例題のページ |
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解答例の前に一言 |
この問題に限らず、数学ではまず図を描いて概形を把握することが大切です。つまり、 手を動かして、目で見てイメージをつかんで、頭で考える。 |
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このように、ある程度正確な図を描くことで、だいだいの形が掴めます。 解答例 |
∠Bを用いる余弦定理から 2=(1+ | ![]() |
) | 2 | +AB | 2 | −2(1+ | ![]() |
)ABcos30゜ |
よって、AB | 2 | −(3+ | ![]() |
)AB+2(1+ | ![]() |
)=0 ・・・@ |
@のような形(ABについて降べきの順)に整理するとき、むやみに展開 |
してはいけない。AB | 2 | の項、ABの項、定数項と分けて計算する。 |
また、@は因数分解できます。 |
(AB−2)(AB−1− |
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)=0 よって AB=2,1+ |
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上の図から AB=2のとき、点AはA’になり、AB=1+ |
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のとき、点AはA’’になる。 |
[T] AB=2のとき A’からBCに垂線を引くと、内角が 30゜,60゜,90゜の直角三角形と、 45゜,45゜,90゜の直角三角形ができるので ∠C=45゜、∠A=105゜ |
[U] AB=1+ | ![]() |
のとき 三角形ABCはAB=BCの二等辺三角形になるので ∠C=∠A=75゜ |
[T]と[U]で、残りの∠A,∠Cを求めるときに正弦定理・余弦定理を利用しないように ! ! 簡単に求めれる方法を見つけ出すことが数学の実力を高めます。 |
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