8月6日(月)〜7日(火) 新潟 → 大阪
目がさめると9時すぎであった。旅行の出発予定は午後9時なので、昼間のうちにパソコンなどの処理をしておきたいと、朝食後パソコンに向かう。これがことのほか時間を食い、午後になっても終わらず。
そうこうしているうちに義父が登場。午後3時には出かけるぞ、とのこと。それじゃペース作りができないので、なんとか遅い時間にしてもらう。第一、旅行の準備もしていない。
早めにパソコンの処理を切り上げて旅行の準備。約1週間の長旅になるので、いろいろと持っていくものが多い。そして夕方1時間ほど昼寝(夕寝?)。昨日は遅くまで残業だったので、すんなりと眠りにおちたのだが、しばらくしたら子供に起こされた。
というわけで午後6時半には出発。車の燃料計が約半分を示していたので、近くの日石スタンドで給油。このとき給油用のクレジットカードの忘れ物に気付き、また家に逆戻り。午後7時15分に改めて出発となった。
午後7時半に新潟西インターより北陸自動車道に入る。自分では意識していないが長旅の緊張感からか、いつもよりスピードを抑えて走っている。平均速度は80キロ。車の量も少なく快適に走行。
午後8時半に米山サービスエリアで休憩。柏崎方面では花火があがっている。新潟まつりの花火大会にはおよびもつかないが、その花火大会が行われる8月9日は旅行中なのでちょうどいいかも。夕食をとったりして、1時間ほどここにいる。
上越インターチェンジをすぎるころから空がたまに光るようになる。時刻はすでに午後10時をまわっているので花火ではないだろう。この光がだんだんと強くなっていき、能生インターチェンジへ近づくにしたがい路面も濡れてくる。
能生から糸魚川にかけ雷雨のようであり、雷鳴は聞こえないものの、たまに真昼のような明るさになる。しかし、糸魚川をすぎると嘘のように静かになっていった。
魚津インターチェンジをすぎてすぐの有磯海サービスエリアで休憩。時刻は午後11時。本線上は車の数が少ないのに、サービスエリアなどに入ると停車している車(特にトラック)が多い。どれもエンジンがかけっぱなし。暑いから仕方ないといえるが、地球温暖化が問題となっている現在、どうなのかなと思う。この駐車場ですら、かなりの台数のトラックがエンジンをかけっぱなしで、なかには温度差で運転席のガラスに大量の水滴のついているトラックのある状態で、これが全国のサービスエリアで毎日繰り返されていると考えると、かなり恐ろしい。トラックなしでは今日の物流が成り立たないのはわかるが、何らかの対策をたてるべきではないのか。疲れているのか、こんな状態がとても恐ろしく感じられた。
かなり眠くなってきて、カーステレオをかける。すると後部座席の義父から「うるさい!」。スピーカーをフロントだけにしたが、まだブツブツ。そんなこんなあったが、富山インターチェンジを23時半に通過し、0時すぎには金沢も通過。標識に「ハイウェイオアシス」の名を発見し、徳光パーキングエリアに入ってみる。コンビニなどが入っているらしい建物などがあったが、真っ暗で営業はしていない模様。建物前のキャッシングコーナーの灯りだけが目立っている状態。
このあたりから海沿いを走るようであるが、右窓は真っ暗で対向する車のヘッドライトしか見えない。たまに倉庫街のあかりが走るだけ。おまけに雨が降り出して視界も悪くなる。尼御前サービスエリアをすぎたところから、道がクネクネ&アップダウン。
1時すぎに福井インターチェンジを通過してしばらく走っていると、霧が出たのかさっき以上に視界が悪くなり道もクネクネ。1時50分に滋賀県入り。1時55分に賎ヶ岳サービスエリアへ。せっかく買ったロードマップを自宅に忘れてきてしまい、ここで改めて購入。そして給油。7時間ほどで燃料の大部分を消費したということ。
2時半、米原ジャンクションの料金所で検札。本線上に「料金所(検札)」なるものがあってビックリ。ここから名神高速道路に入る。
名神高速道路に入ったとたんにトラックに囲まれる。さすがに京阪神を結ぶ大動脈だけあって、交通量が半端じゃない。たまに乗用車やワゴン車が小さくなって走っている。時速120キロで走っていても早いトラックにすぐ追いつかれてしまう。トラック同士でもあおりまくり。
3時15分に大津サービスエリアで休憩。さすがに疲れがピークに達していて、義父に1時間ほど寝かせて欲しいと頼み座席を倒す。外は意外と涼しく窓を全開。しかし、神経が昂ぶっているのかなかなか寝付けない。やっとウトウトしかかったら「1時間たったぞ」と義父に起こされる。時計を見ると4時5分。スポンサーの言うことには逆らえず出発。
大阪の吹田から中国自動車道に入らなければならないのだが、ボーっとしていて通りすぎそうなので、吹田の1つ手前のインターチェンジ名を教えてもらおうと、隣に座る妻にロードマップを見てもらう。しかし「吹田(すいた)」の文字がわかってもらえず。「ふくたって書いてあるだろ」と言ったものの、なかなか探せず。そんなやりとりを聞いていた義父より「そのうち標識が出てくるて」。・・・4時半すぎ、無事に中国自動車道に入る。
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