等差・等比数列とΣ(no.1) |
等差数列(arithmetical progression)略して、APと書きます。 a1 a2 a3 a4 a5 ・・・・・ an-1 an ┗┛┗┛┗┛┗┛┗ ┛┗━┛ d d d d d のように、同じ間隔 d で並んだ数列の n番目の項は、an=a+(n−1)d ・・・ [1] となりますが、この式の成り立つ仕組みを考え下さい。 a1 〜 an までの間で、d が n−1 個あります。簡単に考える為に、d づつ増えていると考えて下さい。 @ の一般項を表す式が理解できるとと思います。 高等数学では多くの公式がありますが、その公式を導く過程をまず考えるようにして下さい。 考えてみれば、あたりまえの公式が、かなりあります。 |
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また、等差数列を表す関係式として、 an=an-1+定数 も理解して下さい。 |
等比数列(geometrical progression)略して、GPと書きます。 一般項の考え方は等比数列と同じです。 和の公式の導き方は、この後に出てくる、等差・等比混合形の和を求めるのに利用しますので必ず マスターして下さい。 例題 次の式を展開しなさい。
計算結果と等比数列と関係があります。
(簡単にする為に X≠0,Y≠0,X≠Y とします。) |
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和の公式に当てはめるだけですが、繁分数の計算は避けられません。上手に計算しましょう。
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