< 座談会 >

広布の翼を天高く

 


 

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青年を先頭に対話の旋風を
青年の息吹で師弟誓願の城を
触発の語らいを家庭、地域で
明るく希望あふれる集いに
常勝不敗の関西魂で勝つ!
平和と友情の連帯さらに
生きる喜び分かち合う社会へ
どの国の民衆も絶対に幸福に
民衆救済の誓願を学会が継承
「立正安国」へ希望の前進を

 

 

 

 

<1> 青年を先頭に対話の旋風を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、林池田華陽会委員長

  「青年・飛躍(ひやく)の年」が、晴れやかに開幕しました!
 原田 元日、そして池田先生のお誕生日である2日と、東京・信濃町の総本部は諸天(しょてん)寿(ことほ)ぐ素晴らしい日本晴れでした。お元気な先生・奥さまと共に新春をスタートすることができ、喜びと感謝でいっぱいです。
 長谷川 昨年の「11・18」以降、青年を先頭に各地で対話の旋風(せんぷう)が巻き起こり、拡大のエピソードが相次いでいますね。
 西方 はい。兵庫では男子部本部長が、離れて暮らす親戚と誠実に対話を続ける中、昨年12月に一家全員を入会に導くなど、リーダー率先の戦いで拡大のうねりを起こしています。
 永石 兵庫は昨5日、本年の勝利に向けて早くもリーダーの出発の会合を行い、立正安国の誓いに燃えていますね。
 志賀 また埼玉男子部でも、自他共の成長を祈り、13年越しの対話で弘教(ぐきょう)が実ったメンバーや、夫妻で友人を入会に導いたメンバーなど、折伏の歓喜(かんき)が大きく広がっています。
 永石 新出発した女性部も、ヤング白ゆり世代が各地で活躍しています。神奈川のある白ゆり長は、自宅で美容サロンを経営。コロナ()の苦境を乗り越えようと折伏に挑み抜き、昨年12月に友人への弘教が実りました。仕事においても、お客さんが途切れることなく繁盛(はんじょう)し、見事な実証を示しています。
  池田華陽会(かようかい)も、来月から行う華陽カレッジに向け、(はげ)ましの対話を広げています。愛知の池田華陽会のリーダーは、家庭訪問やオンライン唱題会≠通して活動者を増やし、聖教新聞の購読推進にも率先。生き生きと輝く彼女の姿に感動した友人が先日、入会を決意しました。
 長谷川 壮年部も青年の心≠ナ意気軒高(いきけんこう)です。福岡で自治会長を務める地区部長は、地道に地域に信頼の根を張り、友好の輪を広げています。地区でもここ数年、ヤング白ゆり世代の新入会など8世帯の世帯増。未来部育成も地域の模範(もはん)となっているそうです。
 原田 勝利の勢いの中で今、そうした活躍の報告が全国各地から届いています。師弟誓願(せいがん)の祈りを根本に、いや増して広布にまい進し、自分は勝った∞成長できた≠ニ言える「飛躍の一年」にしていきましょう。

「二月闘争」に学ぶ

 志賀 本年は、若き池田先生が指揮を執り、拡大の突破口を開かれた「二月闘争(とうそう)」から70周年です。青年部は、当時の先生の戦いに学び、本年の一切の勝利へ先駆(せんく)していきます。
 永石 かつて先生は、「二月は日蓮大聖人の御聖誕(ごせいたん)の月であられる。そして、恩師・戸田城聖先生が誕生された月でもあります。『師恩』に感謝し、報いようとする心から、この『二月闘争』は始まったのです」と教えてくださいました。「報恩の心」こそ、師弟勝利の原動力です。
 原田 この時、先生が示された第一は「明確な目標」を決めることでした。当時も「組2世帯」という具体的な目標を(かか)げ、戦い抜かれました。先生は随筆でも「戦いの第一歩は、明確な目標を決めることだ。目標が漠然(ばくぜん)としていては、誰もが自分の挑戦課題≠ニして受け止めることができない。ゆえに結局は、真剣になれないものである」とつづられています。
 西方 男子部は今、広布後継(こうけい)の「3・16」を目指し、「部2世帯」の弘教拡大の目標を掲げて前進しています。断じて達成していきます。
 原田 次に大事なのは「率先の行動」です。先生は随筆でつづられました。「号令だけでは、誰も動かない」「どうすれば、皆が本気になって総決起してくれるのか。それは、全責任を(にな)った、若き私の行動だ。自らの必死の汗だ」と。
 志賀 心して祈り、動き、自らが率先して折伏に挑み抜いていきます。
 原田 3点目は「一対一の激励」です。先生は二月闘争で、時に歩き、時にバイクの後ろにまたがり、全ての組を丹念(たんねん)に回られた。一人一人を励まされ、一対一の結び付きで指揮を執られた。だからこそ、勝利の歴史が開かれたのです。
 西方 当時、先生が励まされたのは、失業中の人、病気の人、家族のことで悩んでいる人など、さまざまでした。その中で「だからこそ信心で立つんです。御本尊の力を実感していくチャンスではないですか! 宿命転換(てんかん)のための戦いなんです」と力強く訴えられたと(うかが)っています。
 原田 先生に励まされた人たちは、信心の体験をつかみ、一騎当千(いっきとうせん)闘士(とうし)となって広布に走り抜きました。大事なのは、「何のために戦うのか」という目的観であり、地涌(じゆ)の使命への強い自覚です。これは、(ひざ)()めの対話の中でこそ芽生(めば)えるものです。ゆえに徹底して訪問・激励に励んでいくことが重要です。
 長谷川 本年の一切の勝利は、スタートダッシュにかかっている――こう言っても過言ではありません。この1月、2月、全幹部が総力を挙げて地区、ブロックに入って同志を励まし、共に対話に挑みながら、広布の水かさを着実に増していきたいと思います。

創大の力走に感動

  2、3の両日には、創価大学の駅伝部が、新春の箱根路で素晴らしい力走を見せてくれましたね。
 永石 総合7位で3年連続のシード権を獲得し、明年につなげる見事な(たすき)リレーでした。
 西方 前回大会で準優勝した時よりも、総合タイムで26秒上回りました。大健闘の走りに、全国の同志も深く感動しています。
 原田 力の限り走り抜いた選手をはじめ、スタッフや支えてくださった全ての関係者の方々に、心からの拍手(はくしゅ)と感謝を送りたい。希望と勇気を与えてくれた創大生たちの奮闘(ふんとう)に続けとばかりに、私たちも執念(しゅうねん)の力走≠ナ本年を勢いよく出発していきましょう!

(2022. 1. 6. 聖教新聞)

 

 

<2> 青年の息吹で師弟誓願の城を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、布施総秋田長、石塚総秋田女性部長

 志賀 新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。厚労省は、ワクチン接種の推進に加え、「マスクの着用」「手指の消毒」「(みつ)を避ける」「換気(かんき)」といった基本的な対策を継続するよう呼び掛けています。
 原田 私たちは、決して油断することなく日々の対策を続け、一歩一歩、着実に歩みを進めていきたいと思います。
 志賀 さて、本年は、「雪の秋田指導」から40年の(ふし)(きざ)みます。その詳細(しょうさい)は、小説『新・人間革命』30巻<下>「()(どき)」の章に(えが)かれています。
 永石 池田先生は1982年(昭和57年)1月、「こんな真冬に行かなくても」という周囲の声を退(しりぞ)けて、松の内が過ぎた10日に、秋田へと向かわれます。第1次宗門事件で「東の秋田、西の大分」といわれるほど、衣の権威(けんい)を振りかざした宗門僧から、同志が(はげ)しい攻撃(こうげき)を受けていたからです。
 長谷川 あの卑劣(ひれつ)迫害(はくがい)の中、秋田の皆さんは「(われ)ならびに()が弟子、諸難(しょなん)ありとも(うたが)う心なくば、自然(じねん)に仏界にいたるべし」(新117・全234)の御文(ごもん)()()め、懸命(けんめい)に戦い抜いていました。
 原田 それだけに、一刻(いっこく)も早く≠ニの思いで、先生は雪の秋田へと向かわれました。厳寒(げんかん)を耐え抜いた同志に、「冬は必ず春となる」との確信と勇気と希望を送られたのです。
 長谷川 先生の戦いは、空港に降りた直後から始まりました。秋田文化会館(当時)へ向かう道々で、出会った学会員と、計9回にわたって街頭座談会≠行い、記念の写真に(おさ)まったのです。
 石塚 雪の中の感動的な出会いから始まった6日間の秋田訪問で、先生が励ましを送ったメンバーは、約1万人にのぼりました。
 私はその時、秋田を離れ、東京の大学に進学していました。配達を担当していた聖教新聞を通し、先生が秋田におられることを知り、感動で胸が震えたことを今でも覚えています。

常に連携して前進

 長谷川 秋田は今、「聖教の秋田」と呼ばれるほど、毎年、全国をリードする「聖教の拡大」を達成していますね。
 布施 全力で推進(すいしん)をしてくださっている同志への感謝は尽きません。中でも、本荘(ほんじょう)大勝県は、その模範(もはん)です。秘訣(ひけつ)は、県新聞長を中心に、本部・支部・地区の新聞長が常に連携(れんけい)を取り合っていることにあります。皆で状況を確認し、励まし合いながら、団結して目標に向かって前進しているのです。
 永石 購読率200%を達成している支部では、友人読者を中心とした集いも開催しているそうですね。大好評だと聞きました。
 布施 はい。ほかにも、北秋田勝利県など、秋田の全県で聖教拡大が大きく進んでいます。
 原田 明10日付の聖教新聞5〜8面には、友人に、そのまま手渡すことができる「セイキョウ ギフト」が掲載(けいさい)されます。大いに活用しながら、全国の皆が、楽しく、元気に、聖教の拡大に挑戦していこうではありませんか。

70年間の折伏実る

 石塚 「1・2」に成就(じょうじゅ)した折伏が今、秋田で話題です。秋田嵐舞(らんぶ)県の84歳の地区副女性部長が、小学校の同級生の友人に弘教(ぐきょう)(みの)らせたのです。聖教の購読などを通し、約70年間、友好を深め、結実(けつじつ)したのです。友を思う同志の真心に、深く感動しました。
 永石 少子化が進む中、秋田は全地区で「ダイヤモンド台帳」を作成し、未来部・青年部の育成に取り組んでいるとも聞きました。
 石塚 はい。入会・未入会を問わず、未就学から青年部まで、全ての方の成長と幸福を祈り、(はげ)ましを送るためのものです。
 永石 近年、秋田の未来部・青年部世代の入会率は、全国をけん引する伸びになっていますね。
 石塚 青年部は秋田の(たから)です。先生は、「雪の秋田指導」の際、「自分が思うと思わざるとにかかわらず、諸君(しょくん)は池田門下生であると思っています。信頼しています!」と青年部に呼び掛けてくださいました。
 布施 「『正義』と『団結』の秋田! 青年の息吹(いぶき)で 師弟誓願(せいがん)の栄光の城を!!」が、秋田のスローガンです。この指針(ししん)のままに、全員が青年を(はぐく)み、青年の心≠ナ、さらなる「青年の城」を構築していきたいと決意しています。
 原田 東北、秋田は、地域に根を張り、友好の拡大でも全国の模範(もはん)です。
 布施 ありがとうございます。昨年は、秋田黄金県、横手創価県などで、過去最高の拡大を成し遂げることができました。この勢いのまま、本年の全ての戦いでも、「秋田ここにあり!」との勝利の結果を残してまいります。

「一人」を大切に!

 志賀 10日は「成人の日」です。本年1月の日本の新成人は120万人で、過去最少と報じられています。
 原田 だからこそ、「一人」が大切です。どれだけ「一人」を大事にし、育てられるか。ここに、あらゆる団体の、いや社会全体の未来がかかっているといっても過言(かごん)ではありません。学会としても、各地で記念の集いを開き、「(たから)の友」に(はげ)ましを送っていきます。
 志賀 本年1月の新成人は、2001年から02年の生まれです。いわば、21世紀が開幕した時に生まれた世代です。
 長谷川 新世紀の開幕とともに、この地球に(おど)り出てきた一人一人だからこそ、使命は大きい。人類の試練の(やみ)を照らし晴らしゆく、太陽の存在といえるのではないでしょうか。
 原田 使命が深いからこそ、学業、仕事、就職などの苦労も多いかもしれません。しかし、若くして仏法を(たも)った全員が、勝つために生まれてきた「地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)」です。一人一人が、断じて人生を勝ち抜いていけるよう、皆で渾身(こんしん)のエールを送っていきましょう。

(2022. 1. 9. 聖教新聞)

 

 

<3> 触発の語らいを家庭、地域で
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、利倉(りくら)副未来部長(中等部長兼任)、木下(きした)副女子未来部長(女子中等部長兼任)

 木下 「青年・飛躍(ひやく)の年」が開幕し、8日には、本部幹部会がにぎやかに開かれました。
 永石 新成人の代表も参加し、フレッシュな若さみなぎる集いとなりましたね。アルゼンチン女子部長の感動的な活動体験や、音楽隊・鼓笛隊による素晴らしい祝賀演奏にも決意を新たにしました。
 原田 アルゼンチンでは、この5年でメンバーが倍増し、6万2000人を突破しています。特に青年部の飛躍が目覚ましい。長いコロナ()にあっても、今こそ≠ニの思いで目の前の「一人への(はげ)まし」を広げています。
 志賀 明14日から、会館や個人会場(配信の会場と時間等は各県・区で決定)をはじめ、「モバイルSTB」「SOKAnet」でも視聴が可能です(17日まで)。一人でも多くの同志と共に、清新な息吹(いぶき)で出発できるよう、声を掛け合っていきたいと思います。
 利倉 池田先生は、かつて元旦に(したた)められた「大心(だいしん)」と「大桜(おおざくら)」の書を紹介してくださいました。そしてメッセージの中で、「この一年、全世界の宝友(ほうゆう)と共々に、大きな大きな心で、地域も、国土も、地球も、いやまして妙法の大功力に包んで」「広布と人生の『大桜』を福徳(ふくとく)満開に咲かせゆくこと」を決意し合いたいと呼び掛けられました。
 原田 社会が困難に直面する今、生命尊厳(そんげん)の大哲理(てつり)(かか)げ、立正安国、立正安世界の運動を進める私たちの使命が、いかに大きいか。日蓮大聖人は「人は善根(ぜんこん)をなせば必ずさかう」(新1897・全1562)と仰せです。友のため、社会のために、祈り、動き、語りに語り、希望と幸福の連帯を拡大していきましょう。

懸命に考え続ける

 志賀 1月15日は、中等部の結成記念日です。今年で57周年を迎えます。
 原田 未来部は、池田先生が会長に就任されて最初に結成された部です。今の副会長、方面・県のリーダーらも、多くが中等部や未来部出身です。未来部への励ましがどれほど広布の未来にとって重要であるか。
 木下 小説『新・人間革命』第9巻「鳳雛(ほうすう)」の章には、中等部結成の模様(もよう)(えが)かれています。その中で、未来部の人材育成の(かなめ)は「触発(しょくはつ)」であると語られる場面があります。
 原田 その触発のために必要なことは何か。先生は「日々、命を(けず)る思いで、成長を祈ること」「どうすれば、みんなの励みになるのか∞どうすれば、希望がもてるのか∞どうすれば、勇気が出せるのか≠、瞬間瞬間、懸命(けんめい)に考え続けていくこと」であると教えてくださっています。
 利倉 中学3年の時、何度も家庭訪問してくれた未来部担当者がいました。その方が、祈りの大切さを確信込めて語ってくださったおかげで、私は毎日の勤行・唱題に励むようになり、念願の関西創価高校に進学できました。どれほどの真剣さで、一人の中等部員の成長を祈ってくださっていたのかと思うと、今も感謝が込み上げてなりません。
 永石 かつて先生は、「最も鋭敏(えいびん)な中等部の年代に、妙法を唱え、広宣流布という最高の大目的を目指していくことが、どれほど大きな力となるか。私が、どうしても中等部を結成したかった理由も、ここにあるのです」とつづられています。
 原田 その師の心をわが心として、未来部員の可能性を信じ、懸命に真心の激励(げきれい)を重ねられている全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。未来部の友に、家庭や地域で温かなエールを送り、「触発」の語らいをさらに深めていきたいと思います。

受験生にエールを

 永石 各地の未来本部長や未来部担当者の皆さまは、コロナ禍であってもオンラインなどを活用しながら、工夫して激励を続けてくださっています。
 利倉 私は中等部長になり、北海道から沖縄まで、47都道府県のメンバーとオンラインでの一対一の懇談(こんだん)に力を入れてきました。勉強や部活、人間関係など、さまざまな悩みを抱えているメンバーもいます。先生の励ましを伝える中で、「題目で乗り越えます」と力強く語る姿に、逆に元気と勇気をもらっています。
 木下 昨年11月に女子中等部長の任命を受けた私も、家庭訪問や懇談を重ねています。先日、ご自宅に(うかが)った中学3年のメンバーは、幼い頃に亡くしたお母さまに応えようと、題目根本に勉強や生徒会の活動に挑戦。昨年、市の英語スピーチコンテストで入賞し、誓いに燃えて高校受験の勉強に励んでいます。
 永石 今、受験生は追い込みの時期ですね。オミクロン株の影響で新型コロナウイルスの感染者数が急増していますので、受験生はもちろん、支えるご家族も体調管理など細心の注意を払われていると思います。周囲も、受験生のいるご家庭に対しては、特にこまやかな配慮をし、真心の応援をしていきましょう。

震災犠牲者を追善

 原田 17日で「阪神・淡路大震災」から27年となります。改めて、全ての犠牲者の方々に対し、心からの追善(ついぜん)回向(えこう)の題目を送らせていただきます。
 志賀 池田先生はかつて「兵庫は、大震災の大試練を乗り越え立ち上がってこられた。その不屈(ふくつ)の精神は、やがて日本をリードし、二十一世紀の文明の大きな(かく)となっていく」と語られました。そして1月17日を、復興と新世紀への出発の原点の日≠ニして、「阪神ルネサンスの日」と決めていただきました。
 永石 今日まで兵庫の皆さんは、(めぐ)り来る「1・17」を「新たな希望の前進」を誓う節目として、懸命に地域のために尽くしてこられました。
 原田 「大悪(だいあく)おこれば大善(だいぜん)きたる」(新2145・全1300)と、不屈の負けじ(だましい)で復興へ歩んでこられた兵庫の前進を、全国、全世界の友が(あお)ぎ見ています。兵庫をはじめとする関西の同志のように、皆が今いる場所で師への報恩の戦いを(つらぬ)き、勝利の実証を示していきましょう。

(2022. 1.13. 聖教新聞)

 

 

<4> 明るく希望あふれる集いに
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方男子部長、林池田華陽会委員長

  本年初となる「座談会」が今週、各地で開催されます。
 永石 「二月闘争(とうそう)」70周年の「2月」、そして「青年部幹部会」が行われる「3・16」へ!――弘教(ぐきょう)と聖教と人材の拡大を誓い、スタートする(つど)いです。
 長谷川 「この座談会の勢いで、本年の勝敗が決まる!」との決意で、皆で一丸(いちがん)となって、取り組んでいきましょう。
 原田 過日の県長会でも確認をしましたが、「座談会」を成功させるための具体的なポイントは、@「座談会充実への一念を(さだ)めること」、A「座談会前後に訪問・激励(げきれい)に動くこと」、B「功徳(くどく)の体験を語ること」です。
 長谷川 学会の座談会は、皆が主役であり、主体者です。強き一念で(のぞ)み、全力で取り組んでいくことが大切ですね。
 永石 また、池田先生は、「組織の中心者や担当幹部が、全員が座談会に参加できるように、激励(げきれい)、指導に歩くことから座談会は始まる」「さらに、座談会のあとの(はげ)ましが大事である」と教えてくださっています。
 原田 座談会を充実させていくためには、メールやSNSを使った会合連絡だけでなく、「会って話すこと」が大切です。そして、電話やオンライン等も活用し、「心を(かよ)わせて語らうこと」です。全リーダーが心して実践(じっせん)していきたい。
 西方 「明るく、希望に燃えた座談会を開く秘訣(ひけつ)」を聞かれた先生は、「あえていえば、どれだけの人が功徳の体験を語れるかが勝負です」とも答えられています。毎回の座談会で、「功徳の体験」を語る人が大勢誕生(たんじょう)するよう、励ましを重ね、活気あふれる集いにしていきたいですね。
 原田 毎月の座談会の参加者が増えているか。内容が充実しているか。ここに「飛躍(ひやく)」の要件もあります。まずは、1月の「座談会」から、そのスタートを切っていきましょう。

「私の名代として」

 西方 支部・地区をはじめ、多くの組織で新任のリーダーが誕生しています。
 永石 先生は、「(はかりごと)帷帳(いちょう)(うち)(めぐ)らし、勝つことを千里の外に(けっ)せしものなり」(新874・全183)との御文(ごもん)(はい)して、次のように述べられています。「『(さき)んずれば人を(せい)す』。最初の百日が勝負だ。リーダーの要件は、第一に『誠実(せいじつ)』である。そして、『誓願(せいがん)の祈り』と『入念な協議』と『率先(そっせん)の行動』こそが勝利を決するのだ。新任リーダーは全員が私の『名代(みょうだい)』として、広布前進の(めい)指揮(しき)を!」と。
 原田 新任リーダーは、全員が先生の「名代」――弟子として、これ以上、うれしい言葉はありません。全員が決意みなぎる出発をしていきたい。
 長谷川 では、リーダーの最大の要件である「誠実(せいじつ)」であるために何が必要か。先生はまず、「人の利点(りてん)を生かそうとする努力を続けていくこと」と教えてくださっています。
 原田 人の利点を常に生かそう≠ニいう一念があれば、皆の長所や素晴らしさが見えるようになり、尊敬(そんけい)の念も生まれます。称賛(しょうさん)(はげ)ましの言葉も自然と発せられます。
 長谷川 次に先生は、「約束は必ず守ること」であると語られています。「人間として当然のことですが、幹部として多忙(たぼう)になると、約束を守れないことがあっても仕方がない≠ニ、思うようになってしまうことがある。それは間違いです」と指摘(してき)され、「さまざまな事情が(しょう)じて、どうしても約束を果たせないこともあるでしょう。その時に、どうするかです。相手がここまでしてくれるのか≠ニ、何倍も喜ぶような、(おぎな)って余りあることをしていくんです」と強調されています。
 永石 また、副役職になられた方に、先生は言われています。
 「正役職ではないからといって、遠慮し、活動に消極的になったり、組織から遠ざかるようなことがあっては、絶対にならない」「広宣流布の責任を、どこまで(にな)っているかが、信心のバロメーターです」「本当に大事なのはこれからなんです。後任の幹部が、存分に力を発揮(はっき)していけるかどうかは、前任者の責任です。どれだけ、後任の人を守り、応援できるかです」と。
 原田 中には、仕事などのさまざまな事情で、思うように活動の時間を取れない人もいるかもしれません。けれども、「たとえ、時間的には制約があったとしても、戦う一念は、一歩たりとも退(しりぞ)いてはならない」とも、先生は強調されています。
 役職を継続するリーダーも、新たに任命を受けた≠ニの清新(せいしん)な思いで出発していきたい。そして全員が、広宣流布の責任者の自覚(じかく)を深め、いよいよの前進をしていきましょう。

10人の友人づくり

  20日には、『ワールドセイキョウ』の第2弾(本社刊、250円<税込み>)も発売されます。
 永石 今回も、字が大きくて読みやすく、文章も短くてコンパクトになっていますね。仏法用語は分かりやすく表現され、持ち運びやすいサイズ(A4判変型)になっています。
 西方 芸術部の木根尚登(なおと)さん、久本雅美さんのトークをはじめ、子どもの発達障がい、家族との離別(りべつ)など、さまざまな困難を信心で乗り越えてきた信仰(しんこう)体験、世界に広がる創価学会の様子、夜回り先生・水谷修氏へのインタビューなどが収録されています。
 長谷川 社会全体で、人と人とのつながり≠竍(きずな)≠フ大切さが指摘(してき)されています。本年は、「古い友人」との旧交(きゅうこう)を温めながら、「新しい友人」とも出会う、10人の本当の友人づくり≠ェ活動の(はしら)です。
 原田 感染防止対策を十分に(ほどこ)しながら、題目で満々(まんまん)たる生命力を()き立たせ、『ワールドセイキョウ』を大いに活用して、楽しく友情を広げていこうではありませんか。

(2022. 1.17. 聖教新聞)

 

 

<5> 常勝不敗の関西魂で勝つ!
出席者:原田会長、永石女性部長、岡本総大阪長、徳渕総大阪女性部長、志賀青年部長、前田関西男子部長

 永石 来る1月25日は、「大阪事件」の無罪判決(1962年)から60年の節目です。
 岡本 関西の同志は皆、この事件を永遠に忘れてはならない歴史として、世代から世代へと語り継いできました。
 徳渕 56年、戸田先生の(めい)を受けた若き池田先生の指揮(しき)のもと、あのまさかが実現≠オた「大阪の戦い」の勝利がありました。それは、新しい民衆勢力の台頭を象徴するものでした。
 志賀 そして翌年の参議院大阪地方区の補欠選挙で学会員の一部に選挙違反が出たことを理由に、支援の最高責任者だった池田先生が事実無根の容疑で不当逮捕されたのです。まさに、権力の横暴な弾圧(だんあつ)でした。
 原田 勾留(こうりゅう)中、過酷(かこく)な取り調べが続き、罪を認めなければ戸田会長を逮捕する≠ニいう脅迫(きょうはく)まがいな検察の言動もあった。衰弱(すいじゃく)が激しい戸田先生と学会を守るため、池田先生はやむなく罪を一身にかぶり、法廷で真実を証明することを決断されたのです。
 前田 その後の法廷闘争(とうそう)は4年半。84回の公判を経て冤罪(えんざい)が晴れ、創価の正義が満天下に示されました。
 原田 この間、先生は60年5月3日に第3代会長に就任されています。熾烈(しれつ)な闘争の中で、どれほどのご苦労があったことか。しかし、そうした心労など微塵(みじん)も見せることなく、厳然(げんぜん)と指揮を()られ、悠々(ゆうゆう)と今日の世界広布の道を切り開かれていったのです。
 志賀 かつて先生は、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」の中で当時を振り返られ、「多くの市民は、不当な権力に苦しめられてきた」「私は心の奥底(おうてい)で、生涯(しょうがい)、不当な権力に苦しむ民衆を守り、民衆とともに進もうと決意」したとつづられていました。
 徳渕 1月25日は「民衆勝利の日」として、広宣流布の歴史に不滅(ふめつ)の光を放っています。またこの日は後に「関西婦人部の日」と定められ、本年から「関西女性部の日」として新出発します。師弟不二の闘争に連なり、戦いは負けたらあかん!≠ニの常勝不敗の関西(だましい)を燃やし、本年を断固と勝利していく決意です。

10人の友人づくり

 永石 関西女性部の皆さんは今、「1・25」までの「幸福の拡大! 常勝ロマン月間」を勢いよく前進していますね。
 徳渕 はい。大阪ではグループに力を入れ、全世代が(はげ)ましの拡大に挑戦中です。中大阪総県の錦宝会(きんぽうかい)の大先輩は、「1・2」に10年連続の弘教(ぐきょう)成就(じょうじゅ)。これまで入会したヤング白ゆり世代の方と一緒に御書を学び続ける中、一人の方はすでに4回も御書を全編拝読(はいどく)したそうです。
 原田 大阪には、自治会や町会など、地域の役職を(にな)って頑張っておられる方が本当に多いですね。
 徳渕 そうなんです。中でも、「関西池田記念大講堂」の建設を待ち望む北大阪総県・都島(みやこじま)錦城区の地元支部では、壮年部3人が町会長、女性部3人が町会女性部長として大活躍。地域に尽くしながら大きく信頼の輪を広げています。
 岡本 また今、特に力を入れているのが、「10人の本当の友人づくり」です。常勝大阪総県の太陽会の方は、近隣(きんりん)や地域の方へ積極的に声を掛け、(えん)する人を大切にしながら友情を育んできました。昨年は全国で800人を超える方に対話。現在まで40人以上を入会に導き、今も広布拡大の先頭を走っています。

共に動く中でこそ

 原田 大阪は青年部の活躍も目覚ましい。リーダーや大学校生の折伏(しゃくぶく)が続々と実っていると聞きました。
 前田 はい。すでに「部4」の弘教ができている部もあります。特に豊中総県では、昨年末の新任リーダーの御本尊流布から勢いが加速し、「部1」に迫る弘教が結実しています。私もずっと対話を続けてきた親戚が先日、入会を決意されました。
 志賀 大阪学園総県の枚方(ひらかた)池田圏では、全リーダーが大学校生らと共に圏内を訪問・激励に走り回る中、新たな活動者が陸続と誕生。すでに「部1」の男子部大学校5期生が入校を決意していますね。
 徳渕 池田華陽会(かようかい)も頑張っています。入会3年のあるメンバーは、折伏してくれた祖母と共に、悩みを抱える、いとこに対話。励ましを送り続ける中、いとこは悩みを解決し、信心の理解を深め、晴れて「1・2」に入会しました。地域に喜びが広がっています。
 原田 折伏や人材育成が進む組織に共通しているのは、「リーダーが懸命に祈り、励まし、メンバーと共に動いている」ことです。
 岡本 大阪のモットーは、「励ましの大阪」「座談会の大阪」です。全リーダーが最前線の地区やブロックに入りながら同志を励まし、共に祈り、行動していきます。そして、新しい人が参加する「座談会」を(じく)に、広布の陣列(じんれつ)を着実に広げていく決意です。
 前田 先生は無罪判決の前日となる1月24日、兵庫・尼崎市体育会館での関西男子部幹部会の終了後、リーダーに語られました。「一人一人が力をつけ成長することだ! 多くの友をつくり、正義の陣列を拡大することだ! そして広宣流布の戦いに勝って、世間をあっと言わせる時代を(つく)ることだ!」と。
 原田 リーダー自身の「毎日の拡大」「毎日の激励」が勝負です。「月々日々につより(たま)え。すこしもたゆむ心あらば、()たよりをうべし」(新1620・全1190)の御金言に今こそ(てっ)していきたい。異体同心(いたいどうしん)の団結固く、常勝関西の中心である大阪から、広布拡大の大旋風(せんぷう)を巻き起こしていってください。
 永石 広布が進めば魔も強くなります。最近は物騒(ぶっそう)な事件や事故も多いです。特に女性には「日没(にちぼつ)以降は極力、一人で出歩かない」「暗い夜道はなるべく避ける」等、具体的な声掛けをしていきたいと思います。
 原田 とにかく油断を(はい)し、健康第一、無事故第一で、価値ある一日一日を勝ち進んでいきましょう。

(2022. 1.20. 聖教新聞)

 

 

<6> 平和と友情の連帯さらに
出席者:原田会長、大場SGI理事長、笠貫SGI女性部長、志賀青年部長、先崎女子学生部長

 先崎 新型コロナウイルスの感染者が各地で過去最多となり、16都県で「まん延防止等重点措置」が適用されています。
 志賀 さらに適用地域が拡大される見通しです。感染経路については、オミクロン株でも、これまでと同様、「飛まつ」が主であるといわれています。そのため、マスクを(はず)しての会話や飲食の場面には、特に注意が必要です。
 原田 厚労省の専門家会合は、ワクチン接種者も含め、会話時のマスク着用、消毒、手洗い、換気、密を避けるといった基本的な対策を続けるよう呼び掛けています。私たちは油断を排し、基本的な対策を(おこた)ることなく実践し、着実に歩みを進めていきましょう。

道なき道を開く!

 大場 1月26日は「SGIの日」です。日蓮大聖人の太陽の仏法は今、全地球を照らし、妙法を(たも)った各国のメンバーが、人々のため、社会のため、生き生きと活躍しています。
 原田 大聖人の御遺命(ごゆいめい)である世界広布が現実のものとなったのは、池田先生の死身弘法(ししんぐほう)の闘争と、それに(つら)なる同志の師弟共戦の前進があったからです。
 志賀 その淵源(えんげん)となるのが、1975年(昭和50年)1月26日、世界51カ国・地域の代表が集まって、グアムで開かれた第1回「世界平和会議」ですね。
 原田 池田先生は60年に第3代会長に就任されて以来、「君は世界に()くんだ」との戸田先生の言葉を胸に、北南米、アジア、ヨーロッパなどを訪問。一人を励まし、一人を大切にしながら、道なき道を開き、時を待ち、時をつくって、この日を迎えられました。
 大場 池田先生は参加者に、「全世界に妙法という平和の種を()いて、その(とうと)い一生を終わってください。私もそうします」と呼び掛けられました。
 原田 皆が心に深く(きざ)んだ指針(ししん)です。出席した各国のリーダーは広布の開拓者(かいたくしゃ)≠ニの(ほこ)りに燃え、使命の地で平和と友情の連帯を広げゆくことを誓いました。そして今、創価の人間主義のスクラムは、192カ国・地域へと発展を()げています。
 先崎 先日の本部幹部会で活動体験を披露したのは、南米アルゼンチンの女子部長でした。本当に感動的でした。収録をしたのは、アルゼンチン創価女性平和会館の「カネコ・イケダ希望の間」であると聞きました。
 笠貫 ここには、美しい真っ白な仏壇が置かれています。お厨子(ずし)経机(きょうづくえ)燭台(しょくだい)(りん)鈴棒(りんぼう)まで白です。お厨子(ずし)には、国の花「セイボ」と、日本のシンボルの「サクラ」が(えが)かれ、両方の花の融合(ゆうごう)は「師弟不二」を(あらわ)しているそうです。
 大場 先生は93年に、アルゼンチンを訪問されています。この時は、アメリカ、コロンビア、ブラジル、パラグアイ、チリにも行かれました。アルゼンチンでは、大統領との会見、国立ローマス・デ・サモーラ大学からの名誉学位記の授与、文化祭などに(のぞ)まれ、平和と文化と教育の道を多彩(たさい)に広げられました。同国の同志は、この時を原点とし、良き市民として社会貢献に励み、現在は当時の約6倍となる6万人を超える陣容(じんよう)になっています。
 笠貫 アルゼンチン文化会館近くの「サピオラ広場」という公園には、「カネコ・イケダ華陽(かよう)庭園」があります。同国の婦人部・女子部が地域・社会で活躍し、信頼を得る中で、ブエノスアイレス市によって命名されたものです。
 志賀 今回、日本で本部幹部会が行われた時間にアルゼンチンの青年部は、大成功を()して、それぞれの家庭で題目をあげていたそうです。12時間の時差がある国の同志の熱い心≠ノ深く胸を打たれました。

「社会憲章」を制定

 笠貫 今月の15・16日には、36カ国から約800人の友が参加し、欧州(おうしゅう)広布サミットがオンラインで開催されました。8言語におよぶ通訳体制で、運営を(にな)うのは青年です。皆が「(われ)らの『価値創造(そうぞう)』に限界はない!」との師の指針(ししん)を胸に、果敢(かかん)に挑戦を重ね、見事に大成功に導きました。
 大場 かつて宗門事件の(あらし)が吹き荒れたスペインは、「(たましい)の独立」30年を迎えた昨年、当時の80倍近くのメンバー数になりました。また、同国からは2018年1月、創立500年の名門アルカラ大学から、スペイン初となる「名誉教育学博士」の称号(しょうごう)が、池田先生に授与されています。
 笠貫 アルカラ大学には、「池田大作『教育と発達』共同研究所」も設置されています。先生は、こうしたことも、現地の同志が長年、信頼と友情を(はぐく)む対話と行動を重ねてきたからであるといわれています。
 原田 昨年11月、学会は「社会憲章(けんしょう)」を制定し、その「社会的使命」と「行動規範(きはん)」を明文化しました。「世界市民の理念」「積極的寛容(かんよう)の精神」「人間の尊厳(そんげん)尊重(そんちょう)」を高く(かか)げ、人類が直面する脅威(きょうい)に挑み、平和・文化・教育に貢献(こうけん)することをうたっています。私たちの使命は、ますます大きくなっています。
 志賀 創立100周年へ向け、世界の友と手を(たずさ)えながら、青年部から具体的な波動を起こしていきたいと決意しています。
 先ア 先生はかつて、「これから私たちが世界の指導者になっていくために、一番必要な要件は何でしょうか」と(たず)ねた青年に答えられました。「『世界を制覇(せいは)せんとするものは、(なんじ)自身の悲哀(ひあい)を制覇せよ』との先哲(せんてつ)の言葉があります」「大事なのは、胸中(きょうちゅう)に確固とした世界観、歴史観を確立することです」「根本は、『世界を平和にしていこう』『人類を幸福にしていこう』という強い強い信念があるかどうかです。その心がすべてです」と。
 原田 「過去の因を知らんと(ほっ)せば、その現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば、その現在の因を見よ」(新112・全231)です。未来は今にあり≠ニの思いで、世界広布という大いなる目的に向かい、まずは眼前の目標を一つ一つ勝ち越え、この1年を飾っていきましょう。

(2022. 1.24. 聖教新聞)

 

 

<7> 生きる喜び分かち合う社会へ
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方男子部長、林池田華陽会委員長

  本年も池田先生は、1・26「SGIの日」に寄せて「人類史の転換へ 平和と尊厳(そんげん)の大光」と題し、40回目となる記念提言を発表してくださいました。
 西方 主要全国紙や地方紙、テレビのニュース等でも、感染症対策へ国際協力を強化する「パンデミック条約」の早期制定などの提言内容が一斉(いっせい)報道され、注目を集めています。
 長谷川 提言では、仏法の「同苦」の精神を紹介されるとともに、牧口先生が主張された、混迷の(やみ)を払うための「正視眼(せいしがん)」の生き方について言及(げんきゅう)。「皆で生きる喜び≠分かち合える社会」の建設こそ、私たちが目指すべき道であると主張されています。
 そして、戸田先生の「地球民族主義」に触れられながら、具体的な方途(ほうと)を提示されたのです。
 永石 また、コロナ危機からの再建において、若い世代が希望を(はぐく)み、女性が尊厳を輝かせることのできる経済を創出(そうしゅつ)していく重要性を訴えられています。私の知る識者からも早速、賛同の声が寄せられました。
  さらには、「気候危機の打開に向けた日中共同誓約(せいやく)」の策定(さくてい)、「国連ユース理事会」の創設、教育変革(へんかく)サミットでの「子どもたちの幸福と教育のための行動計画」の採択(さいたく)など、未来を生きる青年に道を開く、具体的かつ重要な道標(どうひょう)を示されています。
 原田 最後には、核兵器禁止条約の第1回締約国(ていやくこく)会合に、日本をはじめ多くの国がオブザーバー参加すること。そして、日本で行われる来年のG7サミット(主要7カ国首脳会議)の時期に合わせて、「核兵器の役割低減に関する首脳級会合」の広島での開催を呼び掛けられています。
 さらに、学会の平和運動は戸田先生の「原水爆禁止宣言」(1957年9月)が大きな原点であることを強調され、非人道性の(きわ)みに対する師の(いきどお)りを、不二の弟子として五体に刻み付けて行動されてきた真情がつづられています。
 西方 師匠(ししょう)のご構想の実現に向け、青年部として今後、勉強会や識者を交えてのシンポジウムなどを行い、世界の青年と手を(たずさ)えながら不断の努力を重ねていきます。

各部一体の団結で

  いよいよ、「伝統の2月」が始まります。本年は、若き池田先生が戸田先生の願業成就(じょうじゅ)へ、拡大の突破口(とっぱこう)を開かれた「二月闘争(とうそう)」から70周年です。
 西方 師の闘魂(とうこん)を受け継ぐ男子部は、2月1日から「新時代二月闘争 飛躍(ひやく)月間」をスタートします。全国各地からは早速、弘教(ぐきょう)のエピソードが続々と寄せられています。「弟子の勝利が師の勝利」との誓いに燃えて、圧倒的な広布拡大の歴史を築く決意です。
 永石 1952年当時、池田先生は「二月闘争」の出発に当たり、こう訴えられました。「戸田先生の指導があって、今の私たちがあります」「(2月生まれの)戸田先生の52回目の誕生の月を、なんとしても歴史的金字塔(きんじとう)荘厳(そうごん)しましょう!」と。
 原田 そして、月に支部100世帯の弘教が限界という中、201世帯の未聞(みもん)の金字塔を打ち立てられました。「師と共に」「師のために」――この弟子の決定(けつじょう)した報恩の一念こそが、広布の戦いの一切の根本であり、最重要の力となることを、池田先生は示してくださったのです。
  また、先生はかつての随筆で、二月闘争を「学会の歴史において、これこそ、青年が大先頭に(おど)り出て、壮年・婦人と一体で戦い、実質的に広布拡大を牽引(けんいん)した初陣(ういじん)であった」と述べられました。
 原田 「青年を先頭に」というのは当然、「青年だけにやらせよう」「青年を動かそう」ということではありません。先輩が自ら、青年と一緒に、青年の模範(もはん)となる対話に(はげ)む。折伏(しゃくぶく)に挑戦する。それでこそ、拡大のうねりが起こる。その「各部一体の団結の闘争」の中でこそ、次代を(にな)う青年が一騎当千(いっきとうせん)の人材へと成長するのです。
 長谷川 そしてどこまでも、徹底した「一対一の励まし」が大事です。先生は当時、入会間もない「新しい人」に光を当て、全身全霊(ぜんれい)で激励する中で「新しい力」を引き出し、広布の戦いを推進(すいしん)されました。この「新しい力」による折伏の功徳の体験、歓喜(かんき)の実証が、各地域にも大きく花開いていったのです。
 西方 男子部もまさに今、3月に卒校する大学校4期生を先頭に、「新しい力」が各地で躍動(やくどう)しています。新たな人材と共に祈り、動き、体験を共有しながら、さらなる拡大の上げ(しお)をつくっていきます。
 永石 先生はかつて随筆でつづられました。「特別な作戦などない。(よう)は、一人ひとりが、自分のいる場所で、自分の身近な(えん)に目を向けて、そこから、勇気の対話の一歩を踏み出すことだ」と。
 原田 まずは全リーダーが真剣な唱題に励み、全力で最前線に入って、励ましと対話の大旋風(せんぷう)を巻き起こしていきたい。
 そして「伝統の2月」から「3・16」へ、池田門下の弟子が「師への報恩」に燃えて私の二月闘争≠勝ち飾り、新たな広布拡大の金字塔を打ち立てていきましょう!

安全第一の配達を

 永石 一年の中で、最も寒さが厳しい時季です。日々、本紙を配達してくださる「無冠(むかん)の友」の皆さまに、改めて心から厚く御礼(おんれい)申し上げます。
 長谷川 「無冠の友」の皆さまの健康・絶対無事故を一層(いっそう)、真剣に祈念していきます。体調不良や、悪天候の時などは決して無理をせず、健康第一、安全第一の配達をお願いします。
 原田 「さきざきよりも百千万億倍(ひゃくせんまんおくばい)御用心(ごようじん)あるべし」(新1590・全1169)との御文(ごもん)を胸に、皆で声を掛け合っていきたい。新型コロナウイルスの感染対策も(おこた)らず、手洗いやうがい、手指消毒、換気など基本の対策を徹底し、賢明(けんめい)な生活を心掛けていきましょう。

(2022. 1.31. 聖教新聞)

 

 

<8> どの国の民衆も絶対に幸福に
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、林池田華陽会委員長

 志賀 2月11日は、戸田先生の生誕(せいたん)の日です。若き池田先生が70年前、この記念日を、折伏(しゃくぶく)金字塔(きんじとう)で祝賀しよう!≠ニ立ち上がり、(かべ)≠大きく破る弘教(ぐきょう)を達成された歴史に学びながら、青年部は拡大に先駆(せんく)してまいります。
 原田 池田先生は先日、「若獅子の全青年部と、各部・各地の新任リーダーを先頭に、伝統の2月を決然(けつぜん)飛躍(ひやく)しよう!」と呼び掛けてくださいました。「3・16」に向け、勢いある前進を続けていきたい。
 志賀 全国で今、弘教(ぐきょう)の輪が広がっています。関西では、方面男子部長・方面大学校事務局長をはじめ、総京都・奈良総県・和歌山総県の男子部長、総大阪・総兵庫・福井総県のヤング男子部長らが率先(そっせん)して折伏を実らせました。滋賀総県、福井総県の男子部長も今月、御本尊流布を予定しています。また、三重正義県では、各部一体で拡大に取り組み、部平均3を超える折伏を達成しています。

励ましの対話拡大

 永石 池田華陽会(かようかい)は、2月からつながるプロジェクト≠スタートさせました。@師と心を結ぶ、小説『新・人間革命』の研さんA訪問・激励を通し、華陽姉妹との(きずな)の強化B(えん)する友に励ましを送り、折伏(しゃくぶく)に挑戦――というものです。
  「新生・華陽会1期生」の誇りも高く、楽しく(ほが)らかに、桜梅桃李(おうばいとうり)のスクラムを広げていきます。
 永石 なお、新型コロナウイルスの急速な感染拡大に(ともな)い、2月に各地で開催予定の第1回「華陽カレッジ」は延期になります。皆が安心して会館に(つど)い、大成功で開催できるよう、この間を活用して、さらにこまやかな励ましを進めていきたいと思います。
 志賀 今、先月20日に発売された『ワールドセイキョウ』(本社刊、250円<税込み>)が非常に好評であると聞きました。
 永石 出版取次会社のトーハンならびに日販調べの「週間ベストセラー」ランキング総合部門で、ともに第1位となり、その勢いはさらに増しているそうですね。特に、芸術部の木根尚登さん、久本雅美さんの「(きずな)トーク」への反響が大きく、「友人にプレゼントをしたところ、大変に喜んで読んでくれ、聖教新聞を購読してくれることになりました!」などの声が届いています。
 原田 この『ワールドセイキョウ』なども活用しながら、あらゆる友に、励ましの言葉を送り、対話を拡大していきましょう。

師匠の構想を実現

 志賀 本年は、1952年(昭和27年)2月17日、戸田先生が青年部の研究発表会の席上、「地球民族主義」を自身の思想として宣言されて70年の節目となります。
 長谷川 当時は戦後7年で、朝鮮戦争(韓国動乱)の渦中(かちゅう)であり、東西冷戦が深刻化していました。そうした分断が進む中、戸田先生は同じ地球に住む人間である≠ニいう「共通(こう)」を人々に思い起こさせるべく、「地球民族主義」の理念を(かか)げられたのです。
 原田 そこには、「一切衆生(しゅじょう)()()を受くるは、ことごとくこれ日蓮一人の苦なるべし」(新1056・全758)との日蓮大聖人のお心を体した、戸田先生の慧眼(けいがん)がありました。それは、どの国の民衆も、絶対に不幸になってはならない。共に幸せを享受(きょうじゅ)し、繁栄(はんえい)していかねばならないという、共生と協調の時代を築くための先見でもありました。
 長谷川 国際化が進む現代とは全く違う、当時の社会情勢や人々の思考からは、到底(とうてい)思いつかないものでもありました。
 原田 その中、池田先生は「戸田先生の構想を必ず実現してみせる!」との強い一念で大闘争を起こしていかれました。そして、生命尊厳(そんげん)哲理(てつり)基調(きちょう)とする、今日のような世界的な平和と人道の大連帯を築かれたのです。
  池田先生が96年2月11日に戸田記念国際平和研究所を創設されたのも、その一環(いっかん)ですね。
 長谷川 そうです。同研究所は、世界中の研究者と協力し、協調的安全保障、気候変動と紛争、ソーシャルメディアと平和構築などの研究プログラムを推進しています。これまで、研究書の出版は40冊を超え、政策提言や論考(ろんこう)の発表は230本を超えています。
 志賀 著名(ちょめい)な平和学者で、同研究所の所長であるクレメンツ博士は、池田先生との対談集の中で、「人類に貢献(こうけん)していこうとの揺るぎない信念をもった世界市民によるグローバルな市民文化は、持続可能で平和な世界の創出(そうしゅつ)のために不可欠」であり、その「構築という一大事業においても、ぜひ池田会長と力を合わせていきたい」と述べています。
  クレメンツ所長には、「国際関係学会(ISA)」から平和研究部門の2022年度「卓越(たくえつ)した学者賞」が授与されることも決定しています。ISAは、グローバルな課題を解決するために設立された、最も権威ある国際的な学会の一つです。
 長谷川 「行動する平和学者」のオーストラリア・シドニー大学名誉教授のリース博士も、「『地球民族主義』を提唱(ていしょう)した戸田城聖氏の思想を原点に設立された戸田平和研究所は、創立者の池田SGI会長の洞察力(どうさつりょく)あふれるビジョンのもと」「非暴力と世界平和のつながりを理解するための独創的な貢献をしてきたと、私は高く評価しています」と語っています。
  ここにも、師の構想を実現し、さらに広げていく、池田先生の戦いの一端(いったん)(あらわ)れていますね。
 原田 池田先生は常々、「私の胸のなかに、戸田先生は今も生き続けている。とともに、同志の心のなかにも、先生が永遠に生き続けることを念じてやまない」と言われています。私たち池田門下生は、この師弟の大道を寸分(たが)わず歩み、池田先生が築かれた平和と幸福の大道を、さらに広げてまいりたい。

(2022. 2. 3. 聖教新聞)

 

 

<9> 民衆救済の誓願を学会が継承
出席者:原田会長、永石女性部長、杉山国際本部長、前多国際本部女性部長、西方男子部長

 西方 今月17日、『日蓮大聖人御書全集 新版』の分冊(ぶんさつ)第3巻(第2回配本)が発売されます。
 前多 同巻には、富木常忍(ときじょうにん)池上(いけがみ)兄弟、四条金吾(しじょうきんご)をはじめ、安房(あわ)下総(しもうさ)・鎌倉・伊豆(いず)の門下へのお手紙が(おさ)められています。今後は、本年の9月に第4巻、11月に第2巻が刊行予定ですね。
 原田 大聖人が命に(およ)大難(だいなん)と戦われていた時、その弟子もまた、迫害(はくがい)の連続でした。そうした中で、同巻にある「日蓮、一度もしりぞく心なし」(新1635・全1224)との一節のままに、不撓不屈(ふとうふくつ)(たましい)で門下に送られた励ましの数々は、いかなる試練をも乗り越え、人生を勝ち飾りゆく希望の指針(ししん)として輝きを放ちます。
 西方 御書新版の発刊以来、多くの男子部メンバーが全編拝読(はいどく)に取り組んでいます。分冊版についても、「持ち運びやすい」「通勤中でも拝読できる」と喜びが広がり、各地で教学研さんの熱が高まっています。
 永石 女性部の皆さんも、文字が大きくなり、振り仮名が増えたことで読みやすく、研さんの意欲がみなぎってきます!≠ニ、隙間(すきま)時間を見つけては拝読に挑戦し、正しい信心と実践の(かて)としています。

「実践の教学」こそ

 杉山 今、2月度「御書講義」の映像が「SOKAnet会員サポート」で配信されています(28日まで視聴可能)。「大白蓮華」2月号を教材として、「一生成仏抄(じょうぶつしょう)」を学びます。
 西方 同抄では、一生成仏の要諦(ようてい)である唱題行の意義が明かされています。
 永石 「深く信心を(おこ)して、日夜(にちや)朝暮(ちょうぼ)にまた(おこた)らず(みが)くべし」(新317・全384)と(おお)せのように、朝な夕な自他共の幸福と広宣流布を祈る師弟誓願(せいがん)の唱題に励み続けていく中に、現実の課題に挑戦する勇気と生命力が()いてきます。
 原田 大聖人の仰せのままに行動する。ここに「実践(じっせん)の教学」「師弟直結の教学」があります。これこそ、「御書根本」を貫いてきた学会の伝統です。リーダー自身が求道の(ほのお)を燃やして(はん)を示し、折々に御聖訓(ごせいくん)を拝して、友に信心の確信と歓喜(かんき)を伝えていっていただきたい。
 そして一人一人が池田門下の(ほこ)りも高く、わが使命の天地で「伝統の2月」を勝ち飾り、広布と人生の大いなる飛躍(ひやく)()げていきましょう。

10言語以上に翻訳

 杉山 池田先生は御書新版の「序」の中で、「御書の翻訳(ほんやく)は世界十言語を超えた。今や日本はもとより世界五大州のいずこでも、老若男女(ろうにゃくなんにょ)が喜々として御書を研鑽(けんさん)し合い励まし合う光景が、日常茶飯(さはん)となっている」とつづられています。
 永石 池田先生のリーダーシップのもとで推進された御書の翻訳・出版は、今や英語、中国語、スペイン語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語、デンマーク語などに及んでいます。
 原田 コロナ()という未曽有(みぞう)の試練に直面する今、世界中の同志が「(わざわ)(きた)るとも、変じて(さいわ)いとならん」(新1321・全979)、「大悪(だいあく)おこれば大善(だいぜん)きたる」(新2145・全1300)の御聖訓を胸に励ましを広げ、人々の希望の光源(こうげん)となっています。
 杉山 御書の翻訳に当たっては、国際本部などの関係者の方々が(いん)(よう)尽力(じんりょく)してこられました。思えば国際本部は、先生が1968年8月にこれからは語学の時代である≠ニ、通訳や翻訳に(たずさ)わる友を大激励してくださったことが出発点でした。
 原田 それは、あの「日中国交正常化提言」が発表(9月8日)される10日前のことです。先生は後年、「(日中提言と)時を同じくして、創価の普賢(ふげん)よ、創価の羅什(らじゅう)よ、()でよ!≠ニ祈りを込めて布石(ふせき)をした」と、その真情を語ってくださいました。
 前多 そして、3年後の71年2月11日に「国際部」が結成。その後も、世界平和の壮大(そうだい)な未来を展望された師の祈りと激励に(はぐく)まれ、2002年には、通訳翻訳部、国際ボランティア部、国際交流部、在日外国人部の4部からなる「国際本部」へと発展し、本年で20年となります。
 永石 国際本部の皆さんは、一人一人が世界に橋を架ける「語学と対話のエキスパート」「平和と拡大の推進力」として、国内外のさまざまな分野で活躍されていますね。
 前多 はい。東京・杉並区の通訳翻訳部の女性は、ステージ3の乳がんをはじめ、リストラや経済苦など、幾多(いくた)の試練を信心で乗り越えてきました。一昨年には、世界最大手のIT企業に就職し、社内翻訳者として信頼の実証を示しています。自身の体験を通して多くの友を励まし、対話にも率先しています。
 杉山 西東京市に住む国際交流部のメンバーも、大手外資系企業で要職に就きながら、支部長として一歩も引かずに広布の最前線を走っています。
 前多 ほかにも、世界を舞台に人道支援活動に励む国際ボランティア部のメンバーや、日本在住の外国人や留学生のサポートに尽くす在日外国人部の友など、ありとあらゆるところで、メンバーの活躍が光っています。
 西方 特に日本に在住するSGIのメンバーにとっては、慣れない異国の地に同志の(きずな)があることが、どれほど心強いでしょうか。国際本部の皆さんの励ましに触れたメンバーが祖国に帰り、地域のリーダーとして活躍している例もたくさんあると(うかが)いました。
 原田 仏法の平和主義、人間主義を根幹に、各分野で民間交流や国際貢献などに尽力する国際本部の使命はますます大きい。
 「一騎当千(いっきとうせん)の国際本部が前進した分だけ、広布の新時代は大きく開かれる」との池田先生のご期待を胸に、これからも一層(いっそう)、世界広布新時代の飛躍の(かなめ)≠ニ輝かれんことを心から念願しています。

(2022. 2. 7. 聖教新聞)

 

 

<10> 「立正安国」へ希望の前進を
出席者:原田会長、永石女性部長、広崎総兵庫長、大野木(おおのぎ)総兵庫女性部長、萩原(はぎわら)総兵庫男子部長、新村(にいむら)総兵庫池田華陽会委員長

 永石 創価の春へと大歓喜の飛躍(ひやく)を誓う本部幹部会が6日、「兵庫総会」の意義も込め、兵庫池田文化会館を中心に行われました。
 新村 県内の31会場にも中継され、兵庫の全同志にとって、新たな勝利への出発ともなりました。
 原田 本年は、池田先生の兵庫初指導から65年。先生はかつて、「時は来た。(いさ)み立とうではないか! あの晴れ渡る『常勝の空』を(あお)ぎながら、今日も(ほが)らかに進もう! いざや前進、恐れなく!」と呼び掛けられました。兵庫の同志は今、全国に先駆(せんく)する拡大を成し遂げています。
 大野木 「常勝兵庫! 先生とともに大歓喜(かんき)飛躍(ひやく)を!」とのスローガンのもと、私たちは「3・16」に向け、座談会に参加する友が、「聖教拡大」に挑戦できるよう、(はげ)ましを送ってきました。
 広崎 訪問・激励に(てっ)する中で、聖教新聞の切り抜きや、「セイキョウ ギフト」を友人に手渡す人が増えていき、「兵庫総会」の時点で、新たに8万人の「聖教チャレンジャー」が誕生しました。今後、一人でも多くの方が「折伏(しゃくぶく)チャレンジャー」となれるよう、さらに激励の輪を広げてまいります。
 大野木 私自身も、10人の本当の友人≠つくろうと決意し、この2月、10人の方に聖教新聞を拡大することができました。
 広崎 折伏においては、「3・16」に向けて「支部3」を目標とする中、総会までに「支部2」の弘教(ぐきょう)を達成できました。
 永石 常勝長田(ながた)区の、ある女性部副本部長は、マンションの上階に引っ越してきた青年と知り合いになり、対話を開始。透析(とうせき)治療を受けながらも、明るく元気に、周囲へ励ましの光を送る副本部長の姿に感銘(かんめい)を受けた青年は(みずか)ら進んで、入会されたと聞きました。
 大野木 姫路(ひめじ)大光県のヤング白ゆり世代のグループ長は、折伏をしている友人に「娘が悩んでいるので、ぜひ会ってもらいたい」と言われ、池田華陽会(かようかい)世代の娘さんと対話をすることに。「人生は、なるようにしかならへん」と言う相手に「生きていくためには、確かな哲学(てつがく)が必要よ。自他共(じたとも)の幸福を目指すのが、私たちの信仰(しんこう)なの」と誠心誠意(せいしんせいい)で語り、1月26日に入会に(みちび)くことができました。
 萩原 「自分に勝て! 団結で勝て! 師弟不二で勝ちまくれ!」をスローガンに(かか)げる男子部は、部1世帯を超える弘教(ぐきょう)を達成し、日本一の結果で総会を飾ることができました。私自身も、年頭から17人の方と仏法対話をし、2月4日に折伏を実らせることができました。「3・16」に向け、必ずや部2世帯の弘教を達成していきます。
 広崎 壮年部も、「3・16」記念の青年部幹部会で、男子部が「広布十傑」を達成できるよう、さらに連携(れんけい)を強化し、共に動いていきます。

12日から本幹配信

 原田 総会を(いろど)った、総兵庫女性部の「ひまわり合唱団」。「サウダソン・ア・センセイ(ようこそ、先生)」を、ポルトガル語で見事に歌い上げた姿に深く感動しました。
 大野木 昨年、結成50周年を迎えた同団の中には、重度の自閉症(じへいしょう)の息子さんがいる方、お子さんが引きこもりの方、認知症の父親を介護する方などもいます。一人一人が宿命と戦い、広布に生き抜く決意を歌声に込めました。
 原田 ヤング男子部、池田華陽会(かようかい)、学生部、未来部、少年少女部の代表120人が参加した大楠公(だいなんこう)≠フ合唱も圧巻(あっかん)でした。
 萩原 ありがとうございます。折伏(しゃくぶく)成就(じょうじゅ)して、合唱に参加したメンバーも多くいました。たとえば、尼崎(あまがさき)総県のヤング男子部長は、コロナ()で仕事が大変な中、今こそ広布の勝利の実証を!≠ニ誓い、折伏に挑戦。出演者大会が行われた日に、弘教(ぐきょう)を実らせることができました。
 新村 池田華陽会の総兵庫副委員長は、「温かい学会の輪の中で、共に成長したい!」と、勇気を出して友人に対話。「これから一緒に人生を歩んでいけることがうれしい」と語る友人に1月29日、御本尊を流布することができました。
 萩原 少年少女部員の中には、「詩」の全国コンクールで最優秀賞に輝いたメンバーや、国際音楽コンクールの声楽部門で優秀賞を受賞した方もいました。
 新村 池田先生は、本部幹部会に寄せたメッセージの中で、1962年(昭和37年)1月24日、大阪事件の無罪判決を勝ち取る前夜に、兵庫の地で師子吼(ししく)された言葉を紹介してくださいました。「私どもは日蓮大聖人の弟子としての自覚(じかく)と信念をもって、不幸な人の味方となり、そして真実に全民衆が、安心して暮らしていける世の中を築き上げよう」
 萩原 この日、先生は、次のようにも語られました。師の(あだ)()つ≠ニは、いかなることか。それは、決して人を(にく)んだり(きず)つけたりするのではなく、「広宣流布に勝利すること。正義の陣列(じんれつ)を拡大すること。一人でも多くの味方をつくること。そして、敵をあっと言わせること」だと。
 原田 本部幹部会は、12日から15日に、全国に配信されます。私たちは、「広宣流布」「立正安国」という誓願(せいがん)(かか)げ、人々のため、社会のため、(いさ)んで行動を続けていきたい。

楽しく工夫をして

 永石 16日から20日を中心に、「伝統の2月」を飾る座談会も開催されます。感染防止対策を十分に(ほどこ)しながら、楽しく工夫(くふう)をして、開催していきたいと思います。
 広崎 座談会で大切なのは、「どれだけの人が功徳(くどく)の体験を語れるか」ですね。御聖訓(ごせいくん)に「道理・証文よりも現証にはすぎず」(新1941・全1468)と(おお)せの通りです。
 原田 功徳は歓喜(かんき)を呼び、希望を呼びます。一人でも多くの方が集い、功徳の体験を語れるよう、リーダーは声掛けを続けていきましょう。

(2022. 2.10. 聖教新聞)