込んで金もうけを(たくら)むなど、悪質極まりない。青年部は、日顕宗(にっけんしゅう)の悪と戦い続けます。
 永石 今月28日は「(たましい)の独立記念日」です。1991年のこの日、学会は邪宗門の鉄鎖(てっさ)を断ち切り、以来、世界宗教へと大きく飛躍(ひやく)していったのです。
 原田 創価の宗教改革とは人間のための宗教≠ニいう仏教本来の精神を取り戻すための闘争であります。当時のSGIは115カ国・地域でしたが、今や192カ国・地域にまで大きく広がりました。創価の人間主義の運動は、世界中で社会の希望と輝きを放っています。私たちは、この大道をさらに広げてまいりたい。

「魔」を見破る祈り

 永石 年末に向けて、社会も慌ただしくなっていきます。特に「詐欺」や「悪質商法」には気を付けたいですね。近年、手口はより巧妙化しています。
 志賀 中でも、被害が後を絶たない「還付金詐欺」には注意が必要です。「健康保険料を返金する」「税金の還付がある」などと、ATMに誘導する手口です。自治体や金融機関が、電話でATM操作を指示することは「絶対にない」との認識をお願いします。
 永石 こうした詐欺は、具体的な立場や名前をかたる手口が多いのが特徴です。お金の出し入れが発生するようになったら「冷静になる」「信頼できる人に相談する」ことが大切です。
 志賀 特に、お年寄りは被害に遭いやすいです。家族や友人、地域が注意喚起し合うことが必要です。家庭内でも、緊急時の連絡先を共有しておくなど、具体的な対策をお願いします。
 原田 自分は大丈夫≠ニ、心のどこかに(すき)があれば、魔につけ込まれます。魔を魔と見破る強盛(ごうじょう)な祈りを根本に、無事故の年末にしていきましょう。

(2018.11.26. 聖教新聞)

 

 

<3> 一人一人が地域広布の主体者
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 原田 小説『新・人間革命』第30巻<下>が発刊・発売されました。『人間革命』と合わせて半世紀を超える、池田先生の執筆闘争に感謝の念は尽きません。
 長谷川 待望の発刊に、全同志が喜びに沸いています。『新・人間革命』は海外13言語、23カ国・地域でも出版されています。世界同時に研さんされ、広宣流布の活動の推進力になっています。
 永石 第30巻<下>の巻末には、先生が「あとがき」を寄せられています。「皆が、地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)であり、幸福になる権利がある。皆が、人生の(ひのき)舞台で、風雪の冬を陽光の春へ、苦悩を歓喜へと転ずる大ドラマの主人公であり、名優であるのだ」との言葉に感動が込み上げてきます。
 大串 小説を通し、どれほどの読者が励まされ、自身の使命に立ち上がったことでしょう。
 原田 「この世に『不幸』がある限り、広宣流布という人間勝利の大絵巻を、ますます勇壮(ゆうそう)に、絢爛(けんらん)と織り成していかねばならない。ゆえに、われらの『広布誓願(せいがん)』の師弟旅は続く」との一文には、広宣流布の遥かな未来に向けて、私たち弟子への万感の期待が込められています。
 竹岡 青年部はより一層の決意で学んでいきます。
 原田 先生と共に進む、広宣流布の道程(どうてい)にゴールはありません。「創価の精神の正史」「真実の信仰の道」を先生に直接、教えていただく思いで研さんを重ねていきましょう。

立正安国の対話を

 長谷川 本年は青年部を先頭に折伏・弘教が大きく進みました。その上げ潮の中で、明年の連続勝利へ、さらなる対話拡大、友好交流を広げてまいりたい。
 永石 『新・人間革命』第30巻<下>「誓願(せいがん)」の章には次のような指導があります。「われらは、誇らかに胸を張り、現実の大地をしっかと踏みしめ、一人、また一人と、対話の(うず)を起こし、平和をめざして、漸進(ぜんしん)的に立正安国の前進を続ける。そこに、真実の民衆勝利≠フ道がある」
 長谷川 広宣流布、立正安国といっても、各人が今いる場所で着実に対話を広げ、信頼と友情の(きずな)を結んでいく以外にありません。
 原田 日蓮大聖人は、佐渡で門下となった阿仏房(あぶつぼう)を「あなたはまさしく北国(ほっこく)導師(どうし)ともいうべきでしょう」(御書1304ページ、通解)と励まされました。「地域広布の主体者」としての使命を自覚した一人が、身近な場所で信心(そく)生活、仏法(そく)社会の実証を示し、仏縁(ぶつえん)を広げていくことは、広宣流布のあらゆる運動の原点ともいえます。
 永石 学会への理解を深め、仏縁(ぶつえん)を広げる上で、活用されているのが「SOKAチャンネル モバイルSTB」です。いつでも、どこでも視聴できるので、友人との対話にも最適です。
 大串 ある女子部員はSTBを友人宅に持って行き、友人と同じ病気を克服した体験の番組を共に視聴。すると友人は今までになく、率直に悩みを語ってくれました。自身の信仰体験も伝え、励まし、一歩深い対話になったそうです。
 竹岡 収録されている番組は実に多彩です。友人が抱えている悩みの解決や、夢の実現に向かって、勇気と希望を送ることのできる番組が必ずあります。
 大串 今月から、順次、STBの台数が大幅に拡充されます。
 竹岡 新たに便利な機能も追加になります。これまでは番組の一部分にしか字幕がありませんでしたが、全編を字幕付きで視聴できるようになりました。
 大串 番組コードやキーワードから「番組検索」ができるようになったので、見たい番組が探しやすくなりましたね。
 長谷川 「会合の充実」を目指し、座談会や地区協議会などで視聴するのはもちろん、「訪問・激励」に「仏法対話」に有効利用していきたいと思います。
 原田 何より大切なのは友の幸福を願う強盛(ごうじょう)な祈りと、地域広布への真剣な行動の積み重ねです。その上でSTBを対話の武器≠ノ、地域のすみずみに、信心の感動と学会理解の輪を広げていきましょう。

「目標」を具体的に

 永石 本年の掉尾(とうび)を飾る座談会も開催されます。
 原田 池田先生はかつて、座談会を「幸福劇場」と表現されたことがあります。どんなに悩みを抱え、どんなに疲れ果てていても、必ず元気になれる。前向きになれる。勇気が湧いてくる――ともどもに大きく前進の歩みを進めることができたこの1年、互いの健闘をたたえ合い、決意あふれる座談会として明年へ出発していきたい。
 永石 また、各地区やブロックでは、明年の活動について討議も行われます。対話拡大、人材拡大などの目標を明確にして進むことが大切ですね。
 原田 「目標」について、先生は仏法の「化城(けじょう)(そく)宝処(ほうしょ)」の法理に(そく)して指導してくださっています。「広宣流布は、常に具体的な目標という『化城(けじょう)』を設定しての前進だ。そして題目を唱え、その化城(けじょう)に向かって挑戦する行動それ自体に仏の大境涯(きょうがい)という『宝処(ほうしょ)』が開かれる」と。
 そして「皆で心も軽く仏縁(ぶつえん)を広げ、一つ一つ人間革命の勝利劇を飾り、わが誓願(せいがん)の国土に常寂光(じょうじゃっこう)の『永遠の都』を築き上げていくのだ」と呼び掛けられました。
 竹岡 青年部も、広布拡大の戦いの中で、一人一人が自身の目標を明確に定めて挑戦し、成長していく決意です。
 原田 私たちが仏法者として、社会の安定と発展のために行動していくのは、当然の使命と責務です。堂々と「人間革命」(そく)「立正安国」の大道を歩み、明年の全ての戦いに勝利してまいりましょう。

(2018.12. 3. 聖教新聞)

 

 

<4> 励ましが次代の広布の城築く
出席者:原田会長、山口未来本部長、高橋中部女性未来本部長、竹岡青年部長、先ア女子未来部長(女子高等部長兼任)、富田少年部長

 原田 ヨーロッパ21カ国から120人の青年が来日し、東北での交流交歓会や青年友好総会など、誓願(せいがん)の研修会が行われました。求道心にあふれ、池田先生と共に広布に生き抜く決意みなぎる姿は、大きな感動を呼びました。
 竹岡 今回、来日したメンバーの中には、医学博士や、国際機関、世界的企業で働く友も多数います。日本の青年部にとっても大きな刺激となりました。世界の友と手を(たずさ)え、世界広布の道を、さらにまい進していく決意です。

大成功の合唱祭に

 富田 さて、1日から「未来部勝利月間」が始まりました(23日まで)。
 高橋 何かと多忙な年末ですが、「未来の()を知らんと(ほっ)せば()の現在の因を見よ」(御書231ページ)と(おお)せの通り、今の未来部員への励ましが、次代の広布の城を築きます。
 原田 現在、「励まし週間」の最中でもあります(9日まで)。訪問・激励の際に、未来部員がいる、ご家庭であれば、進んで、一声、掛けていきたいと思います。
 先ア 未来部員にとって、「勉強に挑戦しているんだね」「部活、頑張ってるね」などの一言が、どれほどの喜びになることか。
 原田 今は受験を控えた未来部員にとって、追い込みの大切な時です。広布の会場を提供してくださるなど、ご家庭に受験生がいる場合は、早めに切り上げたり、大きな声に注意するなどの配慮も必要です。
 先ア そのように創価家族の皆さんが、気を配ってくださっていることは、受験生にも伝わります。その中での「応援しているからね」との一言が、大きな力となるものです。
 山口 各地では今、少年少女部の「きぼう合唱祭」がたけなわです。日頃の練習の成果を発揮する本番は、子どもたちにとって、思い出に残る舞台です。
 富田 17の区圏の全てに合唱団がある熊本では、総県の未来部幹部を中心に、未来本部長らと綿密(めんみつ)連携(れんけい)を取る中で、大成功の合唱祭を開催することができました。
 山口 合唱団の中には、(やまい)と闘いながら、懸命に練習に励むメンバーもいます。家族やスタッフの献身的な応援もあり、見事な合唱を披露する姿には、いつも涙があふれます。
 富田 合唱団で、唱題に挑戦し、先生の指導を学び、大きく成長を遂げるメンバーを見て、入会を決意される親族の方も大勢います。
 竹岡 岐阜県の高山市や下呂市など、広大な地域を広布の舞台にする飛騨池田県では本年、31年連続で、創価学園・短大・大学へ進むメンバーが誕生しました。
 高橋 この地域は、未来部の担当者をはじめ、各部の連携(れんけい)が見事で、すぐに激励に走れる態勢が整っています。教育本部の方も、一人の未来部員のために、車で数時間かけて訪問・激励に通うなど、皆で力を合わせ、黄金の歴史を築いています。
 先ア 夏の未来部研修会に参加したメンバー同士で励ましの声を掛け合い、受験に挑戦しているという話も各地で聞きます。
 高橋 鳥羽や志摩などを抱える三重大光県も、アメリカ創価大学をはじめ、創価大学等に学ぶメンバーが数多く誕生しています。このメンバーが帰省した折には、地元の未来部員のもとへ、激励(げきれい)に通うことが伝統になっています。特に、「E−1グランプリ」では、自分たちがモデルとなって、発音の練習を手伝うなど、温かな触れ合いの中で強い(きずな)が生まれ、連綿(れんめん)と続く後継(こうけい)の後輩の誕生につながっています。
 先ア 今年の「E−1グランプリ」では、早くから準備をしているチームもありました。池田先生の1・26「SGIの日」記念提言や、先生とアルゼンチンの人権活動家でノーベル平和賞受賞者のエスキベル博士の共同声明を読み合っているチームもあり、とても感動しました。応援してくださった全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。
 山口 未来部育成においては、中部が模範(もはん)の取り組みをされていますね。たとえば、「後継者が育つ会館づくり」です。「子どもにとって、魅力のある居場所」「担当者の励ましの拠点」「子育て家族にとっての安心の基地」となることを目指し、多くの新たな試みを実施しています。
 高橋 愛知・知多総県の半田圏などでは、平日の夜に「未来部育成プラザ」を開催しています。ここには、毎週30人ほどの子どもたちが集まり、勤行・唱題の後、各自が持ち寄った内容についての勉強を行っています。教育部と青年部のスタッフも参加し、大きな反響を呼んでいます。
 山口 ライン組織と未来本部、さらに青年部と教育本部が力を合わせて取り組んでいることが、成功の(かぎ)になっているのですね。
 原田 「未来ジャーナル」で連載を続けてくださっている「誓いの明日へ」の中で、池田先生は、戸田先生に「大作がいれば、学会は安心だ」と言われた師弟の歴史を通し、つづられました。「私には未来部の皆さんがいます」。だから、「未来部がいれば、世界は安心だ」と宣言したい、と。皆で総力を挙げ、未来部員を育成し、世界の未来を開いていきましょう。

省エネへのご協力

 竹岡 最後に会館における冬の省エネ・節電についてのお願いです。冬は空調の使用時間が長く、エネルギーの利用が増加します。
 山口 具体的には、会場の室温が22〜23度、会議室・ロビーが20度を目安に、空調を適正に使用することですね。
 原田 空調を早めに一部だけつけておく「半開(はんかい)事前運転」や、運転開始時間をずらす「時差運転」などを実施し、省エネ・節電へのご協力を、お願いします。

(2018.12. 6. 聖教新聞)

 

 

<5> 幸の仏縁(ぶつえん)を社会に広げる対話
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、大串女子部長

 永石 今年も残すところ2週間となりました。年末年始の友好期間の予定を決めた方も多いと思います。
 原田 古里(ふるさと)で、親族や同窓生らと交流をする方や、普段会えない友人と友好を深める方も大勢いることでしょう。遠出をされる場合は、くれぐれも事故等に気を付け、安全第一で、ゆとりをもった計画を立ててください。
 志賀 池田先生は先日の「新時代を進む」の中で、言われました。「人と会う。友と語る。それが広布の地盤となる。師走から新年にかけて、普段はできない語らいや、旧交をあたため、親族とあいさつする機会もあろう。新しい時代は、心(かよ)う対話で開かれる。生命の交流から智慧(ちえ)が湧き、力が倍加する。生き生きと、心広々と仏縁(ぶつえん)を結んでまいりたい」と。
 長谷川 「?(しばしば)談話を(いた)さん」(御書17ページ)などとあるように、広宣流布は一対一の対話から始まります。真心で友と語り、理解と共感と賛同を広げていくのが仏法者の対話です。
 原田 訪問・激励、小グループ、座談会など、対話を中心とした草の根の運動が、学会の柱である理由もここにあります。来る日も来る日も粘り強く対話を重ねてきたからこそ、広布の道は開かれてきたのです。
 大串 旧友を大切にしながら、新しい友人との交流を心掛けている方も多くいます。年賀状など季節のあいさつを大事にされつつ、なかなか会えない場合は、「お変わりありませんか」とメールを送るなど、誠実に心配りをされています。
 永石 時間が許せば、ランチ会などを企画し、友好を深めている方も多くいます。会えば心が通い、対話に花が咲くものです。
 大串 先生は、「人を励ませば、自分も励まされる。人を照らせば、互いの未来が明るく晴れる。労をいとわず、足を運び、声を掛ける創価の励ましは真の友情の発露(はつろ)なのだ」とも、つづられています。
 志賀 そうした「励ましの対話」を、日常的に展開しているのが、学会の運動です。
 原田 私たちの対話は、自他共(じたとも)の幸福を願ってのものです。自らの行動、生き方、人間革命の姿で、仏法を伝え、共感の輪を広げていく。そのように着実な歩みを進めていくのが、広宣流布です。
 長谷川 先日、先生は、「我らの挑む『立正安国』の対話は、大聖人が示された不軽菩薩(ふきょうぼさつ)の実践に(ほか)ならない」と述べられ、「(かがみ)(むか)って礼拝(らいはい)()す時(うか)べる(かげ)(また)(われ)を礼拝するなり」(同769ページ)と仰せのごとく、「反発する衆生(しゅじょう)の仏性さえも呼び覚まし、自らの仏性をいやまして強めることができる」と、教えてくださいました。
 原田 「(さち)仏縁(ぶつえん)を社会に広げつつ、皆が心の(たから)を積み、仏になりゆく仏道修行である。ゆえに、自信満々と楽しく(ほが)らかに前進しよう!」とも強調されています。これ以上の崇高(すうこう)な人生はありません。いよいよ強盛(ごうじょう)な信心で、広宣流布の対話を生き生きと進めていきましょう。

不安をあおる手口

 長谷川 さて、いつも、伝えていることですが、学会の組織における、忘年会や新年会は厳禁です。
 原田 有志といっても、嫌な思いをされる方がいて、不信につながることもあります。事故などを起こし、清浄な学会の組織を破壊する因ともなりかねません。油断を排し、皆で、すがすがしい年末年始を送っていきたい。
 志賀 最後に、「はがき」による「詐欺(さぎ)」についての注意です。これまで、電話を使った、いわゆる「劇場型」といわれる詐欺などへの注意喚起を、何度も行ってきました。
 永石 そこにきて最近、もっともらしいことが書かれた「はがき」による詐欺が、横行しています。
 志賀 手口としては、「消費料金に関する訴訟(そしょう)最終告知(こくち)のお知らせ」などと題し、「法務省管轄(かんかつ)支局 訴訟(そしょう)最終告知通達センター」などの差出人から「はがき」が送られてきます。
 永石 全く身に覚えのない内容でも、財産の差し押さえを強制的に執行する≠ネどと不安をあおり、本人からの連絡を求める内容になっています。
 原田 法務省も警察庁も明確に述べていますが、これらの「内容」や「差出人」は全くのデタラメです。対処法としては、はがきに書かれている電話番号等には、「絶対に連絡をしない」ことであり、「相手にしない」ことです。
 長谷川 こういったものが届いても、慌てる必要なありません。ぜひ、身近な組織のリーダーに相談ください。また、お住まいの自治体の消費生活センターや警察などに連絡するのもいいでしょう。消費生活センターの番号が分からない場合、消費者ホットライン(電話番号188)に連絡すると教えてくれます。

学会は信心の組織

 原田 言うまでもなく、学会の組織は信心のための組織です。一人一人が信心によって、幸福をつかむために組織があります。
 長谷川 ゆえに、組織の中で、商売をすることや、物を売ることなどは、あってはなりません。マルチ商法≠ニ呼ばれるものも同様です。「外国の通貨」や「事業への投資話」など、詐欺的な投資勧誘も社会問題になっています。もし、こうした怪しいもうけ話≠耳にしたら、きっぱりと断り、すぐに組織のリーダーに相談してください。
 原田 「焦らず冷静に」「信頼できる人に相談する」――これが詐欺を撃退する一番の方法です。あらためて、この点を確認し合い、無事故第一の日々を送っていきましょう。

(2018.12.17. 聖教新聞)

 

 

<6> 拡大支える真心の尽力に感謝
出席者:原田会長、永石婦人部長、奥村統監部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 竹岡 本年、学会は近年まれに見る弘教(ぐきょう)・拡大で、部員増・世帯増を果たしました。各地で、新入会の方々が生き生きと活動に励んでいます。
 原田 その最大の功労者こそ「一人を大切にする」精神を体現する「統監(とうかん)部」の皆さまです。組織でも最前線のリーダーとして活動する中での、(かげ)の尊き労作業に心から感謝いたします。
 奥村 ありがとうございます。22日には「統監(とうかん)部の日」を迎えます。1952年(昭和27年)の同日に設置された地方統監(とうかん)部が発展し、翌年5月に統監(とうかん)部が誕生しました。
 竹岡 この時期、学会は大きく発展していました。若き池田先生が指揮を執られた蒲田支部の二月闘争(昭和27年)で201世帯の折伏(しゃくぶく)成就(じょうじゅ)し、その1年半後には同支部が、全国で初めて月間1000世帯の折伏(しゃくぶく)を達成するなど、戸田先生の願業である「75万世帯」に向け、会員数も飛躍的に増えていったのです。
 大串 統監(とうかん)部の歩みは学会の拡大の歴史と共にあるのですね。
 永石 本年は、各地で未就学のお子さんも含め未入会のご家族の入会が相次ぎ、喜びが広がりました。
 奥村 統監(とうかん)作業の場は、一人一人への励ましを明確にする場でもあります。こうした作業を出発点にして、対話を重ね、入会に導くことができたというお話も多く伺っています。
 原田 地域広布の伸展(しんてん)状況、人材の広がりを正確に熟知されているのが統監(とうかん)部の方々です。皆さんこそ、同志への励ましと、広布拡大の(かなめ)です。
 奥村 今年の夏、西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市の真備(まび)町に伺いました。河川の氾濫(はんらん)で広範囲に水害が起き、普段、統監(とうかん)作業を行っている各地区のリーダーのお宅にも大きな被害がありました。
 原田 私も災害後、同町を訪問しました。皆さんが今こそ信心で変毒為薬(へんどくいやく)していこう≠ニ励まし合い、立ち上がられている姿に、どんな苦難にも負けない学会精神を感じました。
 奥村 町外に避難している同志も多数いましたが、そうした中でも、統監(とうかん)部の方々が日頃からの交流や、つながりの深さを生かし、一人また一人と激励を重ねている姿に感動しました。その結果、避難先の友も駆け付け、9月には待望の座談会を開催できたのです。
 原田 池田先生は東日本大震災の折にも、奮闘する統監(とうかん)部の夫妻に「一人たりとも不幸にしない。皆が幸福の勝利者に! この統監(とうかん)部の精神こそ、『心の福光(ふっこう)』の太陽でありましょう」との言葉を贈りました。地道な責務ですが、先生の指導通り、統監(とうかん)部の方々には(まこと)に大きい使命があります。

基本を大切にする

 奥村 広島では、統監部主催の研修会にライン組織のリーダーも参加。基本的なルールや仕組みを確認することで、統監(とうかん)の意義や、正確な統監(とうかん)作業を行うことの大切さを改めて学ぶ、よい機会になりました。
 原田 リーダーは(かげ)で奮闘する同志に心を配り、たたえることが大切です。その実践によって広布の組織は一段と活性化し、皆が張り切って前進できます。
 永石 統監(とうかん)研修用のVOD「広布の(かなめ) 地区統監(とうかん)」も、具体的で大変に参考になります。単に「数」を確認する場ではなく、一人一人に真心の励ましを届けるための協議の場であることがよく分かります。
 奥村 統監(とうかん)作業では、部のモットーにもある通り、どこまでも「基本を大切にする」ことが肝要(かんよう)です。
 永石 新会員の方にカードを記入していただく際は「丁寧な字で正確に記入する」「顔写真を必ず貼る」などの点を、組織のリーダーの方々も心掛けていただければと思います。
 大串 そのようなことを一つ一つ丁寧に進めることが、その後の励ましにもつながりますね。
 原田 18日付の「御書と歩むU」で、先生は「日本国の四十九億九万四千八百二十八人の男女(なんにょ)(おのおの)父母有りといへども()(せん)(たず)ぬれば教主(きょうしゅ)釈尊(しゃくそん)御子(みこ)なり」(御書1369ページ)との御文(ごもん)(当時の「1億」は、現在の「10万」に当たる)を通し、統監(とうかん)部の方々の労苦をたたえてくださいました。
 奥村 日蓮大聖人が当時の総人口などを詳細に把握されていたことを示され、「一人ももれなく断じて幸福に」との御本仏(ごほんぶつ)の心に連なるのが、統監(とうかん)部の一人一人であると。改めて深き使命を自覚しました。
 原田 先生はさらに「一枚の統監(とうかん)カードは『一人の生命』なり。地道にして労多き陰徳(いんとく)に、勝利の陽報を確信してやまない」とつづられています。先生の万感の期待を胸に、尊き仏子(ぶっし)と、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の学会の組織を護り抜いてゆかれることを願っています。

油断を一切排して

 永石 12月は、交通事故が最も多発する時期です。油断を排して、細心の注意を払っていきましょう。
 竹岡 車を運転する方は、特に、市街地の走行時に注意が必要です。道路を渡る歩行者に気付かず、事故につながるケースが目立ちます。早めのヘッドライト点灯や、十分な車間距離など、基本的なことを順守していきたい。
 永石 また、夜間の歩行、自転車を利用する時は、車の運転者から見えやすいように、目立つ色の衣服を着用することや、靴、衣服などに反射材用品等を着けることも効果的です。
 大串 年の瀬となり、各家庭や企業で、大掃除のシーズンです。
 竹岡 書類やデータなどの整理・管理も心掛けましょう。役目を終えた書類は、シュレッダーを使って破棄することが重要です。
 原田 細かなことかもしれませんが、一つ一つおろそかにせず無事故を勝ち取り、清新な気持ちで新年を迎えていきましょう。

(2018.12.20. 聖教新聞)

 

 

<7> 師恩に報いる拡大の結果を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀男子部長、大串女子部長

 長谷川 本年の財務の納金が、無事故で終了いたしました。全ての広布部員の皆さまに心から御礼(おんれい)申し上げます。
 永石 日蓮大聖人は、御供養を届けられた門下に対し「法華経の行者を養うのは、慈悲の中の大慈悲の米である。一切衆生を利益(りやく)するものだからである」(御書1467ページ、通解)と仰せです。
 原田 大聖人の御精神のままに、広宣流布を現実社会に展開しているのは、創価学会をおいてほかにありません。ゆえに、学会を支え、学会と共に広布にまい進することは一切衆生(しゅじょう)を利益する≠アとに通じ、そこには計り知れない功徳があります。
 今回、尊き財務に参加された皆さま方が、ますます福運に満ち、勝利の人生を力強く歩んでいかれることを、さらに真剣に祈ってまいります。

「負けじ魂」の力走

 志賀 23日、関西創価高校が全国高校駅伝に初出場を果たしました。
 長谷川 一人一人の力走に感動しました。初めての大舞台にして35位と大健闘でした。
 大串 終了後、選手たちが、応援してくださった方々への「感謝」と、今後への「決意」を語っていたことも、爽やかで印象的でしたね。
 原田 最後まで諦めない、団結のたすきリレーは、まさしく「負けじ魂」を発揮したものでした。私たちも、明年の勝利に向け、創価の負けじ魂で走り抜いていきましょう。

偉大な陽報が輝く

 長谷川 今年は、青年部を先頭に全国各地で広布拡大の大躍進を遂げることができました。
 原田 それぞれの地域が見事に「栄え光る」師弟の歴史を残すことができました。折々に真心の大激励を送ってくださる池田先生に感謝の思いでいっぱいです。また、奮闘された全ての同志に厚く御礼(おんれい)を申し上げます。
 長谷川 会合の運営や、各会館の警備、清掃、設営等でも、多くの方々のご尽力をいただきました。創価班、牙城会、白蓮グループ、王城会、香城会(こうじょうかい)、会館守る会、一日会館長の創価宝城(ほうじょう)会、サテライトグループをはじめ、広布の活動を支えてくださった全ての皆さまを、皆で心からたたえたいと思います。
 永石 新聞長、儀典(ぎてん)長・儀典(ぎてん)委員、教宣(きょうせん)部、書籍長、統監(とうかん)部、未来本部長、21世紀使命会、民音推進委員、通信員の皆さまにも本当にお世話になりました。誠にありがとうございます。
 長谷川 さらに、個人会場の提供者の皆さまと、そのご家族の方々にも深く感謝申し上げます。そして「無冠(むかん)の友」の皆さま、日々、聖教新聞を配達してくださり、本当にありがとうございます。
 大串 16日付「四季の励まし」で、池田先生は次のように激励を送ってくださいました。「使命の『陰徳(いんとく)』に徹する生命には、どれほど偉大な『陽報(ようほう)』が輝きわたることか。一日一日、また一年一年、心の(たから)を積み、福徳の境涯(きょうがい)眷属(けんぞく)を広げていけるのが、創価の人生である」
 原田 皆さまの(かげ)献身(けんしん)あって、広布の戦いも学会の前進もあります。明年もどうかよろしくお願いします。一人一人が幸福・勝利の人生を大きく開くことができるよう祈っています。

創立90周年へ前進

 志賀 この師走も、次なる指標である「創立90周年」の2020年に向け、各地の友は新たな誓いを立て前進を開始しています。
 原田 去る15日、和歌山を訪問し、永石婦人部長と共に記念の総会に出席しました。明年は和歌山の同志には忘れ得ない、池田先生が高熱を押して出席された和歌山県幹部会(1969年)から50年を迎えます。
 永石 総会は、師への感謝の心と報恩の決意みなぎる素晴らしい集いでした。
 原田 69年といえば、先生が、同年5月3日に明1970年の「5・3」を目指して、750万世帯の達成を≠ニ、新しい指標を示された年でした。先生は全国各地を駆け巡り、行く先々で多くの同志を激励されたのです。
 大串 この、和歌山でのことは小説『新・人間革命』第14巻「烈風(れっぷう)」の章に描かれていますね。
 長谷川 同章では「日蓮によりて日本国の有無(うむ)はあるべし、(たと)へば(いえ)に柱なければ・たもたず人に(たましい)なければ死人なり」(御書919ページ)との御文(ごもん)を通して、山本伸一会長が和歌山の同志に対して講演する場面があります。
 志賀 「私たちの宗教運動、民衆運動こそ、人間を蘇生させ、社会と時代にみずみずしい活力を与えることができる、唯一(ゆいいつ)の力であることを確信していただきたい。そして、皆が心を合わせ、一波(いっぱ)万波(ばんぱ)を呼ぶように、さらに大きな広宣流布の潮流(ちょうりゅう)を起こそうではありませんか」――体力が限界を超える中での全精魂(せいこん)を込めての師子吼(ししく)に、深い感動を禁じ得ません。
 長谷川 当時、和歌山をはじめ、全国の同志は師匠に応えようと拡大に次ぐ拡大に挑戦。目標より早く、70年1月に学会の世帯数は750万を突破しました。
 志賀 師弟共戦で弟子が拡大の結果を示す――これこそ、50年前も今も変わらない勝利の方程式ですね。
 長谷川 全ての戦いは広宣流布と立正安国の実現のためです。断じて「師恩」に報いる、との一念で誓願(せいがん)の題目を唱え抜きながら前進していきましょう。
 原田 まずは新年勤行会に晴れ晴れと集い、池田先生のお誕生日である「1・2」を盛大にお祝いしてまいりたい。そして、一人一人が池田門下の誇りも高く、自身の使命の舞台で戦い抜き私の勝利≠ナ創価の勝利≠開いていこうではありませんか。

(2018.12.27. 聖教新聞)

 

 

<8> 全員が一歩前進の一年に
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長

 大串 創価勝利の年≠ェ開幕しました! お元気な池田先生と共に、新春を迎えることができた喜びでいっぱいです。
 原田 元日、そして池田先生の91歳のお誕生日である2日と東京・信濃町の総本部は大晴天に恵まれました。澄み渡る青空のもと、新年から多くの方々をお迎えすることができました。
 永石 全国各地の新年勤行会も晴れやかに行われました。昨年来の大拡大の上げ(しお)の中、年頭から新たに入会される方も相次ぎましたね。
 大串 勤行会で上映された、音楽隊・創価ルネサンスバンガードの勇壮(ゆうそう)な演技・演奏には、「新年の幕開けに、最高のエールをもらいました!」などの喜びの声をたくさん聞きました。
 長谷川 広宣流布大誓堂(だいせいどう)で行われた新年勤行会には、社会の第一線や国際社会で活躍するメンバー、また芸術部など各部の代表も参加しました。今、広布の舞台では、多彩な人材が躍動しています。
 竹岡 スポーツ部のメンバーも参加しました。皆、厳しい勝負の世界で自身を磨き、所属するチームや団体の中核としても活躍しています。明年に迫った東京オリンピックに向けて、日々、真剣に祈り、努力を続けているメンバーも多くいます。さらなる躍進(やくしん)を、皆で応援していきたいと思います。
 長谷川 世界各地のSGIも、にぎやかに新年勤行会からスタートした報告が続々と入ってきています。
 原田 世界中で創価の師弟が、地域や社会の希望の光≠ニして輝きを放ち、信頼を集める時代が到来しています。この平和と幸福の連帯をさらに広げていくことが私たちの使命です。真剣な祈りを根本にして、自身の課題を乗り越え、目標を一つ一つ成就(じょうじゅ)し、各人が全てに一歩前進の一年にしていきましょう。

「勇気ある信心」で

 大串 この1月は、21歳の若き池田先生が戸田先生の出版社(日本正学館)に初出勤してから、70年の佳節(かせつ)を刻みます。
 竹岡 戸田先生が採用面接の際に一言「頑張るか?」と尋ね、池田先生が間髪(かんはつ)入れず「はい! お願いいたします」と即答される場面は、伺うたびに感動する峻厳(しゅんげん)な師弟のドラマです。
 原田 この初出勤の時から、池田先生に対する戸田先生の本格的な薫陶(くんとう)が始まったのです。池田先生は当時の模様に触れながら、「今も、今日も、初心の一念は全く変わらない」と述べられています。
 竹岡 池田先生は夜学に通いながら、少年雑誌の編集長として奮闘を続けました。先生は当時を「師弟共戦の苦闘と栄光に彩られた、青春の日々」(小説『新・人間革命』第16巻「入魂(にゅうこん)」の章)と述懐(じゅっかい)されています。
 長谷川 池田先生が不二の弟子として戸田先生を守り、師匠の構想をことごとく実現し、世界広布の道を切り開いてくださいました。この師弟の闘争があってこそ、今日の学会の大発展があります。
 原田 先生は新年の歌に「無窮(むきゅう)なる 師弟の力 みなぎらせ 仏の境涯(いのち) 戦い勝ちとれ」と()まれています。私たちは今いる場所で師匠(ししょう)を求め、師匠(ししょう)と共に戦い、自身の境涯(きょうがい)を開いて、勝ち抜いてまいりたい。
 永石 本年は創立90周年へ、さらには2030年の創立100周年への勝因≠積み、学会が世界宗教としていよいよ大きく飛翔(ひしょう)を遂げる大事な一年です。
 長谷川 池田先生は昨年末の随筆で、戸田先生の「創価学会には信心がある!」との宣言を通して、「御本仏(ごほんぶつ)が『一度もしりぞく心なし』(御書1224ページ)と戦い抜かれた、この広宣の大道に誇り高く連なっているのが、創価の勇気ある信心である。この信心から、我らは常に出発する。信心で団結し、信心で戦うのだ」と記されました。
 原田 本年も、一人一人がいよいよの「勇気ある信心」を奮い立たせていきたい。そして、仏法者として、社会で実証を示しながら、立正安国の勝利の(はた)を打ち立てていきましょう。

地域に仏縁を結ぶ

 永石 これから、信念の座談会が各地で行われます。今年の抱負を述べ合うなど、決意あふれる出発の場にしていきたいですね。
 原田 地道な訪問・激励と心温まる対話で一人でも多くの方が参加できるよう、祈り、取り組んでまいりたい。今や、世界中で座談会が行われています。世界広布がこれだけ進んだのが、学会が訪問・激励や、少人数での草の根の対話を積み重ねてきたからです。
 長谷川 年頭に当たり、一人一人が目標を明確にすることも大切です。
 永石 先生は大白蓮華1月号の巻頭言(かんとうげん)で、私たちが「広宣流布」「立正安国」に挑む理由について、戸田先生が語られていた3点を紹介されていますね。
 竹岡 一つ目は「地域と社会への貢献を果たしながら、多くの人々と仏縁(ぶつえん)を結んで、自他共(じたとも)功徳(くどく)を広げていくことができる」。二つ目は「戦いを通して組織の隅々(すみずみ)まで力を(みなぎ)らせ、異体同心(いたいどうしん)のスクラムを強くすることができる」。
 大串 最後に「目標に向かい、一人一人が『自分らしく悔いなく戦い切った』と御本尊に報告できる清々しい歴史を残し、勝利の喜びをつかめる」ですね。
 長谷川 いずれも、深く心に刻むべき指導です。「何のため」が定まれば、すっきりと前進することができます。
 原田 わが地域で、新たな師弟の勝利(げき)をつづるため、(たから)の同志と励まし合い、「今」「ここ」から、対話運動を大きく起こしていこうではありませんか。

(2019. 1. 7. 聖教新聞)

 

 

<9> 深き祈りと行動で希望のドラマを!
出席者:原田会長、永石婦人部長、竹岡青年部長、大串女子部長、千尋女子部書記長

 竹岡 創価勝利の年≠ェ開幕し、各地で勢いよく、出発の集いが開催されています。
 原田 その先頭を走るのが、女子部の皆さんです。華陽(かよう)のスクラムの拡大へ、活発に「訪問ロマン総会」が行われていますね。
 永石 寒風の中、はつらつと訪問・激励に歩く女子部の皆さんの姿が、各地で感動を呼んでいます。
 大串 「さあ、友のもとへ! 祈って動けば、希望のドラマが始まる。ロマン輝く青春の語らいが生まれる。友情の花園(はなぞの)と咲き薫る」――池田先生が先月の「新時代を進む」の中で、「訪問ロマン総会」について、つづってくださったことが最大の力になっています。
 千尋 先生は、「なかなか会えない人もいる。心ない反応が返ってくる場合もあるだろう」と、女子部の心に寄り添ってくださり、「しかし、真心からの声は(たね)となって、相手の命の大地に()かれている。いつか必ず花開く時が来るのだ」と励ましを送ってくださいました。
 原田 「最高の仏道修行に励む誇りに胸を張り、賢く朗らかに進んでいただきたい。学会活動で『心の(たから)』を積む日々ほど、尊貴(そんき)な青春があろうか。誠実にして福運ある女性には、誰も(かな)わない」とも呼び掛けてくださっています。()き友と支え合い、励まし合う絆を強めていくことは、幸福への確かな軌道です。孤独や不安を深める現代社会で、共に笑い、悩み、進む連帯が、どれほど尊いか。
 大串 婦人部の方々と一緒に、訪問・激励に歩いている地域も多くあります。中には、これまで一度も会うことができなかったメンバーに、初めて会うことができたケースもあります。「婦人部の皆さんの応援を受け、勇気をもって挑戦することができています!」とのうれしい報告を多数聞いています。
 千尋 今回の訪問の際に活用する「ロマンカード」には、小説『新・人間革命』第30巻<下>「誓願(せいがん)」の章にある、「広宣流布の永遠の前進にあって、『福徳の門』を開き、『希望の門』を開き、『常勝の門』を開くのは、女性です。なかんずく女子部です」との言葉が刻まれています。
 永石 この指針が発表されたのは、2000年12月14日、関西で行われた本部幹部会の席上でした。この場で先生は、「21世紀を『女性の世紀』に」と提唱されたのです。
 原田 とりわけ先生は、女子部こそ、広宣流布の花であり、宝であると言われ、皆で励ましを送り、最大限に応援していこうと呼び掛けられました。
 千尋 うれしいことに、この時のスピーチの模様は、今回リニューアルされた、SOKAチャンネルVODの番組「希望の(はな)と舞え! 池田華陽会(かようかい)」にも収められています。
 大串 この番組ではさらに、本年が10周年となる創価女子会館への初訪問(2009年6月4日)の際のスピーチの模様なども視聴することができます。
 千尋 先生はこの時、女子部の健康と幸福と勝利のため、共に唱題してくださいました。そして、「題目こそが絶対勝利の(ちから)」であり、「師弟の心を合わせた祈り」「同志の異体同心(いたいどうしん)の祈り」から勢いが生まれ、新しい前進が始まると、教えてくださったのです。
 大串 今、訪問ロマン総会を通じ、かつてない訪問・激励の(うず)が、女子部中に起こっています。「大阪の戦い」の際、何台もの自転車を乗りつぶし、大阪中を駆け回った池田先生のように、私たち女子部は、訪問・激励に動きに動き、一人一人の友との強い絆を結んでまいります。

信心から離れない

 竹岡 さて、14日は「成人の日」です。この日を中心に、記念の勤行会を開催し、新成人の皆さんの門出を祝福してまいります。
 永石 小説『新・人間革命』第16巻「入魂(にゅうこん)」の章に、山本伸一会長が、新成人の皆さんに励ましを送る様子が描かれています。そこでは、「長い人生です。皆さんの未来には、いろいろなことがあるでしょう。学生であれば就職もある。また、恋愛、結婚、女性であれば出産もある。さらに、転勤や倒産、病気、家族の死など、何があるかわからないのが人生です。しかし、何があっても学会から、信心から、決して離れないことです。そこにしか、本当の幸福の道はないからです」と、信心の重要性を訴えられています。
 原田 新成人の皆さんの可能性は無限です。だからこそ、幸福勝利の人生を歩んでいけるよう、信心の基盤を築いてもらいたい。皆で、そのための励ましを送っていきましょう。

聖教新聞2万号へ

 竹岡 来る1月20日付で、聖教新聞が「創刊2万号」を迎えます。
 原田 1951年4月20日の創刊から68年。無冠(むかん)の友をはじめ、聖教新聞を支えてくださる全ての皆さまのおかげで、この日を迎えることができます。
 永石 本年11月18日には、師弟勝利の言論城「世界聖教会館」も完成の予定です。記念すべき年に、師弟共戦の新たな節目を刻めることに感動しています。
 竹岡 先生は、聖教新聞が2万号を迎えることについて、「言わずんばある()からず」(御書17ページ)――「言わずにはおれない」との立正安国の師子吼(ししく)を放ちながら、これからも皆で、「人間革命の『黄金の日記文書(もんじょ)』を勝ちつづろう」と呼び掛けられています。
 原田 広宣流布のため、皆の幸せのため、師弟の勝利のため、本年も、一人一人が、人間革命の大光(たいこう)を放ちながら、「学会創立90周年」へ、勝利、勝利の歴史を開いていきましょう。

(2019. 1.10. 聖教新聞)

 

 

<10> 皆が未来の「広布の大樹(たいじゅ)
出席者:原田会長、永石婦人部長、竹岡青年部長、田中副未来部長(中等部長兼任)、尾身女子副未来部長(女子中等部長兼任)

 竹岡 「創立90周年へ 創価勝利の年」の開幕を告げる本部幹部会が12日、にぎやかに開催されました。
 永石 会場には、新成人の代表やSGIの友の姿もあり、日本一≠フ鼓笛隊・音楽隊による、新年を寿(ことほ)ぐ華麗な演奏・合唱に決意を新たにしました。
 竹岡 池田先生は、メッセージの中で、「法華経の兵法」を根本に戦い抜き、それぞれの天地で勝利の証しを打ち立てることを念願されました。
 原田 スピーチ映像の中でも先生は、仏法においても世法においても、勝ち続ける中に、楽しき幸福な人生があると強調されていました。人生は、全てが戦いです。であるならば、私たちは広布誓願の題目で、仏の大生命力を涌現(ゆげん)させ、自身の生活の上でも、広宣流布の活動の上でも、絶対勝利の道を歩んでいきたい。

励ましの種を蒔く

 竹岡 1月15日は、中等部の結成記念日です。
 原田 今の中等部の世代は、学会創立100周年の2030年から、22世紀へと続く新たな世界広布の時代の「第一走者」です。
 田中 池田先生は、未来ジャーナルの連載「(ちか)いの明日(あす)へ」(1月号)の中で「『創価勝利の年』の今年は、そのまま『未来部勝利の年』です」と、万感の期待を寄せられています。
 尾身 私たちも、中等部員と共に、大成長の一年にしていきます。
 竹岡 各地の未来本部長、担当者の方々も、日頃より、メンバーに真心の励ましを送ってくださり、心から感謝申し上げます。
 田中 今の中学生の世代はとても多忙です。担当者の方々から「会う機会をなかなかつくれない」という声も多く聞きます。
 尾身 クラブ活動や、学習塾に通うメンバーも多いです。私自身も、まずは、放課後や週末の予定を教えてもらい、どのタイミングなら会えるかを「知る」ことから始めています。
 田中 忙しいということは目的意識を持ち、何かに挑戦している証拠です。だから、私たちも学会活動や信心の目的をはっきり伝えることを心掛けています。
 尾身 また、中学生になると、小学生の時とは環境が劇的に変化します。教科ごとに先生がかわり、定期テストでははっきりと成績が出ます。クラブ活動では先輩・後輩の関係ができるなど、勉強や人間関係で悩んでいるメンバーも少なくありません。
 田中 私は、相手が好きなこと、得意だと思っていることの話題を通して、自信をもってくれるよう声を掛けています。また、今、頑張っていることをたたえるようにしています。
 永石 自分のことを認めてくれ、褒めてくれる人が身近にいることが、どれほど心強いでしょうか。
 原田 広布の宝≠ナある未来部員に最大のエールを送ってこられたのが池田先生です。小説『新・人間革命』には、未来部に語り掛ける場面が多くあります。第30巻<上>「雄飛(ゆうひ)」の章には「辛抱(しんぼう)強く勉強に励むとともに、信仰の世界で、自分をつくっていくことを忘れず、広布の大樹(たいじゅ)へと育ってください」と。
 尾身 中等部員の中にも『新・人間革命』の研さんに挑戦しているメンバーが多くいます。感想を聞くと「先生の励ましの言葉一つ一つが、今の自分にも通じていて胸に迫ってきます」と語っていました。
 原田 先生はかつて「愛する未来部の皆さんに真実の歴史を伝え残すために、小説『新・人間革命』を、毎日、書きつづっています」と述べてくださいました。どれほど大きな期待であるか。
 田中 メンバーが先生と対話≠キるかのように研さんする姿に、私自身が師弟の精神を学ばせていただいています。
 尾身 これからも、会合や訪問・激励の中で、『新・人間革命』を通して先生の言葉、先生の心を伝えるよう心掛けていきます。
 原田 御書には「物だね(種)と申すもの(ひとつ)なれども植えぬれば多くとなり」(971ページ)とあります。励ましの種≠蒔き続けることで、必ず広布の人材群は広がっていきます。現在の各地の壮年、婦人のリーダーも、未来部時代から、さまざまな激励を先生から、いただいてきた人たちが数多くいます。私たちも、大切な、未来ある後継のメンバーを励まし抜いてまいりましょう。

体調管理を万全に

 永石 受験シーズンが本番を迎えました。本人はもちろん、ご家族にとって、最も大切な時期です。婦人部としても、保護者の方には、受験の直前は「会合をお休みしてもいい」と伝えたり、周囲には「長電話は控えるように」と呼び掛けるなど、受験生の家族の方に、十分な配慮をしていきたいと思います。正役職の方の場合、役割分担をするなど周囲が心配りをし、工夫をお願いします。
 原田 ご家族の方が、直接的に何かできるわけではないかもしれません。しかし、言葉を交わさなくても家族が家にいるだけで、お子さんの不安が解消されることもあるでしょう。また、家族の方が、唱題をする時間もできます。時に、親子で一緒に祈る時間をつくるなど、受験は、互いの信心を深める機会にもなります。受験生と、その家族に、一層の配慮をしていきましょう。
 竹岡 また、現在、インフルエンザが流行し、注意報レベルを超えたとの報道もありました。受験生はもちろん、皆が体調管理に万全を期してください。
 永石 厚生労働省は、「外出後の手洗い」、「適度な湿度(50〜60%)の保持」、「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」、体調が悪い時には「人混みへの外出を控える」など、具体的な予防策を呼び掛けています。
 原田 地域の友と互いに声を掛け合って、健康を祈り、充実の日々を過ごしていきましょう。

(2019. 1.14. 聖教新聞)