・不等式(相加・相乗)

                                   LEVEL-T


問題T  2

+X+     1   1
X 2 +X+1
の最小値を求めよ。また、そのときのXの値も求めよ。
       
解答例   X 2

+X+1=(X+
) 2



・・・@  であるから、X 2

+X+1は常に正である。
       相加平均≧相乗平均の関係を用いて
              (X 2

+X+1)+     1    .
X 2 +X+1
≧2 =2 ・・・A
         ここで,等号成立は X 2

+X+1=    1   .
X 2 +X+1
 のときであるから
                 X 2 +X+1=1(条件@より) つまり  X=0,1 のとき
                以上より,X=0,1のとき最小値1となる。



POINT   ・相加平均・相乗平均が利用できる形を見つける
       ・ 2 +X+1を適当な文字で置き換えてもよいが,これを一つの塊と考える。
        一つの塊と考えるようになると,数式の計算処理は楽です。
       ・本問で分母が 2 +X+2の場合LEVEL-U