広布と師弟に生き抜く人生を |
<1> 広布と師弟に生き抜く人生を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長
大串 「前進・人材の年」が、晴れ晴れと幕を開けました!
長谷川 「創価学会創立90周年」「池田先生の会長就任60周年」という意義深き佳節を迎える本年、合言葉は「皆が前進! 皆が人材!」です。この紙上座談会もタイトルを一新し、新たな決意で臨
西方 まず、何より大きな喜びになったのが、1月2、3日に行われた箱根駅伝での、創価大学の力走ですね!
志賀 往路7位、復路9位で過去最高の総合9位となり、見事、悲願のシード権(10位以内)を獲得することができました!(一同、大拍手)
大串 快進撃は1区の米満選手のスタートダッシュから始まりましたね。歴代2位となる記録で区間賞に輝きました。チームが勢いづき、全員の力走につながりました。
永石 なかでも、10位と「55秒差」の11位でたすきを受け取った、10区の嶋津選手の力走には、本当に感動しました。序盤からのハイペースで、従来の記録を19秒上回り、13年間塗り替えられなかった区間記録を更新! チームとして総合9位の大逆転を果たしたのです。その奮闘は、多くの人たちに勇気を送ってくれました。
長谷川 選手やスタッフはもちろん、全国の皆さんの応援が一丸となってつかんだ栄光ですね。駅伝終了後、選手らが口々に応援してくれた方々に感謝を述べていたのが印象的でした。
原田 創立者である池田先生も「大勝利おめでとう。本当によく頑張った。ありがとう」と、皆の大健闘をたたえられていました。私たちも、各人が掲げる本年の勝利の峰
西方 今年の夏には、いよいよ東京五輪・パラリンピックが行われますね。
原田 今、大舞台を目指して真剣に努力を重ねているスポーツ部のメンバーもいます。また、それぞれの分野で多くの同志が今年の飛躍
永石 池田先生は、本年の出発に向けて「(学会創立)100周年へ向かう10年は、人類にとって重大な分岐点となる10年である」と述べられました。
長谷川 では、「人材」とは果たしていかなる人なのか。小説『新・人間革命』にはつづられています。「学会の人材の要件とは何か――。根本的には、生涯
原田 現実に日蓮大聖人の御遺命
志賀 青年部も、徹底した折伏
永石 各地で行われた新年勤行会では多くの新入会員も誕生しました。全員が宝の人材の方々です。
原田 御書には「一切の仏法も又
連載開始から55年
大串 1月1日には、1965年に小説『人間革命』の連載が開始されてから55年の佳節
長谷川 先生は『人間革命』の執筆
永石 『人間革命』の冒頭
原田 当時、連載が開始されると、すさまじい勢いで同志の間に感動が広がっていきました。また、同年に発刊された、単行本の第1巻は、たちまちベストセラーになりました。その反響は社会にも広がり、「小説を読み、真実の学会の姿を知りました」「反戦を掲げた主題から、学会が発展する要因が分かりました」と、各界からも感動の声が寄せられました。
西方 まさに、先生の言論闘争が、会員一人一人を鼓舞
志賀 当時の青年部員も、『人間革命』から崇高
原田 その通りです。今、半世紀を経て、同じように、青年部の皆さんが『新・人間革命』を真剣に学び合っている姿に、いつの時代も変わらぬ後継
信心深める座談会
長谷川 間もなく、本年最初の座談会が各地で行われます。各人が新たな目標を掲げ、勢いよく一年をスタートしていきたいですね。
原田 座談会は「皆が信心を深める」「皆が主役」の歓喜
永石 『新・人間革命』第2巻「先駆
原田 本年も、座談会を中心に仲良く朗
(2020. 1. 6. 聖教新聞)
<2> 友情と幸福の連帯を広げよう
出席者:原田会長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長、堀関西女子部長、田中九州女子部長
志賀 本年は、若き池田先生が、戸田先生からの個人教授を受けた「戸田大学」が始まって70年に当たります。聖教新聞の新年号でも特集されていました。
原田 池田先生は常々、戸田先生からの薫陶
志賀 小説『新・人間革命』について、先生は、「『戸田大学』で恩師から一対一の薫陶
永石 13日は、成人の日です。本年の新成人は122万人。ピーク時のおよそ半数です。
原田 少子化ゆえに一層、一人一人が一騎当千
必ず思いは伝わる
志賀 13日から、女子部の「ロマン総会」が始まりますね(2月2日まで)。
大串 今年から、女子部員と共に友人にも参加してもらい、有意義な語らいで、学会理解を広げる場にできればと考えています。
永石 婦人部としても、一人でも多くの方が参加できるよう、全力で応援していきます。
原田 先生は「楽しいところ、ほっとするところ、新鮮な感動が生まれるところに、人は集まる」と言われています。これまで女子部の皆さんは、この指針
堀 伝統はそのままに、VODなどを活用しながら、皆で信心を一歩深め、友人と一緒に希望の未来へ踏み出す場にもしていきたいと思っています。
永石 先生は折伏
楽しく温かな集い
大串 神奈川のある華陽
田中 九州でも折伏
原田 自身の悩みや課題を率直に語り、励ましを送り合い、挑戦の意欲を燃やしていく。ともすれば、愚痴
堀 関西でも、1月2日を目指して弘教
永石 関西は、12・14「関西女性の日」を記念した婦女一体の取り組みでも、目覚ましい前進でしたね。
堀 はい。11月の関西白蓮
大串 この勢いのままに迎えるロマン総会が楽しみです。総会は、普段なかなか会合に参加できない方とお会いできるのも特徴です。九州でも今、大きなうねりが起きていますね。
田中 昨年から、圏ごとにリーダーが一堂に会し、訪問・激励に歩く日を設けています。皆が励ましに動く中、多くの体験と歓喜
永石 訪問・激励
田中 昨年1年間で、方面全体の会合参加者が2倍近くになりました。この中で迎えるロマン総会です。人材拡大の新記録を目指していきます。
原田 先生は、「広宣流布とは、人間と人間の深き心の交流を、地域へ、社会へ、明日へ広げながら、自他共
大串 本年の「ロマンカード」には、「我
原田 ロマン総会に集った全員が、幸福の直道
(2020. 1. 9. 聖教新聞)
<3> 学会と社会を担うリーダーに
出席者:原田会長、永石婦人部長、山口未来本部長、尾高副女性未来本部長、志賀青年部長
永石 「学会創立90周年」の開幕を告げる本部幹部会が盛大に行われました。
志賀 創価班、牙城会、白蓮
永石 SGIメンバーのはつらつとした笑顔も弾けていましたね。
原田 池田先生は、地涌
志賀 今、山積
一生を決める時代
永石 本部幹部会では、「富士中学生合唱団」による「青年よ広布の山を登れ」の合唱が大きな感動を呼びました。
原田 実に見事な歌声でした。後継
志賀 今月15日に中等部は結成55周年を迎えます。
山口 1965年のこの日、各地で結成の会合が行われました。喜々
原田 当時は、学会の中でも2世≠フ未来部員が増えてきた時期でした。そうした中、若い世代にどのように信心を継承
尾高 池田先生は、当時の真情を小説『新・人間革命』第9巻「鳳雛
原田 先生が、はるかな広布の展望と同時に、社会的な大きな責任感に立って結成されたのが中等部だったのです。この使命は今も変わることはありません。
山口 結成から5年後(1970年)には、待望の第1回中等部総会が行われました。今年で半世紀の歴史を刻みます。
原田 先生は各地から集ったメンバーと懇談的に指導をしてくださいました。その中で、中学時代に勉強したことが全て自分の将来の財産になることを強調されました。さらに、日興
山口 今も、中等部員は真っすぐに先生を求め、それぞれの目標に向かって奮闘しています。
原田 先生は世界各地への激励行
保護者にも配慮を
尾高 受験シーズンが、いよいよ本番を迎えます。
山口 先生は、かつて受験生の友に「山を登る時も、頂上を間近にした最後の坂が、一番苦しい。しかし、その坂を登り切れば、新しい大きな展望
原田 皆さんの健康と勝利を先生が見守ってくださっています。最後まで諦
尾高 大学生を対象にしたアンケートによれば「受験時の相談相手」として教師に次いで多かったのが「両親」という回答でした。受験生にとって、いかに家族の存在が支えになっているかが分かりますね。
永石 婦人部としても、受験が目前になれば、保護者の方に「会合をお休みしてもいいですよ」と伝えたり、周囲に対しても「長電話は控えるように」と呼び掛けたり、受験生の家族の方に、十分な配慮をしていきたいと思います。保護者が正役職の場合には、周囲が配慮し、役割分担をするなど工夫をお願いします。また、会場提供者のご家庭に受験生がいる場合は、会場を変更する等の配慮を心掛けたいと思います。
山口 先生も、かつて「受験生は、大人が思う以上に、大きな重圧や不安と戦っているものです」「伸び伸びと自分らしく力を出し切っていけるように、聡明
尾高 また、受験を控えたこの時期は、家族も含めて体調管理にも十分な配慮をしていきたいですね。
志賀 全国的にインフルエンザが流行しています。外出後の手洗いや、マスクの着用など具体的な予防策を励行してまいりましょう。また、十分に睡眠をとることや、バランスのよい栄養摂取も体の抵抗力を高めるために効果的です。
原田 受験を通して信心の体験をつかみ、家族の絆
(2020. 1.13. 聖教新聞)
<4> 眼前の戦いに一つ一つ勝利!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長
大串 1月度の本部幹部会の中継行事が、本日から始まります。いよいよの決意で出発していきたいと思います。
永石 池田先生は、本年の学会創立90周年から、100周年へと向かう10年は、「人類にとって重大な分岐点となる十年」であり、「地球の平和と繁栄を開く大事な十年」であると強調されています。
長谷川 学会にとっても、この10年間は、眼前
原田 大事な一年のスタートに当たり、私たちは、「自身の一歩前進」こそ、創立100周年を勝ち開いていくと命に刻んでまいりたい。まずは、先生の第3代会長就任60周年の「5・3」を、折伏
青年が拡大に先駆
大串 女子部では「ロマン総会」が始まりました。私も早速、会合に参加。少人数の集い(本部・支部単位)だからこそ、皆で率直に語り合うことができ、笑顔が絶えませんでした。
原田 先生は、8日付の「新時代を築く」の中で、「妙法の乙女
永石 「華陽
大串 ありがとうございます。一人でも多くのメンバーと総会に集い、信心の確信を深めながら、幸
西方 このたび、正義の論陣
原田 企画の柱
長谷川 また、小説『人間革命』『新・人間革命』から破邪顕正
西方 男子部は、この「創価新報」を大いに活用しながら、正義の言論戦
永石 男子部では今、広布後継
西方 ありがとうございます。全リーダーが訪問・激励に奔走
長谷川 拡大においても、「5・3」を目指し、「全国3万の折伏
西方 弘教
不屈の精神で復興
原田 本年は、阪神・淡路大震災から25年となります。先生はいつも、亡くなられた全ての方に、追善
長谷川 あの日から25年。兵庫、関西の同志は、不撓不屈
原田 先生は、いかなる試練にも負けない、兵庫、関西の同志の強く深い団結の勝利を、日蓮大聖人が、これほどの「未来までの・ものがたり」(御書1086ページ)はないと労
大串 さて、1月は、年間で最も平均気温が低くなる傾向です。特に今は「寒
原田 凍結などによる転倒の危険も高まります。高齢者の方は、会合参加に際しては、決して無理をされないよう、お願いします。
長谷川 また、交通事故にも十分に注意を払っていきたいと思います。特に、車を運転する方は、時間に余裕をもって安全運転に努めましょう。
永石 思わぬ所から人が飛び出してくるケースもあります。制限速度を順守し、細い道などでは、すぐに車を止められる徐行運転を心掛け、事故を未然に防いでいきたいと思います。
原田 携帯電話を使いながらの運転(ながら運転)の厳罰化も進んでいます。事故は、起こした人も、被害にあった人も、皆が悲しみます。絶対に起こさないよう、あらゆる努力を払っていきたい。
永石 また、歩行者の場合、信号がない車道を横切った所で事故に遭うケースがあります。たとえ面倒でも、信号のある横断歩道を使うようにしましょう。
原田 いずれにしろ、健康であり、無事故であってこその広布の活動です。皆で何度も声を掛け合いながら、充実と前進の日々を送っていきたい。
(2020. 1.16. 聖教新聞)
<5> 折伏・弘教は仏の使いの実践
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長
長谷川 各地で新年最初の座談会が行われ、全国の同志が勇んで対話拡大への挑戦を開始しました。人々に確かな幸福の道を教える折伏
原田 本年、私たちは「皆が前進、皆が人材」を合言葉にスタートしました。目指すは「皆が功徳を受けた」「皆が幸せになった」という実証です。その直道
長谷川 御書には「法華経を一字一句も唱え又
原田 池田先生は小説『新・人間革命』第25巻「福光」の章に「勇んで唱題と折伏
永石 各地で喜びの弘教
志賀 男子部も、池田先生の会長就任60周年の「5・3」を祝賀しようと折伏
原田 若き池田先生は、戸田先生の会長就任式が行われた1951年5月3日に知人への弘教を実らせました。当時の真情について、「広宣流布の大師匠が誕生するのだ。弟子として、それをお祝い申し上げるには、弘教
志賀 師に勝利を誓い、広布拡大の結果でお応えする。ここに師弟の精神が脈打っていくことを深く自覚して戦っていきます。
大串 かつて、SGIの女子部メンバーが、同世代の若い友人に仏法を伝えていく上での指針を先生に伺いました。これに対し、先生は温かく「誠実に、わかりやすく話していくこと」「仏法の偉大さと信心の素晴らしさを自信満々と話していくこと」「自分自身の確信と体験を堂々と語り抜いていくこと」と示してくださいました。
長谷川 皆さん、その通りに信仰の喜びや体験を生き生きと語っていますね。
原田 リーダーは対話に率先するとともに、青年部をはじめ、初めて折伏
人権闘争の「源流」
大串 1月25日は「大阪事件」の無罪判決の日です。
永石 1957年7月3日、事実無根の選挙違反の容疑で池田先生は不当逮捕されました。周知のように全くの冤罪
志賀 取り調べをした検事は「罪を認めなければ、学会本部を手入れし、戸田会長を逮捕する」と、池田先生をどう喝
原田 この間、先生は同志の再三にわたる要請で60年5月3日に第3代会長に就任。熾烈
長谷川 大阪事件は、当時、庶民の平和勢力である創価学会が急速に伸展することに危機感を抱
永石 当時の真情について、先生は『人間革命』第11巻「裁判」の章につづられています。「大阪事件」を通して、山本伸一が心に深く刻んだ人権闘争の誓いが「やがて、広く世界をつつみゆく、SGIの新しきヒューマニズム運動の、大
原田 まさしく、先生の無罪が証明された1月25日は「民衆勝利の日」として、広宣流布の歴史に不滅
志賀 後継
文化機関の先駆け
永石 1962年の1月27日、東洋哲学研究所(東哲)が設立されました。これは、先生が創立される文化・教育機関の先駆けとなりました。
大串 以来、池田先生ご自身が、宗教間対話、文明間対話の先頭を走ってこられました。世界の識者・知性と1600回を超える対話を重ねられたのです。
長谷川 東哲が企画・編集する創価学会「法華経写本シリーズ」は、19点がこれまでに発刊され、仏教研究に大きく貢献しています。また、国内外の諸研究機関との共同シンポジウムの開催や、機関誌の出版など、仏法の英知の光を世界に広げています。
志賀 近年も、東哲が企画・制作する法華経展≠ヘマレーシア、インドネシアなどイスラム文化圏でも開催され、これまで世界17カ国・地域を巡回し、約90万人が観賞しています。
原田 今、世界が仏法の生命尊厳
(2020. 1.20. 聖教新聞)
<6> 仏法の人間主義に広がる信頼
出席者:原田会長、大場SGI理事長、笠貫SGI女性部長、西方男子部長、大串女子部長
大串 1月26日はSGI発足
原田 1975年(昭和50年)のこの日、世界51カ国・地域の代表158人がグアムに集いました。私も参加させてもらいましたが、グアムは第2次世界大戦の戦場です。この地から、世界平和への新たな挑戦が開始されたのです。
大場 池田先生は参加者に「自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種
西方 以来45星霜
大串 今年の新年勤行会では、ヨーロッパ、インド、アメリカの友の躍動感あふれる映像が上映されました。世界広布の今を伝える感動的な内容でした。
西方 私は、世界最南端の都市≠ナあるアルゼンチンのウスアイアの聖教記事をよく覚えています。南極圏まで1250キロほど。「世界の果て」ともいわれる町でも、創価の同志は、人々のため、地域のために奮闘しています。
原田 南米ペルーの空中都市マチュピチュがあるクスコ地区の記事もありました。クスコは、かつてのインカ帝国の首都です。標高は3400メートルもあり、富士山の8合目に相当します。ここでも、創価の旗が厳然
笠貫 大西洋(アフリカ大陸の北西沖)に浮かぶ小さな島国カボベルデ共和国の同志の写真や動画も、大反響でした。人気の観光地として知られ、宝石のような輝きを放つこの島でも、創価の同志は広宣流布に生き抜いています。
良き市民≠フ連帯
大場 「ワン・ヨーロッパ! ウィズ・センセイ!(欧州は一つ! 池田先生と共に!)」の心で進む欧州では、伝統の広布サミットが今年も開催されました。青年を先頭にして、教学を根本に、さらに小説『新・人間革命』の真剣な研さんを進める欧州は、まさに世界広布の模範
笠貫 地動説を唱えた天文学者コペルニクス、大音楽家ショパン、大科学者キュリー夫人らを生み出した「学術と芸術の国」ポーランド。かつての共産圏の国にSGIの支部が結成されたのは、東欧革命から3年の1992年のことです。
原田 人口の9割がカトリックを信仰する国で、友は仏法の人間主義を基調に、良き市民≠ニして地道に信頼を広げてきました。今では、世界遺産の古都・クラクフなどでも、メンバーが躍動しています。
大場 大西洋と太平洋を結ぶ「パナマ運河」がある中米パナマでは、毎月の「座談会」とは別に、会友を対象とした「折伏
笠貫 日付変更線に近く世界で最も早く朝を迎えるオセアニア。世界広布のトップランナー≠ニの誇りに燃え、リーダーが毎朝午前6時に、拡大への誓願
大場 「池田先生の平和思想と偉大な行動を、全世界の人々が模範
無量無辺の功徳が
大串 先行き不透明な時代にあって、幸福への羅針盤
原田 南米パラグアイのコルンビア・デル・パラグアイ大学の創立者の令孫
西方 朝日新聞出版の週刊誌「AERA」で、連載「池田大作研究――世界宗教への道を追う」を続ける、作家の佐藤優
原田 20世紀最大の歴史家であるトインビー博士は、歴史を創
笠貫 御書に「妙法の五字を弘
原田 世界広布にまい進してきた「学会員に、無量無辺
(2020. 1.23. 聖教新聞)
<7> 功徳の体験語り、折伏に挑戦
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長
大串 いよいよ、令和の時代になって初めての「二月闘争」が始まります。
長谷川 1952年、24歳の池田先生は蒲田支部の支部幹事として指揮を執られ、1カ月で201世帯という弘教
原田 これが戸田先生の願業である75万世帯達成への突破口
永石 2月は日蓮大聖人の御聖誕
長谷川 そして、「戸田先生の指導があって、今の私たちがあります。ご恩返しをするには、広宣流布の戦いしかない」と力強く訴えられました。
大串 池田先生は「大白蓮華」2月号の「世界を照らす太陽の仏法」で、当時を振り返りながら、「私は、偉大なる広宣流布の師匠
原田 今、私たちは世界広布新時代という大事な時に、ともどもに勇んで信心に励み、一人一人が最高の人生の道を歩んでいます。これも全て、池田先生が死身弘法
志賀 先生と学会なくして、今の自分はありません。今こそ、報恩の証しとして、縁
「大願」の生き抜く
長谷川 日蓮大聖人は「仏心
原田 あの二月闘争を戦った人たちは、生活が苦しい、闘病中である等、決して恵まれた環境ではなかった。しかし、自身の使命に目覚め、折伏
永石 また、「どんなに大きな苦悩をかかえていても、友の幸せを願い、勇気をもって仏法を語り、励ます時、わが胸中
長谷川 広布の「大願」に生き抜く時、自分の「小我
原田 先生と共に広布の開拓に戦われた、草創
大串 信心の大先輩たちの姿に接すると、「師弟共戦」の人生がいかに尊く、福徳に満ちあふれているかを実感します。
永石 二月闘争の折、先生は多忙な中でも、広布の最前線で奮闘する人たちを、一軒一軒訪
長谷川 先生の真剣な姿に、一人また一人と自身の宿命転換を懸
原田 大きな会合で呼び掛けているだけでは、人の心は動きません。リーダーが唱題を根本に生命力をみなぎらせ、自身の体験と確信を生き生きと語る中で共感と納得が生まれ、前進の力が出てくるのです。
永石 大切なことは一人一人が張り切って「私の二月闘争」に取り組んでいくことですね。
原田 創立100周年へ向かう大事な十年≠ヨの出発の年です。私たちは師弟誓願
牙城会結成記念日
志賀 2月1日は男子部の人材グループ、牙城会の結成記念日です。
永石 牙城会の皆さんの献身
志賀 今月は、牙城会の永遠の指針
原田 先生は「牙城会の成長が、学会の発展である。牙城会の勝利が、創価の勝利である」と万感の期待を寄せてくださっています。広布の宝城
(2020. 1.30. 聖教新聞)
<8> 友の命の幸福の種は必ず開花
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長
大串 中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、WHO(世界保健機関)は1月30日、「国際的に懸念
西方 厚生労働省は、日本国内で広く流行が認められている状況ではないとし、過剰に心配することなく、インフルエンザ等と同様に、「手洗い」や「せきエチケット」等の基本的な感染症対策に努めてほしいと呼び掛けています。
大串 十分な睡眠とバランスのよい食事を心掛け、免疫力を高めておくこと。乾燥しやすい室内では加湿器等を使い、適切な湿度(50〜60%)を保つことが重要だともいわれています。
原田 1日付の聖教新聞でも報じられた通り、正確な情報の把握に努め、「手洗い・うがい」「せきエチケット」「体調がすぐれない場合は早めに医療機関で受診し、会合参加をはじめ、活動を自粛」の3点を徹底していきたいと思います。冷静かつ着実な対策で、健康を勝ち取りましょう。
西方 さて、池田先生が本年も、1・26「SGIの日」を記念する提言を発表されました。タイトルは、「人類共生
長谷川 「教育のための国際連帯税」の創設など、紛争や災害の影響で教育の機会を失った子どもへの支援強化も訴えています。
永石 その最後で先生は、90年前の1930年11月18日に発刊された『創価教育学体系
原田 一国挙
長谷川 そして今、学会の存在は、世界の希望の柱
西方 SGI提言≠ノついては、これまで、インド、スペイン、ボリビアなどの国で識者が登壇してシンポジウムが開かれ、講義の教材として使用する大学も多くあります。
原田 日本でも、多くのマスコミが報道をし、注目しています。私たちはこれからも、平和・文化・教育の運動を大きく展開していきたい。
「今生人界の思出」
永石 全国の友が今、弘教
原田 御書に「法華経を耳にふれぬれば是
大串 先生は「信念をもって語り切ることだ。そのために悩むことは、菩薩
永石 「折伏
原田 友の幸福を祈り抜く。これほど崇高
長谷川 その中、1月に発刊された『ワールド セイキョウ』が大好評です。「斬新
大串 特に、芸術部の加藤茶さん・綾菜さん夫妻へのスペシャルインタビューの反響はとても大きく、夫妻の信心のドラマに感動が広がっています。
原田 「ワールド セイキョウを活用して、ますます折伏
励まし運動に注力
長谷川 本日からは、本年最初の「励まし週間」が始まります。全リーダーが一丸
西方 ある識者が語っていた言葉が印象に残っています。「現代は、激しい競争社会です。誰かが勝って、誰かが負ける≠ニいう構造が常態化
永石 その方は、「池田会長は互いに励まし、支え合いながら、全員が人生の勝利者になってほしいと願われています。その通りに、励ましの世界を広げているのが、SGIなのです」とも述べられていましたね。
原田 創価学会は「励ましの団体」です。それは、全ての人間がもつ限りない可能性を信じているからこそできる行動です。ここに世界の一級の識者は注目しています。私たちは、その誇りも高く、「励まし運動」に徹していきたい。
(2020. 2. 3. 聖教新聞)
<9> 師弟が開いた世界広布の大道
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長
大串 2月11日、戸田先生の生誕120周年を迎えます。
原田 戦後の荒廃
永石 池田先生は「私が戸田先生にお仕え申し上げたのは十年余。しかし、この十年で、百年にも、千年にも匹敵
長谷川 どれほどの激闘
永石 しかし当時、今日のような世界宗教としての学会の運動の広がりを想像した人は内外ともにほとんどいなかったと思います。
長谷川 その中で、戸田先生は「われわれの目的は、日本一国を目標とするような小さなものではない。日蓮大聖人は、東洋にとどまることなく、全世界の果てまで、この大白法
原田 それを自身に託された使命として深く受け止め、一人立たれたのが池田先生でした。全国各地で拡大の先陣を切り、日本国内の広布の基盤を築かれていきました。そして、池田先生は師の大願を胸に、第3代会長として世界広布の指揮を執られたのです。
永石 会長就任5カ月後には世界への平和旅の第一歩を刻まれました。広布の未来を開かれた大闘争に、ただただ感謝の思いです。
志賀 今や、世界の知性がSGIの理念に深く共鳴する時代になっています。ハーバード大学名誉教授のヌール・ヤーマン博士は、「創価学会の思想は今、世界のどの地でも受け入れられています」と、社会に根差し、励まし合いながら進む学会の運動を高く評価。さらに、「池田先生は、この宗教の持つ役割、そして仏教の最善の側面をさらに高めて、普遍的な人間主義の思想を広められています。仏教史上、初めての偉業
長谷川 世界からのこうした評価も、一朝一夕
原田 SGIの発足は今から45年前の1975年1月26日。当日のスピーチで先生は、トインビー博士が先生との対話を通して将来、地球的規模で人類の統合がなされる時には、世界宗教が広まることが重要な役割を果たすであろう≠ニの考えに立つようになったことを紹介されました。
志賀 そうした深い意義と展望をもって、SGIは発足したのですね。
原田 そうです。先生は、対談の最後、博士にアドバイスを求めた際のことも教えてくださいました。「博士は大きく手を振って『何もない』と答えました。私は学者であり、実践
志賀 国際情勢が混沌
原田 5年後にはSGI発足50周年、10年後には学会創立100周年を迎えます。この10年は学会にとっても、激動する地球社会にとっても最重要の10年になります。御書に「汝
多くの友人も参加
志賀 女子部の「ロマン総会」が、大成功で終わりましたね。
大串 総会に際して、池田先生からはメッセージをはじめ、聖教新聞紙上でも重ねて激励
永石 リーダーの皆さんが真剣に祈り、友情と共感を広げる姿が各地で感動を呼んでいました。通常の会合の2、3倍のメンバーが集った地域も多かったそうですね。
大串 はい。初めて女子部の会合に参加したメンバーや、ロマン総会を機に、学会活動に一歩踏み出すメンバーも各地で生まれ、喜びが広がりました。地域の婦人部、壮年部の方々の大応援のおかげです。大変にありがとうございました。
永石 多くの友人も参加されていましたね。
大串 対話を重ねてきた友人が、同世代の女子部が信仰を通して生き生きと活躍している姿に感動し、その場で入会を希望するなど、数多くの弘教
原田 女子部の発展が未来の学会の土台となります。皆が幸福の大道を歩んでいただきたい。尊
絶対無事故を祈念
長谷川 1月は暖冬と報じられましたが、2月上旬は平年並みの寒さが続く予報が出ています。
永石 特に朝は冷え込みます。日々、聖教新聞を届けてくださる販売店、無冠の友の皆さんはくれぐれも健康第一、無事故第一でお願いします。私たちもしっかり祈ってまいります。
原田 一切の油断は禁物です。共々にはつらつと広布の使命を果たせるよう祈り、各人が健康管理と無事故に徹していきましょう。
(2020. 2. 6. 聖教新聞)
<10> 信心の実証光る地域の灯台
出席者:原田会長、落合農漁光部長、鈴木農漁光部女性部長、西方男子部長、大串女子部長
西方 2月16日は、日蓮大聖人の御聖誕
大串 大聖人は、「多くの川の流れが集まって大海となり、小さな塵
原田 この御本仏
「体験主張」に共感
西方 昨年は、大型台風や記録的豪雨などの影響で、特に大きな自然災害があった年でした。そうした中でも、日夜奮闘
原田 池田先生は昨年12月の「随筆」で、「災害が打ち続いた本年、農漁光部の方々のご苦労が痛いほど偲
落合 鳥取でブルーベリーを栽培する壮年は、農業のことをもっと専門的に学びたいと、地元の国立大学の大学院に進学。この3月に、修士号を取得する予定です。皆さん、災害に負けずに頑張っています。
大串 部の日を記念して、「農漁村ルネサンス体験主張大会」も開催されますね。圧巻
鈴木 参加を楽しみにする友人も多く、ある県では前回の体験主張大会に、女性だけで148人の来賓
大串 今や地域の名物行事となり、地元の新聞で会合の模様が大きく報じられることもあるそうですね。
落合 登壇
鈴木 兵庫県で酒米を作る方は、自分の酒米で造った日本酒を販売できるようになり、地域の名産として、ふるさと納税の返礼品にも選定されています。
原田 今年は、対話拡大の息吹
創価の旗を掲げて
鈴木 農業・漁業を営む方のもとへ、一軒一軒、家庭訪問に伺
西方 牧口先生は、日本海に臨
原田 池田先生は、この事実を通し、農漁光部の指針
落合 これほど励みになる言葉はありません。中には、地域でただ一人、創価の旗
原田 昨年9月に聖教新聞に掲載された、山形で酪農を営む婦人部の方の体験は大きな感動を呼びましたね。彼女は、それまで全く経験したことのなかった酪農の家へ嫁
落合 思いを詰め込んだタイトルは「地域の灯台目指して 〜一家和楽の道=酪農/宿命を使命に〜」。原稿の中で、「農村の模範となるような、盤石
鈴木 来賓からは、「計り知れない苦難を乗り越え、これからの展開が最も期待される家族経営であり、地域の灯台にすでになっている」などと称賛
原田 聖教新聞では今、厳しい自然環境に屈せず、日本、世界の食を支え、命を育
(2020. 2.13. 聖教新聞)