きのかみ きの神

きのかみ(きの神)

山の木や石に宿っている気がこりかたまったかみさま。

☆ 莱莉垣桜文 附註
東里山人の『葉桜姫卯月物語』では清玄の前に出てくる山の異形の者としてこれが登場していて、独特のうねうねした脚(胴体)を持った姿が描かれています。

[*き]の箇所に入る漢字はこんな漢字です。
本来は大陸のものであって、木や石の精である「もうりょう」とは兄弟のような存在です。

和漢百魅缶│2010.07.25
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