生前、油を盗んで私腹をこやしていたお坊さんがなったという火のおばけで、夜道などを光り飛ぶといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 お堂などのまわりにある燈篭[とうろう]用の油を日々かすめとってお金に換えたりしていた悪人が死んだ後、火のおばけになる、という話は河州の「うばがび」など、各地に残っています。
和漢百魅缶│2007.11.30 Re Design. Koorintei Hyousen 1998