うばがび 姥が火

うばがび(姥が火)

河州の平岡神社のあたりにあらわれるという火のおばけ。
むかし、神社のお灯明から油を盗んで売っていた老婆の霊が成仏することが出来ずに火のおばけになったと言われています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
油を日々かすめとっていた報いで火のおばけになる、という話は「あぶらぼう」などと同様のもの。

和漢百魅缶│2006.12.27
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