ベクトルと複素数(公式の解説) |
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この分野は座標との関連が強い分野です。さらに複素平面から極座標にと発展していきます。(極座標は 理系のみ学習します。)種々な座標の扱い方に慣れてください。 また、ここでは、座標で扱った内分・外分の公式を頻繁に用いますので、この公式が苦手な人は、もう一度 この公式の復習をして下さい。
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参考までに 直線を定める要素として方向ベクトルと法線ベクトルがある。本問では法線ベクトルを用いている。 つまり、PC が法線ベクトルである。ちなみに方向ベクトルは、PQ であるが、ここでは利用できない。 また、平面ならば方向はtanθである。(Xの正の方向から計った角がθ)さらに空間になると、方向は、 方向余弦(cosα,cosβ,cosγ)で定められる。 |
ここで一息(内分・外分点の公式について) |
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外分についても同じように考えて、公式が成り立つことを確認してください。 簡単な図形的な感覚が大切です。 ベクトル方程式 この言葉に戸惑う人がかなりいます。言葉の重みにとらわれないで、単に図形的な関係式に過ぎないと 考えてください。 まず直線ですが、上で説明した内分の公式そのものです。
と表せます。同じ式を文字式の表し方を変えることで全く違う式のように見えてしまうので、難しく考えて ここで、この方程式[*],[**]は点Cの位置を表すベクトルなのに、どうして直線のベクトル方程式に |
極形式と複素数 いままでの座標と唯一の違いが極形式です。三角関数と関連付けることで理解してください。 ここでは、座標の回転について説明します。
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よって、 a’=a
(cosθ+i
sinθ) ・・・(*) となる。
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