日本数学教育学会秋期研究大会(高知・広島・福岡)の投稿論文(2020〜2022)
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−全称命題の証明の再考と「課題学習」の素材研究を通して−
中谷 清茂
中谷塾経営者&講師
「解く」数学から「創る」数学へ
帰納→予想→(反例・修正)→証明→定理→拡張命題→(反例・修正)→証明→拡張定理
定理の創り方(本稿の「中谷の第一定理」の証明を具体例として)※略証
S1=m+n/2… が成り立つ.
※右図のように
S1:格子多角形の面積
2つの三角形が接合している時
m:格子多角形内にある完全な格子枠数
境界線を含む互いの格子枠は,
n:1辺と格子枠で囲まれた図形数
加法性が成り立つ.
※2辺と格子枠で囲まれた図形は数えない. 上から,・0+0=0
左図ではS1=m+n/2 ・1/2+0=1/2
=1+4/2 ・1/2+0=1/2
=3 ・1/2+1/2=1
※図と式を観ていると「額賀の定理」の幾何的証明とコラボする.(「クレセール」参照)